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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023Jun20Tue

【PC6から】SR600 Nihon Alps 完走(ツーリスト)記録-3【PC9まで】 

SR600 Nihon Alps 完走(ツーリスト)記録-2よりの続きです。

<PC6 大平峠(216.7km)08/17/17:59着>
大平峠/木曽峠の表示を過ぎ
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木曽峠トンネルを通り抜ければそこは岐阜。
日が傾いて薄暗くなって来たものの、それでもまだ充分肉眼で路面状況を確認できるほどには明るい。

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夕闇迫るダウンヒルをそこそこ順調に下り、今度はR19 とR256の並走区間を木曽川沿いに下る。

R19から別れ、R256を北西方向へ。
この辺の区間の予習はほとんどしていなくて、フォロワーさんからの”そこから下呂までは大した登りもない退屈な区間だよ。”というリプを頭から信用して軽い気持ちで走ったらあとからあとから現れる登り。勾配自体はそれほどきついわけではないけれどひたすら続く登り坂、ようやく下りかと思わせて心をへし折りにかかる登り返しのコンボが何連発もあってうんざり。”なにが意味ねーだよしっかりアップダウンあるじゃねーか! と、毒づきたくなるくらいには坂道あったw”走っている最中のわたしのツィート。

入浴と着替え、あわよくば休憩を計画していた下呂駅前の銭湯に到着したのは22時頃。
ここは23時までの営業なので休憩は諦め、入浴と着替えのみ。
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下呂温泉幸乃湯

のんびり湯船に浸かり…というには少々時間が足らず、慌ただしく入って出てになってしまったもののさっぱりとして気分よくリスタート、次のPCは目と鼻の先。

<PC7 JR下呂駅(288.5km)08/17/23:05着>
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KNの時と同様列車をバックに入場券の画像でもと思ったものの
次の電車までは30分以上待たなければならないのでパス。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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入場券を購入したので軽く駅構内をうろうろしたのちリスタート。

本来なら幸乃湯で軽く仮眠を取ることを目論んでいたのだけれど、日中時間をかけすぎてしまって結局仮眠できず。けれども今のところは睡魔を感じないのでとりあえずは進めるところまで進むことに。
この先はスタート時刻を変更する原因となった位山峠である。

飛騨川沿いの県道を淡々と北上。
川を挟んだ反対側がメインの国道なのでこちら側にはコンビニすらない。
そんな区間を走っていたら段々と睡魔が。
”とにかくどこかで停まって仮眠をとらないと危ない。”と思いつつ進んでいたら目の前に現れた大型のコインランドリー。
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先ほど着替えたばかりのウェアを洗えるしその間仮眠を取れるし最高のスポット。
洗濯と仮眠を済ませてリスタート。

そしていよいよ位山峠への取り付き
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これがスケジュールを大きく変更することになった元凶。

いよいよ飛騨高山に向けて位山峠にアタック。。。というところでまたも睡魔が。
今回、やたらと睡魔に襲われたのはやはり日中の暑さにやられてしまった影響も大きかったと思う。
全面道路工事中の山の中での落車転倒事故なんぞ目も当てられないので登り始める前に仮眠できる場所を探す。
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ちょうどいい具合にバス停があったのでお邪魔させていただきアラームをセットして仮眠。

仮眠場所としてお借りしたバス停がコース分岐の直前だったためリスタート後、片道1.5kmほどミスコースをしてしまい引き返したのだけれど、後から確認してみたら間違ったまま進んでもそのまま本コースに合流できる分岐だったので少々勿体ない。
まあ、気付かずにそのまま抜けてしまったならともかく気付いてしまったのだから戻って正規ルートに復帰するのは極めて当たり前なのだけれど。

夜間は通行止めが解除になっているとはいえさすがに後ろからも前からも一台も自動車が通らない寂しい峠道を淡々と。
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往時には役人が京と高山の往来に使ったので『官道』と呼ばれる。

<PC8 位山神社(316.2km)08/18/03:45着>
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主催者の注意事項に『夜間は見落とさないように注意』と注意喚起されていたので距離を確認しながらきょろきょろしながら登坂し、左手に鳥居を発見。近くに街燈がある訳でもないので確かにうっかりしていたら見落とすかも。

神社を過ぎてまだしばらくは峠のピークに向けての登坂。
右からの道路が交差するところにちょっとした広場があって石碑が立っていた。
ようやくピーク。
ここで撮影したつもりだったけれど後からデータを確認してみても画像が存在しない。
寝ぼけていたかな?
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薄暗い中飛騨一ノ宮を抜け、高山に入ったころにはかなり明るくなってきたものの曇天で
先行きが若干不安になる。

コースは高山中心部を抜ける。
曜日と時期にもよるだろうけれど日中だったらかなり抜けづらいかもしれない。
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宮川に架かる鍛冶橋

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穏やかで鏡面のような宮川の水面

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レトロな看板

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人通りが無くすっきりしていていい感じであった反面さすがにどこもお店が営業をしていないので高山に来た!という感覚を味わい損ねたような。

街を外れたら一気に周囲は田園地帯
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ようやくこんな距離表示も。

緩やかな登り基調の道を単調なぺダリングで進んで行く。
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正面奥のほうが乗鞍方面だけれど、真っ白で不安しか感じさせてくれない。
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しばらく進んだ先のデイリーヤマザキに立ち寄って軽く朝食、小休止しながらTwitterや顔本のTLを確認

30分ほどでリスタートしたものの前方の雲行きが怪しい。
と、思っていたら雨粒がぽつぽつ。
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しばらく進んだらすっかり本降り。
地元消防団の小屋の前でしばし雨宿りしながらレインウェアを引っ張り出すかどうかちょっと悩んだけれど、雨脚が強まったのはほんのいっときのことで徐々に雨脚が弱まって来たのでレインウェアは着ずにそのまま進む。
予想通り雨脚は弱まり、時々雲の切れ間から日が差すようにもなってきた。
それと同時に徐々に勾配がきつくなり、直進すれば安房峠に向かう乗鞍スカイライン分岐を通過。
いよいよこのコースの山場に向かうがこの先ゲートは開いているのか。

再び安房峠方面との分岐。
今度は左が安房峠、回り込むように右に曲がれば乗鞍スカイラインゲートである。
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果たしてゲートは開いていた。

ゲート管理人のおじさんがニコニコしながら寄ってきて、どこから来たのか、頂上から折り返すのか長野側に降りるのか、通行目的は観光なのか練習なのか等のアンケート。
”さっきは結構凄い雨で大変だったね、あんたが登っている脇を追い越して来たんだよ。”と、管理人さん。
”それにしても運が良い、霧が濃いから閉鎖の予定だったんだけど、あんたの前には広島から来たんですって人もいてね、あちこち霧は残っているけどゲート開けることにしたんだ。”
なるほど、次回以降ゲートが閉鎖されていたら『遠くから来ましたアピール』で情に訴えると開く可能性があるのか。

”ところでこの先で水を補給できる場所無いですか?ここまでの登りで結構消費しちゃって。”
”ああ、それならこの先3km登って行ったら管理事務所があるから、そこの水道は湧き水引いているから事務所の人間に声をかけたらいくらでも補給して行きなさい。”
おお、それはありがたい。
この先乗鞍を訪れることがあったあら状況次第で利用させていただこう。

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さて、自転車では人生初の乗鞍スカイライン通行開始。
尾灯の装備があるならなるべく点灯すること、途中断続的にガスっているところがあるので必ず前照灯を点灯することを管理人さんに念押しされた。

まずは水補給。
ゲートの管理人さんの言葉通り3kmほど登った右手に建物が。
片方は公衆トイレでさらにその上にあるのが管理事務所。
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中にいる人に声をかけ、表の水道でボトルに給水したり直接飲んだり手足や顔の塩や汚れを流したりしてさっぱりすっきりリスタート。
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管理人さんからの情報通りところどころガスっているところがあって見通しが悪いものの場所によっては日が差して暖かかったりもするし、全体的には走りやすいコンディション。高山から向かっているときには嫌な予感しかしなかったけれど状況は順調に推移している。
ように見えたけれど
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ピークの畳平手前1kmほどのところで前方視界が20m強あるかないかという相当な濃霧。
とりあえず尾灯と前照灯が全点灯になっていることを確認し、特に対向車線は下りなのでオーバースピードの車がコーナーで膨らんでくる可能性を考慮して道路左端を慎重に進む。

ほどなく濃霧のピークを抜ける同時に視界が開けて正面に畳平の建物群が現れた。

<PC9 乗鞍岳(畳平)(383.2km)08/18/11:23着>
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自転車での初乗鞍畳平に無事到達。

長野側に下った先で昼食にしてもよかったけれど、混雑するのもかなわないので早めにここで昼食をとることに。
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銀嶺荘の食堂で飛騨牛カレーをいただく。
自分で想定していた通過時刻から30分ほどのビハインドだったので提供にそれほど時間がかからないであろうカレー、しかも高山通過が早朝だったので食べられなかった飛騨牛を申し訳程度にではあっても押さえる意味もあった。

食事を済ませてリスタート準備。
雨がぱらついてはいたけれど、標高が下がればおさまるだろうという甘い見通し。
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