【BRM719宇都宮600km寒河江】 走行記録-3 【嗚呼幻の野岩羽線】
2014.07.26 Sat 09:21 -edit-
前エントリ 【BRM719宇都宮600km寒河江】 走行記録-2 【日本そばと中華そば】 より続く
パンク修理をしつつタイヤの状況確認。
トレッド部分がかなり薄くなっているのは感じていて、実際今回のブルべ出走前には前後輪ともタイヤ交換して臨むつもりだったけれどなんやかんやと忙しく、結局交換できず仕舞いだったことを若干(?)悔やむ。
更に言えば今回のブルべを完走したらショップに預けてオーバーホールしてもらうつもりでいたのだけれど
良く考えると昨年ブルべ中にシフトワイヤーがちぎれてしまった時もそのブルべが終了したらショップに預けてオーバーホールするつもりでいたのだ。
毎週末なんだかんだとイベントを突っ込んでしまっていたのでなかなかセルフメンテが出来ず、ショップに預けるにしても若干日数不足…結局そのままタイミングを待っていると手遅れになってしまうことが意外と(?)多いことに今更気付いた。
今年になってから勢いでTTバイクを買ってしまったので多少はその辺が改善できるかな…と。
まあ、TTバイクではブルべに参加できないケースが多いからブルべ開催のない8月をメインにオーバーホールに出すようなイメージ。
お盆休みをどう活用するかが課題ではあるけれど。
で、トレッドが薄くなってしまってパンクリスクが高まっているのだったらタイヤを交換すればいいだけの話なのだけれど、こういう時に限って毎回毎回持ち歩いている交換用のスペアタイヤをバッグに入れ忘れるという大失態。
まったくもう、どんだけマーフィーの法則を体現すりゃ気が済むんだ、おれ?(^^;
内心自分に対して激しくダメ出しをしながら、それでもまだ全行程に対してたった1/4しか走り終えていないことに対してやたらと不安を覚えてみたり。
パンク修理を終えてリスタート。
雨上がりの路肩は色々なごみが流されて吹き溜まっていたりしてパンクリスクが跳ねあがるので可能な限り路肩に寄らないようにしておっかなびっくりで進む。
それでも後方から車が迫って来れば左端に寄らざるを得ないので慎重に。
喜多方市街地を抜け、徐々に民家が少なくなって来てもところどころ現れる喜多方ラーメンを標榜するラーメン店。
ホント、ラーメンの町だよなあ。
そういえば西部のそば店が集中していた地域も合併で喜多方市になったから中華そばも日本そばも…なあ町になったのか、喜多方は。
そんなことを考えながらぼんやり走っていたら前方に『日中線記念館』という文字とともにラッセル機関車のイラストが描かれた標識があったのでちょっと興味を惹かれて寄り道してみた。

脇道に入って50mほど先に赤い屋根の小ぢんまりとした建物。
建物脇に沿革等を記した看板が。

なるほど。
人気のない記念館をのんびり回る。





待合室を改装した休憩室では¥100でコーヒー飲み放題だったのだけれど、設置してあったコーヒーマシンが業務用で20杯分くらい淹れられそうな大きなサーバーに水が入れられていた状態だったので、自分一人のためにわざわざドリップさせるのも気が引けてパス。
まあ、のんびりコーヒーをすするほどには時間的余裕がある訳でもないし
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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パンク修理をしつつタイヤの状況確認。
トレッド部分がかなり薄くなっているのは感じていて、実際今回のブルべ出走前には前後輪ともタイヤ交換して臨むつもりだったけれどなんやかんやと忙しく、結局交換できず仕舞いだったことを若干(?)悔やむ。
更に言えば今回のブルべを完走したらショップに預けてオーバーホールしてもらうつもりでいたのだけれど
良く考えると昨年ブルべ中にシフトワイヤーがちぎれてしまった時もそのブルべが終了したらショップに預けてオーバーホールするつもりでいたのだ。
毎週末なんだかんだとイベントを突っ込んでしまっていたのでなかなかセルフメンテが出来ず、ショップに預けるにしても若干日数不足…結局そのままタイミングを待っていると手遅れになってしまうことが意外と(?)多いことに今更気付いた。
今年になってから勢いでTTバイクを買ってしまったので多少はその辺が改善できるかな…と。
まあ、TTバイクではブルべに参加できないケースが多いからブルべ開催のない8月をメインにオーバーホールに出すようなイメージ。
お盆休みをどう活用するかが課題ではあるけれど。
で、トレッドが薄くなってしまってパンクリスクが高まっているのだったらタイヤを交換すればいいだけの話なのだけれど、こういう時に限って毎回毎回持ち歩いている交換用のスペアタイヤをバッグに入れ忘れるという大失態。
まったくもう、どんだけマーフィーの法則を体現すりゃ気が済むんだ、おれ?(^^;
内心自分に対して激しくダメ出しをしながら、それでもまだ全行程に対してたった1/4しか走り終えていないことに対してやたらと不安を覚えてみたり。
パンク修理を終えてリスタート。
雨上がりの路肩は色々なごみが流されて吹き溜まっていたりしてパンクリスクが跳ねあがるので可能な限り路肩に寄らないようにしておっかなびっくりで進む。
それでも後方から車が迫って来れば左端に寄らざるを得ないので慎重に。
喜多方市街地を抜け、徐々に民家が少なくなって来てもところどころ現れる喜多方ラーメンを標榜するラーメン店。
ホント、ラーメンの町だよなあ。
そういえば西部のそば店が集中していた地域も合併で喜多方市になったから中華そばも日本そばも…なあ町になったのか、喜多方は。
そんなことを考えながらぼんやり走っていたら前方に『日中線記念館』という文字とともにラッセル機関車のイラストが描かれた標識があったのでちょっと興味を惹かれて寄り道してみた。

脇道に入って50mほど先に赤い屋根の小ぢんまりとした建物。
建物脇に沿革等を記した看板が。

なるほど。
人気のない記念館をのんびり回る。





待合室を改装した休憩室では¥100でコーヒー飲み放題だったのだけれど、設置してあったコーヒーマシンが業務用で20杯分くらい淹れられそうな大きなサーバーに水が入れられていた状態だったので、自分一人のためにわざわざドリップさせるのも気が引けてパス。
まあ、のんびりコーヒーをすするほどには時間的余裕がある訳でもないし
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<日中線記念館>
日中線(にっちゅうせん)は、福島県喜多方市の喜多方駅と耶麻郡熱塩加納村(現在の喜多方市)の熱塩駅を結んでいた日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線(地方交通線)。1980年の国鉄再建法施行を受けて特定地方交通線に指定され、1984年に廃止された。
なお、路線名は、終点の熱塩駅北方にある日中温泉に由来する。(Wikipediaより)
旧線路側に降りて駅舎を眺める
敷地の片隅にはラッセル機関車と客車が展示してあって自由に見学できる。
ラッセル車内部へ
何故か蛾が結構な数飛び交っていてガラス窓に向かって突撃しておりひっそり静まり返った空気の中、カサカサ、パタパタ、カタカタとガラスと蛾がぶつかる音が響き渡る。
こちらは客車内部。そこそこしっかりと手入れが行き届いている…と言ったら失礼か?
30分ほどのんびり見て回り、記念館の表で草むしりをしていた管理人さんと思しき男性に軽くご挨拶してからリスタート。
ここから先は大峠越え。
福島側からのアプローチはもちろん初めて。
緩やかな登り勾配の道を淡々と進む。
PC1をリスタートしたときにはまだ数人残っていたと記憶していたけれど、ラーメンとパンク修理、そして日中線記念館立ち寄りで恐らく再びわたしが最後尾だろう、前後に反射ベストを着用したサイクリストの姿は皆無だった。
そんな折、右に曲がれば日中温泉/日中ダムに向かう丁字路の辺りで視界の隅に入った『BRM』の文字。
”あれ?この辺りにもシークレットポイント設置してあるのかな?”と、見てみれば

道路横断旗の収納筒に掛けられた応援メッセージ。
こういうのを目にするとちょっとほっこり(*'▽')
宇都宮か宮城のスタッフさんがちょっとしたサプライズを仕掛けたものかと思ったらどちらのスタッフ諸氏もあずかり知らないものであった。
恐らく喜多方在住のサイクリストが掛けてくれたものだろうとのこと。

日中ダム
日中ダムを右手に眺めつつ坂道をえっちらおっちら。
R121に合流したら目の前に『虹のトンネル』と表示されたトンネルが。
どうやらこの先総延長4km弱ほど、大小七つのトンネルが続くらしい。
<虹のトンネル>
大小七つのトンネルが続くので虹になぞらえたという安易な(失礼!)発想。
各トンネル名標識の地色が『赤-橙-黄-緑-水-青-紫』の七色になっている。
肝心の最初のトンネルの撮影にしくじったのがちょっと悔しい。


虹のトンネルの合間には日中ダム湖に注ぎ込む沢の滝。
そんなこんなで大峠に到着。

このトンネルを抜ければいよいよ山形県に突入なのである。

下り基調の長いトンネルを抜けると山形県。
快適なダウンヒルを一気に気分よく駆け下りて日が傾き始めた田園地帯をのんびり走る。

意外と(?)見かけた曲がり家形式の民家。
南部だけのものではないのね。

そんなこんなで田んぼの向こうに日が沈む、郷愁漂う風景。
既にスタートから12時間以上走っていることになる。
<PC3 ファミリーマート川西上小松店(211.6km)18:37着/Close 19:28>

200km以上走ってマージンはたったの一時間弱ではあるけれど、二度のパンク対応、道の駅たじま、湯野上温泉駅、大野宿、日中線記念館への寄り道、そば二食とラーメン一食の時間ロスを考えれば上出来w
なんてなことを考えていたら、後輪がスローパンクしておった。
どうやら喜多方でのパッチ当てをしくじってしまったらしい。
一度パッチを当てたところからのエア漏れなので割り切ってスペアチューブを使うことにして対処。
4、5人のグループが賑やかに今後の予定を話し合っていたのが聞こえた。
どうやら初600らしい。
うち一人はGIOSのミニベロだったがかなり消耗したご様子で、他の面々が先行してリスタートしていくのを見送ってしばらく休んでいくらしい。
PCにはわたしと二人が残されたので軽く会話(この時初600だとうかがった)したが、すぐに”眠いんでちょっと寝ます。”と、ミニベロ乗りさんはコンビニ軒下で横になった。
しばし携帯でTLを確認していたら通りがかりのおばちゃんが
”どっからどこまで行くんかね?”と話しかけて来たので
”栃木の宇都宮から寒河江まで行って来いのサイクリングなんですよ(^^)”と答えたら
”へえぇ、そうかい、宇都宮から寒河江ねえ…宇都宮!?”
”コントかよ!www”とツッコミたくなるくらいのリアクション。
すると下の方から”今日の朝から明日の夜までかけて走るんですよ!”と会話に加わる声。
寝てたんじゃないのかよw
起きだしたミニベロ氏”ここから寒河江までは下りだけですよね?”
”いやいや、下り基調だけれど寒河江の手前まではいくつか登り返しがあるはずだよ。”
”え~~~。心折れそう。”
『下り基調』と『下っりっ放し』とは意味が違う。
この狭い日本で60kmもの間下りっ放しとかありえないだろうってw
ミニベロ氏に声を掛けてわたしが先行でリスタート。
すっかり日が暮れて単調な道を進むのでモチベーションを上げるために何かしようと色々考えて、PC3で先発したグループを追い掛けて走ろうと決めた。
PCで小耳に挟んだ会話から類推できる彼らのペースと彼らの先行した時間、自分のAve.を勘案して90分から2時間で追いつくと計算。
果たしてこの計算は正しいのか非常に疑問ではあったけれど、何はともあれ速度維持のモチベーションにはなる。
主催担当者の竜胆さんから”通行には注意した方が良いですよ。”と忠告を受けていた最上川沿いの細い県道を無事通り抜けR287に合流して朝日町を抜け、大江町を通過するところで先行していた四名をパス。
約2時間、完全に読み通りのタイミングなのでなんとなく嬉しかったり。
いよいよ寒河江市に突入である。
昨年と逆コースを辿りつつ折り返し点の最上川ふるさと総合公園へ。

いよいよ折り返し。
<PC4 最上川ふるさと総合公園(267.1km)21:15着/Close 22:48>
※Tweetは23:15になっていたけれど、それじゃタイムアウトだよw

R宮城スタッフのお二方が温かくお出迎えしてくれました。
【BRM719宇都宮600km寒河江】 走行記録-4 へ続く
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