【小江戸大江戸200k】 備忘録的詳報 Part-1
2014.03.08 Sat 19:03 -edit-
GarminForerunner910XTのログによる
【実施日時】 : 2014年03月01日08:08スタート
【走行距離】 : 210.68km(公式203km)
【所要時間】 : 35:47:14(公式ネット35時間46分36秒(制限:36時間))
【平均ペース】: 10:12 min/km
※制限時間は10.5分/㎞に設定されているので1kmあたり18秒のマージンをひねり出したかたち。
埼玉県の川越をスタートして荒川沿いを遡上し熊谷、寄居を経て小川町、嵐山と回って川越に戻る小江戸コース91㎞と同じく川越をスタートして川越街道を東進し、新宿、六本木、皇居、浅草、本郷と回って赤羽から荒川沿いを遡上、羽根倉橋で荒川を離れて川越に戻る大江戸コース112㎞
双方合わせて203㎞のランニングイベント。
今年で四回目を数える『ヘンタイさんホイホイ』なイベントである。
※当初は『小江戸大江戸』という字面からはとバス的なバスツアーなのだと思い込んでいたりもしたw
初めてこのイベントのことを目にしたのは第二回大会の時だったけれど、募集要項を読むと小江戸大江戸コース(202㎞※当時のコースでの距離)にエントリーするには100㎞、もしくはそれ以上の距離のウルトラマラソン完走経験を有することとあった。
当時長距離走に関しては当然ながらフルマラソンの経験までしかなく、自分にはエントリー資格が無いので別次元の世界のお話なのだと思ってスルーしていた。
それが三年前。
しばらく置いて昨年三月、ひょんなことから再びその大会の名前を目にした。
キクちゃん(@kiku114)が参加、完走したというのだ。
彼はその年のUTMBにも出場して完走している強者ではあったけれど、それなりに身近な人間が参加、完走したと知るとなんとなく敷居が下ったような気になってくるから不思議。
そして五月、野辺山での100㎞のウルトラマラソンを完走したことでわたしにも小江戸大江戸へのエントリー資格が生まれたので年末のエントリー開始と同時にエントリーを済ませ、生涯二度目のウルトラマラソンは生涯初のそれの倍の距離を走ることになったのだった。
年が明け、三月頭のこの大会にむけて走り込みを重ねるべくあれこれ予定を立て、一月中はそれなりに計画通りにコトが運んだものの二月に入ってからは二度に渡る週末の大雪のお陰でキクちゃんたちと計画していた『御徒町-宇都宮ナイトラン100㎞』や今年で三度目のエントリーになる『青梅マラソン』が中止となってしまって思うようにランニング距離を伸ばせないまま大会本番を迎えることになった。
どうにか寝坊せずに起床出来たので第0関門はクリア。
前日になって初めて本川越駅が西武池袋線ではなく西武新宿線の駅であること、スタートの川越市蓮馨(れんけい)寺に行くには東武東上線川越市駅を利用するほうが自宅からの移動時間が短くて済むことを知った。
危ういところで『電車乗り間違えDNS』という笑うに笑えないオチを付けるところだった、危ない危ない。
乗り換えがスムーズに進み、予定していたよりも一本早い電車で川越市に到着したので回り道して本川越駅近くの松屋で朝食を済ませてスタート受付会場へと向かう。

三々五々ヘンタイさん達が集まって来る中、中央に立っている反射ベストを来た御仁がクボさん(@kubomasayuki)で、この格好のお陰でスタッフと間違えられたとツィートしていたりw

軽くご挨拶をしたところで差し入れをいただいた

蓮馨寺講堂一階で受付を済ませて二階に上がって着替えていたらキクちゃん発見
挨拶の後連れ立って階下へ降りて荷物を預け、表に出て一旦コンビニへ。
ドリンクとボールペンを購入。
ボールペンは各チェックポイント到着時刻を自身で記録用紙に書き込むためのもの。
のんびりし過ぎてスタート10分前くらいにスタート地点に戻って来たら、ガクさん(@gak_t12)の姿があった。
こちらの姿が見えなかったので若干気を揉んだらしい。大変失礼いたしました(;^ω^)
緊急時のサポートを申し出てくれて、”何かあった時には車を出すから連絡してね!”とまで言ってくれた。
非常に感謝です。


スタート前の風景。
203㎞走ろうというのにしっかりとコスプレな方々がいらっしゃる。
ヘンタイさんの中のヘンタイさんですね(賛辞w)
キクちゃんは相変わらず顔が広く、あちこちから声が掛かったり声を掛けたりしていた。
その中のひとりがわたしも面識があったT村さんだったのでご挨拶。
そうこうしているうちにスタート時刻が近づいて来た。
今回はICチップ内蔵のリストバンドを計測器にかざしてタイムチェックを行う方式らしかったけれど、通常のRFIDシステムとは若干違って計測器にタッチしないと反応しないのでスタート出来るのは一度にひとり。
せーの!で大勢が一斉にスタートするわけではないのでなかなかのんびりした滑り出し。
道路封鎖をしていない大会なので、むしろこういう風に最初からランナーがバラけた方が安全面という観点からも都合が良いのだろう。

リストバンド

順番に機械にタッチして”ピッ!”と鳴ったらスタート。
しばらくはスタートしていく他の参加者を見送っていたけれど、待機者数が最初の半分くらいになったところでキクちゃんたちのところに移動してスタート待ちの列に加わったが、気温低下と雨が心配だったので上だけでもレインウェアを着用しようとバッグから引っ張りだして着込んでいる間にキクちゃんたちから出遅れてのスタートとなった。
スタートゲートのところにガクさんとクボさんがいたのでハイタッチ!
他にもお見送りの人たちが左右にズラリと並んでいたので手を合わせながら走り始める
”行ってらっしゃい!気を付けて!!”
”待ってるよぉ~!!”
見知らぬ応援者の声が心地良い。

スタート直後は川越一番街を抜ける。
いわゆる小江戸の風情が最も濃い街並み。
すぐにコースは東に曲り、市街地を抜けて田園風景の中を進む。
伊佐沼を過ぎてしばらく行ったところに早速一つ目の私設エイドがあって温かい飲み物を提供してくれていた。

紅茶を一杯頂きました(^_^)
しばらく進むとコースは砂利敷の農道へ。

野辺山の時の八ヶ岳林道も同様だけれど、こういう道でワラーチを履いて走れる人の足裏って一体ぜんたいどのくらい頑丈にできているのか?(@_@;)
概ね6~6.5分/㎞程度のペースで走っていたら、横に並んだ選手が”あれ?トトロ(mixiではそう名乗っているw)さんじゃないですか?”見ればもっとずっと先行してしまっていると思っていたキクちゃんだった。
そこからはペースを合わせて並走。
結局キクちゃんとは小江戸コース終了までずっと一緒に並走していくことになる。
”T村さんはもう先に行ってるんでしょ?キクちゃんももっと先行っているかと思ったよ。”
”去年一緒に走ったベテランさんには『6分半(/km)じゃ速いよ』って言われたんですよ、それでもなかなかペースを落とせなくて、結局大江戸で何回か潰れてしまってギリギリでしたからね、小江戸は抑えて行かないと。”
さすが二度目の参戦ともなるといちいちいうことに重みがあって頼もしいw
”でも今丁度6分半(/km)位だぜ?”
”細かいこと気にしなくても、無理しないペースで行ければ良いんですよ。”
なるほど、さすが(以下略


霧雨そぼ降る中田んぼの中の道をひたすら北西に進む。
主催者から配布された地図によれば、もうじき荒川土手にぶつかるハズ。
自転車では馴染み深い荒川サイクリングロードのさくら堤公園だ。
<さくら堤AS(エイドステーション)@16.8km>
到着時刻 3月1日10:02(Close 10:30)

テントひと張りだけの簡易ASと言った風情。

ちょっとしたお菓子やバナナ、ジュース等で補給し、到着時刻を自分で記録用紙に記入してからリスタート。
さくら堤には計測器が置いてなかったから自分で記録するのはわかるけど、他のASには計測器があったのだからICチップで正確な時間わかるんじゃなかろうか?(;´∀`)
雨脚は強まるでもなく弱まるでもなく、ずっと霧雨のような状態で降り続いていた。
こういう状況なら花粉もPM2.5も心配する必要はないし、湿度が高くて喉を痛めることなく呼吸が楽。まさに絶好のウルトラマラソン日和ではないか!
と、無理やりポジティブシンキング。
<続いちゃう>
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