【BRM601興津600km】完走記録-2(PC3→PC4)
2013.06.07 Fri 23:00 -edit-
※各数値はPC3→PC4まで、括弧内は全体の合算。Edge800のログによる。
【実施日時】2013年6月1日18:06計測スタート(公式スタート6:00/認定時間32時間36分)
【走行距離】 125.57km(593.92km)
【総所要時間】 8時間43分(32時間36分)
【乗車時間】 5時間41分
【平均時速】 (走行距離/総所要時間) 14.4km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)22.1km/h
【平均バイクケイデンス】 63rpm
【獲得標高】 1,066m
獲得標高を見ると走行距離が約二倍のスタートからPC3までとほぼおんなじ。
夜間走行になるし、なかなかきつい区間であることはログからも容易に伺えます。
PC3に到着し、先着していたジェロム氏と言葉を交わす。
”ダイジョウブですか?急に見えなくなったからシンパイしました。”
いやはや申し訳ない。ケージのボトルを指差して
”ボトルの水が無くなっちゃったから停まってました。”
店内に入りレシートゲット。
第一目的は飽くまでも【伊那 萬里本店でのローメン】なのであんまりしっかり食す訳にはいかないものの、ここから先も細かくアップダウンが続いて結構消耗するコースなので少なすぎても後がきつい。
塩分補給とカーボローディングを考慮してチャーハンを購入し、スポドリで流し込む。
食べ終わってしばし呆けていたらジェロム氏が寄ってきて
”どうします?ここから先もイッショにいきますか?”と聞いてきた。
正直ありがたかったけれど、脚はようやく回復してきたものの股ズレの状態が気になって付いていける自信が無かったのでこの先ペースを落とす上寄り道をしたいので付いていけそうに無い旨伝え、ジェロム氏に先行して貰った。
ジェロム氏のリスタートを見送りしばしの後にわたしもリスタート。
心配した通り、右足付け根付近がひりひり痛み始めて思うようにペースが上がらない。
そんな時丁度目の前にチェーンのドラッグストアが現れたので立ち寄ってチューブタイプの白ワセリンを購入し、そのままトイレに駆け込んだ。
今回はビブショーツ(肩ストラップと一体型のレーサーパンツ)着用のため脱ぐのが面倒だったので横着をし、ワセリンを指先に搾り出して正面からビブショーツに手を突っ込んでひりつき始めた辺りにたっぷりと塗りこんだ。念のためにまだ痛みが生じていない左側にも。
背中を丸め、股間を覗き込みながらまたぐらに手を突っ込んでいるおっさん…端から見たら非常に間抜けな図であるがそんなことを考えている余裕は無い。
背に腹は代えられないのだ。
一通り処置を終えリスタートしてみたら劇的に痛みが解消されていて心が晴れやかに。
間抜けな格好をした甲斐があったというものである。
にほんブログ村
来年は駒ヶ根でソースカツ丼をいただくのも良いなあ。と、まだ今年の目的も達成しないどころか完走すらできていないうちに来年の事を考えていたり。
昨年も同様だったが駒ヶ根市内に入ってようやく行き先標識に【伊那】の文字が現れるようになると心が踊るw
いよいよ伊那市内に入ったのは20時を回ったところ。
どう考えても21:30の萬里L.O.に遅れようがないので心底ホッとして若干ペースを落としてのんびり走っていたらうっかり500mほどお店を通り過ぎてしまったのはご愛嬌。

萬里本店のとなりには系列のローメン専門店があって【ローメン誕生の地碑】もあったりする。この専門店にも心惹かれたけれど今回の目的地はあくまでも萬里本店。



萬里本店外観 / 内部 / ローメンの食べ方ガイド

ようやく邂逅叶った発祥店のローメンは汁タイプのローメン。
甘めのスープがベースのジャンクな味わいが何とも言えませんw
ローメンには大きく分けて汁タイプと焼きそばタイプがあり、最低限深蒸し麺を使ってキャベツとマトン肉が乗ることが条件なのだそうである。
冷蔵保存が困難だった時代に日持ちのよい深蒸し麺を使い、当時周辺地域で綿羊産業が盛んだったので安価で手に入れ易いマトン肉を使ったのが始まりなのだとか。
※昨年入った別のお店でレクチャーされた『ローメンの基礎知識』w


ローメンだけでは飽き足らず、店内に掲示されていたホワイトボードに書かれたお勧め一品料理の『モツ煮込み(塩味)』が気になってしまったのでついでにご飯も注文。しっかり煮込まれていて柔らかく、もの凄くお酒が欲しくなる味わいだったけれど正直食いすぎだろうとは思う。
すっかり腹いっぱいになって重たくなった体を椅子から立ち上がらせ、一路塩尻を目指す。
あれだけ食べてしまったらこの先眠くならないかが非常に心配。
それでもひとまず今回最大の目的が達成できた安堵感で心は軽く、さりとて脚はやや重く。
中央本線沿いを塩尻に向けて走っていたら、前方に一台ブルベなライダーを発見、しばらくあれこれ話しながら進んだ。その方もやはり塩尻に宿を確保しているようである。
善知鳥峠に差し掛かった辺りで先行を促され、前に出て再びソロクルーズ。
特に南側からのアプローチは緩い勾配がダラダラと続く善知鳥峠を越えたのはデジカメのタイムスタンプでは23時ちょっと前のこと。

勾配も標高も取り立てて際立ったものがあるわけでもないけれど、
ここはしっかり分水嶺なのである。
塩尻市内に入ってしばらく走ったら、案の定睡魔の波状攻撃がやってきた。
前夜(っていうか当日早朝)三時間弱ほどの仮眠でスタートしていたし、やはり萬里で食べ過ぎていたのが大きい。
どうしようもなく眠くなったのでちょっとコースを外れたところにあったコンビニで眠眠打破のドーピング。
取り敢えずアルプスグリーンロードにある二つの道の駅のどちらかに辿り着くまでは持ちこたえられそうな感じ。
塩尻市内を抜けてアルプスグリーンロードへ。
【分水嶺】を越えて北上(=日本海方面)しているので平坦に見えて実は微妙に下り基調な道。
折り返しを思うとうんざり…している余裕もないくらい眠かったのでグリーンロードに入って最初の道の駅である【今井恵の里】に飛び込み、携帯のアラームを30分後にセットしてベンチで横になる。
が、寝入りばな学生と思しき男女5、6人のグループが自販機周辺でわいわいがやがや騒ぎ出した。
”青春を謳歌したい気持ちは充分理解できる。けれども今は青春からすっかり遠ざかってしまったおっさんにほんの少々の時間でいいから安らかな仮眠の時間を与えてはくれまいか。”
そんな殊勝な事を思う訳もなく
”うるせーわクソガキども!とっとと散りやがれ!!”
と、心で毒づいていたのは言うまでもない。
それでもすっかり爆睡をかましたようで30分後にアラームで意識を取り戻した時には若者集団がいつまで騒いでいたのかとか全く記憶に残っていなかった。
軽く伸びをしてリスタート。ところが30分も走らないうちに再び睡魔。
こりゃいかんって事で再び道の駅へ、今度は道の駅ほりがね。
ここは昨年、アイスクリームの自販機にセットされた人感センサーに連動して鳴り響く『アンパンマンのテーマ』に苦しめられてしまった嫌な思い出のある場所だったりする。
そしてやはり今回もまた同じようにアンパンマンのテーマに安眠を阻害されてしまったのでありました。南無。
ここでも約30分まどろみ、アラームで目を覚ましたらアンパンマンのテーマに苦しめられてしまった割には今度はなかなかいい感じに眠気が飛んでいたのでほっとしてPC4に向かって走り始めた。
<PC4(7-11信濃松川店):現着=2:53/Close=8:04>

約五時間のマージン。
到着した時点でひとりの参加者がいたけれど”皆さんどこかで泊まっているんですかね?私が三番目(※)だったみたいですよ、ここ。”とのこと。
※:記憶が曖昧、三番目だったか四番目だったか。。。
昨年の記録を紐解いてみたらやはり同じようにPC4には3時丁度くらいに到着していたようだ。
それでも今年はローメンと仮眠の分だけ余計に時間が掛かっている計算なので昨年と比較したら約一時間先行していることになる。
<もういっかい続く>
- 関連記事
-
-
【雑感】BRM615R東京300km西上州前夜 2013/06/14
-
【BRM615R東京300km西上州】コース予習(寄り道プランニング) 2013/06/12
-
【BRM601興津600km】完走記録-3※完結(PC4→Goal) 2013/06/11
-
【ロングライド記録】チャレンジ高山不動&関八州見晴台 2013/06/10
-
【トレーニング記録】湘南ベルマーレ オーシャンスイムスクール 2013/06/08 2013/06/09
-
【BRM601興津600km】完走記録-2(PC3→PC4) 2013/06/07
-
【BRM601興津600km】完走記録-1.5(PC2→PC3) 2013/06/06
-
【BRM601興津600km】完走記録-1(Strat→PC2) 2013/06/05
-
【(個人的な)悲報】2013SR認定取得の目論見 2013/06/03
-
【BRM601興津600km】無事完走 -概要- 2013/06/02
-
【BRM913宮城1000】エントリー無事完了 2013/05/30
-