BRM707宇都宮600km(「はながさ/HANAGASA」ブルベ)-1
2012.07.10 Tue 06:32 -edit-
<コース全体>(GPSログ合成)
途中でバグってログが取れなかった区間があったので積算時間数は実際よりも30分ほど短かかったものの、走行距離を積算するとかなり大きめの数値。
誤差だとすると約5%というのはちょいっと大き過ぎないか?
※合計所要時間以外はEdge800のログに準拠
【実施日時】2012年7月7日1:00スタート
【走行距離】621km
【総所要時間】37時間38分
【乗車時間】28時間58分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)17km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)21km/h
【獲得標高】 6,349m
<Start⇒PC4>
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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途中でバグってログが取れなかった区間があったので積算時間数は実際よりも30分ほど短かかったものの、走行距離を積算するとかなり大きめの数値。
誤差だとすると約5%というのはちょいっと大き過ぎないか?
※合計所要時間以外はEdge800のログに準拠
【実施日時】2012年7月7日1:00スタート
【走行距離】621km
【総所要時間】37時間38分
【乗車時間】28時間58分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)17km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)21km/h
【獲得標高】 6,349m
<Start⇒PC4>
-Start:宇都宮サイクルスポーツセンター 1:00-
今年になってからわたしがエントリーしたイベント開催日の天気予報は、週間予報等の長期予報で確認した時の降水確率が、当日に近づくにつれ段々と下がって行く傾向があったのだけれど、今回は始めてそれが逆になった。
当初は曇り予報、時間帯によっては晴れ間が覗くような予報だったけれども日を追うごとに傘マークが増え、最終的には終日雨が降るような予報に変わってしまっていた。
走行途中で降られることはあってもスタートから雨というのは去年、スタート直後に転倒して自走できないダメージを負ってDNFとなった青葉の【御坂みち】以来なので全く未経験と言って良く、しかもそれが600kmなので若干尻込みしつつ自分自身の【晴れ男】たる神通力に一縷の望みを託してスタート会場へ。
仕事を早めに切り上げ、会場に早めに着いて2、3時間ほど仮眠を取る腹積もりだったのに蓋を開けば現地到着が23時半。昨年同様スタート前に仮眠を取る余裕なんかちっともない。
雨脚は弱まるどころか本格的な本降りに移行し、DNSも脳裏をよぎったけれども”ここまで来たのに…。”という思いの方が強く、スタート手続きを済ませる。
宇都宮まで来た時点で走ることは決定しているんだよなw
当初は曇り予報、時間帯によっては晴れ間が覗くような予報だったけれども日を追うごとに傘マークが増え、最終的には終日雨が降るような予報に変わってしまっていた。
走行途中で降られることはあってもスタートから雨というのは去年、スタート直後に転倒して自走できないダメージを負ってDNFとなった青葉の【御坂みち】以来なので全く未経験と言って良く、しかもそれが600kmなので若干尻込みしつつ自分自身の【晴れ男】たる神通力に一縷の望みを託してスタート会場へ。
仕事を早めに切り上げ、会場に早めに着いて2、3時間ほど仮眠を取る腹積もりだったのに蓋を開けば現地到着が23時半。昨年同様スタート前に仮眠を取る余裕なんかちっともない。
雨脚は弱まるどころか本格的な本降りに移行し、DNSも脳裏をよぎったけれども”ここまで来たのに…。”という思いの方が強く、スタート手続きを済ませる。
宇都宮まで来た時点で走ることは決定しているんだよなw
薄明かりの中雨を避けつつテントで手続き。
受付近くではカエルがお見送り。
7月7日午前1時、三々五々スタート。
後でスタッフから聞いた話では出走したのは27名とのこと。
スタートは3番手位だったはずだけれど直後の下り坂をおっかなびっくり下っている間に先頭には離され、しばらく単独で走った後に自分を含め4~5台の集団になった。
夜間で降雨状態、集団走行が不得手なわたしにはかなりリスクが高いのでなるべく前走者に付きすぎないよう距離を保ち、進行軸を外して走る。軸を外さないと前走者の跳ね上げる水しぶきをモロに浴びるのでこれは必須。
真っ暗な道を雨に打たれながら黙々とペダルクランクを回す。
レインウェアの内部はあっという間に汗で濡れ、シューズカバーを装着していてもガムテープで蓋をするのをすっかり忘れていたので靴底の穴からじゃんじゃん水が入って無意味。
眠気と相まって徐々に思考がネガティブな方向に向い始め雨の中チャリを必死で漕いでいる自分が馬鹿みたいに思えてくる。
普段苦手で敬遠しがちな集団走行ではあったけれど、周囲に同じように雨の夜中にペダルを踏んでいる馬鹿みたいな連中がいるという光景がモチベーションを維持するのに非常に有効だったw
ほとんど平坦路だったこともあり、約2時間で50km弱を走破してPC1に到着。
ここで、先ほど一緒に走っていたTREK乗り氏が”ここでDNFします。”と宣言。
ここまで来たのに?と問うと、DNSはしたくなかったし、この先の天候を考慮して、むしろここまで来たから引き返すのだ…と。
なるほど、そういう考え方もあるのだなあと感心。
いわゆる勇気ある撤退と言うヤツだ。
相変わらず小雨そぼ降る中リスタート。
-PC2(98.2km):7-11大信増見店 6:01着(クローズ7:32)-
後でスタッフから聞いた話では出走したのは27名とのこと。
スタートは3番手位だったはずだけれど直後の下り坂をおっかなびっくり下っている間に先頭には離され、しばらく単独で走った後に自分を含め4~5台の集団になった。
夜間で降雨状態、集団走行が不得手なわたしにはかなりリスクが高いのでなるべく前走者に付きすぎないよう距離を保ち、進行軸を外して走る。軸を外さないと前走者の跳ね上げる水しぶきをモロに浴びるのでこれは必須。
真っ暗な道を雨に打たれながら黙々とペダルクランクを回す。
レインウェアの内部はあっという間に汗で濡れ、シューズカバーを装着していてもガムテープで蓋をするのをすっかり忘れていたので靴底の穴からじゃんじゃん水が入って無意味。
眠気と相まって徐々に思考がネガティブな方向に向い始め雨の中チャリを必死で漕いでいる自分が馬鹿みたいに思えてくる。
普段苦手で敬遠しがちな集団走行ではあったけれど、周囲に同じように雨の夜中にペダルを踏んでいる馬鹿みたいな連中がいるという光景がモチベーションを維持するのに非常に有効だったw
ほとんど平坦路だったこともあり、約2時間で50km弱を走破してPC1に到着。
-PC1(48.2km):7-11那須関谷店 3:04着(クローズ4:24)-
ここで、先ほど一緒に走っていたTREK乗り氏が”ここでDNFします。”と宣言。
ここまで来たのに?と問うと、DNSはしたくなかったし、この先の天候を考慮して、むしろここまで来たから引き返すのだ…と。
なるほど、そういう考え方もあるのだなあと感心。
いわゆる勇気ある撤退と言うヤツだ。
相変わらず小雨そぼ降る中リスタート。
途中、どうしよもなく眠くなってしまったので【西岩崎ポケットパーク】の東屋のベンチで横になって20分ほど仮眠。
野鳥のさえずりと近くを流れる川の音がBGMw
仮眠明けは身体が軽く、雨が小降りになった事と相まって快調なペースで流す。
仮眠明けは身体が軽く、雨が小降りになった事と相まって快調なペースで流す。

雨降っていなかったら朝日が差して気持ちよかっただろうと思う。

白河の家畜改良センター。
去年もこの手前で曲がりそこねて道を間違えた。
去年もこの手前で曲がりそこねて道を間違えた。
-PC2(98.2km):7-11大信増見店 6:01着(クローズ7:32)-
去年と同じところにツバメの巣があったものの、今年はヒナの姿が見えず。
時期がちょっと遅かったか。
少々身体が冷えたので朝っぱらからカップラーメンを食してリスタート。
先に仮眠を取ったので休憩短め。
猪苗代に抜ける前の山場、勢至堂峠。
勾配はさほどきつくはないけれどだらだら続く長い坂は精神的にかなりきつい。
時期がちょっと遅かったか。
少々身体が冷えたので朝っぱらからカップラーメンを食してリスタート。
先に仮眠を取ったので休憩短め。
猪苗代に抜ける前の山場、勢至堂峠。
勾配はさほどきつくはないけれどだらだら続く長い坂は精神的にかなりきつい。
勢至堂峠入口の【馬尾滝】よく見ると奥にも数段ある段滝である。
勢至堂峠のトンネルを抜け、しばらく民家や田んぼの間を走り抜けるとそこに広がる猪苗代湖。
雨は小降りながらしっかりと振り続け、対岸は霞の向こう。確か去年も対岸は見えなかったはずだ。
勢至堂峠のトンネルを抜け、しばらく民家や田んぼの間を走り抜けるとそこに広がる猪苗代湖。
雨は小降りながらしっかりと振り続け、対岸は霞の向こう。確か去年も対岸は見えなかったはずだ。



猪苗代湖からしばらく一緒になったのはA埼玉ジャージのキャノンデールの人(この人はあちこちで見かける)とピンクのガノの人。

ちょうど自分と同じくらいのペースだったので(勝手に)ペースメーカーになって貰った。

磐梯山山頂は雲の中。
田んぼの中を気分良く走れる道…雨さえ無ければw
-PC3(98.2km):7-11猪苗代松宮店 9:06着(クローズ11:24)-
-PC3(98.2km):7-11猪苗代松宮店 9:06着(クローズ11:24)-


今回初の有人チェックポイント、宇都宮スタートと寒河江スタートのちょうど中間点になる。
お店の駐車場にテントを張り、スタッフが出迎えてくれた。
参加者の奥様(みーちゃんさん)がペーパードリップでコーヒーを淹れてくれた。
運良く最後の三杯の一つにありつく。
AJ宇都宮は有人チェックが多く、スタッフ総出で苦労しながら楽しんでいる風情が気持ちいい。
いよいよここから先が往路のメイン、白布峠へ向かう。
お店の駐車場にテントを張り、スタッフが出迎えてくれた。
参加者の奥様(みーちゃんさん)がペーパードリップでコーヒーを淹れてくれた。
運良く最後の三杯の一つにありつく。
AJ宇都宮は有人チェックが多く、スタッフ総出で苦労しながら楽しんでいる風情が気持ちいい。
いよいよここから先が往路のメイン、白布峠へ向かう。
軽く一山越えて檜原湖。
霞んでしまって景色がイマイチ。
霞んでしまって景色がイマイチ。

白布峠入口。
始めは5%くらいのだらだらした坂が続き、しばらくすると10%前後の勾配が延々続く。
そうでなくとも厳しい坂道を雨の中ペダルを踏んでいるとすぐに心が折れそうになる。
一度でも足を着いたら間違いなく二度と登れなくなる予感があったのでひたすらクランクを回す。
ピークに近づくと周囲の木々が減り、勾配が再び緩やかになる。
どうにかこうにか無事クリアした先にシークレットポイントのテントがあった。
始めは5%くらいのだらだらした坂が続き、しばらくすると10%前後の勾配が延々続く。
そうでなくとも厳しい坂道を雨の中ペダルを踏んでいるとすぐに心が折れそうになる。
一度でも足を着いたら間違いなく二度と登れなくなる予感があったのでひたすらクランクを回す。
ピークに近づくと周囲の木々が減り、勾配が再び緩やかになる。
どうにかこうにか無事クリアした先にシークレットポイントのテントがあった。


PC3が有人だったので今年はここに人はいないと思っていたのに。
お疲れさまです。頂いたお味噌汁美味しかったです。
今度はひたすら下り。
ウェット路面の急な下り坂は【ご褒美】ではなく【ただのバツゲーム】であることは言うまでもない。
おっかなびっくり腰が引けた状態で握力がなくなりそうなくらいブレーキレバーを握る。

【
お疲れさまです。頂いたお味噌汁美味しかったです。
今度はひたすら下り。
ウェット路面の急な下り坂は【ご褒美】ではなく【ただのバツゲーム】であることは言うまでもない。
おっかなびっくり腰が引けた状態で握力がなくなりそうなくらいブレーキレバーを握る。


【
不動の滝】
靴がアレなので強引にそばに寄るわけにも行かないのがなんとも歯がゆい。
下り坂でブレーキが効かずにガードレールに突っ込みそうになること数回。
何度か怖い思いを味わいながら米沢に到着。
靴がアレなので強引にそばに寄るわけにも行かないのがなんとも歯がゆい。
下り坂でブレーキが効かずにガードレールに突っ込みそうになること数回。
何度か怖い思いを味わいながら米沢に到着。
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