【BRM601興津600km】完走記録-1.5(PC2→PC3)
2013.06.06 Thu 07:16 -edit-
※各数値はS→PC3まで、括弧内は全体の合算。Edge800のログによる。
【実施日時】2013年6月1日5:57スタート(公式スタート6:00/認定時間32時間36分)
【走行距離】 259.41km(593.92km)
【総所要時間】 12時間08分(32時間36分)
【乗車時間】 10時間00分
【平均時速】 (走行距離/総所要時間) 21.4km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)25.9km/h
【平均バイクケイデンス】 76rpm
【獲得標高】 1,047m
PC2での補給を済ませ、のんびりリスタート。
天竜川沿いの起伏の少ない快適な道をひたすら進む。

天竜川最下流のダムである船明(【ふなぎら】と読む)ダムと船明ダム湖
※ダムの名前がそのまま人造湖の名前になるケースって珍しいよね?少なくともわたしは初めて知った。

【夢の架け橋】という名だそうである

天竜川(船明ダム湖)左岸R151を道なりに遡上し、R151現道が天竜川を渡って右岸に移行する横山橋手前を右折し旧道に入るのが本来のコース。
カメラを構えつつ撮影しながら橋に差し掛かると”ソッチじゃないよ!コッチだよ!!”との呼び声。
見ると曲がり角で停車してキューシートを確認していたのは先ほどPC2まで一緒に走っていた外人さん(ゴールしてからジェロムさんだと神奈川のスタッフさんに教えて貰った)だった。
そこからしばらくジェロム氏が先行して二人で走行。
彼はペースがほぼわたしとおんなじで非常に走りやすい。


更にトンネルに入ると”Yhaaaaa!!”と声をあげたりベルを鳴らしたり。テンション高くて楽しいぞw
しかも、自動車は右岸の国道を走るので左岸のこの道はほとんど自動車が通らず、30km弱の旧道走行中すれ違った自動車は2、3台だけというサイクリングのために誂えたような道で非常に気分がいい。
右手の法面は苔むしているところが多く、頭上は新緑で覆われて空気がひんやりして気持ちいい。
ジェロム氏も同様に感じていたようで”キモチイイネ~♪”とニコニコ。
改めて気持ちの良い道であることや宿をどうする予定なのか等の雑談を交わしながら快調に進む。
彼は塩尻の健康ランドに宿泊する予定だとのこと。
それにしても日本語流暢だなあ。
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結局PC3までの走行距離の七、八割くらいをジェロム氏に引いてもらってしまった。


秋葉ダム


昨年はワイヤー破断で通行止めのため迂回ルートを通ることになったR473のつり橋『原田橋』
今年は改修なったので無事コースとして復活。味わいのある橋です。

この辺は国道区間のはずなのだけれどかなり道幅狭いし交通量も少ない。

途中で一旦天竜川から離れ、支流の大千瀬川沿いを進む。
キューシートにはPC2から先約100kmはコンビニがないので充分補給に気をつけるよう記載されていた。
この辺りから身体に若干の異変。
左右両腿が妙に張った感じでペダルクランクを回す動作につれて軽く痙攣が始まりそうな感じ。
明らかに発汗に伴う電解質不足な症状で、このままで行けば間違いなく脚が攣って身動き取れなくなる。
スポーツドリンクをがぶ飲みし、力の掛け具合の偏りが大きくなり過ぎないよう筋肉の張り具合を様子見しながら踏み足、引き足のバランスを考えて進む。
<自販機休憩=13:49>

東栄町に入った辺りで自販機があったので軽く休憩。
ここでもスポーツドリンク補給。とにかく発汗で喪失したミネラル分を補給しないとこの先脚がもたない。
大和金トンネル手前あたりからジリジリとジェロム氏から遅れ始め、トンネルを過ぎてしばらくのダウンヒルで距離を詰めたものの新野峠に向かう登り返しで再び遅れ始める。
今にも痙攣を起こしそうな脚をだましだまし進んでようやく道の駅 豊根グリーンポート宮嶋に到着。前方を進むジェロム氏が進行方向右側の道の駅に吸い込まれていくのが見えたのであとに続く。
この時点でボトルのスポドリもすっかり枯渇したのでジェロム氏が立ち寄ろうが立ち寄るまいがとにかく水が欲しかったので立ち寄るつもりだったけれど。
<道の駅 豊根グリーンポート宮嶋=15:19>




前払い制の売店でコロッケを二個頼んで揚がるのを待っていたらジェロム氏が近寄ってきて
”何か頼んだデスか?”
”うん、コロッケ二個♪”
”コロッケ…この字は何て読みマスか?”と、コロッケの上に書かれた『手造り』を指した。
”『てづくり』のコロッケですよ。”
”オ~~~。それならコロッケの定食頼みマス♪”
テラス席で各々頼んだものを食す。
”コンビニだとつい甘いものを食べてしまうので、味噌汁美味しいデス♪”
なるほど…っつーか、随分日本に馴染んでいるんだね(^_^;)
しばしまったりした後
”それじゃそろそろ出ましょうか。”既に相棒扱いwww
いや、ペースは合うしひたすら引いてくれるからこちらとしても願ったり叶ったりだけど。
そうして二人でスタートして新野峠を目指す。
脚に違和感を覚えたあたりからマメに電解質補給を行ったおかげか両脚のダメージは随分回復したのでどうにか離されずについて行けた。
それほど勾配はきつくないけれど、淡々と長距離続く新野峠は穏やかそうに見えて実は凶悪。
インテリヤクザかよ、まったく。

それまでなかったのにピーク付近になって初めて姿を現す登坂車線。
まあ、単純にそうではない場合もあるけれど、基本的には”今までより斜度きつくなるよ♪”ってことだもんなあ、心折れそうになるわ、こんなん見ると。

先に見える左コーナーを曲がれば新野峠ピーク。
ピークを過ぎたらご褒美ダウンヒル。
相変わらずジェロム氏が時折”Yhaaaa!!”とか奇声を上げつつ走る後ろをつかず離れずでついて行く。
新野峠のご褒美ダウンヒルが終わると細かくUP/DOWNが繰り返される。
それまでと同じようにしばらくは基本的に引いてもらいながらときときわたしが前に出て引いたり…を繰り返して走り続けていたものの、さすがに脚のダメージが完全には回復しておらず、ジェロム氏のペースに付いていくのが少々キツくなってきた。
途中、三人ほどと合流して五台の集団で走るようになっていたけれど、阿南町辺りから遅れ始め、下條村に入った頃には50~100mほど距離が開いてしまった。
無理して追うのもしんどいし、なによりボトルがほぼ空になってしまっていたので単独で道の駅信濃路下條に立ち寄り、水補給とついでにトイレ休憩。
しばしまったりしてからリスタートしたのだけれど、どうも股間がヒリヒリする。特に右脚付け根のあたり。
丁度レーパンがシワになってしまっているところが妙な擦れ方をしてしまっているようで、時折布地を引っ張って肌に触れないようにだましだまし走行。
それにしても残り距離が半分あるこの段階で股ずれとかしんどいな…。
今まで経験がなかっただけに少々不安を覚えた。
飯田市内に入り、飯田線伊那八幡駅を過ぎたらPC3はもうすぐ。
昨年は伊那八幡の『伊那』を伊那市と勘違いして萬里がすぐそばにあるものとヌカ喜びをしたものだった。

PC3に入るとき正面にあって視界に入ってくる夕暮れ時の兀岳(はげだけ)
※当初この字を読めなくて苦労した(^_^;)
<PC3(○K東かなえ店):現着=18:09/Close=23:52>

もともとの腹積もりではPC3に18:30着を目指していたので目標より20分早く、昨年よりも90分早い到着。
痙攣を起こしかけていた両腿もどうにか落ち着いてきたので今回の目的【伊那 萬里本店でローメン堪能】が随分現実味を帯びてきた。
以後、のんびりしすぎたら間に合わないけれど無理なペースで飛ばす必要はほとんどない。
心でこっそりガッツポーズwww
<つづくんです>
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