【終わりダメでも】北海道そらちGF2022-2/2【すべて良し】
2022.08.24 Wed 05:21 -edit-
グラベルコースのハイライト
栗山ダム左岸
<実走行ログ:2022年8月21日>
文学台からの下りグラベルをおっかなびっくり進んで再び舗装路に。
収穫期も近い棚田を眺めつつ
気温が上がっているのでありがたい林間区間
そしてエイド着(長沼エイド)
ここで配布されたのはお菓子詰め合わせセット
かりんとう饅頭・高木記念館まどれーぬ・百年太鼓
ここでサポートライダーさんに話しかけられる
サポ「お疲れ様です!後ろ、かなり千切っちゃった感じですか?何人ぐらいいましたかね?」
どうやらグラベルチームは随分とばらけてしまったようで。
とり「少なくとも後ろに3、4人でしたかね。びっくりするほど千切ってもいないとは思いますけれど。」
サポ「そうですか。グラベルの先頭は10分くらい先行しているようなんですけれどどうも数が合わないんですよね。先頭グループの更に先を走っている人がいるのかも。」
スタッフさんは色々気苦労が絶えませんわなあ。
とり「ところで、このまま後続を待った方が良いのかな?先行しちゃダメ?」
サポ「ダメでは無いんですけれど、今出たら前も後ろも5分以上誰もいないことになりますよ?それよりは一緒の方が良いんじゃないかと思いますけど。」
とり「ここ(長沼エイド)は日陰で休めるところが無いからさ。できれば先に進みたいんだけど。足も痛いし(彼にはシューズ忘れの件を話してある)」
サポ「確かに日差しを遮るもの無いですよね~。それじゃあお気をつけて!」
という訳でここからゴールまではソロクルーズ。本来は『グラベルコースはパックで走行』と事前に配布されたガイドに記載された通り、何組かに分裂したとしてもサポートライダーが先導するパックでの走行が基本とされていたのだろう。栗山ダムのエイドでスタッフの一人がわたしを見て「へえ、単独(走行)なんだ。。。」と訝しむように呟いていたし。
林の中だったりそば畑の中だったり
先日の豪雨で畑の土が流れ込んだ区間も
前後左右に北海道らしい丘陵風景が広がる
じっとしていたから置物かと思ったらいきなりこちらを向いたのでビビった
広々とした丘陵に雲の影
由仁・三笠エイドに到着
由仁のサツマイモ饅頭
三笠の石炭ザンギ
周囲を見渡してもグラベルコース参加を示すゼッケンを付けた参加者はいない。やはり前も後ろも結構離れているようなので気にせずリスタート。
田んぼの向こうに参加者の姿
室蘭本線由仁夕張川橋梁
田園風景の中をのんびり
砂利の粒もこのくらいのサイズだとダメージが少なくて助かる。
舗装路に復帰したらエイド(栗山エイド)
栗山町特産メロンが甘くて美味しい
グラベルコースだけ右折するとほどなく未舗装路
栗山ダム堤体
ダム堤体上端路の右岸端に簡易エイドがあったので水を貰っていたら左岸側から堤体上を走って来た4、5人の集団。グラベルコースの先行している組らしい。
前半の走行中、別の参加者とサポートライダーさんが会話していて「栗山ダムはエグイですよ~~~!」といった内容が交わされていたので少々身構えていざ、まずは右岸。
荒れてはいたけれどそれなりに走りやすかった
ので軽く考えていたら、ここは左岸が本番だった。
徐々に草が深くなり、道幅も狭くなる
ドライだった右岸とは対照的にぬかるみだらけ
下りのぬかるみをおっかなびっくり進んでいたら正面に人影が見えた。スタッフジレを着たカメラマンさん。ハンドルから手を離すどころか顔を上げて視線を向けることすら難しかったのでさぞかし間抜けな姿で写っていることだろう。
カメ「お疲れ様です、お一人ですか?後続います?」
とり「いやあ、単独で走って来たから5分や10分次は来ないんじゃないかな?」
カメ「なるほど。先行しているグループは10分くらい先かな?ダムのところで待っていてもなかなか来ないから逆走して来ちゃったんですよ。」
とり「なるほど。」
カメ「ここまで来る間、クマの糞も無かったし臭いも特に感じなかったから大丈夫だと思います。道はこの先徐々に狭くなってぬかるみはまあこんな(足元を指して)感じなので慎重に抜けてください。お気をつけて!」
とり「ありがとうございます!」
カメラマンさんの言葉通り道は狭くなりぬかるみが続いた。
この辺はまだ撮影する余裕があった場所
この先は走り抜けるのに必死で撮影どころでは無かった。
どうにかこうにかスタックすることも転倒することも無く無事ダムに出た。
堤体上を渡れば先ほど水を貰った簡易エイド
登って来た道を下り、途中で別ルートへ分岐
『北海道らしい風景』を味わいつつ進む
栗山ダムで打ち止めでは無かったグラベル
他のコースと合流ししばらく進んだ先に一番の急坂
路面の荒れと相俟ってなかなか走りづらい、厳しい坂道だった。
最後のエイドはセコマエイド
エナジードリンク・ちくわパン
(画面外に)タルタルフィッシュバーガー・メンチカツバーガー
エナジードリンクとちくわパンはその場でいただき、フィッシュバーガーとメンチカツバーガーは持ち帰って翌日、翌々日の朝食となった。
いよいよ残り10kmほど。
潮を吹いた腕
湿度が低かったから走りやすかったけれど暑かったからねえ。
のんびりゆるゆる
そしてこの期に及んでまだグラベル
舗装路に復帰
最後にいわみざわ公園内通路を抜けて
ゴールゲート
完走証をいただきました
芝生広場にテントが二箇所張ってあってゴール後の振る舞いを配布
雉うどん
日除けのパラソルの下、芝生に腰掛けてまったり
ゴール後の振る舞いはミニトマト、焼き鳥、雉うどん
どれも美味しゅうございました。
噂には聞き及んでいましたが、エイドが充実していてコースは緩いだけでは無くメリハリが効いているし何より景色が素晴らしい。とても楽しいファンライドイベントでした。催行関係者のみなさまありがとうございます。機会があったらまた参加させていただきたいです。
-おまけ-
汗まみれですっかり塩だらけになってしまったので日帰り温泉に立ち寄ってから宿舎に戻ることに。
湯元岩見沢温泉 なごみ
じっくり湯に浸かり、冷水風呂で下半身のアイシングをしたりしてすっかり満足して宿舎に帰ろうと着替えた際、ポケットにあるはずの宿舎の鍵が無い。
(どうせオレのことだから朝バタバタして玄関で鍵を抜くのを忘れたのだろう。)時々やらかすので深く考えずにそう思って北広島市内の宿舎に戻って玄関ドアを確認してみてもそこに鍵は無く。
慌てて車内をくまなく探したけれど出てこない。おそらくいわみざわ公園の駐車場で着替えた際に落としたのだろう。仕方がないので管理会社に電話して解錠と鍵の交換を依頼。
幸いなことに部屋はわたしの雇用会社が契約していて鍵紛失の際の解錠と防犯のための鍵交換の費用が契約に含まれていたのでわたし自身は待ち時間以外何の負担も必要無く、約一時間後無事に入室できたのであった。部屋に入って真っ先に目に付いたのがコンビニ袋に入ったシューズ。
キサマやはりここに居やがったか!
(自分で置き去りにしておいてヒドい言いぐさではある)
そんなこんなで最初から最後までグダグダではありましたが事故怪我無く終われたので結果オーライ。楽しい週末でした。
【おまけ】⇒そらちグルメフォンド(再履修)
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