BRM707宇都宮600km(「はながさ/HANAGASA」ブルベ)-2
2012.07.11 Wed 12:55 -edit-
<PC4→PC8>
-PC4(224.8km):ローソン高畠町高畠店 13:11着(クローズ16:00)-
高畠町のローソンも昨年と同じPC。
ただしアプローチが昨年は東側から、今年は南側からという違いがある。
PC4を後にし、折り返しとなるPC5を目指して走る。
細かいアップダウンのある山道を抜け、上山市に入った頃になってようやく乾いたアスファルト路面とご対面。
前半走行中、妙にハイになって”雨の中のブルベも楽しいんじゃね?”なんて勢いでツィートしたのをちょっと後悔していた頃合いなので本当に嬉しかった。
今回始めてレインウェアの上着を脱ぎ、ジャージ姿で走れる区間になった。

田んぼに描かれた【絆】の文字。

去年も”こんな路地が国道かよ!?”と思ったR458。
昔の道志みちがこんな感じだったなあ…と、懐かしく感じてみたり。
-PC5(282.4km):最上川ふるさと総合公園センターハウス内研修室 16:08着(クローズ19:48)-


RN宮城の人たちと軽く雑談。
床に敷かれたマットの上に横たわる参加者。
研修室が19時まで使えるので休んで行くか問われたもののそれほど疲れを感じていなかったのでそこはそのまま出発することに。
昨年は隣の温泉施設でのんびりしすぎて時間に追われてしまった苦い経験もある。
PC5を後にして西に進路を取る。
乾いた路面が嬉しい…と、思っていたらパラパラ落ちてくる雨。
それでも軽い降りだったので強引に進んでいたらR287朝日町手前辺りで一気に本降りに変わったので慌てて道端の樹の下に避難し、レインウェアを着る。
前半は明るくなって気温が上がってきてからは上だけ着て下は脱いでいたのだけれど、今回は体温低下予防を考え上下着用。
更に進んでいくと途中でEdge800がおかしな挙動を始める。
今まで見たこともないキャリブレーション画面を表示したりして一向にコース案内をしてくれない。
今回、キューシートは当然持ってきたもののラミネート加工も何もしていなかったのでバッグの中で濡れてぐちゃぐちゃになっており、読みながら進むのは非常に困難な状況だったのでこのままナビが飛んでしまうと非常に困る。
何度か電源のON/OFFを繰り返した後、ようやく復活。
ひとまずホッとして走り始めたのだけれど、30分ほどログ記録スタートボタンを押し忘れたまま走行してしまったのでログデータ上はまっすぐ直線移動したことになっている。
R287を逸れ、全く人気のない山道を雨に打たれながら淡々と走る。

熊の目撃情報がいくつか報告されている山道。
こんなところでパンクの神様が降臨してきたら大真面目に泣き出す自信がある。
とにかく民家がなく、ひたすら寂しい道をひとりで走っていると色々ネガティブな方向に思考が向くので困る。
しばらく不機嫌だったEdge800もどうにか落ち着いたらしく、普通にルート案内をしてくれるようになった。
相変わらずあたりはほとんど民家らしい民家も見当たらず、前後に反射ベストなお仲間の姿も見当たらず、非常に寂しい山道をPC6に向かってひたすら進む。
Edgeの距離表示でOC6まで1kmを切ったところでもまともに民家らしい民家が見当たらず、”こんなところにほんとにコンビニなんかあるのか?”と思いつつ案内に従って進むと果たして目の前にコンビニが。
どんなところにもコンビニがあってしまう日本ってすげぇwww
-PC6(338.3km):7-11飯豊椿店 19:53着(クローズ23:32)-

ようやく反射ベストが視界に入りホッとする。
【一人ぼっちじゃない】って素敵www
いい加減雨にはうんざりしていたものの文句を言っていても詮無いこと。
残り距離は260km強もあるのだしとにかく前に進むしかないけれど、此処から先は後半の文字通り山場第一弾の大峠、取上峠が待ち構えている。
大峠は勾配そのものはそれほどきつくなく、淡々と登った先にトンネルが待ち構えているあたりが往路の勢至堂と同様の山道。
昨年は白布峠の温泉街の急坂に苦しめられたけれど、夜の雨に打たれて緩勾配の長距離というのもなかなか堪える。

大峠トンネル。3,900mもあるので走っていると飽きる。
土曜の夜、雨降りというコンディションなので交通量は少なめながらも時折大型トラックが結構な速度で追い越していくのでそこそこ怖いし。
喜多方市内に入り、PC7を目指す。
PC直前、T字路を左折しなければならないところをうっかり右折して目の前にあった7-11駐車場に滑りこむ。
ルート案内の距離表示は概ねこのあたりで正解のはずだけれどなぜか反射ベストが一人もいない。
バッグから雨に濡れてヘロヘロになってしまった折りたたまれた状態のキューシートを取り出し、破れないように慎重に開くとPC7は7-11ではなくファミリーマートと書いてある。危ない危ない。
キューシートをしまって再度走りだすもローソンが一軒あった以外はコンビニが見当たらない上どんどん道の両側が寂しくなってさすがにおかしい。
同じ道を引き返し、先ほどの7-11を越えたすぐ先にファミリーマートを発見し、停められている数台のチャリが目に入った。
いやはや、ほんとに危ないところだった。
-PC7(48.2km):FM喜多方東桜ヶ丘店 23:45着(クローズ3:12)-

マージンは変わらず3時間ほど。
この先まだ取上峠や桜峠が待ち構えているしその先には凶悪な氷玉峠も待っているのでマージンはいくらあっても足りないくらい。
補給もそこそこにPC8を目指す。
心配なのは睡魔。Blackガムを噛みつつ走っていたけれど、時折意識が遠のくのを感じたりしていた。
それでも行けるところまで行ってみようとしてみたものの、取上峠手前の北塩原を走行中どうにも抗いきれない睡魔の波状攻撃を受け、そこで視界に入った北塩原郵便局の荷さばき用プラットフォームのコンクリートの上で横になって仮眠。
荷さばきスペースなのでひさしが大きく、建物の陰になっているので風もない。
30分ほどまどろんだらものすごく身体が軽くなった。
雨が小降りになってきたこともあって快調に取上峠を越え
有人PCのPC8に辿り着く。
-PC8(432.9km):7-11猪苗代若宮店 3:36着(クローズ5:52)-

往路と同じスタッフに出迎えられ、ブルベカードをチェックしてもらう。
それにしても雨降りの深夜、いつ来るとも知れない参加者を根気強く待ち続けてくれるスタッフには心底頭が下がる思い。
彼らとの会話が折れそうな心を支えてくれたしモチベーションを引き上げてくれた。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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-PC4(224.8km):ローソン高畠町高畠店 13:11着(クローズ16:00)-
高畠町のローソンも昨年と同じPC。
ただしアプローチが昨年は東側から、今年は南側からという違いがある。
PC4を後にし、折り返しとなるPC5を目指して走る。
細かいアップダウンのある山道を抜け、上山市に入った頃になってようやく乾いたアスファルト路面とご対面。
前半走行中、妙にハイになって”雨の中のブルベも楽しいんじゃね?”なんて勢いでツィートしたのをちょっと後悔していた頃合いなので本当に嬉しかった。
今回始めてレインウェアの上着を脱ぎ、ジャージ姿で走れる区間になった。

田んぼに描かれた【絆】の文字。

去年も”こんな路地が国道かよ!?”と思ったR458。
昔の道志みちがこんな感じだったなあ…と、懐かしく感じてみたり。
-PC5(282.4km):最上川ふるさと総合公園センターハウス内研修室 16:08着(クローズ19:48)-




RN宮城の人たちと軽く雑談。
床に敷かれたマットの上に横たわる参加者。
研修室が19時まで使えるので休んで行くか問われたもののそれほど疲れを感じていなかったのでそこはそのまま出発することに。
昨年は隣の温泉施設でのんびりしすぎて時間に追われてしまった苦い経験もある。
PC5を後にして西に進路を取る。
乾いた路面が嬉しい…と、思っていたらパラパラ落ちてくる雨。
それでも軽い降りだったので強引に進んでいたらR287朝日町手前辺りで一気に本降りに変わったので慌てて道端の樹の下に避難し、レインウェアを着る。
前半は明るくなって気温が上がってきてからは上だけ着て下は脱いでいたのだけれど、今回は体温低下予防を考え上下着用。
更に進んでいくと途中でEdge800がおかしな挙動を始める。
今まで見たこともないキャリブレーション画面を表示したりして一向にコース案内をしてくれない。
今回、キューシートは当然持ってきたもののラミネート加工も何もしていなかったのでバッグの中で濡れてぐちゃぐちゃになっており、読みながら進むのは非常に困難な状況だったのでこのままナビが飛んでしまうと非常に困る。
何度か電源のON/OFFを繰り返した後、ようやく復活。
ひとまずホッとして走り始めたのだけれど、30分ほどログ記録スタートボタンを押し忘れたまま走行してしまったのでログデータ上はまっすぐ直線移動したことになっている。
R287を逸れ、全く人気のない山道を雨に打たれながら淡々と走る。

熊の目撃情報がいくつか報告されている山道。
こんなところでパンクの神様が降臨してきたら大真面目に泣き出す自信がある。
とにかく民家がなく、ひたすら寂しい道をひとりで走っていると色々ネガティブな方向に思考が向くので困る。
しばらく不機嫌だったEdge800もどうにか落ち着いたらしく、普通にルート案内をしてくれるようになった。
相変わらずあたりはほとんど民家らしい民家も見当たらず、前後に反射ベストなお仲間の姿も見当たらず、非常に寂しい山道をPC6に向かってひたすら進む。
Edgeの距離表示でOC6まで1kmを切ったところでもまともに民家らしい民家が見当たらず、”こんなところにほんとにコンビニなんかあるのか?”と思いつつ案内に従って進むと果たして目の前にコンビニが。
どんなところにもコンビニがあってしまう日本ってすげぇwww
-PC6(338.3km):7-11飯豊椿店 19:53着(クローズ23:32)-

ようやく反射ベストが視界に入りホッとする。
【一人ぼっちじゃない】って素敵www
いい加減雨にはうんざりしていたものの文句を言っていても詮無いこと。
残り距離は260km強もあるのだしとにかく前に進むしかないけれど、此処から先は後半の文字通り山場第一弾の大峠、取上峠が待ち構えている。
大峠は勾配そのものはそれほどきつくなく、淡々と登った先にトンネルが待ち構えているあたりが往路の勢至堂と同様の山道。
昨年は白布峠の温泉街の急坂に苦しめられたけれど、夜の雨に打たれて緩勾配の長距離というのもなかなか堪える。

大峠トンネル。3,900mもあるので走っていると飽きる。
土曜の夜、雨降りというコンディションなので交通量は少なめながらも時折大型トラックが結構な速度で追い越していくのでそこそこ怖いし。
喜多方市内に入り、PC7を目指す。
PC直前、T字路を左折しなければならないところをうっかり右折して目の前にあった7-11駐車場に滑りこむ。
ルート案内の距離表示は概ねこのあたりで正解のはずだけれどなぜか反射ベストが一人もいない。
バッグから雨に濡れてヘロヘロになってしまった折りたたまれた状態のキューシートを取り出し、破れないように慎重に開くとPC7は7-11ではなくファミリーマートと書いてある。危ない危ない。
キューシートをしまって再度走りだすもローソンが一軒あった以外はコンビニが見当たらない上どんどん道の両側が寂しくなってさすがにおかしい。
同じ道を引き返し、先ほどの7-11を越えたすぐ先にファミリーマートを発見し、停められている数台のチャリが目に入った。
いやはや、ほんとに危ないところだった。
-PC7(48.2km):FM喜多方東桜ヶ丘店 23:45着(クローズ3:12)-

マージンは変わらず3時間ほど。
この先まだ取上峠や桜峠が待ち構えているしその先には凶悪な氷玉峠も待っているのでマージンはいくらあっても足りないくらい。
補給もそこそこにPC8を目指す。
心配なのは睡魔。Blackガムを噛みつつ走っていたけれど、時折意識が遠のくのを感じたりしていた。
それでも行けるところまで行ってみようとしてみたものの、取上峠手前の北塩原を走行中どうにも抗いきれない睡魔の波状攻撃を受け、そこで視界に入った北塩原郵便局の荷さばき用プラットフォームのコンクリートの上で横になって仮眠。
荷さばきスペースなのでひさしが大きく、建物の陰になっているので風もない。
30分ほどまどろんだらものすごく身体が軽くなった。
雨が小降りになってきたこともあって快調に取上峠を越え
有人PCのPC8に辿り着く。
-PC8(432.9km):7-11猪苗代若宮店 3:36着(クローズ5:52)-


往路と同じスタッフに出迎えられ、ブルベカードをチェックしてもらう。
それにしても雨降りの深夜、いつ来るとも知れない参加者を根気強く待ち続けてくれるスタッフには心底頭が下がる思い。
彼らとの会話が折れそうな心を支えてくれたしモチベーションを引き上げてくれた。
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