【スポーク無くても】BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏_走行記録-01【自転車走る】
2023.06.10 Sat 08:06 -edit-
2023年夏の
【オマエダ選手権大会】特別試合
※迂回路開催になったことにより通過したので
本戦ではなく特別試合扱いである
BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏
走行記録:概要
走行ログ(大休止5時間含まず)⇒鬼怒川600・夏
台風2号の影響で全国的に大雨と強風が予想された週末。開催週の週初めには北海道以外の開催は全滅なのではないかと思われた予報だった時間帯もありましたが日を追うごとに予報が変わるという、台風接近時特有の『猫の目のように変わるつかみどころのない予報』に気を揉む日々。AJたまがわ内部ではこの開催で600を完走することにより2023年度SRを確定させないとPBP本レジストレーション(本レジ=出走正規登録)に進めない、いわゆる『崖っぷち参加者』の存在を考慮し、可能な限り延期せず正規日程で開催する方向で調整が進み、特に悪天候が予想される往路前半部分は、通行規制設定区間があり規制区間外も悪天候時に被災の可能性が高い山間部が多いので当該区間を迂回したコースを設定して対応。
わたし自身は一週間前の【興津600】完走で2023年度SRが確定したし、それ以前に完走している【酷・1000】の完走実績で代用可能なのでPBPの本レジは問題なかったし、実際既に本レジを完了していたので無理して走ることも無かったといえばいえるのだけれど、この【鬼怒川600】を完走できれば数年ぶりに『AJたまがわ主催BRM完走実績でのSR』しかも前回『たまがわSR』の時は東葛班主催のBRMを含んでの達成だったけれど今回は二子玉川班主催のみでのそれとなるので折角だから走っておこうと。
前週【興津600】の為に金曜日は15時にフレックス退勤、月曜日は休みを取ってしまっていたので休みも早上がりも少々気まずい感があったものの台風の交通機関への影響を考慮して「個人の判断で帰宅するように。」と会社側からお達しがあったので16時頃にさっさと退勤し、翌日の出走準備。前週【興津600】の復路で気になった後輪の振れをチェックしておこうと後輪を外して振れ取り台にセット、一回りさせてみたら案の定かなり歪んでいる。ニップル回しでテンション調整をするにあたり、全体のスポークのテンションを確認しようと握ってチェックしてみたところ2本がスカスカ、折れているようだったがよくよく確認してみたら折れたのはスポークではなく、スポーク端部が引っかかる、ハブのフランジが欠損していることが判明。
穴二か所分が破断
慌ててショップに電話連絡
とり「申し訳ないんだけど、今日の今日で出せるホイール無い?」
店長「どっちですか、FOCUS?RIDLEY?」
とり「あ、RIDLEYの方。ハブのフランジっていうのかな、スポークがはまるところが割れてスポークが二本ぶらぶら」
店長「それはなかなか聞いたことがないトラブルだなあ。ちょっと待ってくださいね、在庫調べるから。。。あ、DTのホイールなら今すぐ出せるのありますよ。大まけにまけて10万円だけど。」
とり「車体本体価格とのバランスが悪(=高)過ぎるwww」
店長「ですよねえwww」
とり「どうすっかな、ひとまず走れるけど。。。」
店長「フレームに接触するくらい振れてる訳じゃなかったら何とか走れるんじゃないですか?リムブレーキならともかくスルーアクスルのディスクブレーキなんだし。」
とり「確かに(興津復路で)200kmくらい走っても特にどうもなかったしなあ。」
ということでスポーク2本を引き抜き、できる範囲で振れが小さくなるようスポークのテンション調整をして、あとはなるようになれ!と。
ほぼ並行してTwitterのGDMでべいさん、わたしと同じく【鬼怒川600】に参加予定のモロさんとも遣り取りをしていて、色々アドバイスをもらったもののなかなか思うようにあれこれ進まず「面倒くさいから酒飲んで寝る!明日DNSする!!」とかぶん投げコメントを発してみたり。思い通りにならんから癇癪起こすとか、いい歳ぶっこいてメンタリティ子供かよ。
それでもなんだかんだちゃんと(?)翌日の段取りを済ませて就寝。6時スタートでスタート地点までは雨の意影響を考えて普段30分のところ、40分ほどを見込み5時ちょい前に自宅を出るつもりでいたらもたついてしまって結局5時を回ってからの出発。
天気予報ではこの時間帯の時間降雨量が20mmを超えているはずだったけれど表に出たらいたって普通の本降りの雨だったので予報の一割くらいの量しか降っていなかったのではないか。
多摩川公園事務所前:2023/06/03/5:05頃
多摩川堤防天端を進んでみたけれど、下のサイクリングロードも特に冠水した様子もなく。それでも部分的に水はけの悪いところや道路橋梁の雨樋から落ちる水が溜まる部分は盛大に冠水していた。
多摩川大橋下CRは冠水していた
丸子橋下は冠水こそしていなかったものの、多摩川の水が一時溢れていた痕跡は残っていた。多摩川の流量ピークは過ぎたらしい。
流されてきた枯草類が溜まっていた
スタート地点の兵庫島公園はほぼ水没に近い(公園内があちこち水浸し)だったので今回のスタート受付は二子橋下。ここでスタート受付するのは同じくスタートから大雨だった9年前の【北関東400】以来のこと。
スタート受付の様子
ずらっと『DNS』の文字が並ぶスタートリストにサインをして「せいぜい2、3人しかいないと思ったらこんなに(7人だったかな?)いる。」と言って笑ったぜっとさんからブルべカードを受け取り、そのまま車検を受けてスタート準備、スタート。
スタート直後は単独だったけれど、しばらく走ったところで後ろにモロさんが付いた気配wがした。前夜GDMで遣り取りをしていたし、スタート地点でスポークを2本抜いて来たことも話してあったので
モロ「後ろからパッと見たところあんまり振れているように見えませんね、案外問題ないんだなあ。」
とり「速度出てたらマシだけど、低速だとブルブル震えて尻が気持ち悪い。」
モロ「そりゃ仕方ない。」
稲城大橋下を馬運車が通過
自宅を出たとき同様、スタートしてからも雨脚はいたって普通。20mm/h超という雨予報はどうなっているのか?いや助かるけど。多摩川沿いから甲州街道に出て新奥多摩街道を進んでいたら前方にmomさんの姿。
momさんに追いついた
以後Ctrl.1まではわたしが先頭の3人パックで走ることになった。
定点:玉川上水
羽村取水堰付近の荒ぶる多摩川
ところどころ道端から水が溢れていた
mom「ねえ、コントロールに寄る時さあ、レインウェア脱ぐ?」
モロ「脱ぎますね。」
とり「もちろん脱ぎますよ。」
mom「だよねえ、結構時間のロスになるから面倒くさい。下は脱ぐ?」
モロ「脱ぎませんよ、さすがに。」
とり「(生脚だから)脱げません、脱いだら捕まるし。」
小ネタを飛ばしたつもりだったが不発だった。。。
Ctrl.1(42.9)ファミリーマート青梅成木街道店
(Close09:09)08:13着
とり「まさかここまで来るのにグロスペース20KPHを維持できずに切ってしまうとは思わなかった。」
モロ「雨だから仕方ないですよ、それでもほぼ20じゃないですか。」確か19.8くらいだった。
思うようにペースが上がらないのは雨のせいなのか、はたまた後輪ホイールのせいなのか。それなりに問題なく走れているからと言ってこの先トラブルが生じないとも限らないので早めにリスタートしようと思ったらモロさんもmomさんも優雅にイートインで休憩していたので声を掛けて先行させてもらった。
荒ぶる川をあちこちで渡る
高麗山聖天院
高麗神社
北上するにつれ雨脚が弱まり、越生の辺りでほぼ上がった。男衾付近に差し掛かる頃には路面はドライ、前方に青空も見えてきた。想定していたよりずっと雨が上がるのが早かった。
男衾付近
増水した荒川を花園橋で渡る
オマエダ選手権
小前田駅前を通過し、美里町でR254に入るとすっかり青空が広がった。路面は完全にドライで雨の痕跡もごくわずか。
なお向かい風
赤城乳業脇を通過
正午前ではあったけれど雨が上がってからもずっと着ていたレインウェアをパージしてしまいたかったので神川町の道のオアシス敷地内の食堂ありの実に立ち寄り早めの昼食。店内のテーブルが広い上にみっちり客が詰まるほどの混雑は無いのでテーブルをお借りしてウェアを畳めるし、何よりここのもつ煮そば定食が好き。
食堂・ありの実
もつ煮そば定食
美味しゅうございました
レインウェアとシューズカバーをサドルバッグに収納し、すっきりしてリスタート。
ここも定点
いつか白倉神社にお参りしてみたいんだけどわたしの走力ではブルべ中の寄り道ではょっと無理だからここに来るライドでも考えないとな。
下仁田から高崎に向かう上州電鉄
下仁田駅脇を通過
今回はもう一回ここを通過するので戻って来た時立ち寄る予定。
下仁田から南牧へ、緩くじわじわ登る長い坂道を淡々と登る。普段のブルべではこの区間をこの向きでは走らないので未経験故地味にきつかった。迂回コースでの走行なのでCtrl.2が欠番となり、2つ目となったCtrl.3の道の駅オアシスなんもくに到着。
Ctrl.3(149.1)道の駅オアシスなんもく※クイズポイント
(参考Close16:20)14:05
オアシスなんもくは今回シークレットチェックポイントとしてスタッフが通過者をチェック。
ぜっと「ついうっかりいつもの感覚で参加者の目につくように旗を設置したら逆向きだったよw」
湯之沢トンネル(塩之沢峠)方面から来ればわかりやすい
参加者は画面奥側からこちらに向かって走って来る
ブルーベリージュースと桃プリン
モロさんとmomさんが先着していてモロさんは食堂で補給中。わたしは少々ダラダラ過ごして二人を見送ってからリスタート。
リスタートして行くmomさん
いじちさん、ぜっとさんに見送られてリスタート
名栗川橋と同様式のコンクリートアーチ橋
古い橋脚
初めて気付いたような気がしないけれど、普段気持ちよく走り抜けるダウンヒル区間なので長いこと忘れていたようだ。
今度はしっかりと下仁田駅に立ち寄り
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