BRM723静岡600km軽井沢-2/3
2011.07.31 Sun 16:22 -edit-
AJ静岡公開コース図
【PC3⇒PC4(327.9km)】
ホームセンターでFDの調整をしたり道の駅に立ち寄ったりしたのでなんのかんのと小一時間程浪費しつつも約90分のマージンを確保してPC3に到着。
後半、疲労によるペースダウンと仮眠等の休憩時間を確保することを考えると少々マージンが足りないような気もする。
あんまりのんびりしていると不測の事態が生じたときに困るので休憩を早々に切り上げ先を急ぐ。
ここから先の区間には今回のコース最大の難所である旧道和田峠トンネルがあるのだし。


トウモロコシ畑の向こうに青空と山々の連なり。
気温は高めだったけれど風が気持ち良い。


日差しがきついので木陰が嬉しい。
優美な曲線を描く堤体の灌漑用取水堰。
いよいよ往路のクライマックス『和田峠トンネル』へ。


旧道に入り、10%前後の勾配を登り切った先に現れた和田峠トンネル。
パナマ運河建設に携わった唯一の日本人、青山士(あおやま あきら)の設計で、開通当時は国道トンネル最高地点(1,531m)で、開通を記念してエスペラント語の碑文が記されている。
トンネル内が狭いので信号が設置されており、交互一方通行となっている。

画面奥は美ヶ原方面(だったと思う)
上田から東御を通って小諸を抜け軽井沢に向かう。
どうも見覚えがある道だと重ったら、ついこの間まで車で通って来ていたところだ。
こんなトコロまでチャリで来ちゃうんだもんなあ…。
途中で見覚えのあるけーこさんの後ろ姿を見つけ追いつき、軽く挨拶して先行。
上信越道東部湯の丸ICの辺りで『浅間サンライン』に入る。
ダラダラダラダラ延々と続く長い直登りの後に現れる急下りと急登りの複合坂。
”なんだこりゃ!?心折れちまうわい!!”思わず声出して毒づいた。


長い坂を登り切って振り返り、ほっとして一枚撮った直後にはこういういやらしいアップダウンの繰り返し。
心で半べそをかきながら、折り返し点であるPC4に到着したのは土曜日の20:15。
スタッフの用意してくれていたテーブルでカップ麺をすすり、他の参加者と雑談をしていたらけーこさんが到着、合流。
【PC4⇒PC5(432.8km)】
しばし雑談の後、わたしが先行してスタート。
コースを西にちょっと逸れたところに午前1時まで営業している日帰り温泉施設があって、AJ静岡でも情報を提供してくれていたのだけれど、時間的なマージンが心もとないので今回は立ち寄ることを断念して先に進むことに。
入浴することを前提に着替え一式をシートポストバッグに詰めてきたけれど、ただのお荷物になってしまった。。。orz
それでもやはり睡魔には勝てず、走りだして程なく佐久市役所近くの屋根付きバス停のベンチで仮眠。
国道なのでさすがに車の往来が多く、あまり眠れずに時間だけが過ぎてしまったような感じでさほど休めた気がしない。
仕方が無いので先へ進む。
千曲川沿いの緩やかな登り坂を進んでいるとき、前方左手から合流してきた参加者が。
道に迷うような場所ではないので道端で仮眠を取っていたのだろう。
追いついてみたらけーこさんだったのでちょっと笑えた。
休憩や寄り道をひっくるめたグロスの平均移動速度が丁度おんなじくらい。
走りながらいくつか会話を交わし”時々寝ながら進むので気にしないで置いていって。”とのコトバ通り、いつの間にか背後から姿が無くなっていた。
しばらくすると再びわたしにも睡魔が訪れ、少々危なっかしい走行になってきたので八ヶ岳高原線の八千穂駅待合室で仮眠を取ろうと中にはいってみたら既に先客がいてベンチが塞がっていたので仕方なく表にあったベンチに腰をかけ、その場でまどろむ。
長居をするつもりは無かったけれど、気づけば一時間ほどをそこで過ごしてしまった計算になる。
零時をまわり、日が改まって24日の日曜日。
野辺山に向かってひたすら緩い坂を登る。

標高が上がるにつれ気温がぐんぐん下がり南牧の付近で15℃、野辺山周辺では13℃だった。
日中、飯田の辺りで32℃の表示を見かけたので気温の高低差は約20℃。
標高も気温も高低差が激しい過酷なコースである。

鉄道最高地点を過ぎ、今度はひたすら長い下り坂。

車の往来が途切れた時間帯にこういうトンネルを深夜一人で走るのもなかなか味わい深い。
空が明るくなって来た頃ようやくPC5に到着、4:22分。
八千穂で時間を浪費しすぎたのでクローズまで30分ちょいしか無い綱渡り状態。
車止めの縁石に腰をおろし、他の参加者と雑談をしていたらクローズ5分前頃にけーこさんが滑りこんできた。
なかなかに劇的www
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