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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

【SR600Fuji 完走】記録詳細-2(PC9まで) 

<走行ログ(PC3→PC9)>

※各数値はEdge800のログによる。
【実施日時】2013年8月13日15:50スタート
【走行距離】 196.11km
【総所要時間(グロス値)】 16時間20分
【乗車時間(ネット値)】 12時間44分
【平均時速(グロス値)】 (走行距離/総所要時間) 12.0km/h
【Ave.(ネット値)】 (走行距離/乗車時間)15.4km/h
【獲得標高】 4,403m



<PC3:日本国道最高地点(208.1km地点 標高2,172m) 8/13 15:50>
130812201.jpg 130812202.jpg
渋峠から下界を眺める。
SA奥志賀の際には雲海だったところ。

少し移動して渋峠ホテルへ。
130812203.jpg
小腹が減ったのでパンを買おうと思ったら既にすべて売り切れ。
仕方がないので国道最高地点到達証明だけ購入して表に出た。
130812221.jpg
前回購入したのが図柄No.1だったので今回は当然No.2。
残る三枚を入手してコンプリートするのはいつ頃になるだろうか。

ホテルの正面で桃を産直販売していたので¥200のものを一個購入し、その場でいただく。
130812204.jpg
甘くてみずみずしくて非常に美味。

その後は標高差約1,500mの長く気持ちのよいダウンヒル。
130812205.jpg 130812206.jpg 130812207.jpg
やや日が傾き始めた中志賀高原の自然の中を快調に飛ばして下って行く。

SA奥志賀では右折した蓮池の交差点を曲がらずそのまま真っすぐ進む。
湯田中まで下りてくるとさすがに気温は高原とは異なり、湿度も高め。
更に冬季の耐久性(耐寒性や耐薬品性)を考慮して路面がコンクリート舗装になっているのでただでさえ路面の凹凸が大きいのに、基本ほとんど全ての区間でグルービング(道路面に溝を切り込むこと)が施されているのでハンドルを握る手に対しての衝撃がハンパない。
PC4に到着した頃にはすっかり手がしびれていた。

<PC4:道の駅北信州やまのうち(234.9km地点 標高569m) 8/13 16:50>
130812208.jpg
両手がしびれてロクに言うことをきかない状態なので細かいことにあれこれ気が回らず、デジカメのレンズが汚れていることにも気が付かなかった。

130812220.jpg
渋峠でパンが買えなかったので食堂でそばでもたぐろうかと思ったら既に営業終了していたので売店で笹寿司を購入してテラス席で頂いた。若干風強めで色々飛ばされそうになってあんまり落ち着けなかった。

補給を済ませて先を急ぐ。
菅平手前の10kmはコンビニはおろか自販機すらなく補給が困難な区間なのでSA奥志賀の際PCとなっていたサークルKにてトイレ休憩&補給。
黄昏の薄明のなか、菅平に向けてリスタート。
周囲の明るさは丁度SA奥志賀の時と同じくらいだったので図らずもバッチリ予行演習が出来ていたわけである。
ひたすら淡々とペダルを踏んで進んでいると、途中ですっかり日が落ちて真っ暗になった。
なおも進むと左手に水音が聞こえてきた。
130812209.jpg
SA奥志賀の時に見かけて補給に使った湧水、菅平ピークの手前4kmほどのところにある。
顔や手足に付着した塩や脂、ホコリを流してさっぱり。
当然ながらボトルにも補給。

<PC5:菅平高原『須坂・上田市境』(269.8km地点 標高1,321m) 8/13 20:15>
130812210.jpg
夏休みだからか、あちこちで嬌声が聞こえる中、標識下で写真を撮っていたら”何やってんだこいつ?”的な目で見られてやや挙動不審w
道端やコンビニ駐車場隅っこで平気で仮眠できるようになった今、少々冷たい視線を受けようが揺るぎない動じない強靭なメンタルが備わっているつもりだったけれど、そういう時は睡魔が良心を駆逐しているだけで、やっぱり普通に後ろめたくっていうか恥ずかしく思うところは残っていたんだなwww

ここから先は再び上田市内までダウンヒル。
菅平の中心部を通り抜ける際、体育会系高校生と思しき集団があっちにもこっちにも溢れかえっていたので何かの大会かスポーツイベントでもあったのだろう。
ほんの1、2年前に何ヶ月か仕事で通っていた懐かしい辺りを通過し、信濃国分寺へ。

<PC6:信濃国分寺(295.5km地点 標高468m) 8/13 21:07>
130812211.jpg
信濃国分寺仁王門。後述のPC7だけでなくここも写りがイマイチ。
主催者側の注意書きには『門全体が写らない時には石碑を背景に』とエクスキューズがあったのだから念の為にそちらも撮るべきだったと反省。
ここまでで全行程の約半分、単純に52時間の制限の半分とすれば26時間がクローズになるが所要は約24時間。ようやくマージンを作れて若干気持ちが軽くなった。

上田を抜け、いよいよ今回の三つ目の山場である美ヶ原高原を目指す。
その前に大屋交差点の7-11で補給。
折角上田に来たというのに刀屋にも草笛にも寄り道せずカップ麺をすすって夕食を済ませる。
もし再度挑戦するような事があればその時はもう少し細かくタイムテーブルを組み、スタート前に体力を消耗するようなことはぜずに臨みたい、切に。
※スタート前に体力を消耗しないようにってのはSR600に限ったことではないけれどね(;^ω^)

ここで補給を済ませたのは正解で、この7-11から先は4kmほどのコース沿いにもう一軒7-11があった以外は道の駅美ヶ原高原美術館まで30km以上自販機すらほとんど見当たらなかった。
特に武石口交差点から武石巣栗キャンプ場までの13kmはひたすら続く5%前後の直登で気持ちが折れそうになるというのに気分転換に自販機に寄って小休止すらままならないという過酷な区間となっている。

武石巣栗キャンプ場から道の駅美ヶ原高原美術館までの区間はそれまでの直登から一転、九十九折の坂道が続く。時間帯によっては走り屋さんたちがブイブイ言わせて走っているのでここ(に限った話でもないけれど)を走る際には尾灯の点灯忘れには充分注意が必要。
林の中から色々物音が聞こえるのでヘッドランプを点灯して音のする方を見てみると闇の中に光る鹿や狸の目がそこかしこに。
頼むから突っ込んで来ないでくれw

挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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<PC7:道の駅美ヶ原高原美術館(332.5km地点 標高1,940m) 8/14 01:33>
130812212.jpg
『問題』のPC7。
レンズが内部結露を起こしていた事に気が付かなかったこともさることながら、背景が指定されたものと違っていることに全く気付かずにいて帰宅してから資料の整理をしていて初めて発覚したという大問題。
本来は道の駅入り口付近に設置された看板を撮らなければならなかったのに、中に入り込んで美術館建物側面の看板を撮影してしまっていた。これに関してはA埼玉担当氏に可否確認をお願いし、今回はこれで認めて貰える旨連絡を頂いている。それでもSR600は『指定された背景と自転車、フレームタグを同一フレーム内に収めた画像を撮影する事』が最重要目的なのでそもそも主催者が指定したものとは違う背景で撮影してしまった時点で失格にされてもおかしくない。今後SR600を走る機会が再びみたびあるとしたらその時は充分に気をつけようと心に誓ったのは後日譚。

全行程の半分強を消化しているので道の駅のトイレでジャージとインナーを着替え。
夜露の結露が凄まじく、まるで雨でも降っているかのようにトイレ建物の屋根から周囲に雫が滴り落ちる。
気温は15℃そこそこ、昼間と比較して20℃近い温度差がある。
幸いにして眠気は感じなかったので着替えを済ませてリスタート。こんなところで仮眠を取ったらエマージェンシーシートがあっても風邪を引きかねない。
真っ暗な中、標高1,500mを超えるビーナスラインの緩やかなアップダウンを抜けてゆく。この辺りは明るいうちに走り抜けたかったところではあったけれど、走りながらペルセウス座流星群のものと思われる流星をいくつか見かける事ができたので良しとしよう。

白樺湖畔に到着したのはまだ薄暗い4時半頃のことだったけれど夜通し走っていたので空腹を感じ、白樺湖交差点にあるローソンで補給しようと立ち寄ってみたら店に電気がついていない。
ひょっとして潰れてしまったのかと確認してみたら営業時間が7:00-22;00となっていた。
今どきこんな営業時間のコンビニがあるなんて(;一_一)
補給は諦めたが若干眠気を感じたのでローソン向かいにある白樺湖ファミリーランド駐車場にあったベンチに寝転がり、携帯のアラームを30分後にセットし仮眠。
PC1手前での仮眠とは全く異なり30分で相当スッキリしたので5時過ぎにリスタート。

130812213.jpg
白樺湖からのビーナスラインは直登区間が多い。
緩やかな登りのスズラン峠を越えてしばらく下るとPC8。

<PC8:女の神展望台(378.4km地点 標高1,682m) 8/14 05:57>
130812214.jpg 130812215.jpg
スズラン峠ピークを過ぎて、女の神茶屋というロッジを通り過ぎて更に下ったところにあるので見落として通りすぎてしまったのではなかろうかと不安にさいなまれ始める頃に現れるw
展望台だけあって眺めは気持ち良い。
余談ではあるがそのロッジで補給が出来ないと、この先松原湖付近まで30km以上コース沿いには自販機すら無いので難儀する。

130812216.jpg 130812217.jpg
スズラン峠から5kmほど下ると岩清水。
早朝だったので撮影だけしてスルーしたけれど、昼間だったら水浴びや補給に最適。

蓼科の品の良い別荘地の間を抜け、メルヘン街道へと進む。
早朝散歩やジョギンをしている人達は皆一様ににこやかに品よく会釈してくれたり声を掛けて挨拶をしてくれる。なるほど『金持ち喧嘩せず』とはよく言ったもんだ。
いや、ちょっと違うかな、本質的に品が良い人が多いのだろう(;^ω^)
130812218.jpg
爽やかな朝の空気のなか白樺の幹の白さと新緑の淡い緑と空の青さのコントラストが目に鮮やか。

<PC9:メルヘン街道最高地点『麦草峠』(400.5km地点 標高2,127m) 8/14 08:07>
130812219.jpg
丁度同じタイミングでこの標識下に停車した単車乗りお二方の片方と軽くあれこれ雑談。
”ここまで400km走っている。”と言ったら案の定呆れられましたw

ようやく全行程2/3消化。所要時間は約35時間、52×2/3=34時間40分なのでPC6で作ったマージンを食い潰して更に約20分のビハインドだったがこの先は基本的に下り基調なので今までのペースで進めれば何の問題もなく時間内ゴールは可能なはず。
幸いにして全く眠気は感じていなかった。

記録詳細-3に続く>
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この記事に対するコメント

自販機もないから手前の補給地点( ..)φメモメモ あぁでも実際に走ってみないと覚えられないからなぁ。。。

URL | けーこ #81/lD5GQ

2013/08/20 17:45 * 編集 *

> けーこ さま

ちょっと脇に逸れたらあったのかも知れないし節電タイプのモノを見落としていたのかも知れないですけれど、それでもやたらと自販機が少ないのは間違いないです。
黒澤さんがおっしゃっていましたが、次に行くときは白樺湖のローソンが営業時間内に通過できるようにタイムテーブル組むと。
あの距離で補給ポイントが一つ減るのはかなりきついですからね。
わたしも次回行くとしたら霧ヶ峰を日中走りたいので通過は必然的に営業時間内になるかな。

URL | 管理(?)人。 #bi94IFRw

2013/08/20 19:55 * 編集 *

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