【ある意味】きたひろくんと-04B【御仏のお導き】
2022.05.15 Sun 07:05 -edit-
人生初(のはず)中山峠
きたひろくんと-04A から
関連エントリ⇒残雪の中のドライブ記録
<実走行ログ:2022/05/04>
『郷の駅 ホッときもべつ ORTO』にておひるごはん。
肉トロカレー(大)
良く煮込まれたお肉が美味しゅうございました。
食後にソフトクリーム
素材や製法にこだわりがあるようで、これまた美味しい
お腹を満たしてリスタート。緩勾配の中山峠をじわじわ登る。
わたしの知る限り北海道の主な峠は緩勾配で長く続くものばかりなので肚をくくってひたすら進めばどうにかなる。
なんとなく佇まいが気に入ったお社
道端にはミズバショウの群生が続く
紛らわしい地名
とはいえさすがに騙されないぞ。
まだまだ雪が残る
『望羊』なれど羊蹄山は望めず
進むにつれて徐々に霧が濃くなって来た
徐々に視程が短くなる
交通量がまばらになって車もそこそこ高速で追い越して行くのでテールランプを2灯点灯して後方の安全を確保して進む。
ピーク付近はかなりの濃霧
ピーク到着
人生初中山峠越え。
外気温は3℃
登り坂とは言えさすがに少々冷えたのでトイレ休憩に訪れた道の駅望羊中山にて温かいそばで補給。
がごめとろろ昆布そば
霧の中に屹立するアスパラガスのオブジェ
最初つくしかと思った。
相変わらず霧が濃く、風も強くて気温が低いので長居せずにリスタート。今度は定山渓に向けて長く緩やかな下り坂。
斜面から霧が湧いて来るような感じ
しばらく進むと霧が晴れ、日が差してくるようになって気温も上がって来た。
青空の面積も広くなって来た
長く快適な下り坂を堪能したのち定山渓温泉へ。
お久し振りの河童
軽く定山渓をまわることに。
湯の滝
定山渓岩戸観音堂
20年ほど前に訪れたことのある『北海道最古の水力発電所』と白糸の滝へ
白糸の滝と水力発電所
うっすら残る20年前の記憶とはかなり食い違っている佇まいであった。
定山渓から更に快適な下り坂を一気に駆け降り、途中で右折して石山から常盤に抜ける裏道を。
そこそこ登りがあるけれど気分良く走れる良い道だった。
常盤に降りてから再び針路を北に向け、1kmほど先の佛願寺へ。
期間限定で御朱印帳に直接書き入れていただけるのは4月1日~5月8日までの期間中の11日間のみ。5月は1日、3日、4日、5日、7日、8日しかなく、この日はわたしにとって唯一のチャンス日なのであった。
17時に閉門されてしまうので若干気を揉みながら、それでも16時を10分ほど回ったところで到着し(間に合ったぜ!)と、心でガッツポーズ。
きたひろくんを停めヘルメットを脱いだりあれこれ身支度をしていたら庭掃除をしていた女性に声を掛けられた。
「どちらからですか?」
「今日は朝、洞爺湖からスタートしました。」
「まあ!洞爺湖から。それはご苦労様です。」
「いえいえ、のんびり走って来ましたから。どうにか御朱印にも間に合いそうだし。」
「そうですね、書き置きなら5時まで大丈夫ですよ。」
「書き置き?直書きではなく?直書き受付ってもう終わってしまったんですか?」
わたしがあまりにも落胆の色を見せていたようで
「待っててください!まだ係の人は帰っていないはずだから何とかなるか訊いてみますね!」
と、小走りで建物内へ。わたしもそのあとを追って入館したところ「まだ大丈夫だそうです!」との声。いやあ、心底ありがたい。
『洞爺湖から真駒内まで(≒100km)の自転車走行がものすごい苦行である』
という一般的な概念に救われた感。
御朱印帳を預けて大仏様にお参り
後光が差している佛願寺大涅槃同涅槃大仏
休憩用ベンチにお茶まで用意していただいて至れり尽くせり。
あれこれ雑談をしていた中で、佛願寺の別院が東京芝増上寺近傍にあるというお話を伺った。わたし自身、増上寺とは一応それなりにゆかりのある身であるうえ、今回携行していた御朱印帳は偶然にも増上寺で購入したものであったりしたのでややこじつけ的ながら(不思議な縁もあるものだな。)と思ってみたり。
お線香を一本
書入れの済んだ御朱印帳を受け取りリスタート。来た道を一旦引き返す形で真駒内滝野霊園経由で北広島に帰る計画。
リスタート前にいち枚
期間限定、直書きの御朱印二種
ファニーw
滝野すずらん丘陵公園脇を抜け坂道を登る。
この公園も一度のんびり散策してみたいところ。
緩い坂道をえっちらおっちら登った先、3月にドライブで訪れて以来約二ヶ月振りの訪問になる滝野霊園へ。
きたひろくんと初モアイ
頭大仏は参拝可能時刻を過ぎてしまっていたので外からいち枚
逆光のモアイ
ストーンヘンジで記念撮影
献花台にお花が供えてあった。
最後の最後で里塚霊園への登り坂で坂連をして大曲に抜けいつも通りのルートで宿舎に帰着。一泊二日のきたひろくんとの度はこれでおしまい。
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