そばに振られ、雨にも降られた上にうどんにも振られた日曜日
2011.05.24 Tue 00:14 -edit-
先だって長瀞までかき氷を食しに赴いた際、長瀞から秩父に抜ける途中にある蕎麦屋『はしば』が営業終了していて非常に残念な思いを味わい、いつか必ずリベンジを!と、固く心に誓っていたわたしです。
ついでに秩父から青梅に抜けるつもりでうっかり正丸峠に抜けてしまい、コレまた改めてリベンジを期していたりしたのでした。
前夜、したたか酔っ払って路上で転倒し顔面を痛打して上唇に裂傷を負うという醜態を年甲斐も無く晒し、幾許かの後悔の念と上唇の違和感(絆創膏を貼って寝たんだから当たり前だ)と共に目覚めたのがいつもの通りの5時。
洗面所で鏡に映るマヌケ面を確認してみたけれど、キズはさほどひどいものでもなく、パッと見は口唇ヘルペスを患っちゃいましたか?って程度で案外ダメージが少ない。
身体のあちこちを確認してみたけれど、前日のスイム教室とその前後の往復122kmの走行の疲労も蓄積しているような形跡もない。
天気予報を確認してみたところ、昼から雨は降るものの
降水量自体は1mm/h程度の小降りのようだ…と言う事でリベンジ決定。
この時確認した天気予報というのが携帯に毎朝送られてくるピンポイント予報で、小降りなのは大田区周辺だったのが後に大きな敗因となる。
この辺の詰めの甘さはいかにもわたしらしいといえばそれまでなのだけれど。
遅くまで相当呑んで食ってをやっていたのでさほど空腹感を覚えず、それでも何も口にせずにロングライドに出発するのは少々無謀…と、いう訳でバナナ一本と黒VAAM一杯。千葉400kmの前に飲んだ時、かなり効果があった(気がした)のでロングライド前のお気に入り的な一品になっている。
予定コースは第一京浜から海岸通りに入り、築地から勝鬨橋を渡って湾岸道路で葛西臨海公園へ、そこから荒川CRを熊谷まで遡上して寄居から長瀞を通って皆野の『はしば』へ。
その後は秩父から正丸トンネルに向かってトンネル手前を折れ、山伏峠を経由して青梅から羽村へ、そこからは多摩川CRを下って帰宅というもの。
『はしばで蕎麦をたぐる』と『山伏峠から青梅に抜ける』という前回果たせなかった二つのテーマがメイン。
で、実際の記録がこれ⇒走行ログデータ(表示がメートル法になっていないときは画面右上の三角定規アイコンをクリック)
※前半が予定コースを外れて迷走しているのはしつこいようですが仕様です。
”大した量の雨は降らないだろう。”という根拠薄弱な思い込みのもと、雨具を持たずに5時45分頃、いつもの緑地公園管理事務所前を出発。

日曜日の6時台、都内を走る車は少ない。
風もさほど強くなく、しかも履き換えたばかりのタイヤは快調そのものでそれほど気合を入れて回さなくても平地で35km/h前後のスピードが乗る。
ニュータイヤは伊達じゃないっ!
※あの方の声で脳内再生してください。わからない人は身近なガンダムヲタ捕まえて訊いてみてくだされwww

左:晴海大橋から・右:湾岸道路から辰巳排水場方面
葛西臨海公園に到着し、小腹が減ったので駅前のマックでソーセージマフィンとコーヒーで朝食。
口を大きく開こうとすると上唇の傷口も一緒に開いてバンズに血の跡が…(汗
トイレの鏡で確認してみたけれど、さほどひどいことにもなっていなかったのでひと安心。
腹も落ち着いたのでいよいよ荒川CR遡上開始。

臨海公園内の並木道を抜けて開ける荒川CR起点。
軽い追い風を背に快調に走行し、『清砂大橋トラップ』に引っ掛かりつつも順調に右岸を遡上。
清砂大橋以降、微妙に向かい風基調で若干ヘタレながらダラダラ走っていたら、30km/h前後のペースで走る四人組の列車に追い越された。
丁度良いので後ろにくっつき引っ張ってもらう。
向かい風の中そこそこ頑張って付いて行くが、それなりに頑張らないと置いて行かれそうなペースだというのに四人のうち一人はクロスバイクだったりして、その脚力を羨ましく感じた。
四人は岩淵水門で止まって休憩のようだったのでわたしはそのままスルーして先に進む。

(旧)岩淵水門
そのまま荒川右岸土手上を走るがランナーもサイクリストもほとんどいなくて快適そのもの

先日走った時に多くのサイクリストと遭遇したことを考えると左岸走行が基本なのかな?

秋ヶ瀬取水堰。こういう無骨な感じが好きw
先日走行した時と比較して相当少ない人数にしか遭遇しない右岸。
あまりにも快調で気分が良かったので、よせば良いのに今回はこのまま右岸を走ってみようと思って走り続けた。
下調べもロクにしていないんだから素直に羽根倉橋から左岸に移っていりゃ良かったんだ…と、コレは後知恵。
路面の『川越狭山自転車道』というペイントを目にしていたのに一向に気づかず結構な距離を進み、いつまで経っても桶川の『ホンダエアポート』が現れないことを不審に感じてGPSの地図を広域にして確認してみたら、ここは入間川沿い。それも結構な勢いで荒川CRからは外れてしまっている。
仕方が無いので方針転換。
なるべく今まで通った事のないコースを選んで長瀞に入ろう。
その結果がGPSログに見事に現れていたりします。
大東文化大の脇を抜け、ときがわ町から寄居町に抜け、後は一本道なので仕方なく(?)同じ道を。
丁度長瀞町に差し掛かったところで雨がポツポツ。
まぁ、この程度の雨ならある意味想定内、一路『はしば』を目指す。
ようやく到着したのが13:10くらいのこと。
んが、わたしの目に飛び込んできたのは『本日終了』の無慈悲な四文字。
雨脚は激しさを増し、目標にしていた蕎麦屋は品切れ。
心が折れそうになったものの、折れたからどうなるものでもない。
『ゴミ袋輪行』も考えたけれど、雨具も無しでびしょびしょに濡れそぼっているわたしが電車に乗り込むのは問題大ありだし、そもそも乗車拒否されても仕方がない。
そんな訳でひたすら走行を続行。
秩父駅周辺を走っていた頃は”どこが1㎜/h(←コレ、大田区予報)?下手したら50㎜/hくらい降ってるんじゃねぇの?”ってぇ勢いのまるでスコール。
すっかり濡れそぼって芦ヶ久保の道の駅に逃げこむ。
先日は『いちごまるごとジェラート』をいただいたので今回は『ブルーベリージェラート』を。
雨にぬれて結構な勢いで身体が冷え込んでいるのになかなかチャレンジングスピリッツ満載なアホウが一匹。

なんだかんだ言って美味しい物は美味しい。
アイスを食し、水分補給をしていたらかなり雨が小降りになってきたので一路山伏峠を目指す。

前回はここでうっかり間違えた。『名栗』ではなく『青梅』と書いてあったら間違わなかったのに…。
Y字路のように見えて実は真ん中に『げんきプラザ』用の道もあるから判りづらい…というのはただの責任転嫁でしかありませんわな。

今回は無事山伏峠超え確認。
あとは多摩川に向けて下るだけ♪と、浮かれつつ、それでも雨に濡れたホイールをブレーキパッドで抑えつけてもちっとも速度が落ちないので若干怖いし。
こんな時だけはしみじみディスクブレーキシステムが欲しい。※雨の日限定www
で、”残りは下り基調♪”と、おっかなびっくりながらもはしゃいでいたら影の真打的にとんでもない斜度の坂が目の前に現れた。

ログにも綺麗に残ってるけれど、ここまで走ってのこれはきつい。
蕎麦を食いはぐったわたしは次善策として東青梅駅前の『根岸屋』でカレーうどんを食す気満々で山伏峠から名栗までの長い下り坂を”わはははは♪”と、R・田中一郎チックに騒ぎながら下っていたわけで。
雨に濡れて体温も下がっちゃったし温かいカレーうどんは最適だろうと浮かれていたのだ。
そんなわたしが実際根岸屋前に16時頃到達したとき【都合により本日は18時開店とさせていただきます】の看板を見たときのわたしの絶望感といったら…。
さすがに2時間待ってから食して帰宅では22時近い帰還になってしまう、月曜休みじゃないしな…。
結局河辺駅前の札幌ラーメン『味源』で味噌ラーメンと半ライス、餃子三個のセットを頼む。
この店には以前来たことがあって、それなりに普通に美味しいラーメンを出す店なので気に入っていたりする。
それでもわざわざ一日270kmも掛けて食するほど美味しいかと問われれば微妙なんだよなあ。
実際『はしば』だって実食すればそんなモノなのかも知れない。

19時半近くにスタートラインの緑地公園事務所前に到着。
タイム:13:19:39
距離:271.36 km
消費カロリー:7,252kcal
『はしば』で蕎麦をたぐるには4時台に出発しなけりゃならないのだなあ…としみじみ。
教訓
-事前に確認くらいしたって罰当たらないと思うよ-w
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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ついでに秩父から青梅に抜けるつもりでうっかり正丸峠に抜けてしまい、コレまた改めてリベンジを期していたりしたのでした。
前夜、したたか酔っ払って路上で転倒し顔面を痛打して上唇に裂傷を負うという醜態を年甲斐も無く晒し、幾許かの後悔の念と上唇の違和感(絆創膏を貼って寝たんだから当たり前だ)と共に目覚めたのがいつもの通りの5時。
洗面所で鏡に映るマヌケ面を確認してみたけれど、キズはさほどひどいものでもなく、パッと見は口唇ヘルペスを患っちゃいましたか?って程度で案外ダメージが少ない。
身体のあちこちを確認してみたけれど、前日のスイム教室とその前後の往復122kmの走行の疲労も蓄積しているような形跡もない。
天気予報を確認してみたところ、昼から雨は降るものの
降水量自体は1mm/h程度の小降りのようだ…と言う事でリベンジ決定。
この時確認した天気予報というのが携帯に毎朝送られてくるピンポイント予報で、小降りなのは大田区周辺だったのが後に大きな敗因となる。
この辺の詰めの甘さはいかにもわたしらしいといえばそれまでなのだけれど。
遅くまで相当呑んで食ってをやっていたのでさほど空腹感を覚えず、それでも何も口にせずにロングライドに出発するのは少々無謀…と、いう訳でバナナ一本と黒VAAM一杯。千葉400kmの前に飲んだ時、かなり効果があった(気がした)のでロングライド前のお気に入り的な一品になっている。
予定コースは第一京浜から海岸通りに入り、築地から勝鬨橋を渡って湾岸道路で葛西臨海公園へ、そこから荒川CRを熊谷まで遡上して寄居から長瀞を通って皆野の『はしば』へ。
その後は秩父から正丸トンネルに向かってトンネル手前を折れ、山伏峠を経由して青梅から羽村へ、そこからは多摩川CRを下って帰宅というもの。
『はしばで蕎麦をたぐる』と『山伏峠から青梅に抜ける』という前回果たせなかった二つのテーマがメイン。
で、実際の記録がこれ⇒走行ログデータ(表示がメートル法になっていないときは画面右上の三角定規アイコンをクリック)
※前半が予定コースを外れて迷走しているのはしつこいようですが仕様です。
”大した量の雨は降らないだろう。”という根拠薄弱な思い込みのもと、雨具を持たずに5時45分頃、いつもの緑地公園管理事務所前を出発。



日曜日の6時台、都内を走る車は少ない。
風もさほど強くなく、しかも履き換えたばかりのタイヤは快調そのものでそれほど気合を入れて回さなくても平地で35km/h前後のスピードが乗る。
ニュータイヤは伊達じゃないっ!
※あの方の声で脳内再生してください。わからない人は身近なガンダムヲタ捕まえて訊いてみてくだされwww


左:晴海大橋から・右:湾岸道路から辰巳排水場方面
葛西臨海公園に到着し、小腹が減ったので駅前のマックでソーセージマフィンとコーヒーで朝食。
口を大きく開こうとすると上唇の傷口も一緒に開いてバンズに血の跡が…(汗
トイレの鏡で確認してみたけれど、さほどひどいことにもなっていなかったのでひと安心。
腹も落ち着いたのでいよいよ荒川CR遡上開始。


臨海公園内の並木道を抜けて開ける荒川CR起点。
軽い追い風を背に快調に走行し、『清砂大橋トラップ』に引っ掛かりつつも順調に右岸を遡上。
清砂大橋以降、微妙に向かい風基調で若干ヘタレながらダラダラ走っていたら、30km/h前後のペースで走る四人組の列車に追い越された。
丁度良いので後ろにくっつき引っ張ってもらう。
向かい風の中そこそこ頑張って付いて行くが、それなりに頑張らないと置いて行かれそうなペースだというのに四人のうち一人はクロスバイクだったりして、その脚力を羨ましく感じた。
四人は岩淵水門で止まって休憩のようだったのでわたしはそのままスルーして先に進む。

(旧)岩淵水門
そのまま荒川右岸土手上を走るがランナーもサイクリストもほとんどいなくて快適そのもの

先日走った時に多くのサイクリストと遭遇したことを考えると左岸走行が基本なのかな?

秋ヶ瀬取水堰。こういう無骨な感じが好きw
先日走行した時と比較して相当少ない人数にしか遭遇しない右岸。
あまりにも快調で気分が良かったので、よせば良いのに今回はこのまま右岸を走ってみようと思って走り続けた。
下調べもロクにしていないんだから素直に羽根倉橋から左岸に移っていりゃ良かったんだ…と、コレは後知恵。
路面の『川越狭山自転車道』というペイントを目にしていたのに一向に気づかず結構な距離を進み、いつまで経っても桶川の『ホンダエアポート』が現れないことを不審に感じてGPSの地図を広域にして確認してみたら、ここは入間川沿い。それも結構な勢いで荒川CRからは外れてしまっている。
仕方が無いので方針転換。
なるべく今まで通った事のないコースを選んで長瀞に入ろう。
その結果がGPSログに見事に現れていたりします。
大東文化大の脇を抜け、ときがわ町から寄居町に抜け、後は一本道なので仕方なく(?)同じ道を。
丁度長瀞町に差し掛かったところで雨がポツポツ。
まぁ、この程度の雨ならある意味想定内、一路『はしば』を目指す。
ようやく到着したのが13:10くらいのこと。
んが、わたしの目に飛び込んできたのは『本日終了』の無慈悲な四文字。
雨脚は激しさを増し、目標にしていた蕎麦屋は品切れ。
心が折れそうになったものの、折れたからどうなるものでもない。
『ゴミ袋輪行』も考えたけれど、雨具も無しでびしょびしょに濡れそぼっているわたしが電車に乗り込むのは問題大ありだし、そもそも乗車拒否されても仕方がない。
そんな訳でひたすら走行を続行。
秩父駅周辺を走っていた頃は”どこが1㎜/h(←コレ、大田区予報)?下手したら50㎜/hくらい降ってるんじゃねぇの?”ってぇ勢いのまるでスコール。
すっかり濡れそぼって芦ヶ久保の道の駅に逃げこむ。
先日は『いちごまるごとジェラート』をいただいたので今回は『ブルーベリージェラート』を。
雨にぬれて結構な勢いで身体が冷え込んでいるのになかなかチャレンジングスピリッツ満載なアホウが一匹。

なんだかんだ言って美味しい物は美味しい。
アイスを食し、水分補給をしていたらかなり雨が小降りになってきたので一路山伏峠を目指す。

前回はここでうっかり間違えた。『名栗』ではなく『青梅』と書いてあったら間違わなかったのに…。
Y字路のように見えて実は真ん中に『げんきプラザ』用の道もあるから判りづらい…というのはただの責任転嫁でしかありませんわな。

今回は無事山伏峠超え確認。
あとは多摩川に向けて下るだけ♪と、浮かれつつ、それでも雨に濡れたホイールをブレーキパッドで抑えつけてもちっとも速度が落ちないので若干怖いし。
こんな時だけはしみじみディスクブレーキシステムが欲しい。※雨の日限定www
で、”残りは下り基調♪”と、おっかなびっくりながらもはしゃいでいたら影の真打的にとんでもない斜度の坂が目の前に現れた。

ログにも綺麗に残ってるけれど、ここまで走ってのこれはきつい。
蕎麦を食いはぐったわたしは次善策として東青梅駅前の『根岸屋』でカレーうどんを食す気満々で山伏峠から名栗までの長い下り坂を”わはははは♪”と、R・田中一郎チックに騒ぎながら下っていたわけで。
雨に濡れて体温も下がっちゃったし温かいカレーうどんは最適だろうと浮かれていたのだ。
そんなわたしが実際根岸屋前に16時頃到達したとき【都合により本日は18時開店とさせていただきます】の看板を見たときのわたしの絶望感といったら…。
さすがに2時間待ってから食して帰宅では22時近い帰還になってしまう、月曜休みじゃないしな…。
結局河辺駅前の札幌ラーメン『味源』で味噌ラーメンと半ライス、餃子三個のセットを頼む。
この店には以前来たことがあって、それなりに普通に美味しいラーメンを出す店なので気に入っていたりする。
それでもわざわざ一日270kmも掛けて食するほど美味しいかと問われれば微妙なんだよなあ。
実際『はしば』だって実食すればそんなモノなのかも知れない。

19時半近くにスタートラインの緑地公園事務所前に到着。
タイム:13:19:39
距離:271.36 km
消費カロリー:7,252kcal
『はしば』で蕎麦をたぐるには4時台に出発しなけりゃならないのだなあ…としみじみ。
教訓
-事前に確認くらいしたって罰当たらないと思うよ-w
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