BRM707宇都宮600km(「はながさ/HANAGASA」ブルベ)-3
2012.07.13 Fri 00:33 -edit-
<PC8⇒PC11(Goal)>
-PC8(432.9km):7-11猪苗代若宮店 3:36着(クローズ5:52)-
コンビニ駐車場の一角にテントが張られ、雑魚寝状態で仮眠を取れるようになっていたので軽く15分ほど横になり、4時頃リスタート。
雨はかなり小降りになってきていてこの先の氷玉峠越えには若干明るい材料。
田んぼの中の道を進んでいると随分と周囲が明るくなってきた。

雨はほとんど止み、霧が立ち込める。
途中、まだ若干雨がぱらついたものの道の駅ばんだいで上下共レインウェアを脱ぎ、身軽になって下り基調のご褒美ルートをひた走る。
なんぼサイクル用品とはいえレインウェアはレインウェア。ちょっと速度が上がれば風を受けてバタバタ耳元でうるさいし走りにくいので脱いで走ると本当に身軽になって気持ちが良い。
気持よく飛ばしてストレスを発散しているのとは裏腹に、段々明るくなるにつれてEdge800の視認性がぐんぐん低下してくれるおかげで速度もケイデンスもよくわからず、そういう意味では逆にストレス溜まるw

今回【雨対策】としてビニールを被せてみたEdge800夜間はそれなりだったけれど、
日中の視認性の低さはどうしようもなかった。この辺は今後の課題。
それにしてもこの区間は平坦で走りやすくて非常に気分が良い

広域農道。
AJ宇都宮が設定するコースで【広域農道】というとひたすらアップダウンのある山間部の道がまっさきに思い浮かぶのだけれど、ここは水田の中をひたすら真っすぐ伸びる気持ちのよい平坦路だった。
-PC9(468.2km):7-11北会津中学校前店 6:44着(クローズ8:12)-

若干マージンが目減り傾向。
雨はほとんど止んだ状態でこの先に待ち構える氷玉峠、中山峠に向けては多少安心できそうな感じではあったけれど山の天気は気まぐれなのであまり当てには出来ない。
駐車場の脇に腰を下ろしてぼんやりしていたら目の前でトラックとバンの接触事故。
自分は事故に遭わないよう気持ちを引き締めるのに役立った出来事。
いよいよ後半の最後の山場に向かう。
大内宿に向かう山道をひたすら登る。
470km走って来た脚にはかなりの負担になる坂道で、ペース配分をろくすっぽ考えずに適当にまわしていたわたしにはかなり厳しい試練の道となってしまった。
それでもどうにかこうにかピークを越え、ご褒美のダウンヒル。
途中、大内宿に立ち寄ろうかと思ったけれども若干時間が早かったので素通り。
っていうか時間に余裕があっても心と身体にゆとりが無かったwww
すぐに登り返しの中山峠があり、ちょっと下ったらすぐにまた登り返し。

中山峠を越えてしばらく下ったところにある湧水で水補給。
高倉山山頂部分は霧に隠れていて神秘的な風情。
いよいよ最後の難関、山王峠を目指す。
この峠を越えさえすれば後は一気に下るのみ。
平均2~3%程度の勾配がゆるい坂道に体力を削られつつ進んでいると、ピークのちょっと手前が最終の有人PC10である。
-PC10(530.1km):ヤマザキショップ会津高原店 10:50着(クローズ12:20)-

右端の画像は今回のスタッフへばな氏のBlogより拝借
往路のPC3でペーパードリップのコーヒーを振舞ってくださったみーちゃんさんがここにもいらして卵やソーセージをフライパンで炒めて提供してくださった。
その心尽くしも嬉しかったけれど、会話をしていて妙に高いテンションが非常に楽しく、残り80km弱を走るのに充分なモチベーションの回復に役立ってくださいました。
いやはや本当にありがとうございました。
後は途中軽く登り返しがあるものの基本下り基調の坂道を一気に下る。
快調なペースで日光市を抜けて宇都宮市に入り、あとほんの少しでゴールというタイミングであろうことかEdge800がすね始めた。
仕方が無いのでルート案内は諦め、ログデータの記録のみにして記憶と勘でゴールを目指したものの、真夜中自動車で走るのと明るいうちに自転車で走るのとでは周囲の景色の見え方が全く違う。
何度か同じ道を行ったり来たりしながらようやく正しい道を発見しゴールへと向かう。

最後の最後に待ち構える、鶴CCの10%を超える急坂。
サイクルスポーツセンター建物直下の坂道もなにげにきつい。
-PC11【Goal】(606.1km):自然休養林管理センター 14:38着(クローズ17:00)-

右端:(c)へばな氏
ようやくゴール。
本降りの雨の中をスタートしてから37時間38分。
去年痛恨のDNFだった【宇都宮⇔寒河江の600km】をどうにかクリア。
とはいえ往路の一部、復路のほぼ全てが去年と異なる別コースではあったけれど、宇都宮と寒河江を往復するBRMという意味では一緒だし、昨年と比較すると復路に白布の激坂が無かった代わりに峠が増えてむしろ厳しくなったのではなかろうかと。
実際、雨の影響が大きかったとはいえ出走27人中完走できたのは約半数の14人だったそうだし。
AJ宇都宮のスタッフの皆様、運営お疲れ様でした。
色々と本当にありがとうございました。
またエントリーさせて頂きます。山岳は仕事の都合で無理そうなのが残念ですが。
帰りはただおみ温泉に立ち寄ってゆっくり疲れを癒す。
ここは宇都宮に数ヶ月滞在して仕事をしていた頃jからのお気に入りの温泉。
上がった時、脱衣所で参加者の一人とすれ違い、”お疲れ様。”と声をかけて先に出る。
表に出てから自転車を見て気がついたのだけれど、あの人がふぃりっぷさんだったのね。
※後から気付いたけれどゴール受付で思いっきりニアミスしていたwww

風呂あがりに冷えたところてんをいただく。
まったり過ごしたいところだったけれど、あまり遅くならないうちに帰りたかったので長居をせず帰路に。

宇都宮ICから東北道に乗り、大谷PAで【レモン牛乳ソフト】をいただく。
三芳付近での事故による渋滞情報が電光掲示板に表示サれていたけれど、通過する頃にはすっかり解消され、それほど詰まったところもなくすんなりと都内へ。

途中、ちょっとした渋滞に引っかかった時、眺めた空。
この空が欲しかったんだよ、土日に。
その後も大した渋滞に引っかかること無くすんなり進み、自宅に帰着したのは19時頃。
洗車を後回しにして近所の馴染みの店に行き、浴びるほどビールを頂いて一瞬意識を飛ばしたのもお約束。
しんどい思いを味わいましたが終わってみればやっぱり楽しかったブルベでした。
やっぱりブルベは600kmが楽しいなあ と。
多分いちばん自分に合っているのだろう。
おまけ。
雨の中走り続けてふやけきった足裏。
微グロ注意w
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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-PC8(432.9km):7-11猪苗代若宮店 3:36着(クローズ5:52)-
コンビニ駐車場の一角にテントが張られ、雑魚寝状態で仮眠を取れるようになっていたので軽く15分ほど横になり、4時頃リスタート。
雨はかなり小降りになってきていてこの先の氷玉峠越えには若干明るい材料。
田んぼの中の道を進んでいると随分と周囲が明るくなってきた。

雨はほとんど止み、霧が立ち込める。
途中、まだ若干雨がぱらついたものの道の駅ばんだいで上下共レインウェアを脱ぎ、身軽になって下り基調のご褒美ルートをひた走る。
なんぼサイクル用品とはいえレインウェアはレインウェア。ちょっと速度が上がれば風を受けてバタバタ耳元でうるさいし走りにくいので脱いで走ると本当に身軽になって気持ちが良い。
気持よく飛ばしてストレスを発散しているのとは裏腹に、段々明るくなるにつれてEdge800の視認性がぐんぐん低下してくれるおかげで速度もケイデンスもよくわからず、そういう意味では逆にストレス溜まるw

今回【雨対策】としてビニールを被せてみたEdge800夜間はそれなりだったけれど、
日中の視認性の低さはどうしようもなかった。この辺は今後の課題。
それにしてもこの区間は平坦で走りやすくて非常に気分が良い

広域農道。
AJ宇都宮が設定するコースで【広域農道】というとひたすらアップダウンのある山間部の道がまっさきに思い浮かぶのだけれど、ここは水田の中をひたすら真っすぐ伸びる気持ちのよい平坦路だった。
-PC9(468.2km):7-11北会津中学校前店 6:44着(クローズ8:12)-

若干マージンが目減り傾向。
雨はほとんど止んだ状態でこの先に待ち構える氷玉峠、中山峠に向けては多少安心できそうな感じではあったけれど山の天気は気まぐれなのであまり当てには出来ない。
駐車場の脇に腰を下ろしてぼんやりしていたら目の前でトラックとバンの接触事故。
自分は事故に遭わないよう気持ちを引き締めるのに役立った出来事。
いよいよ後半の最後の山場に向かう。
大内宿に向かう山道をひたすら登る。
470km走って来た脚にはかなりの負担になる坂道で、ペース配分をろくすっぽ考えずに適当にまわしていたわたしにはかなり厳しい試練の道となってしまった。
それでもどうにかこうにかピークを越え、ご褒美のダウンヒル。
途中、大内宿に立ち寄ろうかと思ったけれども若干時間が早かったので素通り。
っていうか時間に余裕があっても心と身体にゆとりが無かったwww
すぐに登り返しの中山峠があり、ちょっと下ったらすぐにまた登り返し。


中山峠を越えてしばらく下ったところにある湧水で水補給。
高倉山山頂部分は霧に隠れていて神秘的な風情。
いよいよ最後の難関、山王峠を目指す。
この峠を越えさえすれば後は一気に下るのみ。
平均2~3%程度の勾配がゆるい坂道に体力を削られつつ進んでいると、ピークのちょっと手前が最終の有人PC10である。
-PC10(530.1km):ヤマザキショップ会津高原店 10:50着(クローズ12:20)-



右端の画像は今回のスタッフへばな氏のBlogより拝借
往路のPC3でペーパードリップのコーヒーを振舞ってくださったみーちゃんさんがここにもいらして卵やソーセージをフライパンで炒めて提供してくださった。
その心尽くしも嬉しかったけれど、会話をしていて妙に高いテンションが非常に楽しく、残り80km弱を走るのに充分なモチベーションの回復に役立ってくださいました。
いやはや本当にありがとうございました。
後は途中軽く登り返しがあるものの基本下り基調の坂道を一気に下る。
快調なペースで日光市を抜けて宇都宮市に入り、あとほんの少しでゴールというタイミングであろうことかEdge800がすね始めた。
仕方が無いのでルート案内は諦め、ログデータの記録のみにして記憶と勘でゴールを目指したものの、真夜中自動車で走るのと明るいうちに自転車で走るのとでは周囲の景色の見え方が全く違う。
何度か同じ道を行ったり来たりしながらようやく正しい道を発見しゴールへと向かう。


最後の最後に待ち構える、鶴CCの10%を超える急坂。
サイクルスポーツセンター建物直下の坂道もなにげにきつい。
-PC11【Goal】(606.1km):自然休養林管理センター 14:38着(クローズ17:00)-



右端:(c)へばな氏
ようやくゴール。
本降りの雨の中をスタートしてから37時間38分。
去年痛恨のDNFだった【宇都宮⇔寒河江の600km】をどうにかクリア。
とはいえ往路の一部、復路のほぼ全てが去年と異なる別コースではあったけれど、宇都宮と寒河江を往復するBRMという意味では一緒だし、昨年と比較すると復路に白布の激坂が無かった代わりに峠が増えてむしろ厳しくなったのではなかろうかと。
実際、雨の影響が大きかったとはいえ出走27人中完走できたのは約半数の14人だったそうだし。
AJ宇都宮のスタッフの皆様、運営お疲れ様でした。
色々と本当にありがとうございました。
またエントリーさせて頂きます。山岳は仕事の都合で無理そうなのが残念ですが。
帰りはただおみ温泉に立ち寄ってゆっくり疲れを癒す。
ここは宇都宮に数ヶ月滞在して仕事をしていた頃jからのお気に入りの温泉。
上がった時、脱衣所で参加者の一人とすれ違い、”お疲れ様。”と声をかけて先に出る。
表に出てから自転車を見て気がついたのだけれど、あの人がふぃりっぷさんだったのね。
※後から気付いたけれどゴール受付で思いっきりニアミスしていたwww

風呂あがりに冷えたところてんをいただく。
まったり過ごしたいところだったけれど、あまり遅くならないうちに帰りたかったので長居をせず帰路に。

宇都宮ICから東北道に乗り、大谷PAで【レモン牛乳ソフト】をいただく。
三芳付近での事故による渋滞情報が電光掲示板に表示サれていたけれど、通過する頃にはすっかり解消され、それほど詰まったところもなくすんなりと都内へ。

途中、ちょっとした渋滞に引っかかった時、眺めた空。
この空が欲しかったんだよ、土日に。
その後も大した渋滞に引っかかること無くすんなり進み、自宅に帰着したのは19時頃。
洗車を後回しにして近所の馴染みの店に行き、浴びるほどビールを頂いて一瞬意識を飛ばしたのもお約束。
しんどい思いを味わいましたが終わってみればやっぱり楽しかったブルベでした。
やっぱりブルベは600kmが楽しいなあ と。
多分いちばん自分に合っているのだろう。
おまけ。
雨の中走り続けてふやけきった足裏。
微グロ注意w
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