【2011BRM130埼玉200kmアタック霞ヶ浦】 サルベージ日記
2011.01.30 Sun 21:24 -edit-
2011年1月30日(日)人生初ブルベ。
オダックス埼玉主催の『BRM130埼玉200km<アタック霞ヶ浦>』に参加。
国内随一の平坦路と言われるこのコースは、上り坂が大の苦手でヘタレなわたしのブルベでびぅに最も相応しかろう。
※スタート直後と復路の土浦市内で取り扱いをしくじったのでちょいとおかしなことになっていますが、他はまとも。
前夜、さっさと寝なけりゃならないというのに当たり前のようにサッカーアジア杯決勝戦をTV観戦。
緊迫した展開の面白い試合だったけれど、よりによってわたしの人生初ブルベ出走前夜に延長戦にまでもつれこんでくれることもなかろうに。
翌朝5時起き→5時半出発を予定していたので睡眠時間は二時間強しかない。
さっさと布団に潜り込み、とにかく寝る。
軽くうとうとしたところで目覚まし時計に起こされた。
目覚まし時計の騒音からわたしを守ろうと、毎度有難迷惑な仕事振りを発揮する『親切な小人さんたち』はここのところ長期休暇で仕事をお休み中のようである。
できれば引退でもしていただいて、二度と仕事に復帰しないでくれたりするとありがたい。
チャリは前夜のうちに車のルーフに固定してあり、シューズやヘルメットも積み込み済み。
まるでわたしがわたしではないかのような手際のよさ。
着替えを済ませてちょっと早めに5時過ぎ頃出発。
途中、牛丼屋で朝食をしたため、首都高から外環道川口中央で降りる。
時刻は6時をちょっと回ったあたり。
何せ初ブルベなので少しでも多く他の参加者の装備を眺めて次回以降の参考にしたかったので早めに到着しておいて7時スタート組を見送ってから8時スタートの自分の準備を始めようというのがちょっとした目論見。
道を間違え若干迷子になりつつも6時半過ぎには集合/スタート場所に到着。
あちこちうろつきつつ参加者の愛車を眺めてまわる。微妙に不審者チック。
そうこうするうちに7時組がスタートしたので今度は自分の準備。
ずいぶん前に購入してあんまり使っていない山登り用マップケースを首から提げて使用するつもりで持参してストラップの長さを調節していたりしたらいきなり塩ビ製フックが割れた。
老朽化+寒さによる硬化だろう。
※ルートはGPSに取り込んであるが、主催者発表のキューシート(コース、距離、ランドマーク等が記載された表)をプリントアウトしたモノを持参しておかないと万が一のときに怖い。
とりあえずはストラップに結び目を作って対処。
早めに到着してチャリをおろしたりしていたのであっさり準備が終了し、主催者テントのそばにいたら、スタート時刻近くになってからの『出走前装備品チェック』が2番目か3番目くらい。
これが終わればスタート可能なのだけれど、ちょっと待って欲しい。
せめて自分の前に5人や10人くらい先行してもらわないとコースの把握もままならないのに危なっかしくて仕方がない。
コース脇で何人かやり過ごしてぼちぼちとスタート。
前を走る数人を目印に走行。
一応GPSナビはオンにしてあるけれど、200kmの長丁場で不具合が生じないとも限らない。
往路、復路は途中で若干異なるものの、半分以上は同じ道の往還なのでまずはルートを自分の目で把握しようと試みたけれど、結局これが無駄な努力だったと思い知らされるのは9時間後くらい。
帰りのためにと覚えていたランドマーク的店舗もスタート直後はどの店も当然営業開始前。
営業が始まればシャッターは開くわ照明は点灯されるわ客の出入りはあるわでそれだけで見え方は違うのに何より周りの明るさが違うと全然違って見える。特に復路のゴール付近は夕暮れ時だったし。
この問題は初参加のコースなら必ず生じることなので、対応は今後の課題といったところ。
前後にあまり人がいない状態でスタートしたにも関わらず、前の人には信号でちぎられ信号待ちで後ろには人が溜まり…で、なぜか越谷手前あたりまで列車の先頭を牽く羽目に陥る。
当初は自分のペースに近い人を見つけてくっついていこうとか甘い見通しを立てていたというのになんてこったい。
朝一番のマップケースのフックに続き、信号待ちで水分補給をしてボトルをボトルケージに勢いよく戻したらボトルケージが欠けてしまった。
次に購入するケージは金属製のものにしようと心に誓う。
それにしても夏場のトライアスロン対策でボトルケージを二つ装着していたので助かった。
やがて自動車の交通量が落ち着いたあたりになると徐々にかわされていって、最終的には前後に数人という状態に落ち着く。
川口から越谷を抜け、江戸川を渡って野田を抜ける。
利根川土手上を走る頃には前も後も結構離れていてのんびり単独行。
それでも遠くに一目でそれとわかる反射ベストを着たサイクリストがいると何とも言えない仲間意識が湧いてくる。
やはり『反射ベストは皆兄弟♪:(C)けーこさま』
利根川を渡って茨城県へ。第一チェックポイントのローソン到着は10時過ぎで、ここまで平均28km/h程のなかなか快調なペース。
チェック用の買い物(レシートに記載された時刻が『通過時刻証明』になる)をしてお菓子と缶コーヒーで軽く補給。
第二チェックポイントは折り返し点の『歩崎園地(かすみがうら市水族館)』となっている。
つくば市から『筑波自転車道(つくばりんりんロード)』に入り、土浦市街地を抜けて霞ヶ浦湖畔へ。
この自転車道は廃止となったローカル線跡。その昔、確か小学生のころ一度だけ乗車した記憶があるような無いような…。

駅のプラットフォームがそのまま休憩所になっている。
湖畔の道は一部工事中で迂回しなければならないところがあったものの追い風に乗って気持ちよく流せた。
”楽しかあー:(C)織田 輪”


第二チェックポイントにて
折り返し点での休憩を短めに切り上げ、土浦市内に取って返す。
コースをちょっと外れたところに丸亀製麺土浦店があったので温かいうどんで昼食にしようと考えた。
それにしても、往路で気分良く走った見返りというにはあまりにも厳しい向かい風。
回しても回しても速度は上がらず、せいぜい12~15km/h程度。
”いやぁ、きついですねえ!もうインナーロー(一番軽いギア)ですよ!!”と、挨拶しつつ追い越して行ったおにーさんに引っ張ってもらおうと付いていったら1kmくらいでちぎられ、
女性を含む5人くらいの列車が追い越して行ったので付いて行ってみようかと思ったらはなっから置いて行かれたし。
ええ、ええ、わたしゃ貧脚ですが何か?
うどんを食し、軽く温まった体に外気はとんでもなく冷たかった…この補給は失敗だったのかもしれないと若干後悔の念。
そこからはひたすら単独行。

筑波大学の並木道
筑波自転車道で遠くに反射ベストを見たけれど、向かい風の中追いつけようはずもなく。
往路のチェックポイントだったローソンを通過し、小貝川を渡ってすぐに土手道に入って往路からは南に逸れたコースに。
小貝川沿いを走る頃には風もおさまり、歩行者も自転車もほとんどいない道を快調に飛ばす。
相変わらず前後には誰もいないので若干心配にはなったけれど、土手筋の道を間違うことはまずあり得ないし。
第三チェックポイントのミニストップに到着したのは16時頃。
残りは40kmほど。市街地走行なので信号待ちやらなんやらで20km/h程度と考えれば18時頃にはゴールできるので、全体を通じて均してもちょうど平均時速は20km/hとなる。
往路の調子良さなら9時間切りも可能かと浮かれていたけれど
多摩サイの往復100kmを流しても20km/h位なので概ねこのくらいが今のわたしの脚力なのだろう。
ここでもレシートが必要なので中華まんと缶コーヒーを購入し、一息ついてから残り40kmのスタート。
利根川に差し掛かる手前で再び往路に合流し、後はひたすら往路を逆に辿る。
利根川の土手筋もひと気が無く、ほとんど風も無かったので順調に流せた。
相変わらず前にも後ろにも人が見当たらない。
自分のペースは果たして速いのか遅いのか…。
利根川を離れ、野田の市街地を抜けようというとき、GPSがバッテリー不足の警告音を。
カタログ性能上省電力モードで15時間もつはずなのにルート案内をさせると余分な電力を消費するので半分くらいしかバッテリーがもたない。
勿論外気温が低いせいもあるのだろうけれど。
しかし、『こんなこともあろーかと:(C)JAXA』今回わたしは外部バッテリーを持参していたのである。

PCにUSB接続すると問答無用でスリープして充電&データ転送モードに移行してしまうEDGE800ではあるけれど、コイツならばUSB接続しても給電しながら使用できる。
念のため、ルート案内もやめさせて省電力を図る。
往路の軌跡をなぞればゴールできるのだから案内はもう不要だし。
周囲が薄暗くなってきたのでライトを点灯し、野田から越谷を抜け川口に向かう。
怪我も無く無事に帰着できそうだなんぞとゆるいことを考えたお陰で気が抜けたのか
ゴールまで残り20kmほどのT字路で信号待ちをしようとしたところでペダルからクリートがうまく外れずに今年初めての立ちゴケをやらかす。
しかもそれまでずっと前にも後ろにも人がいなかったのに野田を抜ける辺りで前走者に追いついて追い越しをかけたばっかりのタイミング。
なかなか恥ずかしい思いを存分に味わう羽目に。
まぁ、えてしてタイミングというのはそういうものなのだなあ…と。
最終的なゴールは17時53分。
スタート時刻が8時より若干早いけれど、記録上は所要時間9時間53分。
タイム的にはまあ、こんなものでしょう。
<今後のためにいくつか>
・マップケース
山登り用は走行中に開くのが非常に難しいので再考の要あり。
他の参加者は市販の自転車用マップホルダーや似たようなものを自作して使ったり
IDカードホルダーを首から掛けて使っていたり様々。
・グローブ
冬用グローブだけだと日中汗かいてしんどい。
スリーシーズン用も持参して適宜交換したほうが良さそう。
・EDGE800
まさかバッテリーが10時間もたないとは思わなかった。
給電しながら走行は可能だけれど、雨中走行時はどうしたものか。
バッテリー自体は防水のハンドルバッグに収納すれば良いとして、USB端子から浸水していかれたりしないかな…。
ビニール袋でも被せるか…。
・EDGE800-2
あんまり頭が良くないので『ルート計算モード』はオフにしておくのが正解。
ちょっとルートを外れると再計算し始めるので電力消費が大きい。
・EDGE800-3
周囲が暗くなってからの画面確認が課題。バックライトを多用すると電力消費が大きいので
ヘルメットにヘッドライトを装着するのが現実的か。
【走行距離】201km
【最大標高差】46m
【走行時間】(公式)9時間53分
・(ネット) 8時間6分
【平均速度】(グロス)20km/h・(ネット)24.4km/h
【平均ケイデンス】78rpm
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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オダックス埼玉主催の『BRM130埼玉200km<アタック霞ヶ浦>』に参加。
国内随一の平坦路と言われるこのコースは、上り坂が大の苦手でヘタレなわたしのブルベでびぅに最も相応しかろう。
※スタート直後と復路の土浦市内で取り扱いをしくじったのでちょいとおかしなことになっていますが、他はまとも。
前夜、さっさと寝なけりゃならないというのに当たり前のようにサッカーアジア杯決勝戦をTV観戦。
緊迫した展開の面白い試合だったけれど、よりによってわたしの人生初ブルベ出走前夜に延長戦にまでもつれこんでくれることもなかろうに。
翌朝5時起き→5時半出発を予定していたので睡眠時間は二時間強しかない。
さっさと布団に潜り込み、とにかく寝る。
軽くうとうとしたところで目覚まし時計に起こされた。
目覚まし時計の騒音からわたしを守ろうと、毎度有難迷惑な仕事振りを発揮する『親切な小人さんたち』はここのところ長期休暇で仕事をお休み中のようである。
できれば引退でもしていただいて、二度と仕事に復帰しないでくれたりするとありがたい。
チャリは前夜のうちに車のルーフに固定してあり、シューズやヘルメットも積み込み済み。
まるでわたしがわたしではないかのような手際のよさ。
着替えを済ませてちょっと早めに5時過ぎ頃出発。
途中、牛丼屋で朝食をしたため、首都高から外環道川口中央で降りる。
時刻は6時をちょっと回ったあたり。
何せ初ブルベなので少しでも多く他の参加者の装備を眺めて次回以降の参考にしたかったので早めに到着しておいて7時スタート組を見送ってから8時スタートの自分の準備を始めようというのがちょっとした目論見。
道を間違え若干迷子になりつつも6時半過ぎには集合/スタート場所に到着。
あちこちうろつきつつ参加者の愛車を眺めてまわる。微妙に不審者チック。
そうこうするうちに7時組がスタートしたので今度は自分の準備。
ずいぶん前に購入してあんまり使っていない山登り用マップケースを首から提げて使用するつもりで持参してストラップの長さを調節していたりしたらいきなり塩ビ製フックが割れた。
老朽化+寒さによる硬化だろう。
※ルートはGPSに取り込んであるが、主催者発表のキューシート(コース、距離、ランドマーク等が記載された表)をプリントアウトしたモノを持参しておかないと万が一のときに怖い。
とりあえずはストラップに結び目を作って対処。
早めに到着してチャリをおろしたりしていたのであっさり準備が終了し、主催者テントのそばにいたら、スタート時刻近くになってからの『出走前装備品チェック』が2番目か3番目くらい。
これが終わればスタート可能なのだけれど、ちょっと待って欲しい。
せめて自分の前に5人や10人くらい先行してもらわないとコースの把握もままならないのに危なっかしくて仕方がない。
コース脇で何人かやり過ごしてぼちぼちとスタート。
前を走る数人を目印に走行。
一応GPSナビはオンにしてあるけれど、200kmの長丁場で不具合が生じないとも限らない。
往路、復路は途中で若干異なるものの、半分以上は同じ道の往還なのでまずはルートを自分の目で把握しようと試みたけれど、結局これが無駄な努力だったと思い知らされるのは9時間後くらい。
帰りのためにと覚えていたランドマーク的店舗もスタート直後はどの店も当然営業開始前。
営業が始まればシャッターは開くわ照明は点灯されるわ客の出入りはあるわでそれだけで見え方は違うのに何より周りの明るさが違うと全然違って見える。特に復路のゴール付近は夕暮れ時だったし。
この問題は初参加のコースなら必ず生じることなので、対応は今後の課題といったところ。
前後にあまり人がいない状態でスタートしたにも関わらず、前の人には信号でちぎられ信号待ちで後ろには人が溜まり…で、なぜか越谷手前あたりまで列車の先頭を牽く羽目に陥る。
当初は自分のペースに近い人を見つけてくっついていこうとか甘い見通しを立てていたというのになんてこったい。
朝一番のマップケースのフックに続き、信号待ちで水分補給をしてボトルをボトルケージに勢いよく戻したらボトルケージが欠けてしまった。
次に購入するケージは金属製のものにしようと心に誓う。
それにしても夏場のトライアスロン対策でボトルケージを二つ装着していたので助かった。
やがて自動車の交通量が落ち着いたあたりになると徐々にかわされていって、最終的には前後に数人という状態に落ち着く。
川口から越谷を抜け、江戸川を渡って野田を抜ける。
利根川土手上を走る頃には前も後も結構離れていてのんびり単独行。
それでも遠くに一目でそれとわかる反射ベストを着たサイクリストがいると何とも言えない仲間意識が湧いてくる。
やはり『反射ベストは皆兄弟♪:(C)けーこさま』
利根川を渡って茨城県へ。第一チェックポイントのローソン到着は10時過ぎで、ここまで平均28km/h程のなかなか快調なペース。
チェック用の買い物(レシートに記載された時刻が『通過時刻証明』になる)をしてお菓子と缶コーヒーで軽く補給。
第二チェックポイントは折り返し点の『歩崎園地(かすみがうら市水族館)』となっている。
つくば市から『筑波自転車道(つくばりんりんロード)』に入り、土浦市街地を抜けて霞ヶ浦湖畔へ。
この自転車道は廃止となったローカル線跡。その昔、確か小学生のころ一度だけ乗車した記憶があるような無いような…。

駅のプラットフォームがそのまま休憩所になっている。
湖畔の道は一部工事中で迂回しなければならないところがあったものの追い風に乗って気持ちよく流せた。
”楽しかあー:(C)織田 輪”


第二チェックポイントにて
折り返し点での休憩を短めに切り上げ、土浦市内に取って返す。
コースをちょっと外れたところに丸亀製麺土浦店があったので温かいうどんで昼食にしようと考えた。
それにしても、往路で気分良く走った見返りというにはあまりにも厳しい向かい風。
回しても回しても速度は上がらず、せいぜい12~15km/h程度。
”いやぁ、きついですねえ!もうインナーロー(一番軽いギア)ですよ!!”と、挨拶しつつ追い越して行ったおにーさんに引っ張ってもらおうと付いていったら1kmくらいでちぎられ、
女性を含む5人くらいの列車が追い越して行ったので付いて行ってみようかと思ったらはなっから置いて行かれたし。
ええ、ええ、わたしゃ貧脚ですが何か?
うどんを食し、軽く温まった体に外気はとんでもなく冷たかった…この補給は失敗だったのかもしれないと若干後悔の念。
そこからはひたすら単独行。

筑波大学の並木道
筑波自転車道で遠くに反射ベストを見たけれど、向かい風の中追いつけようはずもなく。
往路のチェックポイントだったローソンを通過し、小貝川を渡ってすぐに土手道に入って往路からは南に逸れたコースに。
小貝川沿いを走る頃には風もおさまり、歩行者も自転車もほとんどいない道を快調に飛ばす。
相変わらず前後には誰もいないので若干心配にはなったけれど、土手筋の道を間違うことはまずあり得ないし。
第三チェックポイントのミニストップに到着したのは16時頃。
残りは40kmほど。市街地走行なので信号待ちやらなんやらで20km/h程度と考えれば18時頃にはゴールできるので、全体を通じて均してもちょうど平均時速は20km/hとなる。
往路の調子良さなら9時間切りも可能かと浮かれていたけれど
多摩サイの往復100kmを流しても20km/h位なので概ねこのくらいが今のわたしの脚力なのだろう。
ここでもレシートが必要なので中華まんと缶コーヒーを購入し、一息ついてから残り40kmのスタート。
利根川に差し掛かる手前で再び往路に合流し、後はひたすら往路を逆に辿る。
利根川の土手筋もひと気が無く、ほとんど風も無かったので順調に流せた。
相変わらず前にも後ろにも人が見当たらない。
自分のペースは果たして速いのか遅いのか…。
利根川を離れ、野田の市街地を抜けようというとき、GPSがバッテリー不足の警告音を。
カタログ性能上省電力モードで15時間もつはずなのにルート案内をさせると余分な電力を消費するので半分くらいしかバッテリーがもたない。
勿論外気温が低いせいもあるのだろうけれど。
しかし、『こんなこともあろーかと:(C)JAXA』今回わたしは外部バッテリーを持参していたのである。

PCにUSB接続すると問答無用でスリープして充電&データ転送モードに移行してしまうEDGE800ではあるけれど、コイツならばUSB接続しても給電しながら使用できる。
念のため、ルート案内もやめさせて省電力を図る。
往路の軌跡をなぞればゴールできるのだから案内はもう不要だし。
周囲が薄暗くなってきたのでライトを点灯し、野田から越谷を抜け川口に向かう。
怪我も無く無事に帰着できそうだなんぞとゆるいことを考えたお陰で気が抜けたのか
ゴールまで残り20kmほどのT字路で信号待ちをしようとしたところでペダルからクリートがうまく外れずに今年初めての立ちゴケをやらかす。
しかもそれまでずっと前にも後ろにも人がいなかったのに野田を抜ける辺りで前走者に追いついて追い越しをかけたばっかりのタイミング。
なかなか恥ずかしい思いを存分に味わう羽目に。
まぁ、えてしてタイミングというのはそういうものなのだなあ…と。
最終的なゴールは17時53分。
スタート時刻が8時より若干早いけれど、記録上は所要時間9時間53分。
タイム的にはまあ、こんなものでしょう。
<今後のためにいくつか>
・マップケース
山登り用は走行中に開くのが非常に難しいので再考の要あり。
他の参加者は市販の自転車用マップホルダーや似たようなものを自作して使ったり
IDカードホルダーを首から掛けて使っていたり様々。
・グローブ
冬用グローブだけだと日中汗かいてしんどい。
スリーシーズン用も持参して適宜交換したほうが良さそう。
・EDGE800
まさかバッテリーが10時間もたないとは思わなかった。
給電しながら走行は可能だけれど、雨中走行時はどうしたものか。
バッテリー自体は防水のハンドルバッグに収納すれば良いとして、USB端子から浸水していかれたりしないかな…。
ビニール袋でも被せるか…。
・EDGE800-2
あんまり頭が良くないので『ルート計算モード』はオフにしておくのが正解。
ちょっとルートを外れると再計算し始めるので電力消費が大きい。
・EDGE800-3
周囲が暗くなってからの画面確認が課題。バックライトを多用すると電力消費が大きいので
ヘルメットにヘッドライトを装着するのが現実的か。
【走行距離】201km
【最大標高差】46m
【走行時間】(公式)9時間53分
・(ネット) 8時間6分
【平均速度】(グロス)20km/h・(ネット)24.4km/h
【平均ケイデンス】78rpm
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