【三度目の】Okhotsk 1300km-01/10【1000km超認定走】
2022.08.26 Fri 05:02 -edit-
ひたすら広がる
幌加内のそば畑
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【Around Hokkaido 2400】走行記録
【AH2400】、【2019 PBP】に続く三つ目の1000km超の認定走である【Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(【Okhotsk 1300km】と表記)】を2022年8月13日0:00スタートで走り、【概要】で既に触れている通り、制限時間109時間5分に対して108時間27分でゴールして後は正式な認定を待つばかりという状況(8月25日現在)。その走行記録詳細を以下。
今回のお役立ち装備(?)品
ミニ塩ようかん
ブルべを始めるちょっと前、遠出をする際には必ず携行していた緊急補給食。ブルべを走るようになってからもしばらくは携行していたのだけれどいつの間にか持たないようになってしまった。
ブルべデビューから丸12年、SRも12回目が確定したので初心に戻って携行してみることにしたら大当たりだった。
カメラはGRⅢとWG7の二台体制
あんまりありがたくないけれど、WG7は4日目の大荒れの襟裳岬周辺での記録に大いに役立ってくれた。
チコリンさんのおススメに従い、今回は車を丘珠空港駐車場に預けてスタート地点の当別太美まで約15kmの自走移動。最大料金¥450/24時間、以後24時間ごとに¥450なので5日間停めても¥2,250となかなかリーズナブル。当別太美の万葉の湯に12日夜と17日午後利用するのでその間停め置き出来ないか問い合わせしてみたもののさすがに館内に不在のまま複数日駐車しっ放しは不可とのことだった。まあそりゃそうだよね。
ひまわりを愛でにポタして自身の現在の走力を確認してみたり、久し振りのロードバイクの感覚を確認してみたりした翌日、朝からあれこれ最終準備を整え早い時刻には布団に包まりうとうと。21時過ぎ頃目を覚まして着替えを済ませ、21時半過ぎに北広島の宿舎を出発。22時を15分ほど回ったくらいの頃合いに丘珠空港到着。あれやこれやと準備の後22時半頃スタート地点に向けて出発。
石狩川を渡りつつ
<実走行記録:22/08/12>
-Day-1/5_A-
スタート地点であるセブンイレブン当別太美店前には23:15頃到着。まだ少々時間があるので少々のんびり時間を潰していたらもう一人参加者が到着してこちらもあれこれ準備を始めた。道中一緒になるかと思ったけれどこちらの方は仕事の都合で16日にはゴールしなければならないので途中の宿も確保せず、行けるところまで行ったら仮眠するというスタイルで強行するそうなのでまずお会いすることは無さそう。
スタート準備完了
今回の旅のお供(ピンぼけ)
月が明るかった
この日はペルセウス座流星群最盛だったので若干期待はあったけれど天文情報でも『月が明るいので観測困難』とエクスキューズがあった通りこの明るさでは望み薄。
0:00スタートの際のレシート有効時間は23:40-00:30なので23:40にアイスコーヒーを購入してレシートをゲット。すすっている間にもう一人は先行でスタートを切っていて、わたしは数分遅れて23:50頃スタートした。いよいよ【四泊五日の自転車旅】スタート。
<実走行ログ:2022/08/12-13>
月明かりの下淡々と進む。慣れない土地での深夜走行は神経を消耗するけれど、雨竜町までの区間は二か月前の【BRM611北海道300kmトトロ】で走っているので随分と気が楽ではある。スタートしてからしばらくは、(これが北海道の夏の真夜中か?)と思うほど湿度が高くて蒸し暑い。この分だと思った以上に消耗しそうではある。
当別ふくろう湖
【トトロ300】の際の記憶では長いトンネルを二本抜ければ下った先が通過チェックポイントである吉野公園となっているので緩いアップダウンを進みながらトンネルが現れるのを待つ。
ひとつ目
青木ダム脇の登りを進んでいる辺りで先行した参加者のテールライトがちらちら見え始め、しばらくしたら追い付いた。
「蒸し暑いですねえ。」
「ホント、これは消耗しますよね。」
そんな会話の後パスして先行させてもらう。今回この人とはこれ以後お目にかかることはなかった。
トンネルふたつ目
抜けた先は記憶にある通り下り坂で新十津川町の入り口。目を上げた瞬間、太めの光が山の頂付近をかすめて行ったのを目にした。唯一目に出来た流星。
うっすら霧に覆われた坂道を下り始めたら下るにつれてその霧が濃さを増していく。気温は下がって来たものの相変わらず湿度は高く、霧がしっとりと全身にまとわりついているような感じで汗と湿気で全身が湿ってしまっている。
交差点の判断すら付けづらい濃霧の中【トトロ300】では曲がり損ねた曲がり角を、今度は間違わずに曲がって最初の通過チェックポイントへ。
【吉野公園名称石碑】02:35着
※【】内は証跡モチーフ、以下同
それにしても霧が濃い。しばらくツイートを流したりして時間が潰れたけれど後続は追い付いて来なかったので単独でリスタート。追い付いて来たらどうするつもりでも無かったけれど挨拶くらいはできるかな、と。
なかなか幻想的
霧の中のおぼろ月(夏だけれど)
二日前に往復した道を北上する
車の往来はほとんどなく、非常に気分良く走れる。
一気に走って来たので道の駅うりゅうで休憩。
ここは自販機横に空き容器回収箱が設置されている貴重なスポットであることは二日前に確認済み。
ボトルの補充とドクペでの補給
空に色が付き始める時間帯
コース脇でセコマの看板が煌々と輝いているのを目にして(もしや?)と思って近寄ってみたけれど案の定営業時間外だった。
最初目にした時『6』が電柱に隠れていて『24』しか見えなかった
払暁、やや雲多目
早朝の妹背牛(もせうし)駅付近はカラスがやたらと多くてビビった
上諏訪駅みたい。北海道はあちこちカラスが多いよねえ。そういえばハシブトカラスが多い本州とは異なり北海道のカラスはハシボソカラスが多いのだと以前チコリンさんから聞いた。
すっかり明るくなって来た中、山間部に突入。
ゆるゆる登る
バス停の標記でここが『中山峠』なのだと知る
多度志に向かって下る
盆地には朝霧?朝もや?が立ち込めている。
そば畑が目に付くようになって来た
道内は石やレンガを使った組積造の倉庫が多い印象
パッと見で(絵に描いたような分校ではないか!)
とテンション上がった。
今は郵便局兼郷土資料館となっている
雨竜川の流れに点在する鷹泊岩
直登の先のトンネルって好きじゃない
山伏峠に向かう途中の小沢峠(トンネル)とか。
全長1.2kmの幌加内トンネルを抜けると
そこは幌加内
開き直りがいっそ清々しいネーミングセンス
朝霧立ち込めるそば畑
記念撮影ポイントでパシャリ
ひたすら広がるそば畑に感動よりも圧倒され気味
なんかいた
グラデーション
可愛らしいバス停(待合所)
馬場さんがわかる若い人少なくなってるだろうなあ
とはいえこういうセンス好き。
奥の方に刺し色的に水田
結局これが朝食となった
コンビニ補給がままならなかったので雨竜とこの先の道の駅で調達した250㎖のドクペ2本とこの羊羹4本がこの日の朝食。ミニ羊羹を携行していて本当に良かった。
道は徐々に山の中に。
朝陽を浴びつつ景色を愛でつつ
付かず離れずな雨竜川
深名線第三雨竜川橋梁
深名線と言えば営業当時は全国屈指の赤字路線だったローカル線。
道の駅幌加内で小休止
空き缶、空きペットボトルはこの先美深まで携行することになる。
幌加内の外れからそば畑を見下ろす
すっかりそば畑が見えなくなって森の中を進む。
トンネルを抜ければ幌加内町域を出る
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