【蒼い空】Okhotsk 1300km-10/10【緑の牧草】
2022.09.14 Wed 05:13 -edit-
左右に広がる競走馬の牧場
青い空緑の牧草の中を
のんびり進む幸せを堪能
関連エントリ⇒【Around Hokkaido 2400】走行記録
-Day-5/5-
さて、いよいよ最終日。4時過ぎに起床してバルコニーに出てみたら昨日の荒天が嘘のように穏やかに晴れ上がった空。

見事な快晴
【AH2400】の時も途中荒天があっても最後の最後は好天に恵まれ記憶の改竄が捗ったものだった。
前夜の計画より若干遅れ気味ながら5時20分頃リスタート。

Restart:08/17/05/20
いよいよ【Okhotsk 1300km】の最終日なのでじっくり余韻を味わって走りたいもの。
<実走行ログ:2022/08/17>
まずは前夜、宿のすぐそばにあることを確認しておいたコンビニに立ち寄り軽く朝食を、、、と思ったものの店内のゴミ箱が閉鎖されていたので入り口で踵を返す。
昨夜購入しておいて宿で食べればよかった
しばらく走ったところでチェーンの摺動音が気になって来たので今回のブルべ走行中二度目の注油。今回携行しているのがウェットルブではなくドライ用なので昨夜の小雨でも結構流れてしまっているようだった。
二度目の注油
平日朝なのでまだ車が少ない道を爽やかな青空の下快調に走る。実は結構な向かい風だったのだけれど好天に恵まれ、湿度が低めなので全然気ならない。むしろ汗が乾くので好都合。
爽やかな朝のサイクリング
日高から鵡川に入ったので最初にあったコンビニを試しに覗いてみたらこちらは店内のゴミ箱が利用できるようになっていたのでそこで朝食タイム。
エリックサウスのチキンビリヤニ
噂通りなかなかの味わいであった。
かなり水量が増している安平川
とはいえ草木に付着している泥を見る限り水位はピークを過ぎているようだ。
壁に囲まれた調教馬場
馬とメロンと雪だるまな安平町
ノーザンや社台といった牧場が広がる地域。競馬好きにはこたえられない区間だろう。競馬にあまり興味がないわたしでもサラブレッドを見るとワクワクするし。
青い空と緑の牧場の中を貫く道をのんびり
とはいえ通勤時間帯と被ったせいか思いの外交通量が多い。
ゲートが設置してある練習用コース
道が荒いのが玉に瑕
しっかり手入れされた青々とした牧草地
小ぢんまりとしたひまわり畑があった
千歳市をかすめて恵庭市内へ、恵み野から先は車でも自転車でも非常に馴染み深い区間を北上する。北広島市内に入り、市役所入り口を過ぎて輪厚川を渡る。
ここを渡ったら数十mで宿舎なのに
宿舎のすぐそばをかすめるので着替えた汚れ物やレインウェアなど無駄な斤量となっている荷物をパージしてしまおうかと考えたものの、部屋の鍵は車の中に置いて来てしまっていた。
コースが宿舎至近を通過することがわかっていたので鍵を携行するつもりでいたのにすっかり失念してしまっていた。
そのまままっすぐゴールに向かおうとも思ったけれどまだ時間に余裕があるので”いつもの”セコマに立ち寄って最後(のつもりだった)の小休止。
結構暑くなって来たし
(最後の区間は100kmちょいだから残りは約20kmか。。。一時間半くらい残っちゃうし余裕だな。)そんなことを考えてのんびり進む。が、この時というか、宿をリスタートした時点でちょっとした勘違いをしていたことには気づいていなかった。
江別市旧町村農場
資料館にも立ち寄りたかったけれど、さすがにそこまで余裕ぶっこくと何かしら手痛いしっぺ返しを食らいそうなので外観を眺めるだけに留めておいた。
石狩大橋で石狩川を渡る
アマゾン川並みの濁流になってる
しばらく進んだところで『町村農場ミルクガーデン』の表示。町村農場と言えば先ほど資料館立ち寄りを断念したばかりのところ。走行距離はもうすぐ100kmになろうというところでまだ一時間以上残っているので最後の最後にアイスでも食べて行こうかと考え立ち寄り。
アイスクリームではなく練乳抹茶かき氷
満足してリスタート。時間はまだ一時間ほどあるけれどゴールは目と鼻の先、、、と思ったけれどなかなかゴールに辿り着かない。
(???)
何かがおかしい。
慌てて一旦停止して改めてコース図を確認してみたところ、ゴールまでまだあと10kmも残っているではないですか。この期に及んで四泊目の宿からゴールまでの距離112kmを102kmと勘違いして記憶していたことが発覚。それでもまだ慌てる時間帯じゃないと自分に言い聞かせて落ち着いてゴールまで。こんなところで焦って事故でも起こしたら目も当てられない。
そんなこんなで最後は軽く焦りながらもゴールに辿り着いた。
FINISH(1309.0km) 【セブンイレブン当別太美店】
22/08/17/12:27着(108時間27分=クローズ迄38分残し)
一時間ほど残せると思っていたのに10km勘違いしていたせいでなかなかしっかり時間を使い切った感のあるゴールタイム。
ゴールのコンビニの手前で信号待ちをしていたら駐車場で手を振っている人の姿。【積丹400】に続いて今回もチコリンさんがゴールにお出迎えに来てくださっていたのでした。
いやはや本当にありがとうございます。
ゴール到着時(c:チコリンさん)
証跡レシートを取得する為に購入したアイスコーヒーをすすりつつ軽く雑談の後
「大丈夫?(車を停めてある)丘珠(空港)まで自走できる?眠くない?」
「すこぶる快調ですよ、脚も充分残っているし。」
「あ、そうか。ちゃんと寝てるんだもんね。」
そんな会話の後、お気に入りの農園でお野菜を購入しに行くというチコリンさんとお別れ。
いつもありがとうございます
そんな訳で丘珠空港駐車場までのアディショナルライド開始。
<実走行ログ:2022/08/17>
再び石狩川を渡る。
木や草が大量に流されてくる
丘珠空港のすぐ近くまで来て【トトロ300】のゴール地点の向かいにあってその時から気になっていたラーメン屋さんで昼食をいただくことに。事前情報なしに店内に入ったら自転車関連のディスプレイがあって軽く驚いた。
ら~めん 山家
Pinarelloのフレームや3Tのハンドルがディスプレイされていた
醤油ら〜めんと豚丼のセット
ボリュームもあって大変美味しゅうございました。
会計の際タイミングが悪くてご主人に自転車の話を伺えなかったのがやや心残り。
無事丘珠空港駐車場に到着
紆余曲折の後、宿舎に近く馴染みの日帰り温泉に立ち寄ることに。
日帰り温泉 森のゆ
すっかり弛緩して疲れを癒した状態で宿舎に戻り、洗車や洗濯をこなした後駅前の焼肉屋さんで〆。
ブルべ後なので肉をいただく
肉をつつきながら、ビールを飲みながら、オンラインブルべカードをポチポチ。必要事項を全て記入の上送信。
これにてゴール手続き完了
後日メダル代金も振り込んだのでバッチリ。
こうして二年越しの悲願達成となった【Okhotsk 1300km】は無事事故怪我無く閉幕。
昨年に続いて今年も開催していただいたAJ北海道関係者のみなさまありがとうございます。
N2開催だったので別日程、別時間帯で走られた他の参加者のみなさまお疲れ様でした。早い人でも4日必要なこのコースはやはり天候との巡り合わせに運不運が大きく影響したようですね。
Okhotsk 1300km 走行記録 了
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