BRM602沼津600クラシックあらため興津600-3
2012.06.12 Tue 21:49 -edit-
<全体ルート(GPSログ合成)>

<PC4⇒Goal>
【走行距離】210.08km
【総所要時間】12時間00分
【乗車時間】9時間10分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)17.5km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)22.9km/h
【獲得標高】 1,632m
長かった600kmブルベも折り返し点。※中間点ではない
ここから先は勾配緩めの210km。
PC4で折り返してからは畑の中の一本道をひたすら南下、今回往路とコースが被るのはこの約40kmの区間のみ。
往路の10km地点辺りでおそらく先頭の人とすれ違ったが、その人は距離差約60km、約3時間も先行していた訳だ。
走行中、睡魔の波状攻撃を受け、安全に走行する自信がなくなる状況が何度かあり、さすがに命の危険を感じたので往路で目星をつけていた仮眠場所、【道の駅アルプス安曇野ほりがねの里】に駆け込む。
二つの建物に挟まれた中庭的な空間、しかもしっかり屋根がかかっていたエリアにベンチが並んでいたのを確認済み。
冷え込みを予想して仮眠用にレスキューシートを装備品に加えていたものの、レインウェアの上着を羽織るだけで充分寒さがしのげたので携帯電話のアラームを45分後にセットして仮眠。
わたし自身は布団の上だろうと道端だろうと枕が変わろうとどこでも寝ることができるので、今回のように特に仮眠するために宿を確保したりせずに眠くなるまで走って適当なところで寝るスタイルが一番効率が良い。
ただし、唯一の難点は眠くなった時に即仮眠向きのスポットが簡単に見つかることばかりあるわけではないということ。
昨年静岡の600に参加したときは富士川土手で仮眠するつもりで無理やり走行していたら富士川市街地で居眠り⇒転倒というコンボを食らったし。
幸いにして通行車両も通行人もなくて他人に迷惑をかけることもなく、自分自身に怪我もなく…だったけれど。
道の駅には駐車場泊の人たちも何組かいたようで、わたしが横たわっていたベンチの脇を抜けて奥のトイレに誰かが向かう気配を何度か感じた。
その度に人感センサーによって作動して再生が始まる自動販売機のアンパンマンのテーマがなかなか鬱陶しくて困るwww
アンパンマンのテーマを子守唄代わりにまどろむこと小一時間、すっかり睡魔が退散して下さったのでリスタート。あたりはすっかり明るくなってきた。
アルプスグリーンロードを塩尻に向け南下していると、丁度時間的にタイミングが良かったのだろう、何人もの参加者とすれ違った。その数十数名。
その度に手を振ったり”おはよーございまーす!!”とい声をかけたり。
わたしは寝不足気味の寝起きなのでテンション高いw
塩尻からR20に入り塩尻峠を越える。
約4km、平均勾配4%ほどの緩い坂道だけれど、ほとんど勾配が変わらないままひたすら登りが続く。
天竜橋を渡り、諏訪湖西岸へ。この辺は前週の鳥坂峠と同じコース。

二週続けて諏訪湖畔。
鳥坂と同じようにR20を東進して富士見峠を越える。
前回パンク神が降臨した場所をすんなり通過し、快調に下り坂を進む。
一瞬ミスコースをしかけたけれども無事に穴山橋の手前を右折してK12へ。
今回おかしなナビを連発してくれたEdge800ではあったけれど、この曲がり角でのコースアウトアラートは正直助かった。
交通量もアップダウンも少なく、非常に走りやすいK12。
田園風景の中をのんびり進むのは本当に気分がいい。

時々肥料の鶏糞等の臭気で”うっ!!”となるのはご愛嬌w
途中富士川町内でペダルファージャージの人(動画撮影中)が道端に止まっているのが目に入ったけれどこの時は大したトラブルに見舞われているようには見えなかったので普通にパス。
この人は長野県内で何度か前後した記憶がある。
鰍沢口駅付近から身延線沿いの山道を走る。
富士川を挟んで反対側の身延道は走ったことがあるけれど、こちらの道は初めてだった。
空模様が暗く怪しくなってきて、途中パラパラと雨が降ってきたものの新割石トンネルを抜けたら雨も止んでいた。
-PC5(534.4):ローソン六郷町店 11:24着(クローズ17:36)-
六時間のマージンを持って最後のPCに到着。
今までどんな距離のブルベでもPC到着時には誰かしら他の参加者がいたものだけれど、このPCでは誰もいなかったので若干不安を感じ、キューシートに書かれている店名と入口ガラス戸に表記されているそれを何度か見比べてみたりもした。
間違いは無いようなので買い物を済ませ、駐車場の端っこに腰を下ろしてのんびり休憩。
と、先ほど見かけたペダルファーの人が入ってきた。
”いやぁ、こけちゃいましたよ。走っていて一瞬意識を持って行かれたらそのまま転倒しちゃってた。バス停なんかでまめに仮眠取っていたのになあ…。”
見ればブレーキのブラケットが曲がり、サドルレールも若干歪んでいる。
先ほど追い越した時は転倒して起き上がったところだったようである。
やはり長距離ブルベでは、時にねじ伏せ時には身を委ねたりして睡魔といかに上手に付き合うかが安全に完走する第一条件となるのだなあ、と。
それにしてもサドルレールが歪むほどの衝撃で転倒した割には乗っていた本人には大きな怪我がないようで幸いでしたねえ、といった内容の会話をしばし交わした後わたしが先行して出発。
残り約70km区間は所々で若干のコブがあるものの、全体的には下り基調で500km以上走って来た足腰には非常に優しいコースとなっていた。
※獲得標高は上りが403m、下りが605m(ルートラボによる)
富士川沿いに下って東海道旧道を由比方面へ。
途中、ちょっとルートを間違えて早めにR1に出てしまったのはご愛嬌www
快調に飛ばして見覚えのある健康ランドの建物正面入口脇にチャリを停めてゴール受付に向かう。
-Goal(603.3):駿河健康ランド 14:56着(クローズ22:00)-
七時間のマージンを確保した状態でゴール。
土曜日の朝、受付とブリーフィングを受けたフィットネスジムに入ってゴール受付を行う。
わたしは四番目の到着だったらしい。
受付を済ませ、健康ランドに入場してアカスリとマッサージを堪能。
風呂上りにはビールを飲みたい気分満々だったけれど、運転できなくなるので流石に断念。月曜日はどうしても仕事を休めない業務上の都合があったし。
あまり長湯すると眠くなって危険だろうと思われたので18時になるかならないかのまだ明るいうちに健康ランドを後にし、道中大した渋滞にも引っかからずに20時過ぎには無事帰宅。
鳥坂の時にはまだまだ走っている時間帯だったことを考えるとなんだかんだ言ってやはりクラシックコースは走りやすいものなのだろうかとか思ってみたり。
まあ、仮眠の取り方が大きく影響しているのだろう。
仮眠場所をあらかじめ定めてしまうと寝つきが悪く、結果時間のロスが大きくなってしまう。
このへんは向き不向きの問題なので、あくまでもわたしにとってはということであるのは言うまでもないけれど。
<最終結果>
【実施日】2012/06/02/06:00スタート
【走行距離】606.11km
【総所要時間(認定時間)】32時間56分
【乗車時間】25時間55分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)18.4km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)23.38km/h
【獲得標高】 5,579m
※各データはGarmin Connectに依拠。
最後にAudax Japan 神奈川のスタッフのみなさまありがとうございました。
来年は正規(?)のクラシックコースを堪能すべくエントリーさせていただく予定ですのでよろしくお願いいたします。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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<PC4⇒Goal>
【走行距離】210.08km
【総所要時間】12時間00分
【乗車時間】9時間10分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)17.5km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)22.9km/h
【獲得標高】 1,632m
長かった600kmブルベも折り返し点。※中間点ではない
ここから先は勾配緩めの210km。
PC4で折り返してからは畑の中の一本道をひたすら南下、今回往路とコースが被るのはこの約40kmの区間のみ。
往路の10km地点辺りでおそらく先頭の人とすれ違ったが、その人は距離差約60km、約3時間も先行していた訳だ。
走行中、睡魔の波状攻撃を受け、安全に走行する自信がなくなる状況が何度かあり、さすがに命の危険を感じたので往路で目星をつけていた仮眠場所、【道の駅アルプス安曇野ほりがねの里】に駆け込む。
二つの建物に挟まれた中庭的な空間、しかもしっかり屋根がかかっていたエリアにベンチが並んでいたのを確認済み。
冷え込みを予想して仮眠用にレスキューシートを装備品に加えていたものの、レインウェアの上着を羽織るだけで充分寒さがしのげたので携帯電話のアラームを45分後にセットして仮眠。
わたし自身は布団の上だろうと道端だろうと枕が変わろうとどこでも寝ることができるので、今回のように特に仮眠するために宿を確保したりせずに眠くなるまで走って適当なところで寝るスタイルが一番効率が良い。
ただし、唯一の難点は眠くなった時に即仮眠向きのスポットが簡単に見つかることばかりあるわけではないということ。
昨年静岡の600に参加したときは富士川土手で仮眠するつもりで無理やり走行していたら富士川市街地で居眠り⇒転倒というコンボを食らったし。
幸いにして通行車両も通行人もなくて他人に迷惑をかけることもなく、自分自身に怪我もなく…だったけれど。
道の駅には駐車場泊の人たちも何組かいたようで、わたしが横たわっていたベンチの脇を抜けて奥のトイレに誰かが向かう気配を何度か感じた。
その度に人感センサーによって作動して再生が始まる自動販売機のアンパンマンのテーマがなかなか鬱陶しくて困るwww
アンパンマンのテーマを子守唄代わりにまどろむこと小一時間、すっかり睡魔が退散して下さったのでリスタート。あたりはすっかり明るくなってきた。
アルプスグリーンロードを塩尻に向け南下していると、丁度時間的にタイミングが良かったのだろう、何人もの参加者とすれ違った。その数十数名。
その度に手を振ったり”おはよーございまーす!!”とい声をかけたり。
わたしは寝不足気味の寝起きなのでテンション高いw
塩尻からR20に入り塩尻峠を越える。
約4km、平均勾配4%ほどの緩い坂道だけれど、ほとんど勾配が変わらないままひたすら登りが続く。
天竜橋を渡り、諏訪湖西岸へ。この辺は前週の鳥坂峠と同じコース。

二週続けて諏訪湖畔。
鳥坂と同じようにR20を東進して富士見峠を越える。
前回パンク神が降臨した場所をすんなり通過し、快調に下り坂を進む。
一瞬ミスコースをしかけたけれども無事に穴山橋の手前を右折してK12へ。
今回おかしなナビを連発してくれたEdge800ではあったけれど、この曲がり角でのコースアウトアラートは正直助かった。
交通量もアップダウンも少なく、非常に走りやすいK12。
田園風景の中をのんびり進むのは本当に気分がいい。

時々肥料の鶏糞等の臭気で”うっ!!”となるのはご愛嬌w
途中富士川町内でペダルファージャージの人(動画撮影中)が道端に止まっているのが目に入ったけれどこの時は大したトラブルに見舞われているようには見えなかったので普通にパス。
この人は長野県内で何度か前後した記憶がある。
鰍沢口駅付近から身延線沿いの山道を走る。
富士川を挟んで反対側の身延道は走ったことがあるけれど、こちらの道は初めてだった。
空模様が暗く怪しくなってきて、途中パラパラと雨が降ってきたものの新割石トンネルを抜けたら雨も止んでいた。
-PC5(534.4):ローソン六郷町店 11:24着(クローズ17:36)-
六時間のマージンを持って最後のPCに到着。
今までどんな距離のブルベでもPC到着時には誰かしら他の参加者がいたものだけれど、このPCでは誰もいなかったので若干不安を感じ、キューシートに書かれている店名と入口ガラス戸に表記されているそれを何度か見比べてみたりもした。
間違いは無いようなので買い物を済ませ、駐車場の端っこに腰を下ろしてのんびり休憩。
と、先ほど見かけたペダルファーの人が入ってきた。
”いやぁ、こけちゃいましたよ。走っていて一瞬意識を持って行かれたらそのまま転倒しちゃってた。バス停なんかでまめに仮眠取っていたのになあ…。”
見ればブレーキのブラケットが曲がり、サドルレールも若干歪んでいる。
先ほど追い越した時は転倒して起き上がったところだったようである。
やはり長距離ブルベでは、時にねじ伏せ時には身を委ねたりして睡魔といかに上手に付き合うかが安全に完走する第一条件となるのだなあ、と。
それにしてもサドルレールが歪むほどの衝撃で転倒した割には乗っていた本人には大きな怪我がないようで幸いでしたねえ、といった内容の会話をしばし交わした後わたしが先行して出発。
残り約70km区間は所々で若干のコブがあるものの、全体的には下り基調で500km以上走って来た足腰には非常に優しいコースとなっていた。
※獲得標高は上りが403m、下りが605m(ルートラボによる)
富士川沿いに下って東海道旧道を由比方面へ。
途中、ちょっとルートを間違えて早めにR1に出てしまったのはご愛嬌www
快調に飛ばして見覚えのある健康ランドの建物正面入口脇にチャリを停めてゴール受付に向かう。
-Goal(603.3):駿河健康ランド 14:56着(クローズ22:00)-
七時間のマージンを確保した状態でゴール。
土曜日の朝、受付とブリーフィングを受けたフィットネスジムに入ってゴール受付を行う。
わたしは四番目の到着だったらしい。
受付を済ませ、健康ランドに入場してアカスリとマッサージを堪能。
風呂上りにはビールを飲みたい気分満々だったけれど、運転できなくなるので流石に断念。月曜日はどうしても仕事を休めない業務上の都合があったし。
あまり長湯すると眠くなって危険だろうと思われたので18時になるかならないかのまだ明るいうちに健康ランドを後にし、道中大した渋滞にも引っかからずに20時過ぎには無事帰宅。
鳥坂の時にはまだまだ走っている時間帯だったことを考えるとなんだかんだ言ってやはりクラシックコースは走りやすいものなのだろうかとか思ってみたり。
まあ、仮眠の取り方が大きく影響しているのだろう。
仮眠場所をあらかじめ定めてしまうと寝つきが悪く、結果時間のロスが大きくなってしまう。
このへんは向き不向きの問題なので、あくまでもわたしにとってはということであるのは言うまでもないけれど。
<最終結果>
【実施日】2012/06/02/06:00スタート
【走行距離】606.11km
【総所要時間(認定時間)】32時間56分
【乗車時間】25時間55分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)18.4km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)23.38km/h
【獲得標高】 5,579m
※各データはGarmin Connectに依拠。
最後にAudax Japan 神奈川のスタッフのみなさまありがとうございました。
来年は正規(?)のクラシックコースを堪能すべくエントリーさせていただく予定ですのでよろしくお願いいたします。
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