【11回目の】BRM1002近畿400km上越(概要)【SR】
2021.10.05 Tue 12:08 -edit-
まるで稲荷神社の参道にいるかのように
紅い支柱が連なった
八十里越新潟県側のスノーシェッド
<実走行ログ(トンネル補正無し)>
オダックス近畿(京都班)主催の【BRM1002近畿400km上越『腰抜け武士』】に参加して参りました。SR600KWやFlecheは走ったことがあるもののA近畿のBRMを走るのは今年の【秋葉原200】に続いてなにげにまだ二回目だったり。一度エントリーしたBRMがあったけれど遠征なのに雨予報だったからDNSしてしまったし。
という訳で(どんな訳なのか)金曜日の晩、は新幹線で上越妙高まで。ところが月曜日は松本に出張があったので完走してから新幹線で上越妙高から長野までその後は篠ノ井線特急でという移動して出張すると言う結構タイトなスケジュール。まずは上越妙高泊土曜日の朝駅前集合。
5時過ぎ頃の上越妙高駅前
いきなりスコールのような雨が降って来た。
ブリーフィング風景
この雰囲気は久し振り。やっぱり他の参加者がいる状況というのはなかなか感慨深いものがある。
一時結構な本降りだったもののスタートの6時頃には一旦おさまりパラパラ程度の降り。
東の空には雲が少なかったのでひと安心
だったけれど、ずっと細かい雨が降ったり止んだりですっきりしないコンディションだった。
上越から真東に向かって進み、途中星峠下を通過するので折角だからと往復2kmちょいの寄り道。
今年二度目の星峠
すっかり稲刈りも終わっている。
PC1 08:23着(Close 09:24)
ファミリーマート道の駅まつだい店
微妙に降ったり止んだりのすっきりしない空模様
路面はウェットなので跳ね上げがキツかった
台風一過で晴れると(勝手に)思い込んでいたので天気予報をロクに確認しておらず、しかもバロンくん(FOCUS)にはフェンダーを装着していない運用だし。
それでも三坂トンネルを抜けて魚沼市域に入ると雲間から青空が覗くようになった。
ようやく青空が見えて来た
魚沼市中心部に差し掛かる頃には完全にドライ
PC2 10:22着(Close 12:12)
ローソン広神並柳店
途中道の駅いりひろせでトイレ休憩を含む小休止
鏡ヶ池のほとりにて雪下にんじんのジュース
少々時刻は早めだったものの、この先の補給場所候補を特に下調べしてあった訳でも無いので食べられる時、食べられるお店で食べておこうと考え道の駅敷地内の食堂へ。
手打ちごっぽうそばセット大盛りと𩸽の押し寿司
若干のんびりし過ぎた感もあったので巻き気味で。
稲荷神社の参道を連想するスノーシェッド
八十里越(R289)の西(新潟県)側はスノーシェッドが連続する区間だけれど、真っ赤な鉄骨支柱が建ち並ぶスノーシェッドの中を進んでいるとまるで稲荷神社の朱塗りの鳥居が建ち並ぶ参道のようだった。
白樺の木立
『裏見の滝』のような水流
水流の幅がぴったりスノーシェッドの開口ひとつ分なので、なかなか面白いビジュアルになっている。
午後の日差しを受ける田子倉湖
八十里越の福島側トンネルは内部に照明が無い
只見ダム
今まで奥只見ダムの堤体の高い重力式コンクリートダムのイメージが強かったけれど只見ダムはロックフィル形式だったのでちょっと意外な印象を受けた。
軽く寄り道をして只見線只見駅へ
終電が18時台ではおちおちDNFも出来ない
しかも会津若松方面は代行バスだし。。。
今回のBRMのサブタイトルにある『腰抜け武士』のこと
PC3 13:38着(Close 15:44)
ヤマザキショップ只見松屋
伊南川沿いの水田地帯を抜ける
穏やかな平坦基調の道。とはいえこの後に待ち構える駒止峠は斜度はそれほどキツくないけれどやたらと長い峠だった。
PC4 15:56着(Close 19:28)
セブンイレブン合図田島店
ここで全行程の半分。この時点で10時間を切っていて、自分的にはなかなか無いペース。登りも下りも急勾配区間がほとんどないのでグロススピードを上げやすい。
朝とは逆に夕陽に向かって走る。
金色の稲穂とススキが夕陽を受ける
意外と(?)標高が高い駒止峠
駒止峠を下って下郷から伊南川沿いを只見に向かって走行中、PC5まで10kmほどとなったところでぽつりぽつりと降り始めた雨が間を置かずに一気に本降りに。
わかりづらいけど走行中に撮ってみた
あっという間に降り始めたし、PCまであとわずかということもあってそのまま進んだけれど一気に身体が冷え込んだ。
PC5 18:25着(Close 23:12)
ヤマザキショップ只見松屋
お店の方のご厚意で店舗裏手の倉庫の一角で休ませていただいた。
雨を避けて腰を下ろして補給(カップ麺)できて人権を得た
本当にありがたいことこの上なかったです。
珍しく携行していたウィンブレとオーバーグローブ。
前の週、古峯神社からの下りで凍えたので学習した
とはいえ休憩後の走り出しは身体が冷え切っていた上に雨風を凌げるところにいたおかげで震えが止まらず、軽い低体温症状態に近かった。すぐに八十里越の登りが始まって発熱できたので助かった。
八十里越を抜けて新潟県側に入ると徐々に雨脚が弱まり、魚沼市域に入る頃にはところどころ路面にドライなエリアが見られるようになって来ので奇しくも往路も復路も魚沼で気が軽くなった。頭上には満点の星空が広がり、天の川もしっかり確認できた。
PC6 21:16着(Close 10/03/02:44)
ローソン広神並木店
すっかり暗くなった中淡々と進む。
長い登り、長い下りでは無くそこそこのアップダウンが続くのでダウンヒルで身体が冷え切ることも無く順調に。
PC7 23:24着(Close 10/03/05:48)
ファミリーマート道の駅まつだい店
日が改まる前に最後のPCに辿り着けたので油断から落車事故でも起こさない限り完走は間違いないところ。最後の区間も細かいアップダウンが続くので身体が冷え切る心配もなさそう。唯一の心配は野生動物との衝突なので前後の交通状況を確認しつつ道路の真ん中付近を走行するようにして左右からの動物の飛び出しに備えたり。
松之山温泉入り口付近から霧が出始め、星峠の下を抜ける頃にはかなりの濃霧となった。
雨では無く霧
星峠を過ぎてからは霧も晴れ、再び頭上に満点の星空。安塚、牧と二か所のコブを越えたらゴールまではひたすら平坦なので鼻歌交じりで進む。幸いなことに眠気も無い。
Finish 21/10/03/01:55着(Close 10/03/09:00)
東横イン上越妙高駅西口
認定時間19時間55分でゴール。
400kmのBRMで20時間を切ったのはもしかしたら初めてのことかも知れない。
ホテルのロビーで待機していたコンノさんにブルべカードとレシートを手渡し、記載内容に遺漏や相違がないことを確認していただき、完走サインも済ませたのでリザルトがACPに上がれば晴れて11年連続11回目のSR認定となる。
BRM完走メダルとA近畿オリジナルピンバッジ
200kmに続いてふたつ目。
ゴール受付には日程変更により同日開催となったA近畿主催【秋葉原300】のゴール受付の為に墨田さんやようさん、一緒に移動して来たというマヤさんもいらしたのでその場でビールを飲んだりしながら軽く雑談をして楽しんだり。
来年の【秋葉原200】参加と来年度の【鎌倉300試走】をどうにかして調整しなきゃならんなあ、というのが今後の課題。
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