BRM908青葉600km安曇野(2012/09/08)-1.5/2
2012.09.11 Tue 19:15 -edit-
妙義山北麓を回ってR18に合流。
この辺は同じ青葉主催の600km鳥坂峠と同じ。
その際にはPCとなっていたコンビニでコーラを飲んで水分補給。
昼食は児玉で済ませたし、夕食にはまだ早い、おやつにはちょっと重すぎる…で、今回釜飯はパス。
昨日、一昨日走っている最中も、終わってからも意外とブルベ腹を感じておらず、食べる量は普段とそれほど変らない。なんでだ?
※因みにブルベ腹⇒ #ブルベあるある

碓氷峠でお約束な構図。
碓氷峠を越え、軽井沢を横切る。多くのブルベで曲がる【追分】の交差点を曲がらず直進し【浅間サンライン】に入る。
浅間サンラインと言えば去年の静岡600km軽井沢の際、散々アップダウンさせられて心が折れそうになった嫌な記憶が蘇えったものの、軽井沢側からだとそんなにきつくないのでホッとした。
ホッとしついでに曲がり忘れて若干迷子になったけれどwww
サンライン走行中、いきなり一匹の犬が走り寄ってきて併走しながら足元に擦り寄って来た。
丁度GPSの画面をいじっていたタイミングだったので完全に不意打ちを食らって大層ビビったし。
かなり近くに寄っているのでペダルを回す足で蹴っ飛ばしてしまうのではないか、あるいは噛み付いてくるんじゃなかろうかとか心配しつつ変な声を上げて走っていたら飼い主らしき男性が”すみません、大丈夫ですよ!”と声をかけてきた。
噛み付いたりしませんよって意味だとは思うけれどちっとも大丈夫じゃねぇって、リード外すなよ。
っていうか、この場合あんたのセリフは”大丈夫ですか?”でなくてはいかんだろう。
こっちはあわや転倒、落車の可能性だってあったのだし。

小諸懐古園
あと二時間くらい早ければ入場する余裕ができたかな。全ての基本は脚力の問題。
小諸を抜け、上田に向かう。
海野宿も明るい時間帯に通過したかった。
PC3(221.2km)に到着したのは19:01、寄り道して上田でそばをたぐろうかとも思ったけれど、あまりに余裕をぶっこき過ぎると痛い目に遭いそうなので断念。この辺の判断は、まあ間違っちゃいなかった。
コンビニ飯で夕食を済ませ、先を急ぐ。
日がとっぷり暮れてしまっている中、おそらく今回のブルベ中最も勾配のきつい四十八曲峠を走る。
距離はそう大したことがないのに勾配がやたらときついこの坂道
ログを確認したら麓からトンネル入口までざっと3km、平均勾配8%ほど。
長いトンネルを抜けるとご褒美ダウンヒルでクールダウン。
今回は事前に心配していたほどには気温が下がらずひと安心。過ごしやすい気温で助かった。
犀川沿いの暗い県道を一人で走行していて一部区間にダートがあったりしておっかなびっくり進んでいた広津発電所手前あたりの山道でいきなりタヌキに遭遇、ほぼこちらと同じ速度で並走し、”フガ!フガ!!”と荒い息を吐きながらドタドタ走る。
”うわ!うわ!!おおおお!?”
サンラインで犬に走り寄られた時同様最初物音に気づいた際、ここでも一瞬恐怖を覚えたというか混乱したというか、思わず変な声を出してしまった。
ヘッドランプが無かったら何が並走しているのかわかりづらかっただろう。
結局20mほど並走して引き離したけれど、意外と足速いのね。考えてみたらイヌ科なのだし走るの速くてもおかしくないか。
イヌ、タヌキ、とイヌ科の動物が続いたので次のブルベでは同じイヌ科のキツネにでも遭遇するのだろうか。
次のブルベはA埼玉主催のBRM922埼玉400㎞スーパーアタック茅ヶ岳、山岳ブルベなので充分ありそう…っていうかことによるとクマ対策が必要か。
安曇野のPC4到着は22時半頃。
補給を済ませてまったり休憩していたら、往路で一緒だったTREK乗りのAさんと、PC4の手前でしばらく一緒でわたしのコースミスを大声で指摘してくださった女性が一緒だった。
途中の信州健康ランドで休憩するか否かしばし検討し、結局立ち寄ろうということにしてなんとなくわたしが先頭を牽いて三人でリスタート。
会話をしていた時にAさんではない方の方が去年と一昨年、【ロッジこすもす】に宿泊した(=【青葉600鳥坂】を走った)とおっしゃっていて、その時は聞き流してしまったのだけれどリスタートしてしばらくしてからその人がけーこさんのレポで名前を見かけたまきさんだと思い至った。
この辺りの思考の鈍り具合は既に蓄積疲労の現れだったのかもしれない。
しばらく走って信号待ちの際、追いついて来たのはAさんだけでまきさんの姿がない。聞けば膝に若干の痛みがあるのでペースダウンしているとの事。結局ろくに会話もできなかった。
最終的に完走できたのだろうか?ゴール後にスタッフに確認し忘れた。
この辺から若干記憶が怪しい。
走行距離を確認して健康ランドへの残り距離を計算しながら走行していたはずなのに気づけば善知鳥峠の坂道を登っている自分がいた。
後ろに付いて来ていたAさんと他2、3人も道連れにしちゃったか…。とか思いつつ峠を越えてすぐにあった7-11に雪崩れ込む。そこで健康ランドスルーを詫びたけれどAさん自身は元々立ち寄る予定はしていなかったし、ほかの人たちも立ち寄らずに走り抜けるつもりだったらしいのでホッとした。
駐車場のアスファルトに転がって仮眠を取り、しばし休憩した後にリスタート。今度は単独行。
中途半端な仮眠で今ひとつ疲れが抜けきっていなかったのが敗因だろう、伊那市内を走行中に前方の交差点を左折するために減速したものの交差点自体がまだまだ先だということに気づき、若干意識が飛びかけているから気をつけようと思ったその刹那、アスファルト路面に転がっていたし。
幸いなことに自転車、自動車含めて後続がおらず、タイミング早すぎたけれど左折の為に減速した直後だったので膝をすりむいたことと左肩~左上腕にかけての打ち身以外は自転車にも身体にもほぼノーダメージ。
それにしても生傷の絶えないオトナって…。
通過チェックポイントの高遠に到着したのは空が明るくなって来てからのこと。
それまでにも何度か会話を交わした、BRM707宇都宮600にも参加していた栃木から参加のアンカー乗り氏と雑談を交わし、一緒にリスタート。
杖突峠の登りをずっと会話しつつ進めたのは明け方、日が差し始めて気温が上がって来るといきなり睡魔が襲って来たりするので非常に助かった。実際、去年の静岡600軽井沢では明るくなってからの居眠りで思いっきり転倒したし。
今年四本目の600だと言ったら”600走ると寿命が縮まった気になりませんか?”と、呆れられたw
早朝で交通量が少ないので後方を確認しながら並走してあれこれ雑談。7月7日の宇都宮600㎞のことや自転車のこと、ブルベのこと。
”宇都宮のブルベしか出たことが無かったのでキューシートの他にコマ図やルートラボのデータまで配布する宇都宮と違って青葉はキューシートだけだったのでちょっと面食らったんですよ。”
”青葉以外に静岡とか埼玉とかあちこち参加したけれど、宇都宮は至れり尽くせりでサービス良いよ。クラブによってその辺は変わるよね。”
”なるほど、やっぱりそういうものなんですか。”
なんて話や
”今のクロモリも良いけどやっぱりカーボンが欲しかったからこの間とうとうマドンのフレームを買ったんですよ、まだ組めていないんですけど。
とか色々。同好の士ってことでなかなか話は尽きないものです。
杖突峠のピークを過ぎ、ご褒美ダウンヒルを堪能して茅野市街からR20、坂室トンネルを通らず旧道へ。
富士見峠に差し掛かる辺りでいつの間にか単独走行になっていた。
快調に下り基調のR20を進んで円野郵便局の角を曲がりそこねて50mほど通過するお約束の後県道12号線へ。

韮崎市内県道12号線からの眺め。
黄金色に輝く稲穂がすっかり秋の風情。
<想像以上に間延びしてしまったので続く>
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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この辺は同じ青葉主催の600km鳥坂峠と同じ。
その際にはPCとなっていたコンビニでコーラを飲んで水分補給。
昼食は児玉で済ませたし、夕食にはまだ早い、おやつにはちょっと重すぎる…で、今回釜飯はパス。
昨日、一昨日走っている最中も、終わってからも意外とブルベ腹を感じておらず、食べる量は普段とそれほど変らない。なんでだ?
※因みにブルベ腹⇒ #ブルベあるある


碓氷峠でお約束な構図。
碓氷峠を越え、軽井沢を横切る。多くのブルベで曲がる【追分】の交差点を曲がらず直進し【浅間サンライン】に入る。
浅間サンラインと言えば去年の静岡600km軽井沢の際、散々アップダウンさせられて心が折れそうになった嫌な記憶が蘇えったものの、軽井沢側からだとそんなにきつくないのでホッとした。
ホッとしついでに曲がり忘れて若干迷子になったけれどwww
サンライン走行中、いきなり一匹の犬が走り寄ってきて併走しながら足元に擦り寄って来た。
丁度GPSの画面をいじっていたタイミングだったので完全に不意打ちを食らって大層ビビったし。
かなり近くに寄っているのでペダルを回す足で蹴っ飛ばしてしまうのではないか、あるいは噛み付いてくるんじゃなかろうかとか心配しつつ変な声を上げて走っていたら飼い主らしき男性が”すみません、大丈夫ですよ!”と声をかけてきた。
噛み付いたりしませんよって意味だとは思うけれどちっとも大丈夫じゃねぇって、リード外すなよ。
っていうか、この場合あんたのセリフは”大丈夫ですか?”でなくてはいかんだろう。
こっちはあわや転倒、落車の可能性だってあったのだし。

小諸懐古園
あと二時間くらい早ければ入場する余裕ができたかな。全ての基本は脚力の問題。
小諸を抜け、上田に向かう。
海野宿も明るい時間帯に通過したかった。
PC3(221.2km)に到着したのは19:01、寄り道して上田でそばをたぐろうかとも思ったけれど、あまりに余裕をぶっこき過ぎると痛い目に遭いそうなので断念。この辺の判断は、まあ間違っちゃいなかった。
コンビニ飯で夕食を済ませ、先を急ぐ。
日がとっぷり暮れてしまっている中、おそらく今回のブルベ中最も勾配のきつい四十八曲峠を走る。
距離はそう大したことがないのに勾配がやたらときついこの坂道
ログを確認したら麓からトンネル入口までざっと3km、平均勾配8%ほど。
長いトンネルを抜けるとご褒美ダウンヒルでクールダウン。
今回は事前に心配していたほどには気温が下がらずひと安心。過ごしやすい気温で助かった。
犀川沿いの暗い県道を一人で走行していて一部区間にダートがあったりしておっかなびっくり進んでいた広津発電所手前あたりの山道でいきなりタヌキに遭遇、ほぼこちらと同じ速度で並走し、”フガ!フガ!!”と荒い息を吐きながらドタドタ走る。
”うわ!うわ!!おおおお!?”
サンラインで犬に走り寄られた時同様最初物音に気づいた際、ここでも一瞬恐怖を覚えたというか混乱したというか、思わず変な声を出してしまった。
ヘッドランプが無かったら何が並走しているのかわかりづらかっただろう。
結局20mほど並走して引き離したけれど、意外と足速いのね。考えてみたらイヌ科なのだし走るの速くてもおかしくないか。
イヌ、タヌキ、とイヌ科の動物が続いたので次のブルベでは同じイヌ科のキツネにでも遭遇するのだろうか。
次のブルベはA埼玉主催のBRM922埼玉400㎞スーパーアタック茅ヶ岳、山岳ブルベなので充分ありそう…っていうかことによるとクマ対策が必要か。
安曇野のPC4到着は22時半頃。
補給を済ませてまったり休憩していたら、往路で一緒だったTREK乗りのAさんと、PC4の手前でしばらく一緒でわたしのコースミスを大声で指摘してくださった女性が一緒だった。
途中の信州健康ランドで休憩するか否かしばし検討し、結局立ち寄ろうということにしてなんとなくわたしが先頭を牽いて三人でリスタート。
会話をしていた時にAさんではない方の方が去年と一昨年、【ロッジこすもす】に宿泊した(=【青葉600鳥坂】を走った)とおっしゃっていて、その時は聞き流してしまったのだけれどリスタートしてしばらくしてからその人がけーこさんのレポで名前を見かけたまきさんだと思い至った。
この辺りの思考の鈍り具合は既に蓄積疲労の現れだったのかもしれない。
しばらく走って信号待ちの際、追いついて来たのはAさんだけでまきさんの姿がない。聞けば膝に若干の痛みがあるのでペースダウンしているとの事。結局ろくに会話もできなかった。
最終的に完走できたのだろうか?ゴール後にスタッフに確認し忘れた。
この辺から若干記憶が怪しい。
走行距離を確認して健康ランドへの残り距離を計算しながら走行していたはずなのに気づけば善知鳥峠の坂道を登っている自分がいた。
後ろに付いて来ていたAさんと他2、3人も道連れにしちゃったか…。とか思いつつ峠を越えてすぐにあった7-11に雪崩れ込む。そこで健康ランドスルーを詫びたけれどAさん自身は元々立ち寄る予定はしていなかったし、ほかの人たちも立ち寄らずに走り抜けるつもりだったらしいのでホッとした。
駐車場のアスファルトに転がって仮眠を取り、しばし休憩した後にリスタート。今度は単独行。
中途半端な仮眠で今ひとつ疲れが抜けきっていなかったのが敗因だろう、伊那市内を走行中に前方の交差点を左折するために減速したものの交差点自体がまだまだ先だということに気づき、若干意識が飛びかけているから気をつけようと思ったその刹那、アスファルト路面に転がっていたし。
幸いなことに自転車、自動車含めて後続がおらず、タイミング早すぎたけれど左折の為に減速した直後だったので膝をすりむいたことと左肩~左上腕にかけての打ち身以外は自転車にも身体にもほぼノーダメージ。
それにしても生傷の絶えないオトナって…。
通過チェックポイントの高遠に到着したのは空が明るくなって来てからのこと。
それまでにも何度か会話を交わした、BRM707宇都宮600にも参加していた栃木から参加のアンカー乗り氏と雑談を交わし、一緒にリスタート。
杖突峠の登りをずっと会話しつつ進めたのは明け方、日が差し始めて気温が上がって来るといきなり睡魔が襲って来たりするので非常に助かった。実際、去年の静岡600軽井沢では明るくなってからの居眠りで思いっきり転倒したし。
今年四本目の600だと言ったら”600走ると寿命が縮まった気になりませんか?”と、呆れられたw
早朝で交通量が少ないので後方を確認しながら並走してあれこれ雑談。7月7日の宇都宮600㎞のことや自転車のこと、ブルベのこと。
”宇都宮のブルベしか出たことが無かったのでキューシートの他にコマ図やルートラボのデータまで配布する宇都宮と違って青葉はキューシートだけだったのでちょっと面食らったんですよ。”
”青葉以外に静岡とか埼玉とかあちこち参加したけれど、宇都宮は至れり尽くせりでサービス良いよ。クラブによってその辺は変わるよね。”
”なるほど、やっぱりそういうものなんですか。”
なんて話や
”今のクロモリも良いけどやっぱりカーボンが欲しかったからこの間とうとうマドンのフレームを買ったんですよ、まだ組めていないんですけど。
とか色々。同好の士ってことでなかなか話は尽きないものです。
杖突峠のピークを過ぎ、ご褒美ダウンヒルを堪能して茅野市街からR20、坂室トンネルを通らず旧道へ。
富士見峠に差し掛かる辺りでいつの間にか単独走行になっていた。
快調に下り基調のR20を進んで円野郵便局の角を曲がりそこねて50mほど通過するお約束の後県道12号線へ。

韮崎市内県道12号線からの眺め。
黄金色に輝く稲穂がすっかり秋の風情。
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