【SR600北関東】 走行(DNF)記録-壱-
2013.11.09 Sat 11:31 -edit-
<走行ログ>
※各数値はForeRunner910XTのログをベースに編集したものがベース。
【実施日時】2013年11月03日00:09スタート
【走行距離】 425.089km
【総所要時間(グロス値)】 38時間25分
【平均時速(グロス値)】 (走行距離/総所要時間) 11.07km/h
【獲得標高】 9,822m

映りがおかしなことになっているブルベカード&フレームタグ
思えばこの時点で先行きを暗示していたのか。
今年最後のBRMだった『BRM1012千葉400km(日光いろは坂)』をアクシデントがありつつもどうにか完走で締めくくれたので今年のブルベシーズンはおしまいとしても良かったのだけれど、11月に入って早々の三連休で折角なので『SR600北関東』を攻めてから今年を締めくくってみようかと、若干のスケベ心を出してエントリー。
関田峠も渋峠もまだギリギリ通行できるタイミングのはずではあったけれど、特に渋峠は降雪、凍結に伴う夜間通行止めとかあったりするのでかなり気を揉んで通行状況の確認をしていたりした。
コースのメインとなる新潟、長野の三連休後半は生憎の雨とのこと。
それでも『曇り時々雨』という予報に一縷の望みを託しつつ。
元々は2日土曜日の午前6時にスタートするつもりでいたのだけれど、生憎土曜日は仕事が入ってしまったのでスタート時刻を後ろにずらして24時(3日0時)スタートとした。
朝から仕事を片付け、普段よりは早めに家路につき、さっさと出発するはずだったのに、いつものように色々と手間取ってしまい、結局自宅を出発したのは19時近く。
当初はそのくらいの時刻に宇都宮入りして夕食に餃子をいただき、軽く2、3時間ほどスタート地点で仮眠しようと思っていたのに。。。
結局途中のSAで夕食を済ませ、スタート地点の宇都宮森林公園のジャパンカップスタート地点に到着したのは22時頃。
チャリを組み立てて準備を済ませ、車内でひとまず軽く仮眠。

いつものBRMスタートだと三々五々参加者が集まってきたり、スタッフ諸氏があれこれ動き回ったりしているのでそれなりに賑やかなジャパンカップスタート地点も無人の電話ボックスがぽつんと佇んでいるだけなのでなかなか素敵な雰囲気ですw
大して眠気は感じてはいなかったものの、じっと目を閉じているだけでもそれなりに休まるのでシートを倒してしばらく待機。スタート30分前に携帯のアラームで起き、周囲に誰もいないことを良いことにその場ですっぽんぽんになって着替え、出走準備。
途中何台かの車が市内方面から上がって来たのでやや焦ったたものの、どの車も鶴CC方面へ曲がって行ってしまってこちらまで来るものはない。まあ、そりゃそうだろ。
ところが24時近くになって一台の自転車がこちらに向かって登って来る。
こんな時刻になんだろう?と訝しんでいたら”どうも~、こんばんは~。お見送りに来ちゃいましたよ♪”よく見れば『いろは坂』ですっかりお世話になってしまったけい氏ではないですか。
いやはや予想もしていなかったお見送りなのでもの凄く驚いたしそれ以上に非常に嬉しかった。
いろは坂の時にもお世話になってしまったし、何があっても栃木に足向けて寝られないっすね、マジで。
軽く雑談しながら最後の準備を整え、24時を回ったのでスタート地点に移動してスタートチェックの撮影&主催者へのスタート報告メールを送信。
<PC1(Start)宇都宮森林公園 ジャパンカップサイクルロードレーススタート地点>

タイムスタンプ 11/3 00:09
けい氏のお見送りを受けつつスタート。
深夜の宇都宮市内を抜け、民家がまばらになり、街灯の数が減って主だったコーナーや交差点付近にオレンジ色のナトリウム灯の明かりがちらほら垣間見える程度に。

雰囲気ありまくりな夜道。
しばらく進むと早速鹿が前方に現れ、林の中に消えて行った。
まだ民家があるのに意外といるもんだなあとか思ったけれど、奈良でも宮島でも大量に見かけるんだからそりゃ民家が近かろうがいてもおかしくはないわな。
それにしても道端に待機していてこちらが近づいた途端に直前を横切るのはやめて欲しい、切に。
何度声が出たかわからないくらい叫んでいた。
走りながらどうにもデジャヴが。。。と思いつついたら、何年か前に宇都宮に滞在して業務をしていた際に、週末車で日光に抜ける時に使っていた道であることを小来川(おころがわ)温泉の看板を見て思い出した。
<PC2 滝ヶ原峠>

タイムスタンプ 11/3 2:05
滝ヶ原峠を越えると軽く下り坂。
ちょっとトイレに寄りたくなったので清滝交差点からコースを外れて公衆トイレに向かう。
この辺は『いろは坂』の際に通過しているのでそれなりに頭に入っている。
用を済ませて自販機でホットココアを頂いてからコースに復帰。

前回は他のサイクリストがいたので撮影はパスしたいろは坂入口。
前回後ろギア固定で登ったいろは坂もギアチェンジが出来ればそれなりに厳しいもののなんということもない。
”変速できるってこんなにも幸せなことなのだなあ♪”としみじみ。
それにしても想像以上に気温が高く、上着を脱いで腰に巻いて上はインナーだけの状態で走っていたけれどじんわりと汗ばむ感じ。自分の耐寒能力を甘く見ていたようである(;´д`)

三週間ぶりの黒髪平
いろは坂を登っていると、標高1,000mを超えているだけに流石に冷え込みがキツくなってきたけれど、登りで負荷がかかっている状態なので特に厳しいわけでもなく、若干手指の先が冷たく感じられる程度だったものの中禅寺湖を過ぎて緩やかな登りになると途端に冷え込みが厳しくなって指先がしびれ始めたので戦場ヶ原手前の赤沼茶屋向かいの公衆トイレに立ち寄り、グローブを厳冬期仕様のものに交換し、腰に巻いていた上着を着直す。

ゴアの厳冬期仕様グローブ。
氷点下な外気温をものともしない頼もしいヤツなのだけれど
ちょっと暖かくなると今度はすぐ汗ばむから使い分けが意外と面倒だったりする。
リスタートしてみたら戦場ヶ原での気温表示は-0.5℃、やや風が出てきて体感はもう少し寒かったものの満天の星がキラキラ輝く真っ暗な戦場ヶ原を一人進むのは気分が良い。
戦場ヶ原を過ぎて金精道路に入ると今度はしっかりとした向かい風。
”登りで向かい風とか前半から結構な修行だよなあ。”なんぞと心で愚痴りながらぼちぼち進んでいくと徐々に明るくなってきた。

走りながら撮ってスルーしてしまったけれど、あと30分くらい待っておいたら日の出が拝めたかな?
日の出前の一番冷え込む時間帯の筈なのに、何故か標高が上がるにつれて気温も上がるような感じ。
手元のEdge800の表示では7℃前後だった記憶がある。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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※各数値はForeRunner910XTのログをベースに編集したものがベース。
【実施日時】2013年11月03日00:09スタート
【走行距離】 425.089km
【総所要時間(グロス値)】 38時間25分
【平均時速(グロス値)】 (走行距離/総所要時間) 11.07km/h
【獲得標高】 9,822m

映りがおかしなことになっているブルベカード&フレームタグ
思えばこの時点で先行きを暗示していたのか。
今年最後のBRMだった『BRM1012千葉400km(日光いろは坂)』をアクシデントがありつつもどうにか完走で締めくくれたので今年のブルベシーズンはおしまいとしても良かったのだけれど、11月に入って早々の三連休で折角なので『SR600北関東』を攻めてから今年を締めくくってみようかと、若干のスケベ心を出してエントリー。
関田峠も渋峠もまだギリギリ通行できるタイミングのはずではあったけれど、特に渋峠は降雪、凍結に伴う夜間通行止めとかあったりするのでかなり気を揉んで通行状況の確認をしていたりした。
コースのメインとなる新潟、長野の三連休後半は生憎の雨とのこと。
それでも『曇り時々雨』という予報に一縷の望みを託しつつ。
元々は2日土曜日の午前6時にスタートするつもりでいたのだけれど、生憎土曜日は仕事が入ってしまったのでスタート時刻を後ろにずらして24時(3日0時)スタートとした。
朝から仕事を片付け、普段よりは早めに家路につき、さっさと出発するはずだったのに、いつものように色々と手間取ってしまい、結局自宅を出発したのは19時近く。
当初はそのくらいの時刻に宇都宮入りして夕食に餃子をいただき、軽く2、3時間ほどスタート地点で仮眠しようと思っていたのに。。。
結局途中のSAで夕食を済ませ、スタート地点の宇都宮森林公園のジャパンカップスタート地点に到着したのは22時頃。
チャリを組み立てて準備を済ませ、車内でひとまず軽く仮眠。

いつものBRMスタートだと三々五々参加者が集まってきたり、スタッフ諸氏があれこれ動き回ったりしているのでそれなりに賑やかなジャパンカップスタート地点も無人の電話ボックスがぽつんと佇んでいるだけなのでなかなか素敵な雰囲気ですw
大して眠気は感じてはいなかったものの、じっと目を閉じているだけでもそれなりに休まるのでシートを倒してしばらく待機。スタート30分前に携帯のアラームで起き、周囲に誰もいないことを良いことにその場ですっぽんぽんになって着替え、出走準備。
途中何台かの車が市内方面から上がって来たのでやや焦ったたものの、どの車も鶴CC方面へ曲がって行ってしまってこちらまで来るものはない。まあ、そりゃそうだろ。
ところが24時近くになって一台の自転車がこちらに向かって登って来る。
こんな時刻になんだろう?と訝しんでいたら”どうも~、こんばんは~。お見送りに来ちゃいましたよ♪”よく見れば『いろは坂』ですっかりお世話になってしまったけい氏ではないですか。
いやはや予想もしていなかったお見送りなのでもの凄く驚いたしそれ以上に非常に嬉しかった。
いろは坂の時にもお世話になってしまったし、何があっても栃木に足向けて寝られないっすね、マジで。
軽く雑談しながら最後の準備を整え、24時を回ったのでスタート地点に移動してスタートチェックの撮影&主催者へのスタート報告メールを送信。
<PC1(Start)宇都宮森林公園 ジャパンカップサイクルロードレーススタート地点>

タイムスタンプ 11/3 00:09
けい氏のお見送りを受けつつスタート。
深夜の宇都宮市内を抜け、民家がまばらになり、街灯の数が減って主だったコーナーや交差点付近にオレンジ色のナトリウム灯の明かりがちらほら垣間見える程度に。

雰囲気ありまくりな夜道。
しばらく進むと早速鹿が前方に現れ、林の中に消えて行った。
まだ民家があるのに意外といるもんだなあとか思ったけれど、奈良でも宮島でも大量に見かけるんだからそりゃ民家が近かろうがいてもおかしくはないわな。
それにしても道端に待機していてこちらが近づいた途端に直前を横切るのはやめて欲しい、切に。
何度声が出たかわからないくらい叫んでいた。
走りながらどうにもデジャヴが。。。と思いつついたら、何年か前に宇都宮に滞在して業務をしていた際に、週末車で日光に抜ける時に使っていた道であることを小来川(おころがわ)温泉の看板を見て思い出した。
<PC2 滝ヶ原峠>

タイムスタンプ 11/3 2:05
滝ヶ原峠を越えると軽く下り坂。
ちょっとトイレに寄りたくなったので清滝交差点からコースを外れて公衆トイレに向かう。
この辺は『いろは坂』の際に通過しているのでそれなりに頭に入っている。
用を済ませて自販機でホットココアを頂いてからコースに復帰。

前回は他のサイクリストがいたので撮影はパスしたいろは坂入口。
前回後ろギア固定で登ったいろは坂もギアチェンジが出来ればそれなりに厳しいもののなんということもない。
”変速できるってこんなにも幸せなことなのだなあ♪”としみじみ。
それにしても想像以上に気温が高く、上着を脱いで腰に巻いて上はインナーだけの状態で走っていたけれどじんわりと汗ばむ感じ。自分の耐寒能力を甘く見ていたようである(;´д`)

三週間ぶりの黒髪平
いろは坂を登っていると、標高1,000mを超えているだけに流石に冷え込みがキツくなってきたけれど、登りで負荷がかかっている状態なので特に厳しいわけでもなく、若干手指の先が冷たく感じられる程度だったものの中禅寺湖を過ぎて緩やかな登りになると途端に冷え込みが厳しくなって指先がしびれ始めたので戦場ヶ原手前の赤沼茶屋向かいの公衆トイレに立ち寄り、グローブを厳冬期仕様のものに交換し、腰に巻いていた上着を着直す。

ゴアの厳冬期仕様グローブ。
氷点下な外気温をものともしない頼もしいヤツなのだけれど
ちょっと暖かくなると今度はすぐ汗ばむから使い分けが意外と面倒だったりする。
リスタートしてみたら戦場ヶ原での気温表示は-0.5℃、やや風が出てきて体感はもう少し寒かったものの満天の星がキラキラ輝く真っ暗な戦場ヶ原を一人進むのは気分が良い。
戦場ヶ原を過ぎて金精道路に入ると今度はしっかりとした向かい風。
”登りで向かい風とか前半から結構な修行だよなあ。”なんぞと心で愚痴りながらぼちぼち進んでいくと徐々に明るくなってきた。

走りながら撮ってスルーしてしまったけれど、あと30分くらい待っておいたら日の出が拝めたかな?
日の出前の一番冷え込む時間帯の筈なのに、何故か標高が上がるにつれて気温も上がるような感じ。
手元のEdge800の表示では7℃前後だった記憶がある。
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タイムスタンプ 5:45
撮影にフラッシュを使ったのでトンネル方向は夜中みたいな写り方をしているけれど実際には周囲は随分明るくなってきていた。
金精トンネルを抜けしばらくは、すっかり葉が落ちたカバやブナの冬枯れの林の中の山道をご褒美ダウンヒル







菅沼だったり丸沼だったり
標高が下がってくると山の色合いが鮮やかになってくる。







白根温泉の脇を抜け、早朝なので車がほとんどいない気分の良いダウンヒルを、時に歓声を上げつつ気分良く下る


ロマンチック街道だったりとうもろこし街道だったり奥利根湯けむり街道だったり
片品村には色々街道があるのである。
<PC4 片品村鎌田(尾瀬大橋)>

タイムスタンプ 6:55
橋を渡りきったところにあるコンビ二(ここのお店のレシートでも通過チェックになる)に立ち寄ってしっかり朝食を摂り、緊急補給食をいくつか買い足し。この先補給が困難なルートが続くのできっちり備えておく必要がある。
ペース的には概ね漠然と思い描いていた通りではあるので特に心配することもなく、心配なのはただただ空模様のことばかり。
【SR600北関東】 走行(DNF)記録-弐-に続く
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