【こんなルートに】二泊三日の自転車旅行-01【誰がした】
2021.08.08 Sun 05:18 -edit-
笹子隧道
この坑門の佇まいは
非常に好み
(折角の連休なのでいち日150kmずつ刻んで走る二泊三日の自転車旅行をしよう。)そんな風に思い立ってルートを策定、宿の手配。そして迎えた旅行初日。
多摩川緑地事務所前@07:18
天気も良く気分が良い。
<実走行ログ>
真っ直ぐ行けば良いのにくねくねとひねくれたルートを辿っている。
『普段あまり使わない道を中心に』というテーマで引いたコース。多摩川沿いはいつも通りだけれど矢野口から尾根幹へ。
(ここを五輪選手が走るのだなあ。)とか思いながら。
この辺も一気に走るのだろうなという感慨
尾根幹の最終区間は自転車走行不可なので手前で降り、相模鼻市中心部を避けて西へ。途中調整中の気温表示で笑う。
体感温度的に100℃以上違うwww
ゆるゆる進んで相模川を渡る。
アユ釣りを見かけると夏を実感する
実際にはこのくらいの気温
何年かぶりとなる半原越えに向かう。
記憶の改竄があって、かなり楽に登った記憶がある坂道だったけれどなんだこりゃ?
いやあ、きつかったきつかった。
何故この坂を登ろうと思ったのか
きつい坂道をえっちらおっちら登り、ようやく終わったと思ったら県道514に合流したところでまた登り。そういや初めて走った時にはここで呪いの言葉を心の中で発したっけ。
ステキな鉄骨トラス
幾つも連なるトンネルを抜けると宮ケ瀬ダムの雄姿が、そして更に進めば鮮やかなエメラルドグリーンの湖水をたたえた宮ケ瀬湖。
宮ケ瀬ダムと宮ケ瀬湖
ひと気のない水の郷大吊り橋
折角なので渡っておけば良かったか。
ぐるっと回り込んで宮ケ瀬湖畔園地で軽くコーラ休憩
暑かったけれど人出もそこそこ
コーラを飲み干しリスタート。
虹が描かれたフェンス
ここの気温表示もおかしいw
鳥屋の派出所角を曲がり、道志みちに向かう。小振りのコブを越え、かつてヤマザキデイリーショップがあったところで自販機休憩&ボトル給水。水があっという間に消費されてしまう。
リスタートして山伏峠には向かわず牧馬峠に向かう。牧馬峠も何年振りなのだろう?
道志川を見下ろす
下り坂のボトムなのでできれば勢いをつけて登りに突入したいポイントなのだけれどついつい停まってしまうw
久し振りの牧馬峠をえっちらおっちら。日陰の少ない登り坂で日差しに炙られ、先ほど給水したばかりのボトルがみるみる軽くなって行く。
ようやくピーク手前
牧馬峠ピークのギフチョウに関する看板
山の中に足を踏み入れればギフチョウに遭えるかな?
北側はお馴染み真空コンクリート舗装路面
曲がり損ねてちょっと行き過ぎてしまったけれど無事山のはちみつ店に到着
お久し振りの山のはちみつ
たい焼きセットを注文
折角なので梅ジュース、ゆずジュース両方頼んでみた。
梅の方がみつが少ないとかで¥100-お高い。
左:ゆず・右:梅 / 手前:粒あん・奥:ずんだあん
炭酸ジュースが想像以上に甘くて二杯飲んだらやたらと水が欲しくなった。
軽くお腹を満たしてリスタート。お昼時だしこの先あまり飲食店がある記憶が無かったのでひょっとしたらこのたい焼きが昼食になるのかも、、、と思ってふと。前日買ったメロンラスクがあったのでひとかけらを口に。なかなか食べ応えがあるので補給食向き。
えっちらおっちら進んで行ってぶるべの樹に到着。
以前15氏プロデュースで走った時は営業していなかったけれど、今回はちゃんと営業していたので立ち寄り。
ブルーベリーアイスキャンディをいただきました
照り付ける日差しに少々辟易とさせられながら進んでいたら視界に飛び込んで来た一軒のおそば屋さん。たい焼きだけではさすがに寂しいのでここでしっかり補給をして行こうと立ち寄り。
そば処あき山
店内に入ると従業員の女性が申し訳なさそうに「今日は混雑してしまっているので店外で30分ほど待機してもらわなければならない。」旨説明。店内で待たされる分にはまあ良いとしてもさすがに店外で30分待機するなら諦めた。リスタート時に確認したら満車となっている駐車場内の車の内数台、中に人がいる状態だった。後からレビューとか確認してみたら味もボリュームも評価が高い結構な人気店なのであった。残念。
まともな補給を諦め、どこかのコンビニで軽く。。。とか考えていたところで営業中のビストロ発見。外見は少々怪しげ(?)だけれどまあそこはそれ。
なんとも微妙な外観ではある
牛さん可愛いけどねw
お店のファサードとメニュー
『数に限りが有る為出来ない場合もあります』とか注意書きがあったらまずそれを頼んでみようという気になりますわな。
という訳で『秋山特産ひなづる漬のスパゲティー』
お漬物の塩味が汗を流した身体に優しく染み渡るひと品で美味しゅうございました。
すっかり落ち着いてリスタート。大きく左に回り込むコーナーの左側に丸太や枝を組み合わせて龍をかたどったオブジェ。
久し振りに見かけたオブジェ
木工製品を扱っているアトリエの向かいにある作品で「(『アップルシード』の)ブリアレオスかと思った。」とツィートしたけれど、後から記憶を紐解いてみたら初めて見かけた時にも同じことを呟いていたのであった。実に成長が無い。
新雛鶴トンネル着
新雛鶴トンネルから富士急禾生(かせい)駅前まで気持ちの良いダウンヒル。赤坂駅までのひと駅分だけ富士みちを進み、富士急の線路と中央道の反対側に渡ってしばし西に進んでから北へ転進。イメージ的にはゆるゆる甲州街道に合流するはずだったのになかなかどうしてそこそこしんどい坂道がある。帰宅後確認してみても特に名のある峠でも無さそうなのに斜度結構あるし。。。
(なんでこんなルート引いたんだ、オレは!?)
二日前の晩、ルートを策定した自らの行為を内心で激しく悔いた。
ちょっと空模様が怪しげ
どうにかこうにか名もなき峠を越え、そこそこ気持ちの良いダウンヒルを味わった後甲州街道に行き当たり、そのまま西進。緩い登り坂を淡々と進み、もうすぐ笹子峠旧道との分岐となる辺りで自販機休憩。
名無しの峠ピーク
雷鳴が聞こえて来たのでイヤな予感がして雨雲レーダーをチェック。すると南北からゲリラ豪雨の雲が迫りつつあり、『一時間するかしないかの内に今いる場所が雨域に入る』ことが判明。
時間経過による雲の動きをチェックしてみると西の方に向かえば雨域からは抜けられそうなのでどうやら雨雲と追いかけっこになるようである。
迫る雨域
とにかく西に向かえば雨域を離れられるのでえっちらおっちら進む。それでも旧道への分岐に入った辺りで雨粒がパラパラ。笹子峠は道幅が狭く、両側の樹の梢が道を覆っているので少々の雨ならほとんど気にならない。
少々の雨なら道を覆う梢が防いでくれる
サイクルシューズだし雨雲迫っているし、でパス
勾配緩いからこういう九十九折れがある
という訳で笹子隧道着
実は笹子隧道通過は初めてだったのだけれど内部に照明一個も無いのね。なかなかスリリング。
若干荒れ気味な場所はあるものの気分よく走れるダウンヒルを堪能して甲州街道に合流。甲府盆地中央部に向かう長い長い下り基調の平坦路をまっすぐ進む。
雨粒は多少パラパラ来るけれど、大した降りではない。
(雨雲から逃げ切ったぜ!)
甲府盆地もにわか雨が降ったらしい
気分よくペースアップして予定通り明るい内に宿に到着し、近所のドラッグストアでビールを調達。後はウェア類の洗濯をしながらのんびり大浴場でまったり、その後はホテルのレストランで軽く飲み食いした後部屋に戻って冷蔵庫に入れておいた購入済みビールを飲んでそこそこ早い時刻に就寝して旅行初日終了。
二泊三日の自転車旅行-02 に続く
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