【今季SRまで】BRM619千葉600もてぎクラシック(時計回り) #04(完)【あとひとつ】
2021.06.29 Tue 04:20 -edit-
マザー牧場入り口前から
内房越しに東京湾を眺める
ブルべってこういう
『帳尻合わせなシチュエーション』が多いから
頻繁に記憶の改竄が起きる。
<実走行ログ:2021/06/20>
PCをリスタート。一路鴨川を指して南下。

お気に入りスポット・笹川湖の水没林
時間に余裕があれば濃溝の滝辺りも立ち寄りたかったけれど、あそこは自転車を置いてちょっと歩かなければならないので時間的に厳しいと判断してパス。
当初鴨川市街地で昼食をと思っていたもののなんとなく気になったので房総スカイライン沿いのラーメン店「麺屋 まんぼう」に立ち寄り。
麺屋 まんぼう
ライスの類はメニューに無かった
麺類の他サイドメニューは餃子のみでライスの類がなかったのでラーメンの大盛りを注文。
ラーメン(大)
非常にシンプルでオーソドックスな醤油味のスープ。美味しゅうございました。
坂道を下るにつれ頭上から雲が減って行く。一気に駆け下れるダウンヒルを堪能し、鴨川市街地を抜け海沿いを南下しはじめた頃にはすっかり晴れて暑いくらい。
鴨川松島(雀島)
お天気が良いと眺めも良い。
今日のブロッコリー
やや荒ぶる海を左手に進む、そしてこの辺はやや追い風
和田浦海岸のクジラのオブジェ
この辺りを走行中、対向車線を走っていた二人組サイクリストの内一人に「頑張って!」と声を掛けられたのだけれど、ちょうど口の中に飴玉があったので声が出せず大きく会釈を返したところを偶然車で通りかかったKayoさんに目撃されるなど。
北緯35度(日本)最東端を通過
文字が紫外線焼けしてめちゃくちゃ薄くなってて見づらい。
AJ千葉的聖地・マリンハウス六治郎前を通過
毎年AJ千葉の忘年会(⇒一昨年の様子)会場となる民宿。2017年に開催された【千葉1000】の際の打ち上げ会場でもある。昨年末は残念ながら中止となってしまっているけれど今年はどうかな。あと半年切りましたけれどね。
空模様はボチボチ、ちょっと向かい風
妙にリアルでビビるウミウのオブジェ
PC6(504.0km)7-11白浜滝口店
2021/06/20/15:11(Close=15:36)
余裕をぶちかましていたら思いの外マージン無くて内心焦ったり。
ここで先行していたモロさんと合流。
この先のコースの特徴等についてしばらくあれこれ会話の後一緒にリスタート。
「どうせ坂道で遅れるから置いて行っちゃってくださいw」
味わい深い佇まいの石造三連アーチ橋。
案の定じわじわ差が開く
付いて行こうとするような無駄な努力はしない。まだあと100kmくらい残っているのに。走りながらふと(そういえば今回のコースは館山市内で『わざわざ』木村ピーナツ店の交差点を曲がるんだった!)と思い出し、モロさんも誘おうとしてガチ踏みしてみたけれど時すでにお寿司、ああお寿司食べたい。。。なタイミングだったので取り敢えずごめんなさいのメッセージだけ入れて自分はピーナッツソフトクリームをいただいたw
外せない、この味わい
すっかり堪能してリスタート。
館山から海沿いを北上していけば良いものをわざわざ山の中を通す鬼畜の所業が今回のコース。まあ距離の過不足が生じるので致し方ないのだということは理解できますけれどね。。。
北上してじわじわ登らされて長狭街道にぶつかって、更にじわじわ登る。
内房と外房を分かつ房総半島の背骨的なピークを越えてしばらく下ればもみじロード入り口。
右折してもみじロードに入る
今回二度ほど死にかけて復活したわたしのEdge520Jであったけれど、二度目の復活を果たした際全く給電を受け付かない身体となってしまい、徐々に放電して行っていまわの際を迎えるのみの状態となってしまっていたけれど、この辺りでバッテリー残量10%を切った。ゴールまでは当然持たんわなと諦める。気分はターミナルケア。
アップダウンを繰り返しながら北上するもみじロードを走りつつ、その単調なコースプロファイルが仇となったのか猛烈に睡魔が襲って来た。何度か停車してヤマをやり過ごすもののどうにもシャッキリとしてくれない。時折意識が飛んでしまう感覚もあって、これは2019年のPBPの際三太夫(PINARELLO-FP3)のフレーム(ダウンチューブ)に亀裂を生じさせた事故を起こした時とよく似た感覚なので少々焦る。
そんな時
「おつかれさま~!」
と声を掛けてパスして行った男女二人組。
「後ろから見ていたらすごく眠そうでしたけれど大丈夫ですか?」
「ふらついて見えましたか?すっげ~~~眠いです!」
ここで会話を交わしたのが奏功したのか、一時的に眠気が散った。単独で淡々とケイデンスを刻んでいると眠くなりやすいので付かず離れずの位置で追走させていただくことにした。他人のペースに合わせようとすると意識がはっきりする。そんなこんなで再び眠気に苛まれることなく最後のPCに滑り込み。
PC 7(554.5km)7-11富津更和店
21/06/20/18:10(Close=19:00)
先着したモロさんもまだ残っていて、他参加者数名とAJ千葉スタッフ氏。
ここから鹿野山ピークを越えさえすれば今回登りらしい登りは無くなるのでその場にいた参加者みな一様に疲れと安堵の表情を浮かべていた。
道中何度か一緒になったバイクショップ「シクル・マーモット」の店長さんと軽く雑談。
「明日発売の『バイシクル・クラブ』にこの自転車が載るんだよね。”こんなに古い機材で良いの?”って訊いたら良いよって言うから載ることになったw」ですと。
たまたまタイミングが合ったのでモロさん、店長さん、わたしという三人パックで鹿野山を登ることに。
「それにしてもさっきまでものすごく眠くて難儀した~。」
「眠い時は重たいギアを淡々と踏んでいると眠くなくなったりしますよ、あくまでもわたしの経験上ですけれど。」
「へえ、さっき眠眠打破とコーヒーを(胃に)入れたけど試しに実践してみよう。」
アウター縛りで登ることに。
鹿野山ピークに向かってじわじわ
確かに眠気は散ったような気がしたけれど汗の量が半端ないw
ヤラレ顔でヒルクライムを終えたおっさん(c:モロさん)
絶妙な時間帯の絶妙な景色
ゆっくり写真を撮って行くという店長さんを残してモロさんとわたしの二人でダウンヒル開始。が、アイウェアが無いわたしは思うように速度を上げられずモロさんとの距離が開く一方。
(登りでも下りでも離されてしまうとは。。。orz)
木更津を抜け袖ヶ浦へ。R16以降はわたしが前を引く形で進み、袖ヶ浦市に入った辺りでへばってしまってモロさんに前を代わってもらって以後ゴールまで。とはいえ走りながら(何かイメージが違うな?)と思っていて色々考えを巡らせてみて思い当たった。観覧車の灯りが点いていないのだ。なるほどねえ。
直下に来ても注意しないと気付かない
アウトレット前を通り抜け、お馴染み袖ヶ浦海浜公園へ。
Photo Chk.(596.4km)袖ヶ浦海浜公園
21/06/20/20:40(想定Close=21:44)
実はキューシートで指定されているモチーフはこれでは無いけれど必要なのはあくまでも『袖ヶ浦海浜公園に立ち寄ったという証跡』なのでこれでOKとなった。
海浜公園まで来てしまうと気持ちはすっかりゴールなのだけれど今回はゴールまでまだ7kmほどあるので気を取り直してリスタート。最後の最後に心を折りにかかる坂道を登ってしばらく進めばようやくゴール。
Goal(603.3km)袖ヶ浦公園
21/06/20/21:03(Close=22:00)
DNF後、スタッフ業務に就いていたべいさんのチェックを受ける。やれ「レシートがぐちゃぐちゃ!」だの「命の次に大事なブルべカードの扱いがなっちゃいない!」だの「フォトチェックモチーフが違う(まあこれは事実)!」だのと色々難癖をつけられつつも無事受理され、晴れて完走認定扱いに。
39時間03分で認定
この完走をもって今期の認定は200×2、300×1、600×1となったので11年連続11回目のSRまで400(もしくは600)一本まで漕ぎつけた。
今回残念ながらというか当然ながらというか、AJ千葉ゴール受付名物平山さんのロールキャベツもラルさんの塩茹で卵も無かったのでやや賑やかさに欠けてしまった感じ。受付を済ませあれやこれやとわちゃわちゃ騒いでいたら宮城から遠征してこられたトラップさんからご丁寧なあいさつをいただいてしまった。今回はスタート前が(というかスタートしてからも延々)雨だったから普段馴染みのない方とはほぼ一切関わっていなかったしねえ。
ひとしきりあれこれ雑談の後、袖ヶ浦駅前のスーパー銭湯なら24時まで営業しているという情報をゲットしたのでモロさんと連れ立って移動。幸いなことにわたしの日曜夜のエクストリーム出社は無くなり、代わりに翌月曜日の夜現地入りすることになっていた。
汗を流し、冷水浴槽で下半身のアイシングをして生き返ったような心持ちで帰路に。アクアラインも渋滞なくすんなり走れて帰りにスーパーに立ち寄りビールを調達して帰宅。買って来たビールを飲んで気持ちよくなっていたら寝落ちしていて目覚めは翌朝。出勤準備を整え、出勤ついでにレンタカーを返却して電車に乗り込み出社して始業したので今回のブルべは無事終了。
社畜サラリーマンのブルべはおうちに帰るまでではなく、おうちに帰ってから翌朝ちゃんと出勤するまでなのである。
そんなこんなで個人的に初めて走ったもてぎクラシック。
主催のAJ千葉スタッフ及び関係者のみなさまありがとうございました。
参加したみなさま、雨の中お疲れ様でした。
(どっとはらい)
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