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日記超。-改・弐-

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2023Jun28Wed

【BRM920東京1,000kmええじゃないか伊勢夫婦岩】 走行記録詳細-2 【坂&坂&激坂】 

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【PC1⇒通過チェック-2】
飯田市街を抜け大平街道へ
14092020.jpg
日が傾いて来た。
山の向こうに日が落ちようとしているもののまだそこそこ明るい中、風越公園の付近に大平街道案内看板が。
14092021.jpg
大平街道案内看板
ここから飯田峠まで12.7kmで535m登って85m下って大平宿、そこから4kmで208m登り返して木曽峠ね、なるほど。
平均勾配は飯田峠:4.2%、木曽峠:5.2%…と、ざっくり計算してからリスタート。
勾配が少々きつくても木曽峠の方があっさり終わってくれて良いかも。

まずは最初の飯田峠を指して登る。
数字からもわかる通りダラダラとした勾配が延々と続く道。
14092022.jpg14092023.jpg
山の向こうに完全に日が落ち、鬱蒼とした木立の中を進む峠道のナイトライドに突入。
最大の懸念事項は野生動物の突撃。
それでも心配していた大型野生動物の突撃を食らうことは無く
時折前方を小動物が横切る程度で終始した。
14092025.jpg
飯田峠
ダラダラ長かった飯田峠もようやくピーク、返しの下りは道が細く曲がりくねっているのでそこから一気にダウンヒルを駆け下り…というほどには速度を上げられなかったものの、それでも快調に下って再び木曽峠に向かう登り返し。
えっちらおっちら登って行って到着したピークのトンネル手前で5、6人の参加者が停止していた。
何事かと思って様子をうかがってみたらどうも防寒装備を着用しているようだったので、特にまだその必要を感じなかったわたしはそのままスルーしてトンネルを抜けた。
14092026.jpg
木曽峠(大平峠とも)
トンネルの先にPC1であれこれ話したスタッフのmarkunさんたちが待機していて一瞬シークレットかと思ったけれど、単に巡回チェックをしているだけとのことだったのでちょっと雑談。
”随分早くない?相当追い越して来たんじゃないの?”
”いやいや、そのトンネル入り口で結構な人数が停まっているよ、着替えているみたい。”
”なるほど、ここから先は冷えるから何か羽織った方が良いんじゃない?”
”まあ、寒くなったら考えますよ。”

一応は防寒装備をおススメされたけれど特に必要を感じなかったのでそのままリスタート。
若干の肌寒さはあったものの我慢できないほどのモノじゃない。

南木曽温泉に向かう道は途中から道幅が広くなり、路面状況もすこぶる良い快適なダウンヒルだったけれど、あまりにも快調に飛ばし過ぎてしまって馬籠宿/馬籠峠へと向かう交差点を曲がり損ねて500mほど無駄に下ってしまった。
こころの中で毒づきながらUターンして、無駄に坂を登ってコース復帰。
ミスコースに気が付いて停止しようと減速し始めた時、背後から結構な勢いで追い越して行って見えなくなった参加者がいたけれど、あの人はその後一体どうなったのだろうか、少々心配ではある。

交差点から馬籠峠ピークまでは4.5㎞ほどしかないものの、ほぼ一本調子で約7%の勾配がひたすら続くなかなかどうしてやっぱり修行モードな坂道なのであった。
14092027.jpg14092028.jpg
ようやく到着した馬籠峠
ピークを越えて少々下れば馬篭宿なのだけれどさすがに周囲は真っ暗なので宿場町の景観を愛でるという訳にもいかずそのままスルーっして中津川の通過チェックへ。
14092029.jpg
通過チェック-2:7-11 中津川苗木店(200.1km)着21:19
ブリーフィングでも説明があったけれど、この先は平均10%勾配の蛭川峠や恵那市と八百津町境界付近の急勾配区間を抜けないと輪行エスケープポイントが無いので撤退を考えるならまずここで判断した方が良い。
まあ、するつもりはないから関係ないけどw
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【通過チェック-2⇒通過チェック-3】
中津川から先が往路のハイライト的パートになる。
夜間だったことと相まってコースがハードだった為に一切画像を残す余裕がなかった(^^;

真っ暗な山間の田舎道をひたすら進んで行って辺鄙な道からさらに辺鄙な道へと左折したら目の前が蛭川峠への取り付き。取り付きとはいえ平均勾配10%を超える坂道なのでいきなり行く手が壁になったんじゃなかろうかと思うような感じ。
のっけから押し歩きしたい気持ち満々で登り始めてしばらく進むと前方に一人の参加者。
”お疲れ様です~!”と声を掛けて並び、追い越しかけたその時
”あれ?とり。さん??”という耳になじみのある呼び声。
声の主はけーこ隊長その人なのでありました。
しかし隊長は7時スタート組だったはず、9時スタートのわたしが一時間ほどのマージンしかない状態で走っているのだから彼女は結構シビアな借金状態だよなあ。
”けーこさん7時スタートじゃなかった?大丈夫なんですか、今ここにいて。”
”もーだめだからこれを越えたら次のPCでDNFするつもり。あ、お気遣いなく先行っちゃってね。”

言われるまでもなく走力不足で紳士ならざる身のわたしにはお気遣いする余裕なんぞ微塵もなかったですw
”了解、じゃあまた!”
改めて踏み始めてしばし単独走。すると真っ暗な山間の峠道の前方にポツリポツリと先行している参加者の赤色尾灯が幾つか目に入るようになった。
ある人は押し歩きながら、ある人は立ち漕ぎをしながら、各々がこの凶悪な坂道に挑んでいた。
中津川市と恵那市の境界であることを示す標識がピークの証。これを過ぎると一気にダウンヒル。快調に進み過ぎてうっかり右折し損ねたりしながら今度は坂折棚田に向かう坂を登り返し。明るければ眺めが気持ちよかったであろう道も真っ暗な夜中に走る分には何の感動もない。左手斜面の下方に集落の明かりが見えるのでそこまでの間は棚田が広がっているのだろう。
スタート時刻を遅くしたことや途中のんびり走っていたことを若干後悔したものの、1,000kmに及ぶ長丁場なのだから必ず夜間通過してしまうスポットがあるのは致し方のないことと諦めた。
しばらく登って恵那市と八百津町境界の標識が見えた時にはようやく登りが終わるとホッとしたものの、更にもう少し登りが続いて辟易とさせられた。

ようやく下り坂に入り気分よく下って行くと左手にシークレットチェックポイントが。
14092030.jpg
シークレットポイント 23:52着
※何を撮ったか良く解らないし、もっと何枚も撮ったつもりでいたのだけれどこれともう一枚さらに意味不明な画像しか残っていなかった。さすがに疲れていたのかもしれないw
農産物直売所の駐車場にテントが張られてまこたさんやバッキーさんらが待機していらした。
スタート直後に落っことしてしまい、バッキーさんが預かってくださっていた尾灯のカバーと乾電池を受け取ったので試しに装着してみたらやっぱり点灯しなかった(;^ω^)

あまり長居をしてしまうと身体が冷えてしまうので適当に切り上げてリスタート。
路面コンディションが良く道幅も広い、非常に気持ちの良いダウンヒル。若干ガスが出始めて気温も下がって来た感があったけれど、わざわざ停まって防寒装備を着用するほどでもなかったので強引に突破。
草木も眠る丑三つ時近くなって可児の市街地を抜け、懐かしの犬山城をかすめて進んで一宮に到着。
14092031.jpg
通過チェック-3:7-11一宮佐千原店(283.0m)着21日2:22


【通過チェック-3⇒PC2(1/2)】
夜通し走ってさすがに少々疲れて来たので大休止を考え始めた。
しばらく進んで日が昇って暖かくなったら公園のベンチで軽く休もうとか考えながら木曽川沿いの土手道を走るが、単調な一本道なので走っているうちに飽きてきて生あくびを連発するようになってしまっていた。
日の出まで走ってなんて悠長なことを言ってはいられないので休憩できそうなスポットを物色しながら進んでいたら進行方向左手、丁度コースの曲がり角にあたる交差点に一軒の漫画喫茶を発見したのでそこで休憩することに。
店の前には先客の自転車が複数台。皆さん考えることは一緒です。
14092032.jpg
これは出発するときに撮ったもの
小一時間ほどうとうとしてからリスタート。
14092033.jpg
空はずいぶんと明るくなってきていた。

14092034.jpg
多度大社
『お伊勢だけでは片参り』なのだから素通りではなくちゃんと立ち寄れば良かった…と、思ったけれどそもそもお伊勢さんも素通りだったよ(^▽^;)

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気持ちの良い曙光

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左右にびっしりと彼岸花が並んだ農道がいく筋か

いよいよ三重県に入り、四日市から鈴鹿、津を抜け阿漕から旧伊勢街道へ
14092038.jpg
鈴鹿サーキット入り口

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旧道のあちこちに立っていた常夜燈

14092040.jpg14092041.jpg14092042.jpg
趣ある旧道沿いの家並

細く曲がりくねった旧道はそこかしこに風情のある家並や常夜燈、道標などがあってのんびりポタリングペースが丁度良い。日差しが少々強かったものの気分は上々。
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