対岸の火事・・・で、あって欲しい と。
2005.09.13 Tue 21:55 -edit-
自民党の歴史的圧勝劇で幕を閉じた衆議院議員選挙。
”これで日本はホロン部!←(笑)”とか
”白紙委任した訳ではない!”とか
”これで岡田も日本を諦める気になったろー!”とか
”今度こそ改憲論議を!”とか
”郵政を端緒に改革推進を!”とか
”自民単独安定多数なんだから公明切っちゃえ!”とか
”今まで郵政の影になっていた重要案件を!”とか
”『秘書が公選法違反をやらかしたあの議員』はハメられたんだ!”とか
”『未成年の長女に選挙応援させたあの議員』は公選法違反だ!”とか
様々な意見が渦巻いていたりしますが。
民主贔屓なメディアは今更ながら『獲得票数と獲得議席数の乖離』というデータを用いて必ずしも議席数に見合った支持を得られている訳ではない的な報道をしたりして、小選挙区制の問題点を強調しているようですが、
そもそも小選挙区制なんてのはそういうもので導入前からわかりきっていた事だしねえ。
わたし的には小選挙区制の弊害よりも比例代表制並立での『復活当選』の方がよほど問題だと常々思うけど。
そんな制度があるから新党日本関連の『互助会的移籍』なんてことが起こるんだし。
いっそのこと比例区を廃止するか中選挙区制に戻しちゃった方が民意を反映しやすいのではなかろうかという意見は時々散見されますが、実際のところどうなんだろう?
何にしても、小泉さんが郵政一本を争点に持ってきて、民主がそれに対抗し得る争点を提示できないまま地滑り的に大勢が決まった感のある今回の選挙直後にこういう報道があったのは、どことなく微妙に皮肉のような気がしたり。
ロスで大規模停電 作業ミス、200万人影響
ソース:Sankei Web
今回争点になった郵政民営化というのは『官から民へ』という、いわゆるアウトソーシング
郵便事業と郵貯・簡保という金融事業の自由化を意味する訳で。
とりわけ今回の民営化法案は金融自由化的側面が主。
引用記事中にある『2003年8月の大停電』は米国における『電力事業自由化』に伴った、老朽化した送電線の更新すらロクに行わなかった電力会社のコスト最重視な経営が最も大きな原因である『人的災害』だった訳で。
『自由化』とか『規制緩和』とか
何となくイメージ的に明るく感じるような言葉ではあるけれど
『自由化』が必ずしも『薔薇色の未来』を約束するものではない事を改めて認識しておく必要があるよなあ と。
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”これで日本はホロン部!←(笑)”とか
”白紙委任した訳ではない!”とか
”これで岡田も日本を諦める気になったろー!”とか
”今度こそ改憲論議を!”とか
”郵政を端緒に改革推進を!”とか
”自民単独安定多数なんだから公明切っちゃえ!”とか
”今まで郵政の影になっていた重要案件を!”とか
”『秘書が公選法違反をやらかしたあの議員』はハメられたんだ!”とか
”『未成年の長女に選挙応援させたあの議員』は公選法違反だ!”とか
様々な意見が渦巻いていたりしますが。
民主贔屓なメディアは今更ながら『獲得票数と獲得議席数の乖離』というデータを用いて必ずしも議席数に見合った支持を得られている訳ではない的な報道をしたりして、小選挙区制の問題点を強調しているようですが、
そもそも小選挙区制なんてのはそういうもので導入前からわかりきっていた事だしねえ。
わたし的には小選挙区制の弊害よりも比例代表制並立での『復活当選』の方がよほど問題だと常々思うけど。
そんな制度があるから新党日本関連の『互助会的移籍』なんてことが起こるんだし。
いっそのこと比例区を廃止するか中選挙区制に戻しちゃった方が民意を反映しやすいのではなかろうかという意見は時々散見されますが、実際のところどうなんだろう?
何にしても、小泉さんが郵政一本を争点に持ってきて、民主がそれに対抗し得る争点を提示できないまま地滑り的に大勢が決まった感のある今回の選挙直後にこういう報道があったのは、どことなく微妙に皮肉のような気がしたり。
ロスで大規模停電 作業ミス、200万人影響
ソース:Sankei Web
ロスで大規模停電 作業ミス、200万人影響
米第2の都市ロサンゼルス(約370万人)や周辺地域で12日昼すぎ(日本時間13日朝)大規模な停電が発生した。ロサンゼルス当局によると、停電の原因は送電システムの更新作業中の単純なミス。停電から2時間後には大部分が復旧した。200万人近くに影響が出たもよう。
米テレビが前日の11日、ロサンゼルスなどが大規模テロの標的になるとの国際テロ組織アルカーイダによる予告ビデオを放映したことや、同日が米中枢同時テロから4年に当たっていたことを受け、停電直後には市民の間にテロへの懸念が広まった。
停電は市内の多くの地域や周辺のハリウッドなどの広域に及んだ。市内の信号も止まり、交通が混乱。ビルのエレベーターに閉じ込められた人も出た。
北米では2003年8月、ニューヨークなど米北東部とカナダで大停電が発生、約5000万人が影響を受けている。(共同)
(09/13 12:02)
今回争点になった郵政民営化というのは『官から民へ』という、いわゆるアウトソーシング
郵便事業と郵貯・簡保という金融事業の自由化を意味する訳で。
とりわけ今回の民営化法案は金融自由化的側面が主。
引用記事中にある『2003年8月の大停電』は米国における『電力事業自由化』に伴った、老朽化した送電線の更新すらロクに行わなかった電力会社のコスト最重視な経営が最も大きな原因である『人的災害』だった訳で。
『自由化』とか『規制緩和』とか
何となくイメージ的に明るく感じるような言葉ではあるけれど
『自由化』が必ずしも『薔薇色の未来』を約束するものではない事を改めて認識しておく必要があるよなあ と。
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