IRONMAN70.3 セントレア常滑 JAPAN 2011(本番)
2011.09.24 Sat 13:40 -edit-
一夜明けて大会当日。
未明の内に若干の降雨があったらしく、路面が濡れていたものの既に乾き始めていた。
風は穏やかで若干曇り気味のそこそこ良好なコンディションではあるものの、防波堤外側はまだうねりが残っているようで、結局スイム距離は1.2kmに変更されることが正式にアナウンスされた。
6時の時点での水温は28℃、ウェット着ているとしんどいか…とはいえウェットを脱いで泳ぎきれる自信がない(笑

久しぶりの【トラ仕様】
DHバーを装着して大会に臨むのは『日産カップ』に続いて今季二度目。
距離が長いので今回はダウンチューブとシートポストにケージを取り付け2ボトル。
Dチューブ側には持参のスポーツドリンク入れたボトルを、シートポスト側はASで渡される水入りボトルを。
※画像は返却時のもの、スタート時にはシートポスト側のケージにはボトル無し。
補給はトップチューブに取り付けたポケットにパワーバージェル二本。
サドルバッグは大型のものにして内容は万能工具、タイヤレバー、交換チューブ二本、タイヤ一本、炭酸ガスボンベ二本とインフレーターを。
過剰装備だったかも知れないけれど『はつかいち』でタイヤバーストを食らって以来心配で仕方がない。

スタート前の風景。
トランジションエリアやスタート地点で徐々にお祭り気分が盛り上がってくる。
常滑港内水面は前日に較べてかなり穏やかな感じになって来た。
スイム距離の短縮により、交通規制等との帳尻を合わせるため予定から10分遅らせて7時40分に第一ウェーブスタート。
わたしは第五ウェーブなので20分後の8時丁度スタートになる。
入水して50m程沖からのフローティングスタート。
ウェットスーツの浮力を利用して脱力して漂っていたら思ったより流され気味だったのでちょっと焦った。
港内でも若干の潮流はあるようだ。

スタート。
<スイム(1.9km⇒1.2㎞)>
水温が高いせいもあって体の動きは非常にスムーズ。
出張続きでスイム練の時間が全然足りていなかったものの直前のジムでの練習では2kmを53分ほど。
情けないほど遅いけれど、よほどのアクシデントが無ければ1.9km70分制限はクリアできるタイムなので若干甘く見ていたきらいがあるようで4、500mほど泳いだ辺りで急に息苦しさを覚えた。
久しぶりのウェットスーツ着用、高水温、オーバーペース…と、色々重なってしまったようで思うように泳げない。
一旦背泳ぎに切り替え、しばらく呼吸を整えて仕切り直し。
更に途中でライフセーバーさんのカヤックに掴まり小休止してからスイムゴールに向かう。
タイムは35分35秒、事前の計画では1.9㎞を60分で泳ぐつもりだったのでやはり想定していたよりも速いペースだった訳だ。
練習を重ねて速度を底上げする事は勿論必要だけれど、自分のペースをしっかり守れるくらい泳ぎ込まないといけないというのが今後の課題。
<バイク(90.1㎞)>
※実際のルートとはちょっと違っていたようで、GPSにナビさせたらコースアウトアラートがしょっちゅう鳴ったw
本来ならログデータをLinkしたいところなのだけれど、82㎞位走ったところでEdge800がバグを起こし、一気に2,000㎞くらい走って南極あたりまで行ったような記録になっていて使い物にならなかったというwww
バイクスタート直後の漁港周りはコースが狭くギャップも多いため速度が上げられなくて若干ストレスを感じるけれど、一般道に入ると海沿いでそこそこ眺めもよく気分が良い。
とはいえあんまり景色を眺める余裕はないけれど。
事前にルートラボでチェックしてアップダウンの多さに辟易とさせられたものの、実際走ってみたらそれほど大したアップダウンでもなかったというのが感想。
比較対象が『はつかいち』だったりブルベだったりするからか?
ASでの補給はピットイン式ならばスポーツドリンクや補給食あり、走行しながらならボトルに入った水のみ手渡し…と、選手自身で選べる。
わたしはピットインしない方を選択し、受け取った水を飲む前にパワーバージェルを口に入れて水で流し込んだ。
DHバーとZIPPホイールの組み合わせのお陰で下り坂では結構な数の前走者をパスできて気分がいい。さすがに空力性能はダテじゃない。
それにしても下りで脚を回さない選手が結構多いような気がするけれど、そのへんどうなんだろう?
ただ、一部に路面の荒い所があってDHバーを握ったまま通過すると吹っ飛ばされそうになる。
DHバーではどうしても重心が高くなるので路面が荒いところでは下ハンドルを握って重心を下げてやらないと危ない。
下ハンとDHバー使用率は半々くらいだったと思う。
後半、ちょっと脚が売り切れ気味になって失速し、90.1kmを3時間27分55秒。
計画では3時間30分、目標は3時間切りだったので計画通りではあったけれど目標には遠く及ばず。
<ラン(21.1㎞)>
完全に走り込み不足の状況でのラン。
今回21.1km走らなければならないのに、普段のラントレでは最長で16kmほどしか走れていない。
日差しがきつく、かなり気温が上がっている中でのランなので熱中症が心配ではある。
ASは約2kmに一箇所の割合で設置されているので単純計算で9つのエイドを通過すればゴールできる計算になる。
最初のエイドに到着したのが走り始めて15分ほど経過した頃で、概ね7.5分/kmペース。
事前の計画では2時間30分、目標は2時間15分だったのでほぼ計画通りのペースではあるものの目標には及ばず、しかも走り始めたばかりでこのペースなので最後までペースを維持できるかどうかが懸念材料。
かなりひなびた田園風景の中を走るコースなので日陰がなく、容赦なく日差しが降り注ぐ。
キャップとサングラスのスタイルでの走行だったけれど、途中でツバを後ろに回して首筋に影が落ちるようにして熱中症対策。
首筋が日陰になった途端非常に楽になったのを実感できた。後頭部から首筋にかけての冷却は非常に大事。
田んぼの中を抜け、市街地に差し掛かる。
市街地コースの大会は沿道の声援が気持ち良いから好き。
確か6km手前付近だったと記憶しているけれど、陸橋を渡る手前で私設エイドを設置してくれていた民家があって小さな女の子に氷水の入ったコップを手渡してもらった。
こういう心遣いがものすごく嬉しい。
田園地帯を抜けた後のランコースはひたすら海岸沿いを走る。
気持よく晴れ上がって風も穏やかで絶好のラン日和、若干暑すぎた感もあるけれど。
ASに到着するたびにドリンクを飲み、頭から冷水を被ってひたすら走る。
沿道の声援は相変わらず心地よい。
特に小さな子どものそれは元気を貰えて嬉しい。
そんなに声を張り上げてテンション上げていたら夜泣きしちゃうんじゃないの?と心配になってしまうくらい元気な子や、親に促されつつちょこっと手を振りながら消え入りそうな声で”頑張って…。”と言ってくれる子とか。
こちらも”頑張るよぉ!”とか”ありがとー!!”と返事をしたりハイタッチしたりガッツポーズで返したり。
お祭りは楽しめた者勝ちだよね。
コース後半、ゴール地点のりんくう海浜緑地北広場を通過して更に南下。
先にゴールしてマッサージを受けている選手のすぐ脇を走り抜けなければならないとか、どんだけドSなコース設定なのだ?
しかもそれがまだ中間地点だという…。

りんくう地域のだだっ広い空き地の中を行ったり来たりしてようやくゴール。
所要時間は2時間31分36秒で概ね計画通り、目標未達なのはバイクと一緒。

ゴール後、フィニッシャーTシャツを受け取り無料の整体マッサージを受ける。
こういうケアは非常に嬉しい。
あちこちガチガチに張っていて、普段からもっとストレッチをするよう勧められた。むぅ。

ゴール地点近くのりんくうビーチ。
穏やかな良い日和でした。

セントレアに戻ってバイクの引取り。
折角なのでアワードパーティで軽く飲み食い(勿論ノンアルコール)してから帰宅しようとターミナルビルで時間つぶし。

良い一日でした。

アワードパーティ会場。
一時間ほど飲み食いして20時頃セントレアを出発。
途中東名高速の秦野中井から東が渋滞していたので足柄SAで入浴して仮眠。
すっきりさっぱりして再び走り始めて2時丁度に帰宅。

1.9㎞(1.2km)スイム:35分35秒
90.1kmバイク:3時間27分55秒
21.1kmラン:2時間31分36秒
総合成績:6時間35分6秒
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未明の内に若干の降雨があったらしく、路面が濡れていたものの既に乾き始めていた。
風は穏やかで若干曇り気味のそこそこ良好なコンディションではあるものの、防波堤外側はまだうねりが残っているようで、結局スイム距離は1.2kmに変更されることが正式にアナウンスされた。
6時の時点での水温は28℃、ウェット着ているとしんどいか…とはいえウェットを脱いで泳ぎきれる自信がない(笑

久しぶりの【トラ仕様】
DHバーを装着して大会に臨むのは『日産カップ』に続いて今季二度目。
距離が長いので今回はダウンチューブとシートポストにケージを取り付け2ボトル。
Dチューブ側には持参のスポーツドリンク入れたボトルを、シートポスト側はASで渡される水入りボトルを。
※画像は返却時のもの、スタート時にはシートポスト側のケージにはボトル無し。
補給はトップチューブに取り付けたポケットにパワーバージェル二本。
サドルバッグは大型のものにして内容は万能工具、タイヤレバー、交換チューブ二本、タイヤ一本、炭酸ガスボンベ二本とインフレーターを。
過剰装備だったかも知れないけれど『はつかいち』でタイヤバーストを食らって以来心配で仕方がない。



スタート前の風景。
トランジションエリアやスタート地点で徐々にお祭り気分が盛り上がってくる。
常滑港内水面は前日に較べてかなり穏やかな感じになって来た。
スイム距離の短縮により、交通規制等との帳尻を合わせるため予定から10分遅らせて7時40分に第一ウェーブスタート。
わたしは第五ウェーブなので20分後の8時丁度スタートになる。
入水して50m程沖からのフローティングスタート。
ウェットスーツの浮力を利用して脱力して漂っていたら思ったより流され気味だったのでちょっと焦った。
港内でも若干の潮流はあるようだ。

スタート。
<スイム(1.9km⇒1.2㎞)>
水温が高いせいもあって体の動きは非常にスムーズ。
出張続きでスイム練の時間が全然足りていなかったものの直前のジムでの練習では2kmを53分ほど。
情けないほど遅いけれど、よほどのアクシデントが無ければ1.9km70分制限はクリアできるタイムなので若干甘く見ていたきらいがあるようで4、500mほど泳いだ辺りで急に息苦しさを覚えた。
久しぶりのウェットスーツ着用、高水温、オーバーペース…と、色々重なってしまったようで思うように泳げない。
一旦背泳ぎに切り替え、しばらく呼吸を整えて仕切り直し。
更に途中でライフセーバーさんのカヤックに掴まり小休止してからスイムゴールに向かう。
タイムは35分35秒、事前の計画では1.9㎞を60分で泳ぐつもりだったのでやはり想定していたよりも速いペースだった訳だ。
練習を重ねて速度を底上げする事は勿論必要だけれど、自分のペースをしっかり守れるくらい泳ぎ込まないといけないというのが今後の課題。
<バイク(90.1㎞)>
※実際のルートとはちょっと違っていたようで、GPSにナビさせたらコースアウトアラートがしょっちゅう鳴ったw
本来ならログデータをLinkしたいところなのだけれど、82㎞位走ったところでEdge800がバグを起こし、一気に2,000㎞くらい走って南極あたりまで行ったような記録になっていて使い物にならなかったというwww
バイクスタート直後の漁港周りはコースが狭くギャップも多いため速度が上げられなくて若干ストレスを感じるけれど、一般道に入ると海沿いでそこそこ眺めもよく気分が良い。
とはいえあんまり景色を眺める余裕はないけれど。
事前にルートラボでチェックしてアップダウンの多さに辟易とさせられたものの、実際走ってみたらそれほど大したアップダウンでもなかったというのが感想。
比較対象が『はつかいち』だったりブルベだったりするからか?
ASでの補給はピットイン式ならばスポーツドリンクや補給食あり、走行しながらならボトルに入った水のみ手渡し…と、選手自身で選べる。
わたしはピットインしない方を選択し、受け取った水を飲む前にパワーバージェルを口に入れて水で流し込んだ。
DHバーとZIPPホイールの組み合わせのお陰で下り坂では結構な数の前走者をパスできて気分がいい。さすがに空力性能はダテじゃない。
それにしても下りで脚を回さない選手が結構多いような気がするけれど、そのへんどうなんだろう?
ただ、一部に路面の荒い所があってDHバーを握ったまま通過すると吹っ飛ばされそうになる。
DHバーではどうしても重心が高くなるので路面が荒いところでは下ハンドルを握って重心を下げてやらないと危ない。
下ハンとDHバー使用率は半々くらいだったと思う。
後半、ちょっと脚が売り切れ気味になって失速し、90.1kmを3時間27分55秒。
計画では3時間30分、目標は3時間切りだったので計画通りではあったけれど目標には遠く及ばず。
<ラン(21.1㎞)>
完全に走り込み不足の状況でのラン。
今回21.1km走らなければならないのに、普段のラントレでは最長で16kmほどしか走れていない。
日差しがきつく、かなり気温が上がっている中でのランなので熱中症が心配ではある。
ASは約2kmに一箇所の割合で設置されているので単純計算で9つのエイドを通過すればゴールできる計算になる。
最初のエイドに到着したのが走り始めて15分ほど経過した頃で、概ね7.5分/kmペース。
事前の計画では2時間30分、目標は2時間15分だったのでほぼ計画通りのペースではあるものの目標には及ばず、しかも走り始めたばかりでこのペースなので最後までペースを維持できるかどうかが懸念材料。
かなりひなびた田園風景の中を走るコースなので日陰がなく、容赦なく日差しが降り注ぐ。
キャップとサングラスのスタイルでの走行だったけれど、途中でツバを後ろに回して首筋に影が落ちるようにして熱中症対策。
首筋が日陰になった途端非常に楽になったのを実感できた。後頭部から首筋にかけての冷却は非常に大事。
田んぼの中を抜け、市街地に差し掛かる。
市街地コースの大会は沿道の声援が気持ち良いから好き。
確か6km手前付近だったと記憶しているけれど、陸橋を渡る手前で私設エイドを設置してくれていた民家があって小さな女の子に氷水の入ったコップを手渡してもらった。
こういう心遣いがものすごく嬉しい。
田園地帯を抜けた後のランコースはひたすら海岸沿いを走る。
気持よく晴れ上がって風も穏やかで絶好のラン日和、若干暑すぎた感もあるけれど。
ASに到着するたびにドリンクを飲み、頭から冷水を被ってひたすら走る。
沿道の声援は相変わらず心地よい。
特に小さな子どものそれは元気を貰えて嬉しい。
そんなに声を張り上げてテンション上げていたら夜泣きしちゃうんじゃないの?と心配になってしまうくらい元気な子や、親に促されつつちょこっと手を振りながら消え入りそうな声で”頑張って…。”と言ってくれる子とか。
こちらも”頑張るよぉ!”とか”ありがとー!!”と返事をしたりハイタッチしたりガッツポーズで返したり。
お祭りは楽しめた者勝ちだよね。
コース後半、ゴール地点のりんくう海浜緑地北広場を通過して更に南下。
先にゴールしてマッサージを受けている選手のすぐ脇を走り抜けなければならないとか、どんだけドSなコース設定なのだ?
しかもそれがまだ中間地点だという…。

りんくう地域のだだっ広い空き地の中を行ったり来たりしてようやくゴール。
所要時間は2時間31分36秒で概ね計画通り、目標未達なのはバイクと一緒。

ゴール後、フィニッシャーTシャツを受け取り無料の整体マッサージを受ける。
こういうケアは非常に嬉しい。
あちこちガチガチに張っていて、普段からもっとストレッチをするよう勧められた。むぅ。

ゴール地点近くのりんくうビーチ。
穏やかな良い日和でした。



セントレアに戻ってバイクの引取り。
折角なのでアワードパーティで軽く飲み食い(勿論ノンアルコール)してから帰宅しようとターミナルビルで時間つぶし。

良い一日でした。

アワードパーティ会場。
一時間ほど飲み食いして20時頃セントレアを出発。
途中東名高速の秦野中井から東が渋滞していたので足柄SAで入浴して仮眠。
すっきりさっぱりして再び走り始めて2時丁度に帰宅。

1.9㎞(1.2km)スイム:35分35秒
90.1kmバイク:3時間27分55秒
21.1kmラン:2時間31分36秒
総合成績:6時間35分6秒
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