【夜を駆け】2023Fleche日本橋<集まれ!2023年も日本の道はここに始まる>-02【肉を食らう】
2023.04.15 Sat 09:54 -edit-
払暁の湘南大橋
夜通し走った『いかにもブルべ』な景色
ずっこけた後も当然ながら走行は続く。もみじ谷付近を通過してからは交通量も減り走りやすくなって来た。途中、湖畔サイクリングロード入り口付近で停車して河口湖越しの富士山撮影タイム。
山頂は雲の中
この日は富士山に雪が降ったのだそうで、道理で夜中は冷え込んだ。
今回もお供に稚魚サーモン
リスタートしてしばらく湖岸をまわり、大石公園を過ぎたところで進路を山梨方面へ。えっちらおっちら登って若彦トンネル。
あんまりこっちからアクセスした記憶がない
トンネルを抜け、旧上九一色村から富士川方面に向けて日が傾き始めたダウンヒルを一気に駆け下りる、、、がとにかく寒い。気温は概ね7、8℃といったところだったけれど風が冷たく指切りグローブの手がかじかんで痺れる。
パステルカラーな山に西日が差す
ひたすら日陰のダウンヒルなのでやたらと寒い
時々日向に出ると生き返る
(©某嫁さん)
ようやく山間を抜けたら日が落ちた
SR600_FujiのPC(身延線芦川駅)
日暮れ時にPC着
あまりにも寒かったのでみんな温かいものを飲み食いして暖をとる。わたしも皆と同様温かいものを胃にしたため今回持参しているなけなしの防寒装備であるウィンブレとテムレス手袋を引っ張り出して装着。それにしても冷え込みを甘く見過ぎていた感ありあり。夜間通過となる御殿場付近が思いやられる。。。
「これから冷え込みそうだよねえ。」なんぞと話しながらも腹をくくってリスタート。峡南橋で右岸に渡り、AJ神奈川の【興津400】や【興津600】でお馴染みの富士川沿いの道を南下。
ずいぶん交通量が少なくなってきた
富山橋を渡って左岸に復帰。そこからはしばらくアップダウンが続く。身延駅前を通過して最初のしっかりした登りである和田峠に差し掛かったところで蹄がアスファルト路面を蹴る、コツコツという乾いた音が響き、音源方向に目をやると一組の鹿の親子。こちらに向かって飛び出してこないか慎重に観察しつつ通過。個人的にはこの道で鹿を目撃したのは初めてだった。その先でも時折身延線のバラストを踏む蹄の音が聞こえてきたりしたので結構あちこちに鹿がいたのだろうとは思う。
その後も順調に進み、内船駅付近で休憩の後残る二つのコブを越える。三つの内の二つ目のコブは長らく続いていた道路の線形改良工事が終わっていて道幅が広くきれいになってピークが5、6mほど低くなって坂道が緩やかになっていた。ほんの少々でも坂道が緩くなるのはありがたいことである。
最後(三つ目)のコブを越える
このピークで全員ライトを消して、しばし満天の星空を堪能。放射冷却で明け方冷え込みそうなのが少々気がかりではあった。
蒲原のPCをリスタートし、富士川を渡る。車道自転車通行不可の新富士川橋の歩道を使って渡河。R1で東進する際活用する『キャノボルート』の一つ。9年前のFlecheの際にも使ったルートだったけれどその時は下り車線側、今回は上り車線側の利用。
渡り切ったところで夕食にしようということになり、最初に目についた山岡家に入店。
ぜっと「ボク的にはさ、メニューの組み合わせの自由度やメニューそのものも含めてバーミヤンってかなり完成度の高いファミレスだと思うんだよね、北京ダックなんか『なんちゃって』だけどいつまでも食える気がするw」
バーミヤンに対する熱い思いを語るリーダー。
でもここは山岡家。
各々ラーメンを頼み、サービス券をその場で全員分集めて焼き餃子も注文。
和節とんこつ醤油ラーメン
美味しゅうございました。
わたし自身は北広島でさんざん食べた山岡家のラーメンだったけれど、久し振りに食べたらやっぱり独特の癖のある味わいが美味しかった。各メンバーも気に入ったようで、特にぜっとさんや某嫁さんは「これ、近所にあったら(かなりカロリー高めな重たい味わいなので)通っちゃってヤバいことになるところだった!」と盛り上がっていた。概ねR16より都心側には店舗が存在していないのが幸いw
お腹を満たしてリスタート。富士市から沼津へ、そこからR246メインで御殿場方面へ。いよいよ今回のコースで最も冷え込みが予想される区間、時間帯。
防寒具のない脚(©ぜっとさん)
PCに設定していた小山のセブンイレブンは9年前に参加したFlecheでもPCだった場所。
ぜっと「この先山北町の辺りは昼でも薄暗くて肌寒い区間だから結構冷えそう。」
とり「日差しがあると日陰で肌寒く感じるけど今なら全区間日差しが無いんだから冷え込みも大したことないはず。」
ぜっと「なんだその謎理論w」
なんだかんだ心配したほどには冷え込まず、つまるところ若彦トンネルからの下りが一番寒かったような気がするなあ、という結果になった。ウィンブレは着たままだったけれど防寒用に携行したテムレス手袋は結局出番がなかったし。
山北、開成を抜け小田原市域東部でR1に合流し、その後R134というおなじみの経路。この辺りの区間も多少の相違があるものの9年前とほぼ同じルートなので懐かしい。
ブルべならではの光景
払暁の湘南
辻堂の辺りで日の出
R134を東進、江の島を通過した先の腰越から内陸へ。この先はAJたまがわの三浦や石廊崎でお馴染みのコースとなる。
鎌倉街道を進み、上大岡を抜け関内方面へ。
ぜっと「このままだと22Hポイントに間に合いそうにないから4kmくらい手前で22Hチェックしよう。」
22Hポイントではご近所にお住いのチコリンさんが応援に駆けつけてくださっていたり。
仲良く記念撮影
残すはあと約30km。MM21地区からR15→R1へと遷移して都心に向け進む。
定点・日本丸をスルー
幻の東京五輪マラソン折り返し地点の響橋
(通称めがね橋)
R1から五反田で山手通りに折れて北上、富ヶ谷交差点を右折してFinish。
ブルべカード記入中(左:©某嫁さん)
記念撮影
全員でナイスプレイスの国立オリンピック記念青少年総合センターへ。入り口で守衛さんから少々お門違いのお小言をいただいたりする一幕もあったものの無事ゴール受付会場へ。
馴染みの面々と軽く雑談したり
正面のディスプレイには参加者が投稿した走行中の画像や参加チームの予定走行コースが表示されていたりしていた。今年もやっぱり雪に降られたり雨を食らったりしたチームがあったけれど、少々の寒さ以外不都合の無かった我々のコースは非常に恵まれていたなあ、と。
記念品のボトル
10時半頃解散して自走で帰宅。多摩川大橋まではまるっきりさっき走って来たコースを逆に走る。多摩川大橋北詰から多摩川CRに入ってしばらく下る。
前日は雲に隠れてしまっていた富士山
PC画面でも辛うじて見えないこともない。
11時半過ぎに自宅に帰着して無事事故怪我無く終了。
Traceに参加していたりんぱぱさん、田中さん、べいさん、リュウさん、じんじんさん、みいさんのグループの打ち上げに誘われたけれどスタート時刻に間に合いそうにないのでパスして川崎駅前で『ひとり反省会』を開催することに。
個人的なブルべ後の定番・おさやん
黒ホッピーセット
七輪で焼いた肉(ホルモン)を食らう
〆はたまごかけご飯
そのままサウナに移動してのんびり整い、マッサージを受けたら熟睡してしまって気が付けばもう夕方。多摩川を渡って自宅に戻る。
多摩川の日没
昼間結構ガッツリ食べた割にはブルべ腹が騒ぎ出したので夕食をどうするか考え、前夜話題に上ったバーミヤンに行くことにした。
バーミヤンで北京ダック
さすがに大した量の飲み食いはできなかったので軽くで済ませてほろ酔い気分で帰宅。ようやく長い二日間が終了したのでありました。
チームメンバーのぜっとさん、イーチョさん、某嫁さん、キルハさんに深く感謝。ナイスプレイスでお会いできた方、またお会いできなかった参加者の皆様もお疲れ様でした。また、九州や山梨でのFleche&Traceに参加していた皆様お疲れ様でした。
年に一度のランドヌール(ズ)のお祭り、わたしたち同様楽しめましたでしょうかね。
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