【BRM614宇都宮300km水上(山岳)】 詳細-2 【UP&DOWNがON&ON】
2014.06.27 Fri 06:54 -edit-
【BRM614宇都宮300㎞水上(山岳)】 走行記録詳細-1より続く。
猫と戯れた後、気温が上がり始め日差しが厳しさを増す中リスタート。
しばらくは登りが続いたものの、利根町に入ったところで道は快適なダウンヒル。
ピークから20km弱ほど下ったところでスタート前に”今回のわたしのイチ押しな区間が『望郷ライン』なんですよ♪”と、コース設計の竜胆さん(@rindo_express)が熱く語っていたところである『利根沼田望郷ライン』に突入。

まあ、あの方の『おススメ』が、果たしてどういう意味でのそれなのか、イマイチ判断に苦しむところではあるw
で、まあ、案の定登りが始まる訳ですが。


天気良い日の見晴らしの良い登り坂は青空に向かって走って行くような感じがして気分が良い。
気分は良くてもだからと言って脚が軽快に回ってくれる訳ではないのが問題ではあるけれど。
ヒーコラ良いながら、汗をだらだら流しながら坂道を登って行く。
若干風が出始めてきたので身体の冷却はそこそこ上手く行っていて、暑いながらも熱中症の心配はひとまず無さそう。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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猫と戯れた後、気温が上がり始め日差しが厳しさを増す中リスタート。
しばらくは登りが続いたものの、利根町に入ったところで道は快適なダウンヒル。
ピークから20km弱ほど下ったところでスタート前に”今回のわたしのイチ押しな区間が『望郷ライン』なんですよ♪”と、コース設計の竜胆さん(@rindo_express)が熱く語っていたところである『利根沼田望郷ライン』に突入。

まあ、あの方の『おススメ』が、果たしてどういう意味でのそれなのか、イマイチ判断に苦しむところではあるw
で、まあ、案の定登りが始まる訳ですが。


天気良い日の見晴らしの良い登り坂は青空に向かって走って行くような感じがして気分が良い。
気分は良くてもだからと言って脚が軽快に回ってくれる訳ではないのが問題ではあるけれど。
ヒーコラ良いながら、汗をだらだら流しながら坂道を登って行く。
若干風が出始めてきたので身体の冷却はそこそこ上手く行っていて、暑いながらも熱中症の心配はひとまず無さそう。
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好天に恵まれて本当に良かった。
ここ最近のわたしの引きっぷりを考えるとここを雨に打たれながら走っていることも充分考えられた訳だし。

奥に見えるのはさくらんぼのビニールハウス。
さくらんぼ狩りは6月21日からというところが多かった。
残念、一週間早かった・・・って、寄ってたら間違いなくタイムアウトだ(^^;

いよいよ今回のブルベのペットネームでもある折り返し点の群馬県みなかみ町に突入♪
が、気分良く下って概ね平坦な道になったところでかなり強烈な向かい風。
ここまで坂道で削られてきた脚の在庫を放出させるかのような大自然の仕打ちのお陰で道半ばにして既に脚は売り切れ寸前なのであった。
上り基調とはいえ概ね平坦な道も峠と化してしまい、えっちらおっちら進んでようやく折り返しのPC到着。

PC2(149.8km)7-11群馬みなかみ町店 14:57着(Close 16:00)
マージンは約一時間で広がりも縮まりもせず。わかっちゃいたけど厳しいコースだ(^^;
ここでそらみみさんが”道の駅のダムカレー食べに行きます?”と聞いてきたので当初目論んでいた焼カレーのお店の営業時間を確認してみたら昼の営業は15時までだったので道の駅に行くことに決定。
そらみみさんが先行してわたしが追う形。
PC2の目と鼻の先にある道の駅みなかみの食堂でダムカレーを注文、遅い昼食をいただく。


これまた主催者竜胆さんのお勧めだったダムカレー(矢木沢ダム)
地元名産のごぼうとこんにゃくが具として入っていた。
今回グルベらしいことはこれだけしか出来なかったが、コースの厳しさと自身の走力を鑑みればまあ順当。

道の駅の駐車場脇に置かれていた機関車。
てっきりアプト式の車両かと思ったけれどあれはここじゃないもんね。

藤原ダム
重力式コンクリートダムで利根川水系に建設された最初のダムである。

馬頭観音碑を中心にあれこれ

こちらはロックフィル形式の奈良俣ダム
利根川水系のダムで最も堰堤の高いダム
奈良俣ダム辺りまではそらみみさんの後ろを付かず離れずくらいの間隔で追っていたはずなのだけれど、じわじわ差が開いて行く一方だった。昨年の温泉ライダーで4周くらいラップされているからなあ(;^ω^)

利根川源流域へと向かう道。
SR600北関東ではこのルートを反対方向から下って来る。


美しき哉柱状節理♪

半年ぶりに仰ぎ見る『利根のブナ太郎』の雄姿

周囲は水に満ち溢れているのに何故か極端に少ない水場、わたしが気付いた限りではこの一か所だったはず。
それにしても谷川岳伏流水うめぇw




のんびり滝を愛で、流れを眺めたいところだったがなにせ時間がない。
SR600北関東挑戦の時は停まって撮影していた場所も走行しながらの撮影なのでブレブレ。


坤六峠到着は18:40分、ここから次のPCまでの距離は約20kmでCloseまでの残り時間は1時間20分なのでのんびり走っている訳にはいかない。
明るいうちに下り切りたいという思惑もあって少しでも先を楽にするためにひたすら飛ばしたダウンヒル。
この区間は登り返しがほとんどないので気分良く下れた。

PC3(210.4km)デイリーストア尾瀬大橋店 19:16着(Close 20:00)
マージンは44分に目減り。
漕いでも漕いでもマージンが大きくなるどころかジリ貧ってのはなかなか精神的にダメージXL
駐車場の一角に有人チェックポイントが。

スタート前のブリーフィングでは”今回有人チェックはありません!!”ってアナウンスがあったけれど、まあAJ宇都宮さんなら間違いなくどこかにシークレットチェックポイントを設置しているだろうと思った旨を笑いながら伝えたら、本来はもう少し手前でシークレットポイントを予定していたのだけれどPCまでの距離が短いので止めにしたのだとか。
今年から末席ながらスタッフ業務に携わらせていただいているのでこの辺の裏事情はなかなか勉強になる。
補給を済ませリスタート。残る大物は金精峠。
残距離100㎞で残り時間は7時間。Ave.15kmph弱で走ってギリギリ時間内ゴールというのはなかなかしんどい。
けれども金精峠さえ越えてしまえればPC4から先に多少アップダウンがあるけれども基本は下り基調。
そう自分に言い聞かせながら金精峠へのアプローチスタート。
ここから峠のピークまでは約25㎞のひたすら続く登り坂である。
逆方向なら昨年は二回、SR600北関東挑戦時に自転車で、A埼玉さんの忘年会参加の際に自動車で通過した金精峠。日光側(戦場ヶ原側)からのアプローチのイメージはあるけれど、群馬県側からのそれはイマイチだったが、実際走ってみたら緩い勾配の登り坂がダラダラと延々に続く退屈な道だった。
淡々とペダルクランクを回してじわじわ進んでいく単調で退屈な上り坂。
寝不足と蓄積疲労が相まって途中で意識を飛ばすこと数度、少々ふらつき気味で走っていた認識はあったがどうにかだましだまし走っていて、ある時コースアウトして路肩の草の上を走っていることに気が付いて一気に目が覚めた。
運よくそこは草地だったけれど、この道の路肩は蓋のない深い側溝が口を開いて待ち構えている。
ようやく長い坂道が終わってトンネルが見えてきた。
追いついてきた後続の参加者も”ようやく来た~~~!”と声を上げてトンネル入り口で記念撮影をしていた。

ようやく到達した金精トンネルを抜ける。


栃木県に突入。
残る距離は65㎞、ほとんど下り基調のご褒美区間。
金精峠から戦場ヶ原を抜け、中禅寺湖畔へ。
ダウンヒルは速度が乗るので眠気を催している暇が無い。
ヘッドランプを点灯し、充分な照度を確保して一気に坂道を駆け下ったが、一か所竜頭の滝信号付近の路面ギャップであわや転倒落車という衝撃を食らった。
夜間のダウンヒルは速度を抑え気味にしておかないと危ない(^^;
華厳の滝脇を抜けいろは坂へ。
ゴール後他の参加者から話を聞いたら走り屋の車に遭遇してなかなか怖い思いを味わったらしいが、幸いにしてわたしが走行しているときにjは一台も遭遇せず無事走破。
世界遺産地区を通り抜け、日光駅近くの最終PCへ。

PC4(268.8km)サンクス日光松原店 22:59着(Close 23:56)
先着していたきんぢさんとしばし雑談の後きんぢさんが先行。
補給を済ませてトイレを借りてからリスタートしようと思ったらトイレ周辺の床面清掃中で近寄れなかったので諦めてリスタート。
駅の近くでは二人ほど後続がいたのだけれど、山の中の下り基調の狭い県道を走っている間に後続が遅れ、最終的には単独走行になった。
後続がいてくれると自分で照射できる範囲以外も明るくなって走りやすかったりするのだけれど、反面強烈な照度のライトが後続だと自分の影で進路が見えづらくなる弊害がある。
今回の後続はどちらかというと後者だったので敢えてペースを上げて引き離した感じ。
しばらく走行すると民家が増え、道幅も広がり徐々にゴールが近づいているのがわかる。
そしてようやく到着した田野町交差点。
ここを左折して森林公園通りを登ったら長かった300㎞のゴール地点だ…と感慨深く信号待ちをしていたら、左方から軽快に走ってきて左折(すなわちわたしの前方向)して行く一台の自転車。
よく見たらふぃりりんさんだったので”おつか荒れ様!”と声を掛けてから左折してゴールへ向かう。
それにしても10分遅くスタートしても、MTBでもこの速さ。
しみじみ羨ましい走力ではある。



Goal(301.1km)宇都宮サイクルスポーツセンター 0:57着(Close 2:00)
どうにかこうにか時間内ゴール。
公式認定時間は18時間57分、辛うじて一時間のマージンを確保してのゴール。
いやはや、本当に余裕の無いコースだった。
先着していたきんぢさんや竜胆さんを始めとしたAJ宇都宮のスタッフの皆さんと雑談をしていたらヨシダさんも帰着。しばらく雑談の後、その場の皆さんにご挨拶をしてから宇都宮駅前のスーパー銭湯南大門へ移動。
さっぱりと汗を流してから仮眠室に移動したが、なかなか豪快にいびきと歯ぎしりを鳴り響かせている先客がいたので思うように眠れず5時頃には起きだして自宅に向けて東北道をひた走って帰宅。
ビールを呑みながらW杯サッカーの日本×コートジボワール戦を眺めてがっかりしたのでありました。
AJ宇都宮スタッフの皆様、お疲れ様でした。
かくも過酷なコースをありがとうございます。
次回、予定通りなら7月の寒河江600でまたお世話になりますのでよろしくお願いいたします。
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