【BRM719宇都宮600km寒河江】 走行記録-2 【日本そばと中華そば】
2014.07.25 Fri 00:19 -edit-
<PC1 7-11会津田島新町店(88.4km)10:34着/Close 11:12>
PCでレシートゲットしてタイムスタンプのツィートをして(フォト蔵がしくじったようで反映されていなかったけれど)からさてリスタート、という段になって豪快に土砂降り。
とりあえず気温はそれほど下がっていないしすっかり濡れてしまっているから今更着込んでも大した意味はないし・・・で、レインウェアは着ないままでリスタート。
しばらく土砂降りの雨の中を走っていたけれど、途中で雷鳴が轟き始めた。
最初の内は稲光から音までは随分と間があったけれど、徐々に間隔が狭まってきていつの間にか結構近所で鳴り響いているような感じになってきたので若干不安を感じて緊急避難。

丁度折り良く会津鉄道会津線『養鱒公園駅』の駅舎があったので雨宿りをば。
ログハウス風の小さな駅舎にベンチもあって、夜間ライドの休憩にはうってつけだと思ったら

こんな張り紙が。
まあ、当たり前だよね(^^;

時間を潰している間に一本通過列車が。


正面からは慌てすぎてしまってピンボケ、背面はまあそれなり。
しばらしたら雷鳴が遠ざかり、雨脚も弱まってきたのでリスタート。
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それでも時間が経つにつれて更に雨脚が弱まって来ているので、大内宿に向かう登りでは上手く行ったら雨が上がってくれているのではなかろうか?
養鱒公園駅でTLをチェックしていたら黒澤さんの”大内宿大雨!”というツィを見かけたし。

平地メインな区間だったけれど、こういう登り坂もある。
時折擦れ違う車に豪快に水しぶきを浴びせかけられて呪詛の言葉を吐いたのも一度や二度ではない。
大内宿に向かう大内こぶしラインの入り口手前で湯野上温泉駅駅前に向かう分岐があったのでコースを外れて踏み切りを渡って湯野上温泉駅前へ。
昨年、一昨年は大内宿からの下りはこちらを通らなかったので残念だったけれど、今年はこちらのルートなのだから折角の機会に寄らないわけには行きますまい。
<会津鉄道会津線 湯野上温泉駅>
萱葺き屋根の駅舎。
雨が却って風情を醸し出している。
待合室には囲炉裏が。
炎をぼんやり眺めているとあっという間に時間が過ぎる。
囲炉裏端でサービスのお茶をすすりながら地元の工房が作るオリジナルのパンをいただく。
しんごろうパン、運よく最後の一個。
※『しんごろう』は本来うるち米を半つきにして竹串に刺し、味噌にすりつぶしたエゴマなどを混ぜ合わせたじゅうねん味噌を塗って炭火で焼いた会津地方の郷土料理。だそうである。
香ばしい味噌の風味がやさしい一品でした。
しばしのんびりしてからリスタートしてコースに復帰。


湯野上温泉手前の谷にそびえていた一対の岩柱。
一見して撤去された古い橋の橋脚かと思ったら自然の造形だったのでした(^^;

線路を挟んで反対側、正規コースからの駅舎の眺め。
これはこれで趣深い。
<大内宿>
一昨年、昨年とコース上にありながら通過時刻が朝早かったのでスルーしてしまっていたポイント。
”いつかは立ち寄ってみたい”と思っていたので立ち寄れて素直にうれしい。
大内宿入り口
通りの左右に萱葺き屋根の家々が並ぶ。
一度試してみたかったねぎそばをいただくことに。
ネギ一本で食べるので器の縁に口を付けてすすり込みつつネギをかじりつつというのがオーソドックスないただき方なのだそうであるが、雨に打たれてしまったので温かいものを…と、温かいそばを頼んでしまったので熱くてなかなかしんどかった(;^ω^)
勿論美味しくいただきましたけれど。
それにしても初音ミクの痛ジャージでも着て食べたら完璧なのではなかろうか。いや、着ないけど。
大内宿でも通りの眺めをデジカメで撮っていたら主にヒルクライムをやっているという自転車乗りの青年に声を掛けられた。
行楽客で賑わう観光地でサイクルジャージ姿のおっさんは異様に浮き上がって見えるだろうしね。
間違っても歩行者と接触なんぞやらかさないよう細心の注意を払って大内宿を脱出、リスタート。


大内宿のすぐ上にある水場で補給。美味しかった。
大内宿から先はさほど勾配のきつくない坂道を登って大内ダムを越えたらしばらくは若干登り基調なダム湖沿いの平坦路

最上流部のダムだけあって湖水が非常に綺麗。
野反湖ほどとは言わないまでも、非常に綺麗な人造湖である。
湖を離れるとしばらくまた登りが続き、登り切った先に氷玉峠(トンネル)がある。

こちら側からのアクセスは初めて。
長いトンネルを抜けると今度は長い長いダウンヒル。
大内宿では雨も上がって日が差し始めて来ていたけれど、氷玉峠から北側は路面がドライで非常に気分よくダウンヒルを堪能できた。

それにしても思うのだけれどこの地図とGPSの軌跡のずれっぷりはどうにかならんものか?
快適なダウンヒルを堪能し尽くした後、会津盆地に降り立つ。




ついさっきまで雷鳴が轟くどしゃ降りの中を走りながら対向車線を走る車が跳ねあげる飛沫にさらされながら走っていたとはにわかに信じられないくらい気持ちの良い道が目の前に。
生憎磐梯山の頂は雲に隠れて拝めませんでしたけれど。
<PC2 7-11坂下宮古店(142.8km)10:34着/Close 15:16>

どうにかこうにか50分くらいのマージン。
到着して早々”とりさんですよね?”と問いかけてきた男性。
(この顔には中目黒で見覚えがあるなあ。。。)と思考を巡らせていたら
”黒スコットです!”
”お~~~。お久しぶりでございます!”
スタート時にご挨拶叶わなかった方一名、ここでゲットですw
けれども聞けばコンディション不良のためにここでDNFなさるとのこと。
残念ではありますが所詮は遊びですからね、こらえきれないくらいしんどかったらその場でやめて正解です。
他の参加者には”最後尾スィープスタッフさんですか?”とか問われてしまい、このPCに限らず何度かやんわり否定してみたり。。まあ、宇都宮ジャージを着て走っていたら普通はスタッフだと思うか。。。
そんなこんなでリスタートして喜多方へ。
当初は平地巡航30kmphくらいのペースで流してお昼時に喜多方に到着、ラーメンバーガーを頂く気満々だったのだけれどパンクやら朝ごはんやらで随分と時間をロスしたので普通にラーメンをすすって先に進もうと思って喜多方市役所方面に進もうと思ったらなんだか良く分からないけれど地元の商業祭りが開催中で市役所/道の駅周辺に近寄るのは面倒くさそうだったので目的地を喜多方駅周辺に変更。
喜多方ラーメンで最も老舗の『源来軒』へ。


オーソドックスな醤油味スープのラーメンをいただきすっかり満足。
満ち足りた気分でリスタートしようと思ったら、本日二度目のパンク神様ご降臨。
今度は後輪がパンクしておりました。
源来軒正面の画像でお分かりの通り店先は今のところ砂利敷きで、たまたま先の尖った石の欠片がタイヤに食い込んでおりました。
まあ、そういう間の時だってもちろんあるさ。

そして二度目のパンクは後輪でした。
夏のパンク祭り絶賛開催中。。。orz
まあ、明るい時間帯だったし地域のごみ収集箱(?)が丁度良い高さの作業台になってくれたのでそこそこ心にゆとりをもって作業出来た。
おなかを満たしたばかりだったし。
まあ、折角おなかを満たして満足していたのに幸せ感が目減りしてしまいましたけれどねえ。
【BRM719宇都宮600km寒河江】 走行記録-3 へ続く
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