BRM512青葉開催御坂みち400km
2012.05.17 Thu 23:22 -edit-
【実施日】2012/05/12/7:57スタート
【走行距離】397km※一部押し歩き含む
【総所要時間】26時間45分
【乗車時間】18時間57分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)15.0km/h
【Av】(走行距離/乗車時間)21.0m/h
【獲得標高】4,635m
スタート地点は京王多摩川河川敷で自宅からの距離は20km強、所要一時間としてスタート時刻一時間前に到着するには遅くとも6時に自宅を出なけりゃならなかったのに相変わらず二度寝をぶちかまして出発したのは6時45分頃のこと。
これではスタートに間に合ってもブリーフィングが受けられないではないか。

天気予報では野辺山方面の冷え込みが厳しそうだったので冬用装備も携行、久しぶりに大型のシートポストバッグを装着した【長距離仕様】の三太夫。
ZIPPホイールとのミスマッチ感が半端ないw
バッグの中身は冬用のウィンド ウォータープルーフジャケット、冬用グローブ、シューズカバー、乾電池、スペアタイヤ、緊急用補給食など、かなりリアヘビーなバランス。

いつもはガス橋から是政橋まで多摩川右岸を走ってしまうので久しぶりの多摩川左岸、時刻は7時台なので流石に人は少なめ。
久しぶりの多摩川左岸を走っていると前方に反射ベストを着た集団が見えた。
ちょうどブリーフィングが始まったところだったけれど、そこは素通りしてまずはスタート受付のために更に100mほど上流へ。

受付を済ませて戻ってみれば既にブリーフィングは終了してスタート前のまったりタイム。
8時ちょっと前から車検が始まり三々五々スタート。
わたしは後ろから10人目位の位置で車検を受け、8時ちょい前にスタート。
今年初めて規定のスタート時刻にスタートできたw
晴れた空には恵まれたもののひたすら向かい風が厳しい。
平地巡航が20~25km/hくらい、後半に向けて貯金を作りたい平地でちっとも貯金が作れない。
先週帰路に使ったコースを逆に辿って越生のPC1に到着。


<PC1着-10:59(規定-9:41~11:51)>
一時間弱ほどマージンがあったのでゆっくりおにぎりを食して補給の上リスタート。
埼玉県北西部を抜け、群馬県南部へ。
妙義山に向かってまっすぐ走り、麓で転進し、R18へ。



妙義山三景
ほどなくPC2に到着。


<PC-2着-15:20(規定-11:58~17:00)>
マージンは一時間四十分に拡大、そこそこいいペースで走れているようではある。
横川で釜飯をいただきたかったので補給は軽め(?)にガリガリ君とコーラ500mlのみ。
そそくさとPC2を後にし、横川の【おぎのや】に立ち寄り釜飯をいただく。



横川【おぎのや】に釜飯¥900也
アンズと栗が入った独特の釜飯。子供の頃はご飯に甘いものが載っているのがなんとも釈然としない感じだったのに今ではむしろそれが好き。
経験を重ねることで見えてくるものもあるんだなあ。

碓氷鉄道文化むらでミニチュア鉄道が走っていた。
なかなかいい雰囲気w

鉄道文化むら付近の碓氷川。
いよいよ碓氷峠旧道に入る。
一昨年、知人が軽井沢で結婚式を挙げたので帰路をこの旧道にしてみたけれど、車で走っていても”しんどそうな坂道だなあ…。”という印象だった。

碓氷峠と言えばこのめがね橋。
峠までの12kmほどの上り坂をえっちらおっちら登りつつふと。
碓氷峠って距離が長いだけで大した斜度がないので登りきっても達成感低そうだなあ と。
概ね5%前後の勾配がひたすら続くだけなので淡々とペダルクランク回せばいい。
なんだか車で走った時の印象と違う…というか、当時は坂道を毛嫌いしていたので余計きつそうな印象になったのだろう。

それでもやっぱり峠の碑を目の当たりにすればそれなりに充実感はある。
軽井沢の市街地を抜け、追分から南下。
佐久から佐久穂、南牧、清里他を通過して韮崎を目指す。


佐久市街を抜けたあたり。
八ヶ岳は雪が残っていて、今宵の冷え込みが容易に想像できてしまうあたり…。

<PC3着-19:17(規定-13:53~21:20)>
マージンは約2時間になった。
冷え込んできたのでバッグからジャケット、シューズカバーを取り出して装着し、更にグローブもスリーシーズン用フルフィンガーから冬用に切り替え、野辺山を目指す。
電光表示で確認した時には外気温は1℃だったけれど装備はそこそこ間に合っていて、上り坂で回しているとうっすら汗ばむくらい。
汗が流れるくらいだと却って身体を冷やしてしまいかねないので、多少汗ばむくらいが丁度良い。
野辺山をすぎて韮崎までは長い長いご褒美ダウンヒル。
やはり夜中の下り坂はヘッドライトがあると便利。
コーナーで自分の進む方向を照らせるというのは心理的にも非常に走りやすい。
韮崎市内に入ったのは21時頃。
若干空腹感を覚えたので【福福】というチェーンの中華料理屋に入って麻婆丼と台湾ラーメンのセットをいただく。

¥750也、思いのほかボリュームがあって面食らった。
韮崎から甲州街道に入って一路東へ向かい、PC4到着

<PC4着-23:30(規定-16:14~2:20)>
この時点でマージンは2時間50分、かなり余裕が出来てきた。
特に疲労も眠気は感じなかったので仮眠を取ることを考えずに行けるところまで、あわよくばそのままゴールまで走り抜くつもりでそそくさと移動。
5~8%程度の勾配がひたすら10km以上続く御坂みちをえっちらおっちら登って行く。
激坂もきついけれど、こういう中途半端に緩くて長い坂道も辛い。
まあ、向かい風と違って終りがあることが分かっているから気は楽だけれど。
御坂トンネルからのご褒美ダウンヒルを下ればすぐに河口湖。
河口湖大橋を渡って東恋路交差点を一旦右折して鳴沢の通過チェックポイントへ。
<通過チェックポイント着-02:06(参考-17:14~4:28)>
マージンは若干目減りして2時間半弱。
ここから先は青葉主催でも埼玉主催でも幾度となくブルベで通った道となる。
山中湖に抜け、道志みちに入り山伏峠を越えたらあとは最後のご褒美ダウンヒル。
まだ薄暗い中を快調なペースで下っていた時のこと、対向車線の上り坂を三台の車が結構な勢いのテール・トゥ・ノーズで走って来たのに気を取られてしまい、アスファルトに直径20cmほどの欠損があることに気づくのが遅れ、豪快に突っ込んでしまった。
嫌な感触があったので”リム打ちやっちまったか!?”と思ったら案の定、50mも進まないうちに後輪に違和感。
街灯の下まで移動し、チューブの交換作業。
ところが取り出してみた新品チューブに付いているバルブがなぜか米式。
通販でまとめ買いをした時になぜか完全に取り違えて発注してしまったようである。
若干(?)パニックに陥りつつもパンクしたチューブの穴を探り当て、イージーパッチで急場をしのいで再スタート。
なんだかんだ1時間近く無駄に費やしてしまい、すっかり明るくなり始めた道志みちを再び進む。
日曜日はトレイルランイベントがあるのであちこちに石灰で矢印が引かれたりしていた。
無理せず速度を抑え気味にしてPC5に到着
<PC5着-6:12(規定-19:06~8:28)>
マージンは二時間強、パンク修理が無かったらこの時点で三時間ほどのマージンとなっていたはずだったけれど、まずまず問題なさそうなタイムではあったので、軽く休憩の後再スタートを。
それなりに快調に進んでいたものの、橋本駅近くまで来たところで再び後輪の圧が低下し始め、ストップを余儀なくされる。
ここでも小一時間ほど悪戦苦闘して新しい穴を見つけてイージーパッチを貼ったもののまだ圧低下が収まらない。
どうやら道志みちで修理したところが接着不良を起こして空気漏れをしているようで
やはり応急処置とはいえ修理は落ち着いて丁寧にやるべきだなあ と反省。
その後後続の参加者二名からスペアのチューブを分けてもらったもののどちらのチューブもわたしが使っているバルブエクステンショナーに合わず、折角の好意が無駄になってしまった。
通りがかりの地元自転車乗りのご夫婦に声をかけて近所の自転車店を教えて貰ったものの、そのお店の開店は12時。
ゴールまで約20kmなので、ゴールのクローズ時刻である11時までに滑り込もうと思ったら、以後は市街地走行であることを鑑みれば10時には再スタートしたい。
仕方がないので9時から開いている駅前のイオンの自転車売り場に行ってみたら700-23C対応チューブはあったもののやはりバルブが合わない。
店員に事情を話し、強引に応急処置を施してもらう。
”圧に耐えられるかどうか自信がないからお代はなしで良いです。”と、なんともありがたいお言葉を放った店員に最敬礼しつつ先を急ぐ。
なかなかどうして、ここまで走った身体とは思えないくらい足が回り、快調なペースでぐんぐん進む。
”これなら充分制限時間に間に合う!!”と、内心歓喜の雄叫びを上げつつ走ったのも束の間のこと。
5km進んだところで再び後輪から空気が抜けてしまって残念ながら今回のBRMはゴールまであと15kmのところで終了。
昨年に引き続いてのDNFという残念な結果に。
主催者にDNFの連絡を入れてから野猿街道を東に向かってとぼとぼ歩く。
京王線、聖蹟桜ヶ丘駅前にGIANTのショップができたことを思い出し、そこまでいけばチューブを手に入れて自走で帰れると思ったのだけれど、照りつける日差しの中大汗かいて到着したショップで店員に欲しいチューブを伝えると”当店では扱いがございません。”との寂しいお答え。
この時点でポッキリ心が折れてしまい、ゴミ袋輪行する気力すら湧かずにタクシーを捕まえてまっすぐ帰宅。
なかなかどうして人生一筋縄ではいかないものだということを痛感した今回のブルベでした。
残念ながらまたもDNFとなってしまいましたが、青葉スタッフのみなさま大変ありがとうございました。
次回の【BRM526青葉600鳥坂峠】で再びお世話になります。
今度こそきっちり完走させていただきますのでよろしくお願いいたします。
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