【滝を愛で】滝見ライド再び #02【岩を登る】
2021.12.14 Tue 07:01 -edit-
古くから滝行が行われていた
綾広の滝
来年は滝に打たれてみようか
滝見ライド再び #01 より
<実走行(歩行)ログ:2021/12/11>
※通行を回避するよう指示した掲示物がある区間を通行しています。仮に同コースを通行する場合は自己責任においてお願いします。万が一の場合があってもその責をBlog主は負いません。
記憶にある通りのガレ場を進む。
とはいえ五年前より荒れている印象
前方に目をやると沢側の擁壁が沢にえぐり取られて林道が半ば以上崩落してしまっている様子。
豪快に落ちてる
路肩が崩落していたのはこの一ヵ所だけだったもののここ以外の区間でも路面と擁壁とが30~50cm程度開いている箇所があり、その多くはこの先長くは持ちそうにない感じ。
大きな落石箇所は自転車を停めたところの他に二箇所。いずれもガードレールの高さいっぱいまで土砂が積もっている。5年前に訪れた際には「最初のガレ場さえ越えればMTBなら遊歩道入り口まで進めそう。」という感想を抱いていたのでこの5年で随分と荒れてしまっている。
明らかに5年前より荒れている
すっかり読み取れなくなっている遊歩道入り口表示
後から考えたら「(もっと手前で通行止めにしているので)ここまで散策者は上がってこない」ことを前提にしているのでこの入り口には通行回避を促す掲示が無かったのだけれどそんなことには思い及ばず。
早速遊歩道入り口脇の沢を愛でる。
幾つもの段が連なる
上流に向かって右手の岩肌には被覆ワイヤーロープが張られている。沢登りスポットとしても人気のエリア。
前週トレッキングシューズで走行したらソールの厚みのお陰でなかなかペダリングしづらかったので今回は軽い気持ちでスニーカーにしてみたら、のっけから足下がぬかるんでいたのでかなり後悔した。夏場ならまだしも冬場は足先が冷たくなって困る。
これでは水が染み放題である
流れから遊歩道に復帰、のんびり登り始める。
遊歩道自体はそれほど荒れていない
しばらく沢から離れ、木の根が張り出した遊歩道を淡々と進む。御岳神社や御岳のケーブルカー駅からの遊歩道との合流地点に到着するとこちらの進路の目の前にはロープが張られ黄色い札が見えた。ロープを潜って下からでは見えなかった面を確認してみると
(わたしは通行しちゃったけれど)通行できません
表示は今年9月下旬からなのでつい最近のこと。「都道崩落のため」とあるので林道の崩落時期がその頃なのだろう。とはいえ困ったことに(?)自転車はその下に停めて来てしまったので帰りもここを突破するしかない。
軽く下って登れば七代の滝。
滝つぼまで近づける
七代の滝下流側
この付近からの滑落死亡事故が起きている、なかなか危険な場所。
こちらは七代の滝上流側
坂道と鋼製階段を登って天狗岩脇を抜け、岩石圓(ロックガーデン)へ向かう。綾広の滝はロックガーデンの奥にある。
木の根が天然の階段になっている
天狗岩を越える
この時は左の画像の画面左方に写る鎖の存在に気付かなかった。
一旦下って沢沿いの緩い登りを進む。
ロックガーデン
冬枯れの時期は見通しが良い
せせらぎの音を耳にしながらのんびり進む。冷え込んでいるせいか時間帯が遅めのせいか人の数もまばら。
養沢川上流
綾広の滝の少し下
緩い勾配の石段を登った突き当りが綾広の滝。今でも武蔵御岳神社の滝行が催行されている滝で、御岳山の宿坊に申し込んだ上で宿泊すれば早朝の滝行に参加できる。
綾広の滝全景
滝行の際通過する禊門
滝つぼ岸から角度を変えて
大岳や鍋割山方面へ抜ける登山道
登山装備ではないし自転車を停めてあるので今回も来た道を引き返す。
ロックガーデンを沢沿いに下る
天狗岩前を通過。
こちら側からみると天狗の鼻のような岩がある
良く見ると天狗の鼻さきに何か設置してある。
往路では気が付かなかった鎖が目に留まり(登れるやん!)と心でガッツポーズ。とはいえさすがに三脚を担いだままでは危なっかしいので岩の下に立てかけておき、カメラは担いだままで鎖を握って登攀開始。岩の上は木の根が張っていて足がかりになるので意外と登りやすい。
登り始めだけ気を遣えばあとは楽
先ほど見えた「鼻先の何か」はどうやら何かの像らしい
てっぺんまで登ってみたら天狗の像であった。
小さな祠と天狗の像
ありがちな話ではあるけれど登りはすんなり、下りはおっかなびっくりでどうにか地上へ。
来た道を引き返し、ロープと黄色い札を潜って下る。
七代の滝下流
遊歩道入り口まで無事帰着
改めて土砂堆積の上を抜ける
見上げれば上弦の半月
再び路肩崩落個所へ差し掛かる。
うっかり乗ったら一気に落ちそう
駐輪場所のちょっと山側
画面中央右寄りに駐輪。
舗装路ながら落石でグラベルっぽくなった区間は上に落ち葉が堆積してしまっていて路面状況が把握しづらいので慎重に下る。
途中水場で補給
今のところエキノコックスの心配がない地域で本当に良かった。そういえば愛知のエキノコックスはその後どうなったんだろう?
日が落ちて一気に冷え込んで来た中のダウンヒル。養沢を抜け十里木から檜原街道、武蔵五日市駅前から睦橋通りと、今回はほぼ単純往復コース。
途中小腹が減ったし冷えたので東京亭に寄り道してラーメンで補給。
ミニラーメン+ミニチャーハン
チャーハンは『ミニ』と言いつつフルサイズに近かった。
更に睦橋通りを進んであきる野の燈々庵前に差し掛かった。
江戸時代から続く老舗料亭。一度ここで食事をしてみたいなと。
福生南公園から左岸多摩サイへ。
ひたすら下って立川の球場付近から対岸を見るとマンションの外部照明が何かをかたどっていた。
どうやらトナカイらしい
パッと見右から左に向かって飛ぶ火の鶏をイメージしたのでどこかの企業のシンボルマークかと思ってツイートで流してみたら「トナカイでは?」というご意見をいただき、そういう目で見始めたら左から右に向かって跳ねているトナカイに見えて来た(って言うか多分それが正解に違いない)
往路そのまんまではさすがに芸がないので復路は是政橋から富岩に渡っていつものようにガス橋で左岸に復帰して帰着。
専修寺関東別院前@19:20過ぎ
歩行も一緒くたにログ録りしたのでライド自体は140kmくらい。
一週間前に感じたフラストレーションをそこそこ解消できたいち日なのでした。
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