【久々の】AJ神奈川「パーマネント伊豆300」走行記録【認定外】
2021.06.06 Sun 22:36 -edit-
赤沢付近の海岸にある岩
見る角度によってライオンの横顔に見える
昨年の鎌倉300で気になっていたものを
ようやく撮れた
4月25日に房総を軽く走って以来すっかり引きこもり生活を送っていましたが、いい加減身体が重くなり始めて不健康極まるのでそろそろ身体を動かそうかと。
衝動的に6月19日開催予定の【AJ千葉BRM619もてぎ600(時計回り)】と7月10日スタートで【SR600Fuji】にエントリーしてしまっているものの、今年に入ってから走ったBRMは二つだけ、しかも直近は4月10日のBRM410近畿200秋葉原。以来丸二ヶ月もの間100km以上のライドを経験していない状態なので果たして自分の今現在の走力はどの程度のものなのかの把握と600に向けた夜間走行の感覚を取り戻す意味合いも込めて夜スタートでAJ神奈川のパーマネント、伊豆300にエントリー。
一か月前の手配が必要なSR600と比較して一週間前までにエントリーを済ませば走れるパーマネントは敷居が低くて助かりますね。
今回は6月5日の0時スタートとして計画して申請、自宅を21時半頃スタートして一路スタート地点の大船駅前のローソンへ。
<事前移動走行ログ:2021/06/04>
大船駅前に到着してから約45分ほど時間を潰し、0時01分に買い物を済ませてレシートをブルべカードを封入したチャック袋に収納しようと思った刹那、どこにもそのチャック袋が無いことに気が付いた。
ブルベカードの登録番号と共に撮影したPC2~PC5の各指定アイテムの写真、およびスタート・PC1・ゴールの店名と日時が見えるレシートの画像を添付して下さい。
※伊豆300はPC3以外写真ポイントではない
AJ神奈川、パーマネント伊豆300「注意事項」より抜粋。
はい、終了。
スタートせずそのまま自宅に引き返そうかとも思ったけれど、どうせ帰ったら帰ったで酒飲んでダラダラ過ごしてしまうだけなので折角だから認定外でも取り敢えず走ってみることに。
走力確認と夜間走行の感覚チェックだったら認定の有無は関係ないし。
因みに今回の相棒
コース自体あまり楽でもないのでさすがにデジ一眼を携行していては走りづらいだろうという判断からだったがこれは非常に正解だった。
レシートを取得したのは2021/06/05/00:01だったもののブルべカードを探したりツィートを流したりしていたので結局スタートは約10分後。
<実走行ログ(トンネル補正無し):2021/06/05>
鶴岡八幡宮前を進んでR134へ。
このご時世なので金曜の晩とは思えないくらい交通量が少なくて走りやすい。
ガラ空きのR134
しばらくは快調に走っていたものの、さすがに日中働いてから仮眠もとらずに移動したのでかなり眠気が。交通量が少ないとは言えふらついていたら事故に遭遇しかねない。
大磯からR1に遷移してすぐコンビニに立ち寄り、休憩して眠気を散らそうとしたもののどうにもぼんやりしてしまってよろしくない。リスタートはしたものの道端で休めるところが無いか物色していたところ神社の参道入り口にしっかりとしたベンチを発見したのでそこで横になることに。
大磯の八坂神社前
携帯電話のタイマーを15分にセットしてベンチの上に横になる。
車の往来が時折あるものの交通量自体非常に少ないのでそれほど気にならなかったのでしばらく目を瞑っていたら耳元で蚊の羽音が。
結局15分の予定を5分と少々で切り上げリスタート。たったの5分間でも横になって目を瞑っていただけで随分回復してすっかり眠気を感じなくなった。(こういう感覚を思い出せたのは収穫だよな。)そんなことを考え、そのことに満足してしまって心はすっかり継続を諦めてしまっていて、小田原駅前の「万葉の湯」でのんびり過ごして引き返す気満々になっていた。
が、しかし。
当面20時までの営業なのですと
「まあ、折角だから今回はひと通り走っとけ。」というのがお天道様の思し召しだったようで。
大磯での仮眠(?)のお陰で眠気を感じない状態だったのでぼちぼち先に進む。
払暁近くの東伊豆を淡々と南下。
集魚灯で漁をする漁船
貫一お宮の像
釣魚洞隧道
熱海城
日の出時刻丁度頃の初島
網代方面
PC1(79.9km)7-11熱海網代店
2021/06/05/04:41
パーマネントなのでPCのOPEN/CLOSEの設定は無い。ってかそもそも認定外だ。
すっかり明るくなった中のんびりリスタート
雲間から漏れる曙光と初島
少々荒ぶっていた宇佐美海岸
青空が見えて来た
伊東大川河口付近から
川奈への分岐を進むとすぐ手石島。
ここの波が交差する様はいつ眺めても飽きない。特に今回は前日の荒天の影響で波が高く、普段にまして見応えがあった。
波が交差する手石島付近
時折三角波が立つ(右画像)
別角度から
マイ・フェイバリット・スポット
丘の上からまっすぐ海に向かうような感じに見えるので好き。
伊豆高原のローソンで休憩してリスタート。
赤沢川付近
まだ6時台ということもあって交通量が少なく快適。
ライオンの横顔に見える岩
昨年11月、マヤさんと鎌倉300の試走をした折に初めてその見え方に気が付いて以来気になっていたものを今回ようやく撮影できた。
伊豆稲取は必ず撮る定点ポイント
河津町突入
オレンヂセンターはまだ開店前
河津川河口から内陸に向けて転進、緩やかな坂道をゆるゆる登っていたら左内腿に違和感が。嫌な予感を味わいつついたら数分間の後案の定痙攣が始まった。
どうやら予想以上の好天のお陰でまだ8時前だというのに水分とミネラル分を相当量喪失してしまったようである。
PC2(135.6km)7-11河津下佐ヶ野店
2021/06/05/07:59
自転車付近で補給&休憩していたら、天城峠から下って来たサイクリストが一人こちらに寄って来て「ブルべとか走られている方ですか?ボク興味あるんでちょっとお話させてもらっても良いですか。」と。
富士市在住だというその人とあれこれとりとめなく会話をしてからリスタート。
天城峠に向けて坂道を淡々と進んでいたところ、目の前に現れたのは伊豆縦貫道の建設現場。丁度橋桁を延ばす工程で、普段このタイミングで作業をしているところに遭遇したことが無いのでなかなか興奮。
これから橋桁を繋いで行く工程
河津ループ橋
「七滝高架橋」って味も素っ気もないネーミングですな
ループ橋から天城トンネルまで更に急坂を登る。
前日までの荒天の影響で染み出し水が多かった
ループ橋を過ぎてしばらく進んだ辺りからかなり体調に不具合を感じるようになり時々足を止めては水分と塩分の補給をしつつ。
北向きの登り坂で背後を日光に炙られ、緩やかな追い風基調のお陰で身体の放熱も滞ってしまい、熱疲労や熱痙攣に近い熱中症初期症状のような状態が続いた。
何度目かの脚攣りの際、ちょうど階段滝駐車場があったので東屋で小休止。
駐車場向かいの河津川
眺めは涼しいのですけれどねえ。
当初は旧道を通って旧甘城トンネルを抜けるつもりだったけれど、この時点で寄り道は諦め現道をまっすぐ進むことに。しばらく経って、その判断は間違っていなかったと判明。
旧道の坂道からかなり水が流れて来ていた
この状態で突入したらかなりヒドいことになっていただろうて。
新甘城トンネルを抜けて長いダウンヒル
道の駅甘城越えにてわさびソフトクリーム
夏を思わせる空
相変わらずのたたずまいを見せる伊豆極楽院
無補給区間に突入する前に
木陰は嬉しいけれど。。。
日差しが強すぎて路面状況が把握できないのでダウンヒルで何度かヒヤリとさせられた。
船原温泉から西伊豆スカイラインに至る長い長い坂道をえっちらおっちら。
船原峠から
西伊豆スカイラインに合流しても坂道は終わらない。
10%勾配を淡々と進む
ずっと太陽に後頭部と背中を炙られまくっての登坂でペースはちっとも上がらない。なるべく木陰になる左端を走りたかったものの前夜の暴風雨のお陰で落ち葉や落ち枝があちらこちらにあって左に寄り切れない。木陰の恩恵にあまり浴せないまま植生限界を超え、せいぜい草と灌木しか生えていない区間に突入したので木陰とはお別れと相成った。
この辺に来ると植生限界を過ぎていて木陰が無い
夏空なのか秋空なのかよくわからない空
右手に達磨山レストハウスの建物が見えて来たらようやく登りが終わる。(富士山を眺めて一気に下ろう!)
が
達磨山付近からは富士山が拝めなかった
戸田漁港
PC3(181.3km)戸田峠(フォトコントロール)
2021/06/05/12:37
この先の下りは勾配がきつい上に道が荒いので非常に怖い。
2016年に初めてBRMで走った時にはこの区間がセミウェットでなかなかおっかなびっくりのダウンヒルだった。
途中戸田と古宇(こう)に向かう分岐を古宇方面に進むと登り返しがあり、真城(さなぎ)峠という小さな峠を越えたら駿河湾に面した古宇の集落。
海沿いに出たら達磨山では拝めなかった富士山が正面に。
目の前に駿河湾越しの富士山
PC4ローソン沼津下香貫店(210.0km)
2021/06/05/14:08
BRMだったらここのクローズ時刻は13:56となるはずなので10分ちょいの延着となる。
とはいえこの後熱函道路さえクリアできれば熱海から先は下りと平地しかないのでよほどのアクシデントが無ければ時間内にゴールに辿り着くのは容易だろうと考えると気持ちが軽くなる(認定外だけどな)。
熱函道路の長い坂道をえっちらおっちら登って行くと進行方向左手に再び富士山の偉容。
熱函道路鷹ノ巣山トンネル手前から
熱海市街に向かう急坂を一気に下って熱海駅前を抜け、大磯駅付近以外は往路を逆にトレースする復路。
ゴール(303.6km)ローソン鎌倉大船二丁目店
2021/06/05/19:25
0時スタートなので所要時間は19時間25分となる。
今まで走った二回のBRMと比較すると悪天候だった2016年よりも尚しんどかったので相当身体がなまってしまっているのだなあと。
元々自走で帰宅する計画だったものの、思いの外手首のダメージがきつかったのであきらめて輪行で帰宅することに。
大船から湘南新宿ラインで横浜、そこから京急に乗り換え六郷土手まで。
自宅に到着し、玄関を開けたら目の前に飛び込んで来たのは携行し忘れたブルべカードの姿であった。手に持っていた記憶は残っているので何かの拍子に一旦その場に置いて忘れてしまったらしい。
帰宅して玄関に入ったら目の前にあったよ。。。orz
帰宅したのが21時ちょい前だったので輪行解除もそこそこにして22時まで営業の最寄り銭湯へ。
そして黒湯温泉で締めくくり
忘れ物をして認定申請が出来なくなるというポカはあったものの、2週間後の600と一か月後のSR600に向けて、現時点の自身の走力把握と勘所の取り戻しという所期の目的は概ね達成できたので結果オーライといったところ。
やっぱりブランクが空くと色々きついすなあ。
残り二週間で600を難なくクリアできるようなコンディションに仕上げて行かないと。
- 関連記事
-
-
【嫌な予感は】SR600Fuji-04【当たるもの】 2021/07/21
-
【右尻長野】SR600Fuji-03【左尻グンマ―】 2021/07/19
-
【峠の道は】SR600Fuji-02【水はけ悪い】 2021/07/17
-
【10年振りの】SR600Fuji-01【切ない空振り】 2021/07/16
-
【テーマは】SR600Fuji 走行記録(概要)【ゆるふわ】 2021/07/14
-
【久々の】AJ神奈川「パーマネント伊豆300」走行記録【認定外】 2021/06/06
-
【昼夜マグロな】Perm.神奈川400興津-04(完)【完走後】 2020/11/12
-
【夜景、月明かり】Perm.神奈川400興津-03【&大型貨物なナイトライド】 2020/11/10
-
【涼しくたって】Perm.神奈川400興津-02【潮を吹く】 2020/11/06
-
【朝の200と】神奈川パーマネント記念品【夜の400】 2020/11/02
-
【プロジェクト】Perm.神奈川400興津-01【小林やきそば】 2020/10/30
-
にほんブログ村
« 【ゆるふわ】白石峠と山伏峠【坂練】
【素掘りトンネルと】房総ライド210425【小湊鐵道】 »
この記事に対するコメント
| h o m e |