【魚道と】週末ゆるポタ一泊二日 #01【浮橋】
2021.11.17 Wed 05:40 -edit-
奥多摩湖・留浦の浮橋
一度渡ってみたかった
一週間前に訪れた大山千枚田ライトアップは四色ある光の内二色しか味わえなかったので折角だから残りの二色ものんびり味わい、時間を気にしないためにも鴨川辺りの温泉宿で一泊してのんびり帰ろうかと思い立ったのが週半ばのことで、その時点でかねてから泊まりたかった太海の温泉旅館も民宿も満室状態。世間に名の知れた鴨川の大型ホテルなら空きがあったもののあまりそんな気分でも無かったので(世間はそろそろコロナ禍から本格的に脱しようとしているのだな。)と、妙に上から目線で呑気な感心をしつつ大山千枚田を諦め、さてどうしたものかとしばし思案。『温泉』というワードでふと思い出したのが石和の温泉施設である瑰泉。宿泊設備が無いので今まで敬遠していたのだけれどいつも利用している石和健康ランドが満室だったので、仮眠室で寝るなら一緒だからという理由で試してみることに。
コースは単独での通過は数年振りとなる柳沢峠経由としてみた。ここは虫さん、クロさんと去年走ったけれど、それ以前はいつ走ったのかにわかに思い出せないくらい間が空いている。まあ大体奥多摩方面に行く時は丹波山村まで行かずに奥多摩周遊道路か大ダワ経由で檜原村に抜けてしまうしね。
で、久し振りの柳沢峠を越えて石和まで行くとして、復路がいつも通りではつまらないので今まで通った事の無い道を抜けて今まで越えたことの無い峠をクリアしてみることにしてルートを設定。
最終的にまとめた計画では往路が約145km、復路が210kmと少々バランス悪くなってしまったけれどまあ仕方ない。
8時頃多摩川公園管理事務所前をスタート
<実走行ログ:2021/11/13>
やや北風でひんやりした空気の中多摩川沿いを遡上。今回往路は特に捻りなく、多摩川沿いを進んで新奥多摩街道、吉野街道、青梅街道と繋いで大菩薩ラインという計画。
やや風があるものの天候は申し分なく、そこかしこで富士山の姿を垣間見つつの走行。
管理事務所前を出発してすぐ
iPhoneのレンズが汚れていたのにしばらく気付かんかった
ラジオ日本アンテナと富士山
ガス橋から右岸に渡ってしばらくしたところでいきなりEdgeの電源が落ちてしまったところでスタート時に走行ログの開始を忘れていたことに気付く。(※Edgeは操作が無かったので省電力で自動で落ちた。)5kmくらいの差だけれど、こういうのは地味にメンタルダメージになるので気持ちを切り替えるために矢野口のCROSS COFFEEに立ち寄り。
スタンプカードを提示するも期限切れだと言われてしまう。
前回も同じように期限切れでカードを新しくしたのにまたか。。。結局カードを作ってもその一回のスタンプ以降が続かない。あまり通いやすい場所じゃないからなあ。
CROSS COFFEE
はちみつトーストとコーヒーのセット
取り敢えず自宅を出る前に一応朝食をしたためて来たのでこの程度でも充分。朝食抜きだったらトースト三枚くらい欲しいところである。
コーヒーをすすりつつしばしまったりしていたところで向かいの席にいた女性から「とりさんですか?」と声を掛けられたものの先方はマスクを装着した状態なので顔がよくわからず内心かなりビビる。マスクを外したところでなんとなく見覚えのある顔立ちだなとようやく思い至り、会話をしながらのあさんだと確信した。前回ちゃんとお目にかかったのは照明が暗めのHanabiでのことで、それ以外はブルべでの走行中に一瞬すれ違っただけという状態なので雰囲気だけでもなんとなく覚えていた自分を軽く褒めてやりたいw
(やはりポールダンスを始めとして普段から身体を動かしているから基礎体力のある人だなあ)という印象を抱いた、先日彼女が完走したAJ神奈川主催の【追い風400】完走時の状況や「べいさんが(AJの)理事を卒業したので次は会長になるのではないか?」という内容を始めとした雑談を少々。
のあさん曰く、わたしがツイートを流した直後だったことに加えて「短パンなのですぐ分かった。」とのこと。ある意味アイコンとしての半パンw
そんなこんなでリスタート。再び多摩川右岸を上流に向かい、是政橋から左岸に復帰。
これもまた斜張橋の美
しばらくはAJたまがわ主催ブルべの定番ルートを進む。
京王線の鉄橋越しに富士山ちらり
新奥多摩街道から奥多摩街道に遷移し、玉川上水沿いを進む。
ここもまた定点撮影ポイント
玉川兄弟にはご挨拶せずスルーして進む。
羽村取水堰
AJたまがわのブルべでは直進又は右折する小作坂下交差点を左折して吉野街道へ。以後古里で青梅街道に合流するまでひたすら多摩川右岸の吉野街道を進む。古里から先、多摩川左岸に渡ってひたすら青梅街道を西進する。
照明少な目のトンネルが多い
白丸ダム魚道見学コースが解放中だったので立ち寄り、久し振りに螺旋階段を降りる。
入場無料が嬉しい
受付でダムカード配布も行っている。
螺旋階段上から下から
魚道の様子(右はダム堤体上から)
外部に近いところにはコケや草木が生える
白丸ダム堤体
久し振りの眺めを堪能してリスタート。すぐ上のトンネルを遊歩道側に逸れる。入り口のバリケードが鬱陶しいので気持ちに余裕が無いときには使わない道。ここは素掘りトンネルが残る区間。奥多摩の素掘りトンネルは内壁面に、法面で使われるような吹き付けモルタル処理が施されているので素掘りの状態が露わになっているところは希少。
短いながらも味わい深い区間
緩やかな勾配の坂道をのんびり登って小河内ダム正面へ。
エースくん初小河内ダム
小河内線(廃線)第二水根橋梁
峰谷橋を渡る
青空の下の奥多摩湖
お昼ご飯は留浦浮橋のたもとにある鳥勝を予定していたのだけれど、予定より少々遅れて正午過ぎ頃に到着したら既に入店待ちの行列ができてしまっていたので断念。前の週のさすけ食堂といい古このところ昼食に関してはイマイチ巡り合わせがよろしくない。
鳥勝前には行列
そういえば立会川の鳥勝も全然お邪魔出来ていない(ノД`)・゜・。
取り敢えず鳥勝でのお昼ごはん計画が頓挫したけれど折角なので浮橋を往復することに。アルミ合金製の階段と橋の上面はなかなか危なっかしい。
クリートが滑るので慣れるまでおっかなびっくり
橋から湖面をのぞき込むと日差しを受けて小魚の群れがキラキラ光っていた。
ワカサギらしい
単純往復だけれどそこそこ満足してリスタート、次の機会にはダム側の麦山浮橋も渡ってみたい。
奥多摩町が終わって丹波山村へ。奥多摩町と丹波山村の境界で道は青梅街道から大菩薩ラインへと呼び名を買える。
色とりどり
緑色が残る時期の方が個人的には好み。
鳥勝で昼食のアテが外れてしまったので道の駅たばやまでの補給を考えていたけれど、丹波山村に入ってすぐのところで小ぢんまりとした食堂が目に付いたので立ち寄ってみることに。雲取山の登山口になっているのでバス停もあるし、そこそこ客は入るのだろう。店内の造りもなんとなく飲み物が充実したメニューも登山帰りの客をターゲット層にしているような感じがしなくもない。いや、勝手な憶測だけど。
食堂・木漏れ日
登山帰りに軽く一杯という感じかな
特撰味噌ラーメンとライス
和の醤油ラーメンと迷ってこれ。美味しゅうございました。
お腹を満たしていよいよ今回の大ボス、柳沢峠を指してリスタート。
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