【ネガティブ】BRM527神奈川600km興津クラシック・走行記録‐04【ポジティブ】
2023.06.07 Wed 07:47 -edit-
峽南橋
富士川に架かる橋は鉄骨トラス橋
特にワーレントラス構造のそれが多い
シンプルだけれどステキな造形
善知鳥峠から塩尻市内へは相変わらず超絶気分の良いダウンヒル。
北アルプス方面
塩尻宿を抜ける
妙高だったり上信越方面だったり
北アルプスを眺めつつ
一面の麦穂
梓川を越えてしばらく進んだ辺りで追い付いた
PC3(393.3km)セブンイレブン信濃松川店
7:32着(Close08:12)
ここへの到着時刻から逆算して仮眠後計画を立てるのが一つのセオリーなのでクローズ時刻から一時間を切ったこのタイミングで複数の参加者がいた。先着していたけーこ隊長の姿もあった。
けーこ隊長リスタート
しばらく後、我々もリスタート。PCに至るまで追い風だったので向かい風は覚悟しつつ。
しばらくは犀川沿いを進む
ある程度覚悟はしていたとはいえ、松本から塩尻に向かう道は激しい向かい風で平地が『超級山岳』並みに。
ぜっと「なんかさあ、往路で受けた追い風の恩恵と釣り合っていないくらい風強すぎだよな。」
幟旗が激しく煽られている
再び塩尻市内
途中、けーこ隊長も合流し四人となったパックで塩尻峠に向かう。前を牽くのは不動の先頭、ぜっと機関車(こう書くと『機関車が不具合で動かない』に読めなくもない、、、)
お久し振りの『肉欲エリア』
※手前:焼肉店・奥:ラブホなので勝手にわたしがそう呼んでいる。
バイバイ、塩尻市(※市境はまだ先)
交通量が多く、背中が日差しに炙られ酷く消耗する『いつもの塩尻峠』を淡々と登る。勾配自体は大したことがないけれど距離と交通量、(大抵)暑さにやられてしまう峠。
塩尻峠ピーク着
これ以降きちんと名前が付いていて一般的に認知されているのは富士見峠くらい。
塩尻峠を越えてすぐの諏訪湖の眺望
ツイートを流したりしていてもたついていたわたしたちに「下り遅いから先行くね!」とけーこ隊長が先行。後方から見ていたらうっかり曲がりどころを旧コースと勘違いしそうになっていて後方で見ていたわたしらが「おいおい、そっちちがうよ~~~!」と距離的にも周囲の騒音的にも届かない声を上げたらどうやら間違いに気づいたらしく正規コースに復帰したり。
PC4(445.0km)ファミリーマート岡谷神明町店
11:01着(Close11:40)
ここではレシートをゲットするための最低限の買い物だけしてそそくさと移動、岡谷駅近くにあるコース沿いのセブンイレブンへ。詳しい経緯は端折るが、カマノサンたっての希望で「セブンイレブンに立ち寄って(カマノサンが)牛丼を食べる。」という話の流れになったので。わたしもカツ丼と中本のスープを調達。
コンビニ食を撮るのも久し振り
ぜっと「ここは懐かしのFlecheのスタート地点にしたことがある思い出の場所なんですよ。とはいえFlecheのスタート地点なんかスタートのレシート確保したらすぐ去る場所だから思い入れ自体はほとんどないけどw」
そんなセブンイレブンをリスタートし、次のというか今回のコース最終のPCに向かう。
今回は諏訪湖南岸を通る
というか北岸を通る設定だったのは一度だけだったか?
諏訪湖越しの八ヶ岳方面
諏訪湖周回サイクリングロードの整備中
露出しくじって白飛びしてしまった。
爽やかサイクリング
中河原交差点を曲がったところで「ごめん、ちょっと休憩!」とぜっとさんが交差点を曲がってすぐのコンビニに立ち寄った。どうやら熱中症の初期症状らしく「7分間だけ寝かせて。」と店の外壁に背を預けて仮眠。『7分』と刻む辺りがいかにも『らしい』のだけれどあまり笑い事ではない。とはいえこのコンビニは四年前にばんばん(サクマ)さん、虫さん、クロさんと四人で【興津600】を走った際、ばんばんさんが同じように熱中症の初期症状でグロッキーになった、奇しくも同じ店舗。その前年にはこの少し手前でぜっとさん、虫さん、クロさんと四人で走っていてDNFを決めたこともあるので中河原交差点付近には磁場のようなものがありそうで、巡り合わせの妙のようなものを感じる。
しばらくして一旦復活したように見えたものの、やはり不調が払拭できていなかったようで富士見峠手前のコンビニでぜっとさんが一旦単独離脱「二人で先に道の駅行ってて!後から追う!!」コンビニでの昼食の際。次に休憩するなら道の駅蔦木宿だろうという話をわたしとぜっとさんでしていた。
富士見交差点で信号に引っかかって信号待ちの際、休憩の話を聞き洩らしていたカマノサンが「道の駅ってどこですか?」と問うて来たのでこれ幸いと蔦木宿の場所を伝達。「ここから5kmくらい下った右手にある最初の道の駅です。下りでオレが先行しちゃってもそこに来てください!」と伝えてダウンヒル開始。実はわたしも人としての尊厳の維持ギリギリのラインに近づいて来ていたのであった。そこから先はトイレ、もとい道の駅蔦木宿に向けて全速力のダウンヒル。
それでも一応定点だから撮る
どうにか無事わたしが人としての尊厳を保つことに成功し、ホッとしたところにぜっとさんが無事合流し、けれども残念なことに「道の駅蔦木宿と言えばこれ!」とわたしがイチオシしているルバーブソフトクリームは品切れしていたという残念な結果に終わった休憩を終えリスタート。
山梨県に突入
南アルプス
かなり気温が上がって来た
円野郵便局交差点から南アルプス市方面へ向かう。
富士山を正面に見つつの走行
田植えの済んだ水田越しの富士山
お約束
ぜっと「ちょっとそこのコンビニで休憩しましょう。」
(休憩中)
カマノ「PCまでの残り距離と今の時間だとちょっと不安が。」
ぜっと「PCまでグロス15KPHも必要無いんですよ?時間には思いっきり余裕ありますって。」
とり「ネガティブっすね~。このコンビニから先、下りしかないですよ。」
カマノ「ネガティブだからこそ冗長化とかするんです。」
(ああ、なるほど。カマノサンのこの慎重さがオレには足らんのだ。)と心の中で妙な納得をする。
リスタート
富士川大橋を渡る
ステキな鉄骨トラス
PC5(525.2km)セブンイレブン富士川鰍沢口店
16:12着(Close17:00)
先着していたけーこ隊長は軽く会話を交わした後先行リスタートして行った。しばしまったりして我々もリスタート。(残り75kmを5.5時間までかけられるのでさすがに余裕、、、ですよね?)と思ったらやっぱりカマノサンはこの先のアップダウンに対して不安気味のご様子。マージンがいくらあってもそれで確実な訳じゃないですから的なことを言われたような記憶がある。いや、確かにごもっともなのですが。。。
この坑口のレリーフ的な装飾は好み
でっかいハンコ
明るい時間帯に通りかかることがあまりない。
見たいなら見に行けば良いのにと毎度思う
『金丸信顕徳碑』の存在に初めて気付いた
かつての『日本政界のドン』
峽南橋を渡る
改修工事中の飯富橋
富士川に架かる橋はワーレントラス構造が多い
上沢交差点で一旦本栖みちに入り、富士川を渡って波高島から川沿いを下る。最後のアップダウン区間。順調にコブを越え、内船で小休止。
小林やきそば前を通過
次に『こばやき』さんに入店できるのはいつのことか。
定点:富士川対岸のロックシェッド
とり「この先のさ、道幅が狭い登り坂のところがようやく線形改良終わって坂道の頂点が10mくらい低くなって嬉しくてさ、Flecheの時に気付いてそれを周りに言っても誰もわかってくれなくて、この間の【酷・1000】の時にべいさんに言っても”ふぅ~~~ん?”って反応でさみしかったんだよね。」
ぜっと「あ、それ多分オレその話聞けてない。聞いていたらわかるもん。何度も走っているし。」
その後当該区間に差し掛かった際、ご理解いただけたようで非常にうれしかった。
最後のコブを越えて静岡県に帰って来た
今年3度目。
富士川沿いを下って前方に道の駅富士川楽座の観覧車が見えてきた。
前回参加時は光っていなかったような記憶
コロナ禍中で営業自粛していたかな?
観覧車
富士川橋西詰から東海道に遷移して西に進み、由比宿を抜けて薩埵峠入り口を通過した時、前方の西倉沢歩行者信号が青に変わったのが目に入った。渡っているのはけーこ隊長だった。
「間に合うかな?」3人ともちょっと頑張って踏んで下った先、歩行者用信号はまだ点滅せずに灯っていた。
R1富士由比BP海側に渡って慎重に進む。旧スマル亭跡のところにチェーンが張ってあって軽くトラップになっているところがあったりするし、ここまで来てトラブルでは目も当てられない。
新興津橋から望むするけん
帰って来たよ。
スタート地点と同じ場所にゴール受付テントが張られていて、そこで受付。先ほど見かけたけーこ隊長が受付を済ませたタイミング。
Goal(600.0km)駿河健康ランド
20:38着(Close22:00)
38時間38分、揃った数字で認定。
カマノサンは実に5年ぶりのSRだったそうで、非常におめでたい。わたしの方もこれで13年連続13回目のSRが確定したのでひと安心。
しばらくゴール受付でダラダラと会話の後、一足先にゴールしていたけいたさんと、後刻するけん内焼肉店で落ち合う約束をして館内へ。チェックインを済ませて部屋に移動、ウェア類をまとめてコインランドリーに放り込んで温泉大浴場に移動してひと風呂。疲れた身体に湯が沁みた。
AJ神奈川スタッフ、関係者の皆様ありがとうございました。またお世話になります。
ほぼ終始ご一緒いただいたぜっとさん、カマノサンはもちろんのこと、完走できた方、事情により完走しなかった方等おられるでしょうが一緒に参加した方もお疲れ様でした。
もうちょっとだけ続くんじゃ
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