信越五高原ロングライド2011
2011.09.07 Wed 00:03 -edit-
※ルートラボとGarminコネクトで微妙に表示される数字が違うので基本的にGarminコネクトを優先して記述。
因みにガーミンコネクトだとこんな感じの表示になる。
【走行距離】122.15km
【総所要時間】7時間13分
【乗車時間】5時間54分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)16.9km/h
【Av】(走行距離/乗車時間、サイコンのAv)20.7km/h
【獲得標高】 2,630m
【天候】曇り
【感想】
走行距離120㎞強、獲得標高2,600m超というドMなヘンタイさんたちの集いであるところの信州五高原ロングライドにいって参りました。
わたし個人的には100マイル超で『ロング』なので今回は『ミドルライド』なカテゴリーなのだけれど個人的な好みの問題はこの際置いておく。
常日頃から”登り坂は嫌い”と公言してはばからないわたしですが
タイヤバーストで無念のDNFを食らった『はつかいちみやじま』に来年リベンジするにあたって何がどうでも登り坂を克服しなけりゃならないということと、AJ宇都宮やAJ静岡主催の600kmブルベで相当きつい峠を越えた経験から何となくそれなりに行けるのではなかろうかと踏んでみたり。
実際走ってみて、確かにきついコースではあったものの事前に思ったほどにはきついコースでもなかったと感じたことからもAJ宇都宮やAJ静岡のコース設定スタッフのSっぷりが伺えようというもの(笑
勿論距離の長短で割り引かれたり割り増しに感じたりするところもあるけれど。
週初め頃の天気予報ではイベント開催当日は台風一過で爽やかな秋晴れの空が広がっているはずだったのに今回の12号台風はいつまで経っても蝸牛の如きその歩みの速度を上げず、わたしがのんびりポタリングする時よりも遅いんじゃなかろうかという速度でゆっくり北上して西日本各地に甚大な被害を及ぼした事は既に周知の通り。
今回被害を被られた方々に、この場を借りてお見舞い申し上げます。
この台風の影響による大雨での関越自動車道通行止めにもろにバッティングし、木曜日に柏崎→東京への自動車での移動に8時間を費やすハメに陥ったわたしとしては再び関越/上信越道が通行止めにならないかひやひやしながら道路情報を聴いたり眺めたり。
結局中央道は通行止めになったものの関越/上信越は通行可で、雑用を済ませて昼過ぎの14時頃に出発。
所要見込み時間は約四時間、前日受付は16時までなので間に合う訳もなく、手数料\1,000を払って当日受付に切り替えることにした。
事前に実行委員会にお願いして確保してもらった宿舎、『ペンショングリーングラス』に到着したのが丁度18時頃のこと。


その名の通り前庭には緑の芝が一面に。/正直、部屋がわたしに不似合いですwww
既に同宿の他の参加者は夕食を始めていたので荷物を部屋に置き、夕食に合流。
控えめに一本だけ瓶ビールをいただき食事に移行、味も量も申し分なく満足。
特にデザートのアイスに添えられた自家製のジャムが美味でした。
※何故かすっかり画像を残すのを忘れていた。
食後はコーヒーをすすりつつあれこれチャリ談義をしたりご主人にコースの様子を教えてもらったりTVの天気予報を眺めながら悩んでみたり。
”普段、トレーニングとかされてます?”と問われ、若干しどろもどろ。
正直通勤以外でトレーニングらしいトレーニングしていないしなあ。
週末に遠出するのはポタリングだし…ランニングや水泳は明確に『トレーニング』って気になるけれど、チャリはそういう意識が希薄になるのがわたしの性分なようで。
っていうか、みなさんトレーニングとか意識しているんだなあ、と妙な感心。
翌日が早いので5時半に朝食をお願いして22時頃には就寝、健康的ですばらすぃ♪
明けて日曜日。
空はどんより薄暗いものの雨は落ちておらず路面もあらかた乾いている感じ、若干風がある程度。
今年のわたしは基本的に『晴れ男』なので、わたしがエントリーしたイベントは事前に天候が危ぶまれていても開催日当日は天候に恵まれる結果に終わっている。
唯一の例外はVCR青葉主催のBRM423『御坂みち』で、この時は朝一から雨に降られ、しかも財布を忘れてスタートしてから自宅に一旦戻る途中に転倒→ディレイラーハンガー損傷のためにDNFという踏んだり蹴ったりな結果に。
一年分の不運をここで使い切ったかと思ったのに『はついかいちみやじまトラ』では天候こそ天気予報に反して持ちこたえてくれたもののわたし自身はタイヤバーストでDNFを食らったりしましたが。
朝食を済ませて出走準備。
同宿三人の内、単独参加のPanasonic車乗りさんと一緒に会場まで。
受付を済ませ、開会式に臨む。

前お二方は別に誰ということもなく、たまたま写り込んだだけ。
7時ジャストにスタート。
このイベントは斑尾と池の平の二会場から同時スタートする珍しいスタイル。
参加者が増えるとエイドやコース上の混雑緩和などこの方式のメリットが顕著になりそう。
まずはアップダウンがありつつも順調に下り基調。
スタート直後から登りではさすがに嫌だ。(笑

遠くに海が見えるものの走行しながらなので露出がイマイチ。
妙高パインバレー入り口のダウンヒルが、道幅は広いわ路面の状況は良好だわ自動車の走行のが少ないわ…な絶妙な気分良さでさすが自転車乗りが設定したコースだけある♪
と、非常に喜んださ、最初は(笑)


『原通りおにぎりAS(エイドステーション)』到着。
わざわざ『おにぎり』と銘打ってあったのでおにぎりが供されるのがここだけかと思ってガンガン食べたら他のASでも普通におにぎりがあって若干拍子抜け。
美味しかったから良いけれど(笑
おにぎりは勿論、笹団子やお豆腐、お漬物も美味。


この辺からじっくり登り坂。
赤倉温泉に登る途中『鬼の洗濯板』と銘打たれたコンクリート舗装の直登りが約200m。
登り切ってほっとしたら道が左に折れて更に温泉街に向けて登り坂が続いているのが視界に入った時には危うく心が折れそうになったし。
※坂の下で一枚撮ったけれどピンぼけで使い物にならず。


妙高池の平スタート地点兼ASに到着。
とん汁やらスイカやら温泉まんじゅうやらバナナやらを頂く。
細かなアップダウンの繰り返しがあったものの恐らく全行程中一番楽な区間を走り抜けて
『黒姫えんめい茶AS』到着


このASで供されていたお茶が非常に好みにあっていたのでスタッフにそう伝えると、お茶の顆粒パックを2つくれた。
薬のようにしてそのまま呑むと疲労回復に良いらしい。
ゴール後、宿の主人と雑談していたら黒姫山周辺は昔から和漢薬草の栽培が盛んなところだったので漢方薬の工場ができたのだとのこと、なるほど。
このASから10km程の登り区間は自己申告でタイムアタックができるようになってたので来年以降参加した時にタイムがどう変わるか興味があったので参加。
スタート時刻を自分で用紙に記入しスタート。

黒姫山をバックにしたそばの花が見事でタイムアタック中だというのをすっかり忘れて撮影ポイント探し。

結局48分かかってゴール…おっそい。
この記録がHPで晒されてしまうのだよなあ…。
左に写っているスタッフさんはMTBでサクサク登ってロードなわたしらを置き去りに走り去って行ったりしてくださったので大層心が削られました、やっぱりエンジンだよなあ。(笑

戸隠キャンプ場から先は気持ちの良い林間コース。
途中、戸隠神社を素通り(大変後悔しています)し、気持の良いダウンヒルで最高速をマーク。
台風の影響で観光客が少なかったので絶好の観光タイミングだったのにみすみすその機会を見過ごした自分が口惜しい。



『ホテルアルカディアAS』
庭で採れたブルーベリーのゼリーが美味。
とん汁をいただき、おにぎりを食す。
おにぎりは敢えて塩味をきつくしてくれていて非常にありがたかった。


のどかな眺め/飯綱は『飯綱三郎天狗』の言い伝えが残る地なので街灯も天狗。


ゴール前最後のASとなる『サンクゼールAS』
FDがちょっと不調だったので無理言ってプラスドライバーをお借りしました、わがまま言って大変申し訳ありません。


あちらこちらに広がるそばの花、もうすぐ新そばの季節。
消防団の器具置場小屋、何となく味のあるいい雰囲気を醸しだしていたので。
最後のASを通過し残すは最後の難関、途中1kmの下りを挟んでひたすら登る17km。
誰だよ、こんなドSなコースを設定したのは?


14時15分頃ゴール。
思っていたほど過酷ではないと感じたのは事前にあれこれ考えすぎていたのかはたまたブルベに毒されて(笑)しまってきているのか。
エイドで手作りのパウンドケーキやらフルーツゼリーやらの甘いモノをあれこれつまんで宿に帰還。
玄関にいたワンコとしばし戯れる。

コーギーを見るとついついアイン!と呼びたくなるわたしは間違いなくアニヲタなのだなあ、としみじみ。
それにしても『カウボーイ・ビバップ』の実写化ってホントにやるのか?(汗
宿でお風呂をお借りしてさっぱりしたところでコーヒーをすすりつつご主人と雑談。
時刻が15時半を回ったところでおいとますることに。
荷物を車に積み込み、再びワンコとしばし戯れた後に16時頃出発。
日程が他の予定と被らなければ来年以降も是非参加したいイベントでした。
イベント運営スタッフの皆様ありがとうございました。
来年以降、可能な限り参加させていただきたいと考えていますのでその折にはよろしくお願い致します。
- 関連記事
-
-
グランフォンド八ヶ岳大会2011-1/2 2011/10/03
-
念願かなって秩父(皆野町)【はしば】で蕎麦を堪能 2011/09/28
-
IRONMAN70.3 セントレア常滑 JAPAN 2011(本番) 2011/09/24
-
IRONMAN70.3 セントレア常滑 JAPAN 2011(スタート前) 2011/09/24
-
エンジンが非力な分、パーツに頼らざるをえないのです。 2011/09/13
-
信越五高原ロングライド2011 2011/09/07
-
10年ぶりだったりお初だったり。 2011/08/30
-
煩悩の数と被る辺りがある意味修行。 2011/08/25
-
忙中閑あり…ということなのか。 2011/08/21
-
第25回スリーエフカップ日米親善トライアスロン厚木大会 2011/08/08
-
BRM723静岡600km軽井沢-3/3 2011/07/31
-
にほんブログ村