【オロフレ峠は】SR600 支笏洞爺 走行記録-4/5【白かった】
2022.10.04 Tue 05:13 -edit-
<実走行ログ:2022/09/18>
ウィンザーホテルからは洞爺湖に向かって下る。途中ショートカット的な脇道があってそこが本コースだったのだけれど濃霧に気を取られて曲がり損ねて引き返す。
前方から来て左の方に逸れなければならなかった
道幅は狭く路面は荒くしかもウェットな上濃霧で視界が悪い。
ディスクブレーキで本当に良かった
今回何度そう感じたことか。
洞爺湖畔に出たものの湖上は濃霧に覆われているので記念撮影する気力も湧かずそのまま。
洞爺湖の画像はこの2枚だけ
かなり冷え込んできて無性にラーメンが食べたくなったものの全身濡れ鼠状態ではお店に入るのははばかられる。仕方がないので洞爺湖温泉のセコマに立ち寄りカップ麺で我慢。
相変わらず雨が降り続き、雨粒が多少大きくなって霧雨から小雨に遷移した感。さすがに身体がラーメンを欲するくらいには冷えて来ているのでしばし思案の後レインウェアではなくウィンブレを着込んでリスタート。天候が雨ではなく時間に余裕があったら足湯にでも立ち寄りたかった。。。
コースは湖畔を離れ昭和新山を越えて伊達市街へ。ぐんぐん下るダウンヒルはこの先の折り返しを思えば気が重くなるものの、折り返しは昭和新山越えする訳でもないのでそういった意味では若干気が楽。
PC13(397.1km)伊達神社
【伊達神社鳥居】14:30着
滅多に来ない神社なので御朱印帳を持参すれば良かったと思ったけれどうっかり水没したらわやだしまあ仕方がない。
霧に煙る景色
相変わらず路上にはこいつらがうようよいる
路面が完全にウェットになったので数が増えた。そして潰されてしまった残骸もあちらこちらに。
伊達市街からの緩い登り坂を登った先、大滝を抜けて支笏湖へ向かう道とオロフレ峠を越えて登別に抜ける分岐をオロフレ峠方面へ。いよいよこのコースでの最大標高区間に挑む。
北側からオロフレ峠にアプローチするのは【きのこの山300km】以来二度目で、一般には北側からの登りの方がきついと言われているようだけれど【積丹400km】の時白老のPCでスタッフのデカ長氏が「どっちでもキツいことには変わりがないですよw」と笑っていて、いざ登ってみたら確かにその通りだった。
そんな北側からの登りを小雨に打たれながらよたよた登る。この区間と翌日のホロホロ峠は晴れてしまわなくて助かったのかもしれない。晴れてしまったら多分ボトル2本では水分が足らない。時折10%前後となる厳しい坂道だったはずなのに気圧の関係でEdgeの勾配表示がバグってしまっていて明らかな登り、それも10%前後だと体感でわかる坂でもマイナス表示になったりしているのでこの日は全く役に立たなかった。
霧&雨のお陰で眺望は全く楽しめないので淡々と登るしか無くそうして淡々と『ペダリングマシーン化』していたら思いの外あっさり(主観)ピークに到達。オロフレ峠北側からのアプローチはピーク付近が緩勾配になる。
ピークから更に緩やかな登りで展望台へ
過去二度ブルべ中に通りかかってはいるけれど、さすがに往復5kmを越えると寄り道には躊躇する。どちらの際もホイール径21inのきたひろくんでの通過だったし。
分岐から(気持ち登り基調かな?)と思う尾根筋の道の先に駐車場と展望台。道の先には崩落しかけの旧道があってガードレールで封鎖されている。
チコリンさんに教えていただいた旧道の情報がある動画。
旧道時代に走ってみたかった気になる。
『絶景スポット』オロフレ峠展望台からの眺めは驚きの白さであった。
どっちを見ても真っ白
景色を眺めながらいただこうと持参した補給食のちくわパンを取り出し、真っ白な景色を愛でつついただく。
これはこれで味わい深いものがある
ちくわパンを食べ終えて引き返す。ここで17時なので倶多楽湖に到着する頃にはすっかり日が落ちてしまう。朝ちゃんと起きずにダラダラ過ごしてしまったことを後悔し始めていた。夏場なら19時過ぎまで明るかったけれど9月のこの時期ではなあ。
駐車場公園付近からの方はそれなりに眺めが良かった
オロフレトンネルを抜ける
オロフレ峠から登別までは気分の良いダウンヒルが大部分だけれど気分の良くない登り返しもそれなりにある。雨脚が徐々に強まって来てほぼ本降りに近い。
登別の地獄谷手前で宿に連絡。
「すみません、到着が19時を回ってしまいそうなんですが。」
「何時頃でしょう。食堂の利用時間が20時までとなっておりますのであまり遅いとこちらも少々都合が悪くてですね。。。」
「19時半までには到着できると思います。」
「それですと到着後すぐのお食事となってしまいますがよろしいですか。」
「大丈夫です。自転車で伺うのですが雨を避けられる置き場ありますか。」
「玄関前の軒先なら雨かかりません。」
電話を切って先を急ぐ。途中目の前の道のど真ん中に一頭の鹿が佇んでいたけれど大声で怒鳴りつけてみたら林の中に消えて行った。
すっかり本降り、真っ暗な中狭い道を進む。中途半端に明るい時間帯だと観光客の車の往来があるだろうし、対向車が来てもライトがわかり辛かっただろうけれど、完全に日が落ちた状態なら対向車はすぐわかる。とはいえ結局対向車は一台も来なかった。後続もだけど。
最低でもあと一時間早く岩内をリスタートすべきだったとこの時後悔した。
予定通り19:25頃宿に到着。宿の方が出迎えてくださった。
「ご予約のとり(仮名)様ですね?」
「そうです、食事すぐですよね?着ているもの濡れちゃっているけれど大丈夫ですか?」
玄関でバスタオルを手渡してくれながら
「食堂ではなく宴会場にお食事のご用意をさせていただきます。そちらなら遅くなっても問題ありませんので、まずはお風呂で温まって下さい。ただし広い畳敷きの宴会場でおひとりだけの食事になりますが良ろしいですか?」
「全然問題ないです!」
「(わたしが脱いだシューズを拾い上げ)靴はお預かりします。乾くかどうかわかりませんけれどひと晩扇風機に当てておきますね。」
すさまじくありがたい。
施設はやや古びているものの浴場は内湯、露天とも広々としていて非常に気分が良い。先述の通り従業員の対応も非常に良いので是非また利用したいもの。
ホテルほくよう・広々としたお部屋
軽くひと風呂浴びて宴会場へ。言われた通りだだっ広い畳敷きの広間の隅っこにひとり分の食事の用意がしてあった。頼んでおいた食事のコースは白老牛のすき焼きが含まれた一番贅沢なものだったのだけれど更にオプションで白老牛の鉄板焼きを追加。SR600は晩ごはんで贅沢をすべきというのが持論。
とはいえこんなにひとりで食べきれるのか?という量
白老牛のすき焼きと鉄板焼き
ごちそうさまでした
大変美味しゅうございました。
意外とすんなり片付けられてしまって自分でもちょっと驚いたけれどさすがにお腹がキツい。軽く食休みの後のんびり温泉に浸かって布団でぬくぬく。
明日はいよいよ最終日。
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