【ロングライド記録】津軽半島一周ライド_2013-Vol.1/2
2013.08.06 Tue 20:20 -edit-
※各数値はEdge800のログによる。
【実施日時】2013年8月4日06:03スタート
【走行距離】 197.7km
【総所要時間(グロス値)】 10時間57分
【乗車時間(ネット値)】 8時間22分
【平均時速(グロス値)】 (走行距離/総所要時間) 18.1km/h
【Ave.(ネット値)】 (走行距離/乗車時間)23.6km/h
【獲得標高】 1,583m
※今回、ケイデンス/速度センサーが不調だったので記録があてにならないかも。最高速160km/hとかなってるしw
<鰺ヶ沢⇒龍飛岬>


・ラーメン北前屋
今回のスタート/ゴール地点、青森県鯵ヶ沢町のラーメン店『北前屋』店主が10年来の知人だったりする。
その店主がオートバイ乗りのため『ラーメンを注文したライダーにはライス&餃子3個サービス』を実施していて”同じライダーだったら自転車乗りでも良いの?”と問うと”自分の身体がエンジンの自転車乗りは俺たちオートバイ乗りよりよほどサービスを受けるべきだろ。”と笑って語った。
R101から映画で有名になった犬の『わさお』が飼われているイカ焼きの店きくち至近の丁字路交差点を県道31号線に折れて弘前方面に700m進んだ右手にある。近くにお立ち寄りの際はぜひどうぞw
北前屋駐車場にレンタカーを停め、輪行袋に収納された三太夫を引っ張り出してセッティング。コンビニで購入したおにぎりで朝食を済ませ、ペットボトルのスポドリをサイクルボトルに移し替え、Edge800の設定を間違えてもたつきながらも6時過ぎにスタート。
R101を一路東進し、5kmほど進んだところで広域農道に左折。


・広域農道メロンロード
木造(きづくり)から屏風山まで畑の中をまっすぐ伸びる平坦路で路面状況は極めて良好。ただし冬季は通行止めとなる。
6時台ということもあって交通量が非常に少なく気分良く走れる。
左右には畑、林、湿原、沼が交互に広がる。

・点在する沼や湿原
時間にゆとりがあったら訪れてみたい場所ではあるけれど、クリート付きサイクルシューズではなあ。ベンセ湿原はつがる市の日本海沿岸沿いの平滝沼・大滝沼・ベンセ沼に囲まれた面積約23ha(東京ドーム約5個分)もある学術上貴重な海岸低層湿原及び中間層湿原(苔状が幾層も重なってできた湿原)です。
毎年6月中頃になるとニッコウキスゲ(ユリ科の植物)が一斉に咲き、湿原一帯が黄色に彩られます。7月に入るとノハナショウブ(アヤメ科の植物)が咲き始め、紫色に彩を変えます。その光景は日本自然百選に選ばれるほどの美しさです。
※Link先から本文引用

・曇り時々霧雨
スタート時点では曇天で気温は20~23℃くらい、屏風山付近で多少霧雨が降るコンディションはクールダウンに丁度良く非常に走りやすかった。
その為コンビニはもとより冬季の風雪のために自販機の設置数が少ない(そもそも購入者がいないというのもあるだろうけれど)エリアが多く、補給がネックになるコースではあったけれど今回携行した750mlと500mlのボトルに最初に移し替えたスポドリだけで200km全行程がまかなえたのは非常に幸運だったといえると思う。
屏風山付近で若干アップダウンがあったものの基本的にひたすら平坦な道を快調に進んで十三湖に到着。


・十三湖大橋
左:湖側 / 右:海側
十三湖から北は海沿いの道で多少アップダウンが生じる。

・秋の七草ナデシコ
小泊(中泊町)に入った途端、道端にナデシコの群生。

・権現崎方面
権現崎のほうもまわってみたいと思っていたものの権現崎への分岐の付近で若干雨脚が強くなり、前方の空模様が怪しかったので遠回りをせずに小泊へ向かう。
進むにつれて雨脚は弱くなってすぐに止んだし、最終的に帰着した時刻から考えてもこの選択は正解だった。
権現崎を巡る代わりと言うわけでもなかったが、小泊で少々寄り道。

・小説『津軽』の像
太宰が育ての母と慕ったたけと並んで腰を下ろしている姿。
二人は小学校の運動会で再会し、その運動会が催されたグラウンドを見下ろす位置にある。

・太宰とたけ再会の碑
太宰とたけが歩いた道筋にいくつか設置されている。
すっかり雨が上がったところで竜飛を指して北上。

・竜泊ライン
R339の内、文字通り竜飛と小泊を結ぶ区間で一部はかつて鉄道路線だった部分を道路にしているらしい。
後から知ったことではあるが全長20km弱の区間の内小泊側の12kmほどは地形が急峻で難工事だったため陸上自衛隊が建設に従事したそうである。そりゃ走るのきついはずだわ(^^;
それでもしばらく、七つ滝までは平坦路が続く。
途中道の駅こどまりでトイレ休憩。

・小泊海水浴場
道の駅こどまり正面に広がる砂浜。すぐそばにオートキャンプ場も整備されているので家族連れの姿がちらほら。

・権現崎/小泊方面
道の駅こどまりを過ぎてしばらくしてから振り返ってみたら権現崎/小泊方面にピンポイントで霧雨が降っているさまが見て取れた。


・青岩
南側から見たら光の加減が逆光気味で色が判別出来ず、通過してから北側から振り返ってみても海鳥の糞の白さがやたら目立つだけであまり青(緑青)色には見えなかった。
しばらく進んで右コーナーを回り込んだら七つ滝


・七つ滝
毎度毎度滝に出くわすたびにコンデジの能力不足と三脚の不在がくちおしい。
とはいえ三脚を担いで一眼を携えてペダルを踏むほどの根性も体力も持ち合わせていないw
流量は記憶にあるより少ないような気がした。
七つ滝を過ぎると平坦部分は終了してヒルクライム区間となる。

・一の坂
前方斜面に白くガードレールの筋が見えると嫌な予感がひしひしと。

ほーら、ね(^^;

・一の坂ピーク『坂本台』
事前にコース全長の確認はしたものの大昔にドライブしたときの記憶に頼って高低差のチェックをろくに行わず、今回はルートを作成してEdge800に取り込むことをしなかったのでここで登り坂が終了だと勘違い。
というか記憶では”竜飛周辺に多少坂道があった。”程度にしか認識しておらず、この区間がこんなに過酷な坂道だとは思いもよらなかった。
記憶なんてホント当てにならんわ。
軽いダウンヒルの後再び始まるヒルクラ区間。


・坂道 on and on
登っても登っても前方斜面に見えるのはガードレールの白い筋。
それでも厳しい部分の勾配はせいぜい10~15%程度で距離も短く、ヘアピンコーナーをインベタで周らなければほぼシッティングのまま登れたのが幸い。立ち漕ぎはリズム取りの為がメイン。


・眺瞰台
竜泊ラインのピーク、標高約500mの眺瞰台に到着。
七つ滝から約8km、標高差500m弱なので平均勾配は6%といったところ。

・眺瞰台南側
自分が登ってきたルートを眺めてみると改めて”やっぱりMなんだなあ。”と感慨深いw
展望台で車で走って来た三人組に話しかけられた。
問われたので鯵ヶ沢を6時に出た旨を伝えると”俺たち(が鯵ヶ沢辺りを通過した頃合)と一時間半くらいしか違わないのか。”と驚いていたけれど、一時間半あったら結構な距離の差がつくぞ?
”車でもしんどかったのに途中の登り坂きつく無かったですか?”
”それなりですかね、そんなに厳しいものでもなかったですけれど?”
”マジっすか!?”
ふ。
A埼玉のスーパーアタックやAJ宇都宮の山岳を経験している身には、きついけれどもきつ過ぎるほどのものではないのよ。
いや、強がりとか見栄とかではなく割とマジで。

・眺瞰台北側(竜飛岬方面)
かなり雲が低く垂れ込めていて北海道のかたちがおぼろげ、竜飛灯台もかすんで見えるものの、先に進むと時間経過に伴って雲が散って眺めがクリアになったので展望台でしばらく時間潰しをしていたら良かったかとも思ったけれど、権現崎に寄らなかった事と同様の理由でここで時間潰しをしなかったのは結果オーライだったといえる。

・『津軽海峡冬景色』歌碑
赤いボタンを押下すると津軽海峡冬景色のイントロが始まり♪ごらん あれが竜飛岬 北の外れとぉ~♪で始まる二番が流れる。結構な音量なので予備知識なしだと若干びびること請け合いなのだが、かつて真冬の人っ子一人いない時期ににここを訪れいきなりの大音量でびびった経験のあるわたしに隙は無かった(キリッ

・竜飛漁港
歌碑裏側からの眺め。眼下に竜飛漁港と帯島が見え、その先に北海道がはっきり見える。
これだけ近く見えればトンネル掘って繋いでみようかとか思うのもむべなるかなって感じだわ。
追いついてきた展望台で会話した三人組に会釈し、坂道を登って竜飛灯台に向かう。
<津軽半島一周ライド 2/2へ続く>
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