奄美大島チャレンジサイクリング2012(240K)-1
2012.03.27 Tue 00:17 -edit-
<実走記録>
設定の問題からGARMIN CONNECTではトンネル内距離をカウントしてくれなかったためデータをGPX形式にエクスポートしてからルートラボで読み込んだら概ね公称と近い数字になった。
ポイント数を間引いているので誤差が若干あると思われる。
たまたまネットサーフ中に見つけた奄美大島一周のロングライドイベントである【奄美大島チャレンジサイクリング】。
ワンデイサイクリングイベントとしては国内最長距離のものだそうである。
今年は佐渡ロングライドにエントリーする気満々だったし、抽選に通りさえすれば一昨年トライアスロンを始めた時からの目標にしていた佐渡島のトライアスロン大会にも出場する気だったので『島シリーズな一年』でも面白いかと思ってエントリー。
※屋久島ロングライドにもそそられたのだけれど諸般の事情によりエントリー見送り。

コース図をざっと見た限り、”島一周とは言え結構ショートカットしているんだな…。”というのが第一印象。
いたずらに距離だけ伸ばしても完全自己責任のブルベと違ってコース上に配置するスタッフの問題とかあれやこれやの大人の事情もあるのだろうし、その辺はいたし方無いのだろう。
金曜日に仕事先の飲み会で17時半から23時頃まで呑み続けたお陰でかなり宿酔気味だった頭をシャワーで覚醒させてあれやこれやの準備→出発。

小雨模様の羽田空港から一路奄美大島へ。
事前に調べた天気予報では日曜日の奄美地方は曇りのち晴れ、気温は11~18℃。
格好のサイクリング日和のはずであった。
この時は確かにそう信じて疑わなかった。

空港からは主催者が用意してくれた連絡バスでひとまず受付会場であるスタート地点の『名瀬運動公園』に向かい、ゼッケンその他記念品類を受け取る。
その後は名瀬中心部のホテルまで更にそのバスで送り届けてもらい、チェックインの後予め送っておいた三太夫(ロードなチャリ)を組み立てて念のためにスタート地点までの試走。
わたしとは思えないくらいにしっかりした行動ではあるけれど、明日のスタート時刻は奄美大島の日の出時刻である6時丁度、万が一薄暗い中で迷子になったりしたら目も当てられない。

Gパン裾まくりの状態で所要は10分強といったところ。
安心して宿に戻り、翌日が早いのでちょっと早めに夕飯を。

宿のそばで目についた焼き鳥屋に入り、生ビールと【鶏飯セット/¥1,500】を頂く。
鶏飯に地鶏の刺身が付いたセットなので先に来た刺身をアテにビールをあおり、鶏飯を頂いたらすっかり落ち着いてしまい、それ以上呑む気も失せたので宿に退散。
ちょっとTVを眺めたりしつつ22時頃には早めの就寝。
明けて25日朝4時。
極めて爽やかに目覚め、今回のイベントのために特別に早朝から軽食サービスをやっている宿泊先ホテルのレストランに降りてパンとトマトジュース、ゆでたまごで軽く朝食。
5時を回ったところでスタート地点に移動、5時半前に到着し、5時45分からの開会式に参加。
それにしても気温は10℃くらいなのだろうけれどとにかく風が強いので体感温度がかなり低い。
震えながらバッグにしまい込んで宿に置いてきてしまったウィンドブレーカーのことを後悔したりしていた。
因みに今回の格好は上下共PEDALFAR仕様。
下はロングタイツに上は長袖のコンプレッションに長袖ジャージの重ね着。
ロングライドイベントだから誰か一人位ジャージが被るだろうと思ったけれど案に相違して一人もいなかった。
ブルベだと結構見かけるのに、こういう商業イベントで着ている人を見たことがない。
記憶を辿ってみたら信越五高原でもグランフォンドでも見かけた覚えがない…不思議。

スタート直前。
空が明るくなって来た頃、6時丁度に第一陣のスタート。
名瀬運動公園は山の東側にあるので明るくなるのが遅い。
安全のため10人ごと、一分おきにスタートする時差式スタート方式となっていて、ゼッケン104のわたしは丁度10分遅れでスタート。

コースは海沿いがメインだったものの内陸部の登り坂もあちこち。
それにしても海岸線はどこも風がきつい。
何でか知らんけど、どっちを向いても向かい風ってどうよ?
理屈の上では半分は追い風にならなきゃおかしいんじゃねぇの?

スタート直後はまだまだ雲が厚かった空ではあったけれど、一時間ほど走った頃には切れ間が覗くようになってきた。
んでも相変わらず風は強く、ところによっては軽く波しぶきを浴びる場面も。
第一AS手前、浦生崎付近を走行中にFDに不具合。
シフトケーブルが緩んでしまってフロントのギアがアウターに上がらなくなってしまった。
どうにか手持ち工具で調整しようと思ったもののイマイチ上手く行かず、単車で走行していたスタッフ氏に手を貸してもらい、どうにかごまかしつつ走れるくらいに回復。
スタッフ氏曰く”第一CPにはメカニックがいるんでなんとか辿り着いて下さい。”とのこと。
そんなこんなでたどり着いた第一AS。

一瞬CPと勘違いして糠喜びしてしまったけれど、ここはエイドステーションであってチェックポイントではない。
軽く飲み食いして先を急ぐ。
結果的にコレが奏功した訳で、いつもの通りのペースで走っていたら場合によったら後述するが失格していたかも知れない。
一部往路と重なる区間を走りながら、最初の山岳(?)ステージへ。
機嫌の悪いFDをなだめながらえっちらおっちら進む。
それでものぼり勾配自体それほど大したこともなく、概ね10%弱の登り坂が続く。
海抜ほぼ0mから一気に300mほどまで登ることになるので3~4km程続き、それなりにしんどい。
ご褒美タイムの下り坂をほんのちょこっと駆け降りたらようやく第一CP。
メカニック氏のところにチャリを持って行き、不調の症状を説明する。
メカニック氏が調整を始めた脇に立って様子を眺めていたら”いいですよ、ここは任せて何か食べてきて下さい。”…メカニックがいるイベントって素敵♪www

補給食やドリンクをもらっていたら変な外人(←失礼!)に話しかけられた。
”240kmオーケーデスカァ?”
”勿論!”
”完走デキマスカァ??”
”楽勝♪”
”イイデスネエ、アナタにも合ウサイズ、XL用意シテイマスカラ楽シミニシテイテ♪”
後でパーティに参加しているのを見たらasossの人で、実際彼が語ったようにわたしはasoss製品をゲットできた。
こういうのって運命ですか?www
ひと通り補給を済ませてメカニック氏のところに寄って行くと丁度調整も終わり。
あれこれ説明を聞いた後、メカニック氏がふと”第二CPまではちょっと押し気味(=ペースアップ)じゃないと厳しいですよ。”と。
わたしはその時初めて今回のイベントの制限時間をきちんと把握したのでした。←把握するの遅すぎる!!www
107km地点のCP1まで5時間、153km地点のCP2まで8時間、210km地点のCP3まで11時間
これ以降概ね20km/hで走っておかないと間に合わない訳で、普段たらたら走っているペースでは絶対失格食らう。
相変わらず風が強いなか、あろうことか風にめっぽう弱いディープリムホイールを装着したチャリで必死に走る、と言うよりもがく。
いつまで経っても下り坂が来ないと思ってひたすら登り坂を進み、ようやくご褒美の下り坂だと思ったらループ橋で速度が上がらないのなんの。

うっかり欄干に突っ込もうものなら間違いなく命無いし。

奄美名物(?)マングローブの群生も走りながらの撮影なのでイマイチ。
普段なら引き返してでもベストポジションを探して撮ろうと思うけれど、とにかく時間が惜しい。
初めて走るコースの上、当日まで制限時間を正確に把握していなかったんだからコースの予習なんかしている訳もなく、とにかく可能な限りのペースで前に進むことだけを考えていたので画像が少ない。

なんとか制限時間内に第二CP到着。
時間のマージンは約一時間。
休憩もそこそこに出発。
<続いてしまう。>
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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設定の問題からGARMIN CONNECTではトンネル内距離をカウントしてくれなかったためデータをGPX形式にエクスポートしてからルートラボで読み込んだら概ね公称と近い数字になった。
ポイント数を間引いているので誤差が若干あると思われる。
たまたまネットサーフ中に見つけた奄美大島一周のロングライドイベントである【奄美大島チャレンジサイクリング】。
ワンデイサイクリングイベントとしては国内最長距離のものだそうである。
今年は佐渡ロングライドにエントリーする気満々だったし、抽選に通りさえすれば一昨年トライアスロンを始めた時からの目標にしていた佐渡島のトライアスロン大会にも出場する気だったので『島シリーズな一年』でも面白いかと思ってエントリー。
※屋久島ロングライドにもそそられたのだけれど諸般の事情によりエントリー見送り。

コース図をざっと見た限り、”島一周とは言え結構ショートカットしているんだな…。”というのが第一印象。
いたずらに距離だけ伸ばしても完全自己責任のブルベと違ってコース上に配置するスタッフの問題とかあれやこれやの大人の事情もあるのだろうし、その辺はいたし方無いのだろう。
金曜日に仕事先の飲み会で17時半から23時頃まで呑み続けたお陰でかなり宿酔気味だった頭をシャワーで覚醒させてあれやこれやの準備→出発。

小雨模様の羽田空港から一路奄美大島へ。
事前に調べた天気予報では日曜日の奄美地方は曇りのち晴れ、気温は11~18℃。
格好のサイクリング日和のはずであった。
この時は確かにそう信じて疑わなかった。



空港からは主催者が用意してくれた連絡バスでひとまず受付会場であるスタート地点の『名瀬運動公園』に向かい、ゼッケンその他記念品類を受け取る。
その後は名瀬中心部のホテルまで更にそのバスで送り届けてもらい、チェックインの後予め送っておいた三太夫(ロードなチャリ)を組み立てて念のためにスタート地点までの試走。
わたしとは思えないくらいにしっかりした行動ではあるけれど、明日のスタート時刻は奄美大島の日の出時刻である6時丁度、万が一薄暗い中で迷子になったりしたら目も当てられない。

Gパン裾まくりの状態で所要は10分強といったところ。
安心して宿に戻り、翌日が早いのでちょっと早めに夕飯を。



宿のそばで目についた焼き鳥屋に入り、生ビールと【鶏飯セット/¥1,500】を頂く。
鶏飯に地鶏の刺身が付いたセットなので先に来た刺身をアテにビールをあおり、鶏飯を頂いたらすっかり落ち着いてしまい、それ以上呑む気も失せたので宿に退散。
ちょっとTVを眺めたりしつつ22時頃には早めの就寝。
明けて25日朝4時。
極めて爽やかに目覚め、今回のイベントのために特別に早朝から軽食サービスをやっている宿泊先ホテルのレストランに降りてパンとトマトジュース、ゆでたまごで軽く朝食。
5時を回ったところでスタート地点に移動、5時半前に到着し、5時45分からの開会式に参加。
それにしても気温は10℃くらいなのだろうけれどとにかく風が強いので体感温度がかなり低い。
震えながらバッグにしまい込んで宿に置いてきてしまったウィンドブレーカーのことを後悔したりしていた。
因みに今回の格好は上下共PEDALFAR仕様。
下はロングタイツに上は長袖のコンプレッションに長袖ジャージの重ね着。
ロングライドイベントだから誰か一人位ジャージが被るだろうと思ったけれど案に相違して一人もいなかった。
ブルベだと結構見かけるのに、こういう商業イベントで着ている人を見たことがない。
記憶を辿ってみたら信越五高原でもグランフォンドでも見かけた覚えがない…不思議。


スタート直前。
空が明るくなって来た頃、6時丁度に第一陣のスタート。
名瀬運動公園は山の東側にあるので明るくなるのが遅い。
安全のため10人ごと、一分おきにスタートする時差式スタート方式となっていて、ゼッケン104のわたしは丁度10分遅れでスタート。


コースは海沿いがメインだったものの内陸部の登り坂もあちこち。
それにしても海岸線はどこも風がきつい。
何でか知らんけど、どっちを向いても向かい風ってどうよ?
理屈の上では半分は追い風にならなきゃおかしいんじゃねぇの?



スタート直後はまだまだ雲が厚かった空ではあったけれど、一時間ほど走った頃には切れ間が覗くようになってきた。
んでも相変わらず風は強く、ところによっては軽く波しぶきを浴びる場面も。
第一AS手前、浦生崎付近を走行中にFDに不具合。
シフトケーブルが緩んでしまってフロントのギアがアウターに上がらなくなってしまった。
どうにか手持ち工具で調整しようと思ったもののイマイチ上手く行かず、単車で走行していたスタッフ氏に手を貸してもらい、どうにかごまかしつつ走れるくらいに回復。
スタッフ氏曰く”第一CPにはメカニックがいるんでなんとか辿り着いて下さい。”とのこと。
そんなこんなでたどり着いた第一AS。

一瞬CPと勘違いして糠喜びしてしまったけれど、ここはエイドステーションであってチェックポイントではない。
軽く飲み食いして先を急ぐ。
結果的にコレが奏功した訳で、いつもの通りのペースで走っていたら場合によったら後述するが失格していたかも知れない。
一部往路と重なる区間を走りながら、最初の山岳(?)ステージへ。
機嫌の悪いFDをなだめながらえっちらおっちら進む。
それでものぼり勾配自体それほど大したこともなく、概ね10%弱の登り坂が続く。
海抜ほぼ0mから一気に300mほどまで登ることになるので3~4km程続き、それなりにしんどい。
ご褒美タイムの下り坂をほんのちょこっと駆け降りたらようやく第一CP。
メカニック氏のところにチャリを持って行き、不調の症状を説明する。
メカニック氏が調整を始めた脇に立って様子を眺めていたら”いいですよ、ここは任せて何か食べてきて下さい。”…メカニックがいるイベントって素敵♪www

補給食やドリンクをもらっていたら変な外人(←失礼!)に話しかけられた。
”240kmオーケーデスカァ?”
”勿論!”
”完走デキマスカァ??”
”楽勝♪”
”イイデスネエ、アナタにも合ウサイズ、XL用意シテイマスカラ楽シミニシテイテ♪”
後でパーティに参加しているのを見たらasossの人で、実際彼が語ったようにわたしはasoss製品をゲットできた。
こういうのって運命ですか?www
ひと通り補給を済ませてメカニック氏のところに寄って行くと丁度調整も終わり。
あれこれ説明を聞いた後、メカニック氏がふと”第二CPまではちょっと押し気味(=ペースアップ)じゃないと厳しいですよ。”と。
わたしはその時初めて今回のイベントの制限時間をきちんと把握したのでした。←把握するの遅すぎる!!www
107km地点のCP1まで5時間、153km地点のCP2まで8時間、210km地点のCP3まで11時間
これ以降概ね20km/hで走っておかないと間に合わない訳で、普段たらたら走っているペースでは絶対失格食らう。
相変わらず風が強いなか、あろうことか風にめっぽう弱いディープリムホイールを装着したチャリで必死に走る、と言うよりもがく。
いつまで経っても下り坂が来ないと思ってひたすら登り坂を進み、ようやくご褒美の下り坂だと思ったらループ橋で速度が上がらないのなんの。


うっかり欄干に突っ込もうものなら間違いなく命無いし。

奄美名物(?)マングローブの群生も走りながらの撮影なのでイマイチ。
普段なら引き返してでもベストポジションを探して撮ろうと思うけれど、とにかく時間が惜しい。
初めて走るコースの上、当日まで制限時間を正確に把握していなかったんだからコースの予習なんかしている訳もなく、とにかく可能な限りのペースで前に進むことだけを考えていたので画像が少ない。


なんとか制限時間内に第二CP到着。
時間のマージンは約一時間。
休憩もそこそこに出発。
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