【一年振りの】SR600 支笏洞爺 走行記録-1/5【SR600】
2022.09.30 Fri 05:46 -edit-
※完走時点で本人は59時間35分で60時間制限の『ランドヌール部門』完走だと思い込んでいましたが、スタート時刻の申告を9月17日0時→2時に変更するのを忘れていた為公式記録的には61時間35分となり、『ツーリスト部門』での完走ということになりました。良い子のみんなはスタート時刻の修正申告忘れちゃダメだぞ、おじさんとの約束だ!
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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定山渓ダムの下流には
札幌市街地の夜景
当初5月いっぱいだった北海道滞在予定がずるずる間延びし、当初は5月で一旦引き上げてから8月に再度北海道入りして8月末引き揚げ予定だったものが5月では引き揚げずに8月末まで通しで滞在することに変更になった時点で夏季休暇期間中に【Okhotsk 1300km】を走る計画を立て、完走して業務を片付け8月末で引き揚げという算段。ところが8月に入った頃には8月末での引き揚げも怪しくなり、少なくとも9月末まではいることになりそうだということが確定した時点で【SR600 支笏洞爺】のエントリー手続きを済ませ、社内外に根回しを済ませて9月17日-19日までの日程を押さえ、それに伴って宿も確保。昨年7月に走った【SR600 Fuji】以来1年振りのSR600。
『概要』で既に触れている通り、当初の計画では0期スタートのつもりでいたものの、金曜日の業務を早めに切り上げられそうになかったのでスタート前の仮眠時間確保を優先したスケジュールとして2時間後ろ倒しで計画の立て直し。19時頃業務を終了し、宿舎に戻って入浴夕食最終準備を済ませ、自転車ヘルメットシューズその他はあらかじめ車に積み込んで21時になる前には就寝。24時過ぎ頃起きて着替えその他を済ませて3、40分後、一路琴似駅を指して移動。一時間弱で予定していた駐車場に到着。
琴似駅至近の走行式立体駐車場
少々時間が余ったので駐車場1Fにあったコンビニでホットコーヒーを購入し、車内ですする。深夜スタートなので念のために眠気対策として月曜日からカフェイン絶ちをしていたのでカフェインの効きに期待。コーヒーを飲み干して駅前に移動、2:00丁度頃証跡画像を撮影し、ツイートを流して2:04に2泊3日の自転車旅のスタート。
<実走行ログ:2022/09/17>
天気予報では札幌市内、17日は終日曇りとのことだったけれど札幌市域が広すぎるのであまりアテにならない。とはいえ市の中心部の路面はドライ。
未明の住宅街を抜ける
スタートして10kmも走らない内にスタート後最初のPCに到着。
かつて参加した【きのこの山300km】の際きたひろくんで登った時は結構しっかり疲れた気がするのに、拍子抜けするくらい簡単にピークまで辿り着けてしまった。ロードバイクとはいえSR600用にあれこれ装備して結構な重量になったエースくんでこれだけ登れるのはやっぱり1週間前の【箱根200km】、特に終盤のやまゆりラインでそこそこ追い込んだからなのかもしれない。
市街地から定山渓まで、こばやし峠を含むこの区間はほぼ【きのこの山300km】と同じルートなのだけれどやはり明るい時間帯と未明とでは全く印象が違う。とはいえアップダウンの感じは大雑把ながら身体が覚えているようで(そうそう、この坂通った!)という感覚。雨は降っていないものの路面はセミウェット。スタートが0時のままだったらあるいは降られてしまったのかも知れない。
小金湯温泉からR230に合流し、緩やかな登りを進んで定山渓温泉街を通過、温泉街の外れからR230を離れて豊平峡方面へ。R230よりは多少急な、それでも緩やかな勾配の登りを淡々と進んだ先がPC3。
ここから折り返して緩やかな下りを楽しむ。
定山渓温泉まで引き返し、温泉街中心部から今度は北に転進する。じわじわ登る坂道の先に長いトンネル
長いトンネルを抜ける
トンネルを抜けるとそこは定山渓ダム。以前から一度訪れたかったのだけれどなんだかんだ行けずじまいになっていた。
静かな湖水
堤体天端の道路を進むと半ばほどのところに2mほど高くなった展望台があったので上がってみた。
定山渓ダム堤体天端道路
囂々という水音が谷あいに響き渡る。下方に目をやると勢いよく放水していた。少し視線を上げると札幌市街地の灯りが見える。
展望台から放水を見下ろしつつ視線を上げると札幌市街の夜景
展望台から降りて先に進む。再びトンネルを抜けると先ほど堤体上から眺めた場所。
先ほどはあちらからこちらをながめていた
スタート早々あんまりのんびりして余裕ぶっこきまくるのもどうかと思い直し、そそくさとリスタート。さすがに交通量が非常にまばらな湖畔の道を行く。緩やかな登り坂。
人工物が視界に入らない
水没した道路
前方谷あいには軽く霧が立ち込めている様子
朝里峠沢川を何度か渡る
木々に囲まれ静まり返った早朝の山道をのんびり進む。
気分良く登れる緩勾配の峠道
札幌国際スキー場
そういえばその昔チコリンさんに連れて来ていただいたことを思い出した。
札幌国際スキー場を過ぎるとやや勾配がキツくなるけれど、呪詛の言葉が漏れ出るほどでも無かった。ピークのトンネル(朝里峠)を抜けたら気分良く下れるダウンヒル。下った先には再びダム湖。
オタルナイ湖
しばらく下ったところにダム。記念にいち枚撮影してから堤体天端を半ばほどまで移動して湖と堤体を眺める。それにしても定山渓ダム・さっぽろ湖から朝里峠沢川沿いを遡上して朝里峠を越えたら今度は朝里川沿いを下って上流側から朝里ダム・オタルナイ湖に至るので分水嶺を越えた感覚を味わえる。
朝里ダム・オタルナイ湖
下流側に目をやるとループ橋越しに薄っすら小樽方面の街並みと海が見える。
ループ橋越しの街と海
引き返してループ橋を下る。
ループ橋
ダム正面を横切るように道が続く。
堤体の端から端まで進む感じ
坂を下り小樽市郊外の住宅街に差し掛かったところで針路が西に。このコースは小樽市中心部の外縁をなぞるように進む。
一部紅葉が始まっていた
小樽の消火栓は青い
小樽市全域でこの色なのかと思ったけれど、少し進んだ先には赤いものもあったので同じ市内でも地域によって異なるようである。
住宅街が途切れたところからいきなり始まる林の中の坂道を登り切った先がPC。部分的に厳しい勾配があったものの総じて走りやすい坂道。
一週間ほど前に走ったぜっとさんが「これってロープウェイ使って登って来られるんじゃないの?」と言っていたけれど確かに。とはいえ登り坂自体それほど距離が無いから輪行しなければならないロープウェイ利用時の方が普通に走るより時間を食いそうだし、距離が短いから節約できる労力も知れているからロープウェイ利用時のメリットをデメリットの方が遥かに上回りそうだ。
右は小樽港方面
小樽港をバックにいち枚
このPCも来た道を引き返すパターン。まあそれでも『登った先のピークが折り返し地点』ならまだマシだということを予習不足だったわたしはこの時理解できていなかった。
登って来た道を引き返す
『フルーツ街道』って広域農道にありがちな名前ではある
『フルーツ街道』らしいトンネルの装飾
ハウスの向こうに海
きのこってフルーツだったっけ?
小樽市から余市町にコースが移った途端に畑の様相が変わって来る。余市と言えばワインの産地でもあるので左右に葡萄畑が広がるようになって来た。
路傍に葡萄畑が点在するコース
田園地帯の緩やかなアップダウンを進んでいた時に進行方向左手に小さな神社が見えて来た。なんとなく鳥居の扁額に目をやってみると『登神社』の文字。(珍しい名前だなあ。。。)と感じながら一旦はスルーしたものの思い直してUターン。考えてみたらSR600走行中お詣りをするのにこれほどぴったりな名を持つ神社は他にあるまい。実際にはこの周辺が『登』という名の集落だったから地域の鎮守としての存在ではあるもののやはりここはお詣りしておこうと。
登りの多い道中の安全祈願
安全祈願を済ませてリスタート。緩やかに登る坂道をのんびり進むと冷水峠、そして赤井川村に入る。
PC5(122.3km)冷水峠カルデラ展望台
結構のんびり走っている割にはここまでのグロスペースは16KPHを上回っている。なかなか順調なので気分が良い。
カルデラを見渡す
カルデラの底に向かって快適なダウンヒル
赤井川の街でセコマに立ち寄り水分補給の後リスタート。カルデラから流れ出す赤井川沿いに進んでカルデラの外へ出るので外輪山越えの峠道はない。
赤井川だけに川床が赤い
いや、名の由来が本当にそうなのか知らんけど。
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