はつかいち国際みやじまパワートライアスロン大会2011
2011.07.07 Thu 01:20 -edit-
結果から先に記せばスイム2.5kmはどうにかこうにか時間内に関門を通過できたものの、続くバイクパートの17km付近(GPSのログでは17.75kmだった)でタイヤバーストによりDNF。
トライアスロンを始めてみようと思い立った二年前から目標のひとつとしていた大会への参戦は非常に不完全燃焼感溢れる結果と相成りました。
レース終了直後は結構な勢いで凹んだ挙句、主に経済的な問題から再挑戦は困難だと考えていたのですが、やはりそこはそれ。
目標のひとつにしていた大会を完走できずには先へ進みようも無いのでやっぱり事情が許す限り来年も出走しようと。
バイクコースの下見はしたし、リタイヤ者収容バスで最後尾の選手の後を追ったのでランコースの下見も出来ているんだし。
7月1日(金)午後年休を取得して早めに出発するつもりでいたのに結局自宅を出たのは16時を回った頃合いで、17時過ぎに品川発の博多行のぞみに乗り込み広島着は21時頃。

かつては『のぞみ』だった500系が『こだま』として運用されている。
過去二回しか乗ったことがない500系のぞみ、このフォルムは『いかにも超特急的』なので好み。

JR西日本『宮島口駅』到着は21時半頃。三太夫(FP3)での輪行は初。

夜の宮島口界隈。
人気がない割りに妙に明るいので違和感を感じたのだけれど
何のことはない最近の東京が薄暗いだけで、311以前は東京だってムダに明るかった。

明けて7月2日(土)のフェリー乗り場

前日受付会場の『ちゅーピーパーク』へ向かう。
10時半スタートの有料バイクコース下見ツアーに申し込んであり、ホテルのフロントで従業員に話を聞いたら徒歩で40分ほどかかるとのことだったので9時過ぎころホテルを出たらほんの20分ほどで着いてしまった。
地方の人は総じて近距離でも車での移動が多いので徒歩での所要時間に疎い人が多い。
それでも短めに言われるよりは余裕が持てて良い。
同じくこの大会にエントリーしていて以前mixiコミュイベントで一緒になったことのあるけろり~なさんと合流。

バスツアー後、『ばくだん屋』というつけ麺屋さんで遅めの昼食。

競技説明会の状況。
人体以外吸音材の無いライブな空間でのPA調整が上手くできておらず、説明内容がなかなか聞き取れない。
質疑応答ではリレー参加者がなんだか妙に細かな質問をし、主催者側も微妙に高飛車とも受け取れる回答をしたりして結構殺伐とした雰囲気を醸し出す。
リレー参加者よりも個人参加者の方が遥かに多いのだからリレー限定の質疑応答を延々されてもそりゃ飽きるわ、みんな。
もうちょっと長引いたらブーイングが起きていたかも知れない。
競技説明会終了後、一旦ホテルに戻ってあれこれ用意をした後、けろり~なさんのマイミクセイラーさんとそのトラ仲間の方々と一緒に『私設カーボパーティ(平たく言えば居酒屋で飲み食い)』を。
レース前は消化効率の悪い食物繊維の摂取は避けるのが鉄則なのでおにぎりも海苔を剥がして食べるとか、ホントなんだか冗談なんだかわからない様な話で盛り上がる。
明けて7月3日(日)レース当日。

バイクラックにバイクをセットし、フェリー乗り場へ移動。
フェリー乗り場までの移動バス乗り場に向かう途中で大粒のにわか雨に見舞われる。
今年参加した大会はどれも悪天候により距離や内容が変更になってしまったというけろり~なさんが正直勘弁して欲しいとしみじみ嘆いていたので、日産カップ開催時には天気予報に反して天候が回復した幸運がわたしにはついているので今日は大丈夫だと根拠なく胸をはる。
実際天候はなんとか持ち直してくれたけれど肝心のわたしの方がわやだったという笑えないオチがついたが。
宮島に渡り、厳島神社千畳閣で時間待ち。
数百人が板の間にたむろしている中、一般観光客数人が選手の間を縫うように歩いていた。
ちょっと気の毒ではあったけれど、これほどひとで溢れかえった状態の千畳閣を見る機会もそうそう無いだろうから、これはこれで得難い経験なのかも知れない。他人事だから軽く考えてるけどwww
9時半過ぎになって海辺へ移動。
潮が満ちてきた大鳥居に向かって泳ぎ始める。
大鳥居をくぐった先がスタート地点なので、お約束通り(?)泳ぎながら鳥居の柱にタッチ。
10時丁度に水泳全参加者一斉にフローティングスタート。
この人数で時間差のウェーブスタートにならないところがスケールの大きさを表している。
泳ぎ始めてしばらくはコース沿いに錨泊しているはずのヨットを見つけられず、かなり距離をロスしたような気がする。
ようやく見つけたヨットは既に三番艇だったし。
スイムコースは牡蠣の養殖イカダを避けるため最初は宮島沿いに西進し、その後北上して本土に向かうというL字になっている。
北向きに進路を変えた途端、結構な潮の流れを感じてそうでなくても大した速度で泳げないのにかなり速度をロス。
ただ、心配していたスタミナはそこそこ持ちこたえてくれて、途中休憩を挟むこと無く泳ぎきれたのが今後に向けて明るい材料。
休憩せずに泳ぎ切れたので、それなりのタイムで上がれたと思ったものの、スイム終了後の関門通過時に手元の時計を確認したら1時間17分も掛かってしまっていた。
制限時間の1時間25分に対してたったの8分しかマージンが無い。
泳ぎながら休憩していたら或いはスイムの時点でDNFだったかも知れない、危ない危ない。
バイクへトランジット。
不得手な登り坂主体のコースではあったけれど、とにかくバイクパートで少しでも時間的マージンを稼がなければならないので最初から飛ばし気味。
第一関門を通過する頃には5~6人を追い越して、それなりのペースでは走れていたと思う。
バイクスタートから17kmを過ぎ、前半の山場を超えるまでもう少しの所の登り坂でスタンディングで漕ぎ始めた途端、パァァァァン!という乾いた破裂音と共に後輪が一気にしぼんだ。
慌ててバイクをひっくり返してタイヤを外してチューブを外し、交換チューブに入れ替える前にタイヤ内に異物が無いか触って確認していたら指先に妙な違和感。
見れば完全にタイヤが裂けていた。

ブルベの時は交換用タイヤを携行しているのに今回はバイクの距離が55kmしか無かったので交換用タイヤは持参していなかった。
結局、わたしのレースはココでおしまい。
そばにいたスタッフさんにお願いして大会運営本部にリタイヤの連絡をしてもらう。
しばらく待っていたらリタイヤ者収容バスが来たので乗り込み、最終走者の後ろをずっと走ってゴールに辿り着き、ゴール地点で名物の肉うどんを頂く。
出来ればちゃんと完走して食べたかったとしみじみ。
走行ログ。

ゴール後に頂いた肉うどんと支給品のスイムキャップ。
フィニッシャーTシャツはもらえなかったので(当たり前だ)コレが唯一の記念ウェア類。
無事完走を果たしたけろり~なさんと宿の居酒屋で打ち上げ。

牡蠣と穴子重を頂く。
牡蠣はシーズンオフの割には臭みもなく充分に美味しかった。
真空調理ってすげぇ。
距離が短くても長くても、バイク競技に参加する以上は斤量との兼ね合いを考えつつも自分で対応可能な最大限の準備をするべきだというのが今回の大きな教訓。
曲りなりもそれなりに潮の流れのある海の2.5kmを制限時間内に、そこそこ体力的マージンを残しつつ泳ぎ切れたというのが今回の大きな収穫。
これらを来年に活かして今度は完走しなきゃいかんですね、やっぱり。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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トライアスロンを始めてみようと思い立った二年前から目標のひとつとしていた大会への参戦は非常に不完全燃焼感溢れる結果と相成りました。
レース終了直後は結構な勢いで凹んだ挙句、主に経済的な問題から再挑戦は困難だと考えていたのですが、やはりそこはそれ。
目標のひとつにしていた大会を完走できずには先へ進みようも無いのでやっぱり事情が許す限り来年も出走しようと。
バイクコースの下見はしたし、リタイヤ者収容バスで最後尾の選手の後を追ったのでランコースの下見も出来ているんだし。
7月1日(金)午後年休を取得して早めに出発するつもりでいたのに結局自宅を出たのは16時を回った頃合いで、17時過ぎに品川発の博多行のぞみに乗り込み広島着は21時頃。

かつては『のぞみ』だった500系が『こだま』として運用されている。
過去二回しか乗ったことがない500系のぞみ、このフォルムは『いかにも超特急的』なので好み。

JR西日本『宮島口駅』到着は21時半頃。三太夫(FP3)での輪行は初。



夜の宮島口界隈。
人気がない割りに妙に明るいので違和感を感じたのだけれど
何のことはない最近の東京が薄暗いだけで、311以前は東京だってムダに明るかった。

明けて7月2日(土)のフェリー乗り場


前日受付会場の『ちゅーピーパーク』へ向かう。
10時半スタートの有料バイクコース下見ツアーに申し込んであり、ホテルのフロントで従業員に話を聞いたら徒歩で40分ほどかかるとのことだったので9時過ぎころホテルを出たらほんの20分ほどで着いてしまった。
地方の人は総じて近距離でも車での移動が多いので徒歩での所要時間に疎い人が多い。
それでも短めに言われるよりは余裕が持てて良い。
同じくこの大会にエントリーしていて以前mixiコミュイベントで一緒になったことのあるけろり~なさんと合流。

バスツアー後、『ばくだん屋』というつけ麺屋さんで遅めの昼食。

競技説明会の状況。
人体以外吸音材の無いライブな空間でのPA調整が上手くできておらず、説明内容がなかなか聞き取れない。
質疑応答ではリレー参加者がなんだか妙に細かな質問をし、主催者側も微妙に高飛車とも受け取れる回答をしたりして結構殺伐とした雰囲気を醸し出す。
リレー参加者よりも個人参加者の方が遥かに多いのだからリレー限定の質疑応答を延々されてもそりゃ飽きるわ、みんな。
もうちょっと長引いたらブーイングが起きていたかも知れない。
競技説明会終了後、一旦ホテルに戻ってあれこれ用意をした後、けろり~なさんのマイミクセイラーさんとそのトラ仲間の方々と一緒に『私設カーボパーティ(平たく言えば居酒屋で飲み食い)』を。
レース前は消化効率の悪い食物繊維の摂取は避けるのが鉄則なのでおにぎりも海苔を剥がして食べるとか、ホントなんだか冗談なんだかわからない様な話で盛り上がる。
明けて7月3日(日)レース当日。

バイクラックにバイクをセットし、フェリー乗り場へ移動。
フェリー乗り場までの移動バス乗り場に向かう途中で大粒のにわか雨に見舞われる。
今年参加した大会はどれも悪天候により距離や内容が変更になってしまったというけろり~なさんが正直勘弁して欲しいとしみじみ嘆いていたので、日産カップ開催時には天気予報に反して天候が回復した幸運がわたしにはついているので今日は大丈夫だと根拠なく胸をはる。
実際天候はなんとか持ち直してくれたけれど肝心のわたしの方がわやだったという笑えないオチがついたが。
宮島に渡り、厳島神社千畳閣で時間待ち。
数百人が板の間にたむろしている中、一般観光客数人が選手の間を縫うように歩いていた。
ちょっと気の毒ではあったけれど、これほどひとで溢れかえった状態の千畳閣を見る機会もそうそう無いだろうから、これはこれで得難い経験なのかも知れない。他人事だから軽く考えてるけどwww
9時半過ぎになって海辺へ移動。
潮が満ちてきた大鳥居に向かって泳ぎ始める。
大鳥居をくぐった先がスタート地点なので、お約束通り(?)泳ぎながら鳥居の柱にタッチ。
10時丁度に水泳全参加者一斉にフローティングスタート。
この人数で時間差のウェーブスタートにならないところがスケールの大きさを表している。
泳ぎ始めてしばらくはコース沿いに錨泊しているはずのヨットを見つけられず、かなり距離をロスしたような気がする。
ようやく見つけたヨットは既に三番艇だったし。
スイムコースは牡蠣の養殖イカダを避けるため最初は宮島沿いに西進し、その後北上して本土に向かうというL字になっている。
北向きに進路を変えた途端、結構な潮の流れを感じてそうでなくても大した速度で泳げないのにかなり速度をロス。
ただ、心配していたスタミナはそこそこ持ちこたえてくれて、途中休憩を挟むこと無く泳ぎきれたのが今後に向けて明るい材料。
休憩せずに泳ぎ切れたので、それなりのタイムで上がれたと思ったものの、スイム終了後の関門通過時に手元の時計を確認したら1時間17分も掛かってしまっていた。
制限時間の1時間25分に対してたったの8分しかマージンが無い。
泳ぎながら休憩していたら或いはスイムの時点でDNFだったかも知れない、危ない危ない。
バイクへトランジット。
不得手な登り坂主体のコースではあったけれど、とにかくバイクパートで少しでも時間的マージンを稼がなければならないので最初から飛ばし気味。
第一関門を通過する頃には5~6人を追い越して、それなりのペースでは走れていたと思う。
バイクスタートから17kmを過ぎ、前半の山場を超えるまでもう少しの所の登り坂でスタンディングで漕ぎ始めた途端、パァァァァン!という乾いた破裂音と共に後輪が一気にしぼんだ。
慌ててバイクをひっくり返してタイヤを外してチューブを外し、交換チューブに入れ替える前にタイヤ内に異物が無いか触って確認していたら指先に妙な違和感。
見れば完全にタイヤが裂けていた。

ブルベの時は交換用タイヤを携行しているのに今回はバイクの距離が55kmしか無かったので交換用タイヤは持参していなかった。
結局、わたしのレースはココでおしまい。
そばにいたスタッフさんにお願いして大会運営本部にリタイヤの連絡をしてもらう。
しばらく待っていたらリタイヤ者収容バスが来たので乗り込み、最終走者の後ろをずっと走ってゴールに辿り着き、ゴール地点で名物の肉うどんを頂く。
出来ればちゃんと完走して食べたかったとしみじみ。
走行ログ。


ゴール後に頂いた肉うどんと支給品のスイムキャップ。
フィニッシャーTシャツはもらえなかったので(当たり前だ)コレが唯一の記念ウェア類。
無事完走を果たしたけろり~なさんと宿の居酒屋で打ち上げ。


牡蠣と穴子重を頂く。
牡蠣はシーズンオフの割には臭みもなく充分に美味しかった。
真空調理ってすげぇ。
距離が短くても長くても、バイク競技に参加する以上は斤量との兼ね合いを考えつつも自分で対応可能な最大限の準備をするべきだというのが今回の大きな教訓。
曲りなりもそれなりに潮の流れのある海の2.5kmを制限時間内に、そこそこ体力的マージンを残しつつ泳ぎ切れたというのが今回の大きな収穫。
これらを来年に活かして今度は完走しなきゃいかんですね、やっぱり。
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