【念願の】房総素掘りトンネル探訪ポタ #02【切通トンネル】
2021.06.17 Thu 05:03 -edit-
今回の最重要訪問地
燈籠坂大師の切り通しトンネル
<実走行ログ:2021/06/13>
金谷港フェリーターミナルに到着したので早速ターミナルビル内喫茶コーナーへ。目指すはびわソフトクリーム。
が
それまでソフトクリームを提供してくれていたカウンターは閉鎖されてしまっていた。時間がもったいなかったので建物内部をつぶさに確認したわけではないのだけれど、どこか別のところでびわソフトクリームいただけるようになっているのだろうか。
やや失意と共に改めて房総ポタスタート。
いざ出発
漕ぎ出しからクランクが軽く回って良い感じ。
当初は前日の疲れからか黒塗りの、、、もとい、脚のダメージが残っていたためペダルが重く速度が乗らなくなってしまってしまっていると思い込んでいたものの、とある信号待ちの際前輪から金属的な摺動音が聞こえて来たので前輪を浮かせて空転させてみたらあっという間に回転が止まってしまった。慌てて最寄りのコンビニに立ち寄り、水分補給がてら確認してみたところスタート前に行ったブレーキレバーの引き代調整の際、遊びが無さ過ぎてディスクローターにブレーキパッドが常時擦ってしまっている状態になっていたようで。
前日の疲れから速度が上げられなかったのではなく、単に車輪の回転に抵抗があったので回らなかっただけだということが判明し、再調整以後軽快なペダリングが戻ったのであった。
ブロッコリーのような佇まいを見せる木々
<燈籠坂大師>
いや、もう、ここってずっと来たかったのになぜかいつもタイミング悪くてようやく今回が初。
この幅でこの高さというのはどんな意味があるのか。単に地層の切り替わりで掘りやすかったということなのかなあ。国道からアクセスするトンネルはタガネの跡がそのまま残っているのに切り通しトンネルの壁面はそれなりに綺麗に仕上げられていたりするのでどうしてこうなったのかとか、施工当時のことにあれこれ思いを巡らせるのもなかなか楽しい。
国道からアクセスするトンネル
切り通しトンネル
すっかり堪能して更にしばらく北上し、特にAJ千葉ブルべ参加者には馴染み深い湊交差点手前を湊川沿いに左折。鉄骨トラス造のJR内房線湊川橋梁の佇まいがj好みなので近くで撮影しようと思って近寄ってみたらドンピシャのタイミングで特急通過。
JR内房線湊川橋梁(現行)
現行の鉄橋を潜り、古い橋梁の橋脚を愛でる
旧・湊川橋梁橋脚
煉瓦がなかなか良い味わいを醸し出している。
漁港付近から内陸方面に向かい、湊交差点から予定コースに復帰。
小泉酒店
この佇まいが好き。
特にAJ千葉ブルべでお馴染みな道を更和に向けて走りつつ途中で右に折れる。
今まで使ったことのない道
交通量が少なく非常に快適に走れる田園地帯をのんびり進む。
「いかにも房総内陸」といった感じのアップダウンが続く道。走りながらなんとなく徳之島を思い出した。あそこもこんな感じでアップダウンが続いていたなあ。
登っては下り、下っては登る
そして定番のコースに合流、小泉酒造に立ち寄り
期間限定マンゴーソフトクリームをいただく
途中何度か渡った川あれこれ。
川床の様子が「いかにも房総の川」という風情
標高の高い山が無いから急流がほとんどなくて川床が緩やかに侵食されているし源流と河口の高低差が小さい川が多いから流れ自体も非常に緩やかで淀みというか淵が多い。
そして「いかにも房総」な道
この下に何かありそうだけれど私有地なので覗くだけ
小動物が横切ったのでとっさに撮ったけれど間に合わず
多分イタチじゃないかと思うんだよね。
ドクペでブレイク
前日の秩父方面と言いこの房総と言い、雲が多めの空模様なので非常に助かった。
唐突に現れる駄菓子専門店
三島ダム湖湖畔の梅の木台トンネルへ。
梅ノ木台1号隧道
洞門はコンクリートアーチになっているけれど内部はタガネ跡がそのまま残る素掘りトンネル。内部でほぼ直角に曲がっているので出口が見通せない。
続けて現れる2号トンネル。
梅ノ木台2号隧道
こちらは洞門も素掘りのまま。
坑内はタガネの跡がくっきりと残る
2号隧道には三島湖畔に抜ける横穴がある
勾配が少々あって足元が若干荒れていたので先に進むことは回避。地図で確認すると湖畔に八雲神社があり、その参道として掘られているようでもある。
三島ダム堤体
釣り客で賑わう三島湖の様子
なかなか味わい深い鉄骨
三島湖を過ぎると登り基調のトンネル。
奥米隧道
ひんやりとしたトンネル。染み出した水が路面を濡らしていて、その路面が坑内のナトリウム灯の光を反射してなかなか幻想的。
トンネルを抜けてしばらく進み、房総スカイラインへと向かう林道へ。
林道大鹿倉線
三島湖に流れ込む川を渡る前後はそこそこ緩い坂道だったもののその後は房総スカイラインに突き当たるまで全編ほぼ勾配10%、局所的に20%近いところもあって、このコースを引いた過去の自分自身を思いっきり罵倒し呪詛の言葉を吐いた。
あちこちで見かけたホタルブクロ
房総スカイラインに合流し、気分よく坂道を下った先、右に進めばそのまま房総スカイライン、左に進めば久留里街道という丁字路正面におそば屋さん、「手打蕎麦 ABIRU」が。何年か前は卵かけご飯のお店だったけれど気にしつつも一度も訪れることなく閉店してしまい、しばらく前からここがおそば屋さんになったのは知っていたもののわたしが通りかかるタイミングではいつも営業が終了していたので立ち寄れずにいたお店。
今回は『営業中』の札が掲出されていて、店外で順番待ちをしているのが女性二人組ひと組だけだったので立ち寄ることにして記帳してしばし待機。、10分ほど待った後店内に通された。
窓に面したカウンター席だったので何の気なしに店外を眺めていたらわたしの次に到着したひと組がこの日の最終入店可能客だったようで、それ以後の客は断られていた。朝のフェリーと言い良いタイミング。
手打蕎麦「ABIRU」
冷たいそばと舞茸天丼のセット(¥1,600-)
なかなかどうして、侮れないボリュームのセットなのであった。
大変美味しゅうございました。
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