FC2ブログ
09« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【富嶽の眺めで】BRM1026神奈川300伊豆-走行記録【締めくくり】 

19102653.jpg
達磨山付近から眺めた沼津方面
シルエットになった富士山と街の灯り
丁度一台通りかかった車のライトがアクセント

<実走行ログ:2019/10/26-27>

「AJ神奈川の2019年最後の主催BRMとなる伊豆300」に参加。
当日はわたし自身が籍を置くAJたまがわでも本年最後のBRM開催があったので若干迷いましたが今年はAJ西東京の「しおかつお」・AJたまがわの「石廊崎」・AJ神奈川の「箱根」…と、エントリーした伊豆方面を走るブルべ中ことごとく富士山を拝むことが叶わなかったので最後の希望(笑)としてこちらに参加させていただいたという流れ。

主催の田中さんには”車検のお手伝いお願いね!”と言われていたのでスタート時刻の45分前くらいにはスタート地点に到着しておきたいところ。自宅からスタート地点の大船まで約32kmあるので所要2時間弱と考え、3時半頃には自宅を出るつもりで目覚ましをセット。前夜飲酒を控えてしまったがために寝付けず悶々としつつもようやくまどろみ、目覚めはアラームセット通りの3時丁度。
(さて、用意を。。。)
と思ったところで意識が飛び、気が付けばスマホを握りしめた状態で横になっていて画面の表示は4時を回ってしまっていた。慌てて自宅を飛び出し大船に向かう。

19102601.jpg
自宅出発は4時20分くらい
まあ撮影するくらいには心の余裕があったのだけれど、【箱根200】の事前移動の際にミスコースして使えなかった区間をきっちり走ろうと思ったら道が荒くてひどい目に遭ってしまい、(ミスコースしたままの方が幸せだったのだ。)という知見を得た。

19102602.jpg
大船駅北側の跨線橋から

現地到着は5時45分頃で、到着とほぼ同時に車検と送り出しの開始。ブリーフィングにこそ間に合わなかったもののどうにかこうにかお手伝いには間に合った。
19102603.jpg
車検終盤の様子

参加者をひと通りお見送りし終わってちょっとまったり。
おもて:今回はどのくらい(の所要時間)でゴール予定なんですか?
とり:まあ、日が改まる前に帰れたら良いかなあ、と。
おもて:それってクローズから二時間しか前倒しじゃないじゃないですか!(=そんなにのんびり走るんですか?)
それの何が問題なのかよくわからなかったものの、翌日の予定に思いを巡らせ少々考えを改めた。
とりとはいえ22時過ぎくらいに戻れたら自走で帰宅してどうにか今日中だから色々捗りますけれどねえ。

DNS連絡のない未スタート参加者数が5、6名ほどになっていたので6時5分過ぎにわたしもスタートすることに。
19102604.jpg
成り行きでおもて先生に牽いていただく

19102605.jpg19102607.jpg
富士山を眺めながら
巡航速度は概ね30-35KPH、大して飛ばしているような感じでもなくかなり気を遣っていただいてしまった感で恐縮しつつの追走だったけれど、よくよく考えてみたらそれなりに理由があったと推察されるものの表現するのはそれこそ「(文字数)」なのでやらない(笑)

とある信号待ちにて
おもて:このコースって初めてですか?
とりいや、昨年は調整利かなかったけれど一昨年走りましたよ。雨に降られて最悪のコンディションでしたけどねえ。
おもて:わたし、今回のコースが使うルートってしょっちゅう走るホームコースだからルートを(GPS機器に)落として来ませんでしたけれど、300なのに結構登るし厳しいですよね!
ちょっと待って、スタート待ちの時所要18時間を切る切らないで散々”普通切るでしょ?”的なスタンスで会話していたあなたがそれをおっしゃいますか。

江の島を過ぎR134を西進していると、青空を背景に白く冠雪した富士の頂きが視界に飛び込んで来た。
(ようやく富士山!!)嫌でもテンション上がる。
19102608.jpg
湘南大橋から

茅ヶ崎の手前付近で先行していた彼女さんに追い付いたのでおもて先生はそこでペースダウン。わたしはしばらくその後方にいたけれど、集団がかたまり過ぎた感があったので単独で抜けさせていただき、以後はのんびりソロクルーズ。

19102609.jpg
大磯松並木で定点撮影

19102610.jpg
大磯城山公園付近

スタート直後は晴れていたものの早川口からR135に遷移したあたりから雲多め。
19102611.jpg
沖の方は日が差していた

二度寝をぶちかまして時間に余裕がないまま移動→車検お手伝い→スタートという流れだったため補給をする暇が一切なかっのでかなり空腹感を覚えていたので江之浦のローソンに立ち寄って補給。
19102612.jpg19102613.jpg
今回のPCではない
食べ始めたところでおもてペアが到着。
軽く雑談の後わたしが先行でリスタート。

19102614.jpg
少々荒ぶる海

19102615.jpg
熱海ビーチラインは高波で通行止め
波は高かったものの風はそれほど強くなかったので助かったけれど、登りでは既に少々暑い。

19102616.jpg
熱海城直下のトンネル

19102617.jpg
熱海城の眺め

PCまで数キロのところではあったけれど間瀬に寄り道。
19102618.jpg19102619.jpg19102620.jpg
早生みかんを丸ごとひとつ使ったみかん大福
お茶をすすっていたらおもてペアがお店の前でいったん停止したものの、PCが近いということもあってスルーして行ったのが見えた。もったいない。

19102621.jpg
網代の辺りまで来ると海は穏やかに
時間経過によるものなのかはたまた地形によるものか。

PC1(79.9km)
19102622.jpg
7-11熱海網代店09:45着
おもてペアがいたので軽く立ち話。その後彼女さん→わたし→おもて先生の順番でリスタート。

19102623.jpg
宇佐美付近

しばらくのんびり走っていたら後方から追い付いてきたおもて先生が結構な高速で飛ばして行ったのでしばらく付いて行ってみることに。タイミング良く先生が信号で引っ掛かっていたのでシグナルスタートで食らいついてみたけれど、こちらの走力が劣るのでちょっとでも差が開くと追い付きようがない。
19102624.jpg
巡航40KPHくらいだったのですぐ諦めた

再びのんびりソロクルーズ。
19102625.jpg19102669.jpg
汐吹岩付近の浅瀬で波が交差していた
左右から波が迫る雰囲気が非常にツボ。
左の写真では手前側の波は右に向かっているが、奥側はこちらに向かって寄せているので波が直交しているように見える。

川奈ゴルフ場の脇を抜けてしばらく行ったところでおもてペアが停止して何やらやっているようだったので状況を尋ねてみたら、彼女さんの自転車のシートポストのクランプが緩んでまったようでサドルがいきなり下がってしまったらしい。元の高さがわからないのでセッティングしつつ走っているとのことだったけれど、工具類や補助は必要ないということだったので先行させていただく。
とはいえサドルのクランプっていきなり緩んだりするのか?時々チェックしとこ。

19102626.jpg
富戸の手前で定点撮影

伊豆高原の「いつもの」ローソン脇で信号待ちをしていたらおもてペアが追い付いてきた。
おもて:ここまで来るとこのコンビニで休憩して折り返したくなりますよねえ。
とりわかります!ついでにグランパルポートに寄りたい(笑)
おもて:(何やら彼女さんと会話した後)オレンジジュースを飲みたいらしいんでけれどご存知ですか?
とりあ~ありますねえ、多分オレも寄る。
おもて:そんなに有名なんですか?
とりこっちから行けば右側だけどでっかい看板あるしわかると思いますよ。
一瞬”ホームコースなのに知らんのですか?”と問いそうになったけれど、基本的に走ることがメインの人は補給以外の周囲の状況に関しては無頓着だよね。

19102627.jpg19102628.jpg19102629.jpg
東伊豆の海を眺めつつの南下

19102630.jpg
伊豆稲取を定点撮影

オレンヂセンターに寄り道
19102631.jpg19102632.jpg19102633.jpg
飲めば三年寿命が延びるみかんジュース
飲み終えて、ゴール受付用に五個入りまんじゅうをひと箱購入してリスタートしようとしたところでおもてペアが入れ違いに到着。今回お二人に遭遇したのはここまで。

オレンヂセンターで正午頃だったので昼食をどうするか少々悩みどころ。一週間前のコース確認の際田中さんひとみさんが立ち寄った河津七滝のお店で生わさび丼をいただくのも捨てがたかったけれど、ループ橋手前でコースアウトして坂道を下ってから食べて登り返すのが嫌だったので河津駅前のどんぶりやさんへ。
19102634.jpg19102635.jpg
どんぶりやの伊豆海鮮丼

19102636.jpg
湯呑が可愛い

19102637.jpg19102638.jpg
美味しゅうございました

コースに復帰してすぐにPC到着。
PC2(135.6km)
19102639.jpg
7-11河津下佐ヶ野店13:25

のんびりした東伊豆ツーリングもここまでで、ここから先は坂道本番。
19102640.jpg
河津ループ橋
登り切ってもひたすら坂道が続く辺りに殺意が湧くよねえ、この橋。

19102641.jpg
遠目だと自転車店に思えなくもない

19102642.jpg
榾場(ほだば)の滝
「二階滝」バス停近傍にあるので初めて目にした時は奥にもう一つ横方向から流れ落ちる滝があったのでこれが二階滝なのだと思ったが、その後天城峠旧道沿いに立派な滝があることを知ったのであった。因みに「ほだ場」とは「シイタケ栽培地」の意味で、その名の通りあたりはやや薄暗く湿った空気が漂う。

19102643.jpg
ようやくピークの新天城トンネル

トンネルを抜けてしばらく下れば道の駅天城越え。
東海バスは天城峠前後の区間で自転車積載ができるよう、乗り合いバスのフロントに自転車用ラックを取り付けている。
19102644.jpg
心をくじきにかかる案内

みかん大福→みかんジュースと続いたのでここでもみかんソフトクリームにしようと思ったらラインアップに無かったので定番のわさびソフトを。
19102645.jpg
大正義わさびソフト
お店の方にみかんソフトがいつから販売されるのか伺ってみたところ、毎年販売開始時期が不定期なので明確な開始日はわからないのだとか。

気持ちの良いダウンヒルを堪能し、伊豆市内から船原峠に向けた長い登り。
19102670.jpg
途中で見かけた看板
ランドヌールを全力で煽りたおすネズミ。
”ハハッ!キミたち器小さ過ぎて出世できないよ!!”
余計なお世話である。

えっちらおっちら登った先、船原峠から西伊豆スカイラインへ。
19102671.jpg
船原峠から

船原峠からの西伊豆スカイラインは達磨山までひたすら淡々と登る。
19102646.jpg19102647.jpg19102648.jpg
土肥駐車場からの夕日と沼津市街地の眺め

リスタートして達磨山に向かう。
若干雲が多めだけれど地平線際は雲が切れ切れなので富士山を拝めるかもしれないと期待しつつ。
19102649.jpg19102651.jpg
茜色に染まる雲

伽藍山から達磨山に向かう途中でパラパラとした雨に降られてしまったけれど、そのおかげできれいな虹も拝めたので結果オーライ。
19102650.jpg
夕陽に照らされた虹

そして予想通りにどーんと開けた富士山の眺め。
19102652.jpg19102653.jpg
小達磨山越しの富士山と沼津市街地
頂きに雪を被った富士山のシルエットの手前は夕闇に沈み始め、駿河湾はまだ少し明るく、沼津市街地は街灯りが灯り始めている。

19102654.jpg
沼津方面に向かう下り坂

写真chk.(181.3km)
19102655.jpg
戸田峠バス停=16:25くらい。
前回参加時は雨と風に翻弄され、この写真チェックポイントで撮影しようと自転車をバス停に立てかけたら風に煽られて転倒、ミラーステーが折れてしまった曰く因縁のある地である。
今回は台風19号被害によってこの先が通行止めとなってしまっているので西浦方面に下る正規コースではなく修善寺経由の迂回路を走ることになった。

19102656.jpg
伊豆の国ビールを醸造しているところ
車で行ったりすればお土産で買って帰れるのだけれど、できればここで飲みたい、切に。

口野放水路の交差点を右折、北上するのが今回の迂回コースなのでチェレステカフェ前は通過せず、ちょっと余計に走って寄り道することも考えたけれど、営業しているかどうかの確認をしていなかったので素直にコース通りに進むことにした。
PC3(211.3km)
19102657.jpg
ローソン下香貫店=18:36

チェレステカフェに寄らなかった代わりの夕食場所をどうするか若干考えた後、毎度毎度気になっていたPCに設定されているコンビニの真向かいにあるカレー屋さんに入ってみた。
オレの器はそれほど小さい訳でもないんだよ、ネズミさん!(ドヤァ
観光地じゃないし、そもそも出世と縁遠いけれどな!
19102658.jpg
ガンジス川 沼津店
19102659.jpg19102660.jpg19102661.jpg
お一人様セット¥1,690-
なかなか素敵なネーミングのこのセット、とにかくナンがでかい上にカレーそのものの味も良いのでかなり満足度が高い。

食べ過ぎて若干胃が苦しかったけれどものんびり食休みするほどには時間の余裕が無いのでラスボス熱函道路に挑む。西側からなら大した勾配は無いけれど、ひたすらダラダラ登るので結構イヤになる道ではある。
19102662.jpg
熱函道路ピークの鷹ノ巣山トンネル
トンネルを抜けた先は下り坂。緊急退避所が三か所ある、勾配10%を優に超える急坂区間を下って熱海市内に入り、熱海駅前を抜けて真鶴を過ぎたら後は真っ平。

PC4(261.8km)
19102663.jpg
7-11小田原東町5丁目店=22:30
ここまで来たら残りは45kmなので二時間ちょいあれば帰れるところ、計算ミスして55kmと思い込み”ゴールは1時を回りそう。”とツィートするも、リスタートしてしばらく走ったところで残距離に気付くなど。

19102664.jpg
江ノ電鎌倉高校前駅

19102665.jpg
鶴岡八幡宮二の鳥居

Goal(305.1km)
19102666.jpg
ローソン大船二丁目店=00:38
ゴール受付であれこれ雑談したりレシート読み上げのお手伝いをしたりしてゴールクローズの2時頃には参加者全員の消息が確認できたので撤収。
田中さん、ひとみさんは軽く飲みに行くということだったけれど、わたしは翌日約束があったので後ろ髪を引かれる思いを味わいつつも途中川崎市内でラーメンを食べてから帰宅。

19102667.jpg19102668.jpg
早朝3時半に食べるトンコツ醤油ラーメン

自宅帰着は4時丁度頃。
汚れ物を洗濯機に突っ込んで回してからシャワーを浴びて着替えをすませばすぐに出かける時刻。
そのまま寝ずに「第7回 ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」観戦場所取りのモロさんにお付き合いするためにさいたま新都心へと向かったのであった。

2019年最後のBRMも無事完走、認定をいただける運びとなりました。
参加の皆様お疲れさまでした。
主催関係者の皆様ありがとうございます。
また来年もよろしくお願いいたします。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ブルベ  ロングライド  AJ神奈川  伊豆300 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【朝から飲んで】第7回 ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム観戦【お祭り気分】 

19102706.jpg
朝七時になる前からビールを飲み
二度ほどの仮眠を挟んで観戦した【TDFさいたまクリテ】
昨年に続いて二度目の観戦(?)でしたが
「朝から飲める屋外イベント」として十分楽しめてます。
今回選手の顔と名前が一致するのはフルームと新城くらいでしたが。

【BRM1026神奈川300伊豆】を完走したのが10月27日の午前0時半過ぎ。
ゴール地点の大船でお手伝いをしたりだべったりして2時に自走で帰路に。
途中川崎市内の24時間営業ラーメン店、道楽川崎店でラーメンを食して帰宅。
19102667.jpg19102668.jpg
日曜日の未明からトンコツ醤油ラーメンである

帰宅は丁度4時頃。
汚れ物を洗濯機に放り込んでまずはシャワーを浴び、着替えてしばし呆けた後あれこれ携行荷物の準備を整え、最寄り駅5時6分発の電車に乗り込み、京急で品川へ。以後山手線と高崎線を乗り継いでさいたま新都心駅に到着したのはもうすぐ6時半になろうかというところ。

6時30分開店の駅構内コンビニでロング缶のビールを二本買い込み、5時から場所取りを始めているモロさんと合流すべくボチボチ歩く。さすがに300km+自走往復65kmのダメージが足腰に残っているのでもたもたと。場所を勘違いして通り抜けられると思っていたところが通り抜け不可だったので若干遠回りになりつつも無事モロさんと合流。
彼が押さえた場所はレースのスタート/ゴール地点のはす向かい。なかなか好条件の場所を押さえてくれたものである。

19102701.jpg
さいたま新都心駅着06:22

19102702.jpg
7時になる前から飲む

19102703.jpg
場所取りエリアはスタート/ゴールのはす向かい
※本番開催時にはこのゲートが90度向きを変える。

電車の中でうとうとしたものの乗り換え回数が多かったのでゆっくりできなかったわたしはここでビールを飲んだ後小一時間ほど仮眠。
目覚めてしばらく経った9時頃、虫さん、クロさん、しぃちゃん、ゆたそさん、真嬉さん、きいさんとパートナーさんが合流。
おっさん二人の場所取りが、女子が加わると一気に華やぐよね~って感じでわいわいやりつつ買い出しをしたりしつつ場所取り本番ともいえる10時を待つ。
歩道縁石から車道側に1mほどのところにフェンスが立てられるので本番はそこまで寄って観戦できるのだけれど、交通規制やコース設営の関係で10時まではそこまで寄ることは許されていないし、そういった状況が確認されると「割り込み行為」と見做され排除対象となる旨再三にわたって係員がアナウンスしながら歩き回っていた。

あと10分!あと5分!…と時計とにらめっこで待機していた割には特にカウントダウン的なものがあるわけでもなくふんわりと規制が解除されたような感じで少々肩透かしを食った形になりつつもシート類を車道側に展開。
19102704.jpg
10時丁度にシート類を車道側に展開
無事場所を確保できたので後はイベント開始までのんびりまったり。

19102705.jpg
テレビ東京の取材を受けている人

場所を確保できたので後はひたすらのんびりまったりお酒を飲んであれこれつまむ。
朝のうち曇っていて肌寒さもあったけれど雲が切れて日が差してくるとかなり暑く感じるようになった。この辺のタイミングで尚さんが合流し、日本酒の差し入れを頂戴してしばらく経ったところでわたしは縁石沿いに横になって仮眠。
目が覚めたらべいさんも合流していて、その後気が付けばサクマさんアッコさんの姿も。この辺正直酔いと寝起きの記憶の混濁のお陰で時系列がわからないがかなりにぎやかな集団となり、とにかく陽気に飲んでしゃべって。

物凄く雑な説明でアレですが、パレードライドがあったりTTがあったりなんだかんだとイベントが始まり、そんなこんなでいよいよ本番開始。
19102706.jpg
クリテリウムスタートは14:55

19102709.jpg19102710.jpg19102711.jpg
スタート直後の様子

スタート後、二周目に突入したあたりで非常に眠くなってしまって17周ある本番の内途中の13周くらいは歩道に転がって寝て過ごした。
いやはやいわゆる「ガチ勢」なら目を三角にして怒るようなシチュエーションかも知れないけれど、目が覚めて周囲に状況を聞いてみたら「残りは2周弱」とのこと。
絶妙なタイミングで目を覚ますオレさまホントにえらい。
という訳で最後の最後のゴールシーンは動画で撮影。
スタート直後も動画撮影したのだけれど、いろいろ顔出し不可な方々が映り込んでしまったので公開できない。編集するの面倒くさいし。
七回目の開催にして初めての日本人優勝に湧く観客。
なかなか熱い瞬間に立ち会えたものです。

解散後、モロさん、べいさん、わたし…の三人で線路沿いにある焼肉店へ。
19102712.jpg
昨年も使った
三人であれこれ話に興じ、すっかりいい気分になって撤収。
前日の今シーズン最後のブルべ(300)と相まって、自転車染めな長い週末なのでした。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ツールドフランス  さいたま  クリテリウム  新城幸也 
イベント  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023Jun18Sun

【時間に追われた】19e PARIS-BREST-PARIS Randonneur-09【復路中盤】 

PBP2019_037.jpg
非PC、非通過チェックである「食事ポイント」ケディヤック
往路も復路もここに立ち寄ったけれど
特に復路でいただいたこの
「フランス風肉じゃが」とでもいうような料理が
非常に美味しくて、個人的には今回のNo.1である。

01・◆02・◆03・◆04・◆05・◆06
07・◆08・◆09・◆10・◆11・◆Ex

<実走行ログ:7/8>

「軽く」食事を済ませてカレ=プルゲールをリスタート。
日が落ちて真っ暗になった道を淡々と進む。
タイミング的なものだろうけれど、往路でも復路でもずっと見えていた前を走る参加者のテールランプが連なって一本の鎖のように見える「ランタンルージュ」が見えなかった区間。若干参加者密度が低かったようである。
そんな時畑の中でスタッフと思しき数名が道の分岐点で誘導をしていた。畑の真ん中でミスコースしやすい分岐なのだろう。

分岐を過ぎると辺りは真っ暗な森のなか。
先述の通り前後に参加者がいないタイミングになってしまったので非常に寂しい山道を単独で進む。路面状況も良く見えない、道幅の狭いアップダウンが多い道なのでおっかなびっくりの走行になった。途中、小さな集落があったものの基本的には「林道」の雰囲気があふれる区間。後日聞いたところによると過去の開催ではチコリンさんがあわや行方不明!という事態が発生したそうである。
市街地に近づくとようやく他の参加者の姿が見られるようになったのでホッとした。そんなこんなでルデアックのコントロールに到着。クローズまでのマージンは約90分。

Control
PBP2019_031.jpg
LOUDEAC(779.5km)
往路では仮眠を取ったところだったし着っぱなしだったウェア類も交換したかったので休んでおこうかとも考えたけれど、まだ眠気が強くなかったのとマージンをもう少し拡大させてから休みたいとの思いから食事だけでリスタートすることに。
この判断が少々甘かったというのは結果論。

PBP2019_028.jpg
夜遅かったので(今度こそ)軽め
いや、さっきのも十分軽かったのですけれどね!

PBP2019_033.jpg
あちこちのPCで見かけた「転がっている参加者」
まるでモルグか野戦病院か。

休憩もそこそこにリスタート。
小一時間ほど走った先に教会があったので公衆トイレをお借りしてルデアックでできなかった着替えを済ませようと、敷地裏手のトイレにお邪魔。
T1.jpg
プルミューという街の教会
残念ながら夜間は照明が点かない仕様になっていたようなのでヘルメットに取り付けたヘッドライトで個室内を照らしてもぞもぞと。一通り全身をアルコールシートで拭いたのちキレイなウェアに着替えてさっぱり。今回は前日受付以外ほとんど雨に降られていないのが幸いであった。

この時点での気温はGarmin読みで5℃ほどだったけれど、湿度が低いせいか寝不足が影響してなのか、かなり肌寒さを感じたのでレインジャケットを引っ張り出して着込んだ。今回のためにわざわざ新調したレインジャケットだったけれど、結局この夜しか使用する機会が無かったし、シューズカバーはもう少し冷えてからと思ったら最終的に出番が無かった。
教会をリスタートして1kmほど進んだところで小さな私設エイド。
民家の入り口でおばちゃんたちがコーヒーやお菓子を供してくれていた。
PBP2019_034.jpg
冷えて来たのでホットコーヒーが沁みる
ここから先はかなりペースが落ちてしまい、途中で眠気を感じてしまって停止することもしばしば。
メネアックという街のかなり大きな私設エイドに立ち寄ったりしたけれど、眠気覚ましにコーヒーをすすって呆けていたので画像も残っていない。ここで若い日本人参加者の男性と軽く雑談したのは覚えている。

単独でリスタートしてしばらく進んでいたところ、緩く長い登り坂をえっちらおっちら進んでいたらいきなりパキン!!と乾いた音が響き、後輪の動きが重くなった。
久し振りながら決して聞きたいとは思わなかったその音の原因は当然スポーク折れだと判断して停車して、ライトで照らしながら後輪を確認するが何度空転させて確認してもどのスポークにも折れた形跡がない。
それでも多少ホイールが振れてブレーキシューに接触しているような感じがあったので念のために後輪のブレーキアーチを全開にしてリスタート。走行中に後輪の様子を見ても確かに多少の振れはあるものの特に大きなものでは無さそうだったので気にせず進んだ。

後から考えたらどこかでまとまった休憩を取るべきだった。この時は次の食事ポイントで大休止するつもりだったので無理やり進んだけれど、振り返ってみればそれが戦略ミスなのであった。まあ、そもそも事前のコースチェックをほとんどやらない「ぶっつけ本番スタイル」で臨んだので当然の帰結と言えばそれまでではあるけれど、眠気のほかにも大きな減速要因があったのは後に判明する。

そんなこんなで休憩所到着。
ここでしっかり食べて仮眠しようと思ったものの、ここに来るまでの短時間停車や私設エイド立ち寄りでマージンをすっかり食い潰してしまっていることが判明し、想像以上に余裕が無かったので食事を済ませたら即リスタートすることに。
Accueil
QUEDILLAC(839.5km)
食べて寝るつもりだったので結構豪勢。
PBP2019_037.jpgPBP2019_038.jpgPBP2019_039.jpg
この「フランス風肉じゃが」が非常に美味しかった
そしてPBP全区間を通して大抵のレストランで頼んだ「謎スープ」

食べ始めたら視界の隅で何やら動く気配がする。顔を上げたらこちらに向かって手を振っているいぢちさんの姿があったので軽く会話を交わす。
PBP2019_040.jpg
奇跡的なアングルで撮れたと評判の(笑)一枚
彼の方が後方グループスタートなので余裕がある。こちらは若干時間を気にしながらさっと食事を済ませてリスタート。

眠気が心配だったものの、PCまでは25kmちょい。
どうにかこうにか眠気を抑え込んでPCに到着。
Control
PBP2019_032.jpg
TINTENIAC(866.0km)
空が明るくなり始めて来たけれど、次のPCまでの距離(約55km)とクローズ時間を勘案するとこの時点でグロス10KPHで走れば間に合う。計算上はグロス18KPHで押せれば二時間半のマージンが生まれるので前後の準備等のバッファを考えて二時間ほど仮眠を取ることに。
仮眠所に行ったらドミトリーに案内された。階段を登って四階の奥の方の部屋。
記憶が曖昧ではあるけれど10メートル四方ほどの部屋の四方の角付近にベッドが四つとそれぞれにデスクと収納棚がある。わたしが案内されたのは窓側に二つあるベッドの、窓に向かって左側。
ふと、同じ窓際で反対側にあるベッドの方に目をやると、その脇にある椅子の背にAJたまがわの水色の長袖ジャージが掛けられていた。
(いぢちさんはオレより後ろにいるはずだし、このタイミングでここにいるのって誰だろう?)そんなことを思いつつもさっさとベッドに潜り込んだ。

ルデアック同様、あらかじめお願いしてあった時刻にスタッフが起こしに来てくれたので無事起床。起き上がって正面を向くと窓から差す朝日の中でベッドから半身を起こした元AJたまがわスタッフで、現在は米国在住の増森女史の姿があった。
他の二つのベッドではまだ参加者が寝ていたため声を出してあれこれ話す訳にもいかないので軽く会釈を交わしてから準備を整え、こちらが先に部屋を出た。
後から伺った話では彼女はこの時点でDNFを決めており、のんびり観光をして回ったらしい。

駐輪膿へ移動してリスタートしようとしたら、わたしの「半袖とビブショーツ」というスタイルを目にしたスタッフが”寒くないのか?”と、ここでも再び尋ねられた。さっきは参加者、こっちはスタッフである。”ノープロブレム!”と返すとクレイジーだのグレイトだの言いつつ笑っていたが、欧米人の方が寒さに強いと信じているわたし的には非常に解せない。

時間的には結構カツカツなので次の次でリカバーするつもりで次のPCは延着でも仕方がないと判断してすっかり明るくなったタンテニアックをリスタート。


挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ブルベ  ピナレロ  ロングライド  観光  PBP  2019 
2023Jun18Sun

【出国以来の】19e PARIS-BREST-PARIS Randonneur-08【べいさん遭遇】 

PBP2019_023.jpg
ひたすら緩いアップダウンのPBPにおけるコース最高地点
電波塔のある丘の上から電波塔を背にした眺め。
畑と牧場と教会と森がひたすら繰り返されたコースにおいて
最も気に入った景色と言って良い。

01・◆02・◆03・◆04・◆05・◆06
07・◆08・◆09・◆10・◆11・◆Ex

<実走行ログ:6/8>

ブレストのコントロールをリスタートしていよいよ復路スタート。
”サンダルを落とした。”とツィートしたところHideさんから”コース沿いにあるブレストのスーパーでサンダルが1ユーロだった。”とリプライをいただいたのでその程度の金額なら使い捨てにしても惜しくはないと考え、コース沿いにあったスーパーマーケットに入ったものの置いてあったのは金額一桁違いの品ばかり。
よくよく考えてみたら往路と復路でブレスト市街地の抜け方が違うのだから、往路で「計画的DNF」をしたHideさんが示しているスーパーは往路沿いで、復路を走っているわたしが見つけられないのは当然なので諦めてリスタート。市街地走行なので参加者のペースがあまり上がらない状態で運よくはるさん、PEKOさん、生郎さん…の「ジンガイ三人組トレイン」に追い付いたのでしばらく後ろに付かせていただく。
PBP2019_022.jpg
ジンガイトレイン

しばらくは四人で走行していたものの、どうにも眠くなってきてしまった。
日が高く日差しも温かいので三人に声をかけて一人で離脱し、シジュンという街の入り口付近にあったモニュメントに自転車を立てかけ、耳栓とアイマスクを装着して芝生の上に寝転んだ。
小一時間ほどまどろんだところで目を覚まし、リスタートしようと起き上がって辺りを見回したら7~8人の外国人参加者(そもそもオレがフランスでは外国人だ)がうつぶせになって軽くバンザイをしているような体勢で寝転がっていたのでそのなんとも可愛らしいポーズを見て笑いが漏れそうになった。(なるほど、オレは背ポケの中のものを出して仰向けで寝ていたけれど、こういう寝方で身体が休まるならその方が手っ取り早いのか。)とは思ったものの、個人的には仰向けか横向きでないと寝付きが悪いのでひと手間かけても背ポケの中のものは出さないと。
rest01.jpgrest02.jpg
シジュン入り口のモニュメント
後日行政区画を確認してみたら市域はもっとずっと広いのでここは旧市街入り口になるようである。

緩やかな坂道を登っていくと例によって例のごとく丘のてっぺんには教会の尖塔が見えて来たけれど、その手前の右手のシャルル・ド・ゴール広場という場所に仮設の大型テントが張ってあって半ば公的な私設エイド(ちょっと表現が微妙だけれど、ACP公式ではないが自治体が運営していると思しきエイドの意)となっているようであった。寝起きだったので立ち寄り、地元の人がにこやかに供してくれるお菓子をつまんだりコーラを飲んだり。
テント下の休憩エリアのテーブルにはばんばんさんが突っ伏して寝ていた。しばらくしたら起きたので軽く挨拶してその場を離れ、近くの教会まで歩いて行って少々観光。公衆トイレが広くて清潔だったので利用させていただきテントに戻ってリスタートしようと思ったところでちょうどその場に到着したこーへーくんがいたので軽く言葉を交わしてこちらが先行でリスタート。

シジュンから先は約15kmにもなる淡々と続く長い登り坂。往路で気持ちよく下ったものの復路での登り返しを考えて辟易とさせられてしまった区間なのであった。
しばらく淡々と坂道を登っていると前方からミニサイズの日の丸の旗を付けた、明らかにそれとわかる強烈な「日本人アピール」をしながら下って来る一人の参加者。
羽田からパリまで一緒だったべいさんその人なのであった。彼のスタート時刻は90時間制限最終組の21時だったので、同じく90時間制限の最初の組だったわたしたちとはスタート地点でも遭遇することが無く、そのままゴールまで遭遇することなく終了してしまうかとも思っていたものの、1,200kmの行程中運良くスライドすることが出来るとは。
カレ=プルゲール到着前に”スポークが折れた。”という彼のツィートを目にしていたので心配していたけれど、DNFすることなく継続していたらしい。

ブレストから概ね50kmほどの地点だったので”650km付近でべいさんとスライドしたが元気そうだった。”とツィートをしたものの、冷静に日本でTLを眺めていた面々からは時間的にブレストに間に合わせるには少々厳しいのではないか?という声が上がっていたようである。
確かにわたし自身それほど時間に余裕が無い状態で走っていたのでべいさんとわたしがブレストから50kmの地点でスライド=べいさんがわたしから100kmのビハインドということを鑑みるとスタート自体は3.5時間しか開きが無かったのにその時刻でその距離では差が大きすぎる。その時はそんなことには考えも及ばずべいさんの無事を素直に喜んだのだけれど、結局ブレストで折り返しはしたものの彼は今回もDNFとなってしまったのであった。

再びえっちらおっちら坂道を登り、ようやくコース最高地点の電波塔の丘へ。
PBP2019_023.jpg
電波塔を背にした景色
遠くに湖らしき水面が見えるもののGoogleMapsでの表示は「エレ川」とだけなっているので人造湖だろうと思ってちょっと調べてみたらこの辺りはユン・エレと呼ばれる古くは泥炭の切り出しが盛んだった湿地帯のくぼ地で、現在ではエレ川の治水のために作られたサン=ミシェル貯水池がその地域の大部分を占めているのだそうである。やはり人造湖だったけれど残念ながらGoogleMapsでは名前を表示してくれない。
画像を拡大すると中央左寄りに1985年に稼働をやめたブレンニリス原子力発電所の建屋が見える。
相変わらずこんなこと(=この眺め「は」好き)をほたえつつ。

アップダウンがありつつも概ね下り基調の長い森林地帯の道を進む。サンダルを落とした道は走らずにひたすら幹線道路を進むのが寂しい。
そんなことを思いつつ進んでいるとなんとなく見覚えのあるカレ=プルゲールの市街地へ。通過時間帯が違うのでなんとなく見覚えがあるような無いような感じ。街の中心部を抜けてコントロールへ。

Control
PBP2019_029.jpg
CARHAIX-PLOUGUER(693.5km)
到着はクローズ30分前。
ブレストでのリスタートはほぼオンタイムだったし途中仮眠したりしたのでここでは間に合わないかと思ったものの90kmを約6時間でどうにか。以後は少々余裕ができる(と、この時は思っていた。)

PBP2019_030.jpg
少々軽めに
ブレストで大量に食べたのであまり空腹を感じなかったのでこのくらい。
これで軽いのか?というツッコミが日本から寄せられる。

のんびり走るとはいえ時間の余裕には際限があるので眠くならない内にリスタート。シジュンでの仮眠のお陰で頭はスッキリしていたけれど、全般的に睡眠不足気味なのでどこでいきなり眠くなるかわからんし。
リスタートしてしばらく経ってから単三乾電池の携行本数に若干の読み違いがあり、最悪足りなくなってしまう可能性がありそうだということに気が付いたので調達しなければならなくなった。カレ=プルゲールはかなり大きな街だったのに、その時には気付かなかった己の不明を少々呪いつつ、徐々に日が傾いて来たコースを淡々と進む。なかなか営業している雑貨店の類が見つからなくてヤキモキし始めていた時グアレックという小さな町のお店が目に付いたので停まって店内の様子を伺ってみたら、そろそろ店じまいをしそうな雰囲気のイートインスペースのある雑貨店のような風情だったので乾電池があるか聞いてみたところ無事アルカリ単三電池四本を調達できたのでホッとした。

Battry.jpg
乾電池を購入したお店
ところでわたしが停車したらピタ付けで停車した日本人参加者がいて、なんで追い掛けて来たのかわからなかったけれど”ここ、もうすぐ閉店時刻ですよ?”と伝えたら面食らったような表情でリスタートして行った。こちらが飲食すると思ったのだろうか。普段の国内ブルべでお見かけした記憶の無い方なので特にそれ以上の会話もないまま。

やや日が落ちて来たところで往路でシークレットだった通過チェックポイントサン=二コラ=デュ=ペルムに到着。公式の英語版キューシートには「food(無視しても良いポイント)」と記載されているけれど、ブルべカードにはしっかりスタンプ欄がある。まあ入り口付近でスタッフの誘導があるからスルーしてしまうこともなかなか無いとは思うけれど。

food
PBP2019_027.jpg
SAINT-NICOLAS-du-PELEM(735.0km)
ここでも九州のばんばんさんと行き会う。
食事を済ませてリスタートしようとしていたらPEKOさんはるさん、イーチョねーさんの姿も。PEKOさんとの会話中”じぇんさんとは別行動になっていて彼女の動向がわからないんですよねえ、でもブレストの駅に向かった形跡があるからDNFしちゃったのかも。”というような話もあった。

仮眠所で休んで行くという彼女たちとは別行動を取ってリスタート。
駐輪場から移動しようと思ったら他国の参加者から”ジャケット着ていないけど寒く無いの?”と聞かれて”全然?”と答えたらなんとも言えない表情を返して来た。
欧米人って寒さに強いイメージなんだけどな、真冬の東京で短パンTシャツ姿で歩き回ったりしているし。


挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ブルベ  ピナレロ  ロングライド  観光  PBP  2019 
2023Jun18Sun

【生涯初の】19e PARIS-BREST-PARIS Randonneur-07【大西洋とのご対面】 

PBP2019_018.jpg
プルガステル橋から眺める大西洋
(※厳密には中央の狭い海峡の向こう)
人生で初めて大西洋を目にした瞬間であった。
記憶の中ではハンブルクが最初と思っていたけれど
あそこは大西洋ではなかったし。

01・◆02・◆03・◆04・◆05・◆06
07・◆08・◆09・◆10・◆11・◆Ex

<実走行ログ-5/8>

通過チェック改めシークレットコントロールのサン=二コラ=デュ=ペルムをリスタートし、次のカレ=プルゲールのコントロールまでは30kmちょいだったので所要時間は100分前後。
まあまあ順調なペースだったものの少々眠気が怪しい。
PBP2019_021.jpg
カレ=プルゲール

シークレットでそこそこしっかり食べたのでここでは眠気覚ましにホットコーヒーだけを飲み、トイレを済ませてリスタート。
ここまで一緒だったり離れたりしていたけーこ隊長と再び一緒になってあれこれ話しながらの走行だったもののこの辺はかなり眠くて会話内容を覚えていない。

往路と復路が重ならない区間に入ったところで走行中、かなり大きな音が後方でしたので振り向いてみたものの後続は結構離れている。
(???)
後方を気にしつつ走行していたわたしをいぶかしんだけーこ隊長
けーこ:どーしたの?またなんかトラブル?
とり:ん~~~。なんか結構大きな物音だったんですけどね、けーこさん何か踏みました?っていうか「また」ってなんすか「また」って!
けーこ:とりさんは落車したんだから「また」でしょ。それにその音はあたしじゃないわよ?
※転倒落車の話は当然ながら既にしてある。
とり:動物かな?
民家の無い林の中の走行だったので野生動物の類かとも思ったけれど、PBP参加期間中家畜以外の大型の動物は目にしなかったし、小型の動物も犬猫以外は遭遇せずだった。ハリネズミの死骸は道端で何度も見かけたけれど。

しばらく進んだ時、ふと思いついて背後を手探り。
とり:あちゃ~~~!さっきの音の正体わかりましたよ、サンダル落としちゃった。
けーこ:どうする?取りに戻る?
とり:さすがに10分くらい走っちゃいましたしねえ、諦めますわ。
けーこ:この区間は復路で使わないから拾えないよねえ。
とり:徳之島で買ったお気に入りの魚サンだったのに。まさかフランスで落とすとは。
PBP2019_016.jpg
後刻ブレストにて撮影
サドルバッグの上部にバッグ付属のゴムひもで固定していたのだけれど緩んでしまって落ちたようである。片方だけあっても仕方が無いのでこちらもブレストで破棄した。前泊時のホテルや仮眠の際の行動時に非常に便利だったし何よりお気に入りだっただけに惜しい。

なおもあれこれ話しながらの走行。
周囲には霧が立ち込めてきて徐々に視程が短くなって来た。気温もかなり下がってきて、最も下がったところでGarmin読み2℃前後だったけれど霧が発生するくらい湿度が高かったおかげかそれほど寒さを感じずに済んだ。上は半袖ジャージに春秋対応のアームカバー、下はビブショーツという装備でグローブはさすがにフルフィンガーに切り替えたものの、使うかどうか迷ったシューズカバーは(サドルバッグから引っ張り出すのが面倒)という理由で使わずに我慢できるくらいの寒さ。

緩やかな登り坂の先、丘の上にどことなく小綺麗な、新興住宅地を思わせる街(ログを見るとプラウーアンというところである。)に差し掛かった頃フロントバッグにしまってあったジャンボンサンドのストックが切れてしまったので咀嚼で眠気を散らすこともままならず、何度かマイクロスリープで意識を飛ばしかけたのでさすがに二度目の落車をやらかして無事で済む保証が無いのでけーこ隊長には単独で先行して欲しいと声をかけて道端に停車。丁度良い教会の類も見つからなかったので民家の石積みの塀に背中を預け、体育座りスタイルでしばし仮眠。気温の割には寒さを感じなかったのは幸い。

30分ほどその姿勢で仮眠を取った後、すっきりしてリスタート。相変わらず霧が立ち込めていて気温は低めだったものの、おそらくはこの霧のお陰で放射冷却が緩和されているのだろう、それほど厳しい寒さにはなっていないし、Garmin読みでは先ほどよりも気温が上がって来ていた。
広い森林地帯の中を抜ける緩やかなアップダウンを走行しているうちに徐々に周囲が明るくなって来た。緩いダウンヒルの後少々登った先に湖が目前に広がった。ユエルゴアという水辺の街。
GoogleMapsで見る限り湖の名前の標記が無く、ファオ川という名前が表示されるのでおそらくダム湖の類の人造湖なのだろう、差して来た曙光に水面の靄が揺らめいてなかなか幻想的な光景だったのでしばらく眺めていたら背後の、道を挟んで湖と反対側のホテルから出て来た参加者が数名。なるほど、仮眠所では落ち着かないと感じる人はこういうところを利用するのか。

朝日の中をリスタート。
雲が多いのか、明るくなっても背中に日差しを感じないし、進行方向に自分の影もできない。
緩やかなアップダウンを繰り返しながらも着実に標高が上がって行く登り基調。
長く緩い直登の先に鉄塔が見えて来た。
PBPのコース最高地点である
電波塔
電波塔(画像は拾い物)

何人もの参加者が記念撮影をしたり私設エイドに立ち寄ったりしていたけれど、なんとなくタイミングを逸してしまってそのまま一気にダウンヒルへ。
長く緩やかなダウンヒルを気分良く下りながらも復路でこれを登り返すのだと思う灯少々うんざり。
田舎道が終わり、徐々に市街地走行の雰囲気になってくる。
ブレストは海軍基地もある古い港町なので市域が広いのだろう。
ダウンヒルを下りながら前方遠くに大西洋らしき水平線がちらちら見えた時はさすがに興奮したもののすぐに海は見えなくなり、登り坂をえっちらおっちら。丘のピークに達したら今度こそ眼前に大西洋が広がり始め、しばし進んだところであのプルガステル橋
PBP2019_018.jpg
プルガステル橋
厳密にいうとまだ中間地点ではないけれど、ここまでくると折り返しという気になる。
ここで参加者にシャッターを切って欲しいと頼まれ、お返しにこちらも記念撮影してもらったのだけれど、そのデータは手元にない(T_T)

有名な灯台を眺めに行こうかとも一瞬思ったけれど、余計なことをして痛い目に遭うのもイヤだったので断念し、そのままコントロールへ向かい、にぎやかなブレストのコントロールに到着。
PBP2019_019.jpg
ブレスト
PBP2019_020.jpg
半分まで来たという記念にステッカーをくれた

カードにスタンプとサインを貰ってレストランに移動。
PBP2019_025.jpg
考えなしにあれこれ取ったらこうなった
PBP2019_026.jpg
視線を向けたらいぢちさんがいた

お腹を満たし、すっかり落ち着いたところでリスタート。
PBP2019_024.jpg
パリ(っていうかランブイエ)に向けて帰るよ~。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ブルベ  ピナレロ  ロングライド  観光  PBP  2019  ブレスト 
2023May24Wed

【10月なのに】日帰り帰省ライド20191005【真夏日だった】 

19100520.jpg
やたらと暑かったいち日の締めくくり
多摩川土手から眺めた富嶽のシルエット

「自転車で実家に帰省する」
と表現すると結構なロングライドを想像しがちですが、東京都大田区の自宅から千葉県柏市の実家までは片道約45km、単純往復したら100kmに満たないヌルい距離であったりします。そんな距離ゆえ(いつでも簡単に帰れる。)という思いがあるので逆説的にほとんど実家に帰省していないというありさま。
常日頃”頑丈な身体と強靭な胃腸をもたらしてくださった親に感謝!”とかなんとかうそぶきながら、実に親不孝この上ない。
今回は諸事情あって実家母と直接遣り取りする必要が生じたので日帰りツーリングがてら実家に顔出しをすることに。とはいえ朝目覚めた段階でうだうだと。

このツィートに付いたリプライで朝から風が強いということを知り、若干気持ちが萎えかけたものの、実家の母には”昼前には行く。”と言ってしまっていたのでリミットとなる9時過ぎに意を決して出発。
基本的には自分が認識する限りでの最短ルートを使用。幹線道路しか走らないので面白味がないことこの上ないけれど、そもそも都内から千葉県東葛エリアに向かおうとしたら江戸川を渡れる橋が限られているのでさしたるバリエーションが無い。

<実走行ログ:2019/10/05>
 
主に前夜の痛飲が理由の食欲不振(強靭な胃腸はどうした?)で朝食抜きのスタートになってしまったけれど、走行中に空腹感を覚えたので信号に引っ掛かったタイミングで平和島駅前のそば屋に立ち寄り。
19100501.jpg
平和島そば
海苔とわかめが大量に盛られたそば。
ここは麺増量無料なのに毎回増量し忘れて、食べ終わってから若干の物足りなさを感じてしまう羽目に陥る「学習できないオトナ」である。

平和島をリスタートし、ひたすら第一京浜国道(R15)を北上、銀座から日本橋に抜け、信号タイミングを利用して新日本橋駅付近から江戸通り(R6)へと遷移。

これまた信号タイミングを利用して言問橋ではなく吾妻橋で墨田川を渡り、裏道を抜けて再びR6(水戸街道)へ。

後はひたすら水戸街道を進めば良いだけなのだけれどとにかく暑い。
(ホントに10月なのか?)と思うくらいに暑い。
最高でGarmin読み33℃まで気温が上がった。

それでも江戸川を渡った辺りで暑熱のピークが終わり、実家近くに到着した頃には5℃くらい下がっていた。
到着はかろうじて正午前。
一通り所用を済ませてまったり。

19100504.jpg19100505.jpg
こんなものを発見してみたり

あんたがホントに帰って来るかわからなかったからお昼の用意してないわよ。
という母のありがたきお言葉をいただいてしまったのでどこかで昼飯食って帰ろうかとあれこれ思いを巡らせてみたものの、いつもと変わり映えしないのでは面白くないので近所にお住まいで小学校、中学校の(年齢の開きがやたらと大きい)後輩であるところのりりさん”どっか良いとこ無いか?”と問うたところそこそここじゃれたお店を二軒紹介してもらった。
自宅への帰路、少々遠回りすれば立ち寄れそうなところだったけれど、出先である印西方面から手賀川沿いに走って帰宅するというりりさんを迎撃してみようという気になったので手賀沼方面に向かうことに。

途中でパンを購入し、公園で食べて済ませることに。
19100506.jpg
クーロンヌかしわ店

19100507.jpg19100508.jpg19100509.jpg
購入したのは三種
そら豆のタルティーヌ、塩パンのソーセージサンド、ナッツ入りライ麦パン

記憶違いで少々遠回りになったもののコンビニで飲み物を購入して柏ふるさと公園のベンチでパンをいただく。
19100510.jpg19100511.jpg
食後にのんびり昼寝でもしたいところ
お腹を満たしたところでリスタート。

19100512.jpg
久し振りの手賀沼CR
こうして眺める分には素敵なところよね。

19100513.jpg
手賀沼トライアスロン大会入水地点
わたしのトライアスロインデビュー大会のスタート地点である。
おそらく二度と参加しないけれど。

かつてAJ千葉のブルべスタート地点でもあった手賀大橋を潜ってしばらく進み、左手前方に手賀川の起点となる手賀あけぼの橋が見えてきたところでりりさんとスライド。
以後あれこれおしゃべりしながら来た道をのんびり引き返す。
19100514.jpg
手賀沼CRをのんびり

大津川沿いを遡行。
小中学生の頃、しょっちゅうわたしが釣りをしていたし、就職後に実家から通勤していた頃はランニングコースとしても利用していたので非常に懐かしいエリアではあったけれど護岸工事や新橋架橋等で記憶にある風景とは色々齟齬がある。

19100515.jpg
”こっちです!”と、ダートに連れていかれる
そんなこんなでわたしの自宅近所まで一緒に走って解散。

基本的に来た道を逆に辿って東京へ。
19100516.jpg
源森橋の「謎のオブジェ」で定点撮影
ちっさな女性が乗っているように見えなくもない。

19100517.jpg
水面に揺れるスカイツリー

19100518.jpg
西日差す芝四丁目交差点付近

第一京浜で新馬場駅前まで戻り、東海橋を渡って以後東海道旧道とその裏道へ。
19100519.jpg
佇まいが好み、東海橋欄干の照明
初めて気が付いたけれど頂部の鳳凰が咥えている稲穂はしっかりと色が違っていた。

普段通勤で使うのとほぼ変わらないルートで帰宅、ちょうど地平線に雲が無かったので日没後の富士山のシルエットを期待して自宅前をスルーして多摩川土手に上がり、少々遡行、
19100520.jpg
しっかり拝めたシルエット
<実走行ログ:2019/10/05>

復路で手賀沼に寄り道したので往復合計120km弱のツーリング。
翌日はAJたまがわの【秋定峰】開催日だったので諸々準備の後早め就寝&深酒回避な夜でした。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  JAMIS  ジェームス  手賀沼  クーロンヌ 
2023May24Wed

【きゃっきゃウフフな】BRM1006たまがわ200定峰 走行記録【秋定峰】 

19100612.jpg
山伏峠麓付近のヒガンバナ。
春定峰は桜をはじめとした花が楽しめるけれど
秋定峰は紅葉には早いし少々地味。
とはいえコスモスとヒガンバナはコース上あちこちで楽しめる。
特に通過チェックを過ぎた先はヒガンバナの群生が多いので
左右少々離れたところがぼんやり赤く染まっていたりして趣深い。

<実走行ログ:2019/10/06>
※トンネル補正無し


事前試走や本番の実走、果てはコースをトレースして私的に走ったりしたものもあるのでこれで一体何度目の走行になるのかわかりませんが、今年二度目の定峰200に当日実走として参加して来ました。とはいえ【秋定峰】は数えるほどしか経験が無いはず。

今回Start/Goal使用機材が我が家に仮置きしてあった事情からレンタカーを借り受け二子玉川まで行きましたが、万が一にも遅刻できないというプレッシャーを感じつつもラグビー「日本×サモア」戦をチラ見しつつ飲み屋で良い気分。まあこの辺はいつも通りなので仕方がない。
とはいえ試合終了後早々に、「痛飲」になる前に撤収して帰宅、翌朝の準備をあらかた済ませて床に就いたオレ様エライ。
目覚ましセットは3時。

目覚ましが鳴動すると同時に起床、近所の駐車場でカーシェアの車を引き取り自宅まで回送、機材と自分の自転車、シューズ、ヘルメット他を積み込み出発し、二子玉川癒しふれあい館前に到着したのは4時50分を回ったところで既にスタート受付担当スタッフはその場に揃って待機していた。
手分けして機材を移動し受付設営を済ませ、5時過ぎから6時台スタートの受付を開始。6時台、7時台ともW0~W3まで、10分刻みで四つのウェーブでのスタート。
今回は6時台、7時台の二つの出走グループがあり、合計120名弱がエントリーして最終的にDNS者と事前試走者を差し引いた90名ほどがスタートし、大きな事故怪我無く終了しています。

19100601.jpg
日の出前の5時過ぎから受付開始

スタート受付からお手伝いすることになっていたアッコさんがぽそっとひとこと。
アッコ:あたしさあ、今日寝坊しちゃいけないと思ってゆうべお酒飲まずに寝たのよねえ。
とり:素晴らしい!でもすみませんがオレは「サモア戦」見ながら飲み屋で良い気分になってました。
アッコ:え?3番線がどうしたの??
とり:いや、電車観てどうするんですか、ラグビーの「サモア戦」ですよ。
いぢち:アッコさん、こんな朝っぱらから酔っぱらってはるんですか?

定峰は厳しすぎず楽過ぎず、ブルべの基本要素は一通り揃ったバランスの良いコースだと思う。
というのは折に触れわたしも発言していたりしますが、概ねブルべ参加者全体的な評判もそんな感じなのか、この秋定峰が「初ブルべ」という参加者がそこそこ多い。
なんだかんだ言ってシーズン終盤の200は歴浅参加者の需要が高いよね。
今回も虫さん、クロさんのお知り合いの風輪のメンバーさんを始め、多くの「ブルべ初参加者」がスタートして行きましたが、果たして皆さんお楽しみいただけましたかね。AJたまがわ今シーズンの開催は10/26の【ニッチツ改め西上州300】で打ち止めとなってしまいますが、今回楽しめたなら来シーズンも是非。

雨に降られることが多い秋定峰ではあるものの金曜午前中までの天気予報ではそこそこの好天が見込まれたのですが、金曜午後から土曜にかけて、時間を追うごとに予報が悪い方へ傾き、日曜日のスタート時刻前後に軽い霧雨を食らってしまったのはひとえに調子に乗ったわたしがこんなツィートを金曜日に流してフラグを建ててしまった故ではないかと反省中。
とはいえスタート直後にお湿り的なものがあった以外、最終的には本降りの雨に打たれるようなこともなくつつがなく終了できたので、そういった意味では結果オーライではないかと。

19100602.jpg19100603.jpg
ブリーフィング風景

全ての参加者を見送り、7時台最終のW3として7時30分スタートになったのはわたし、りゅーせいさん、ハチヤマさん、しゃいんさん…の四名(だったはず)で、ハチヤマさんは今回MTBでの参加であった。そのハチヤマさんから、復路途中で”やっぱり定峰はさ、普通のロードバイクで普通に走っちゃ物足りなくなるよね。”という名言をいただいた。

今回、アッコさんのアテンドをするユルい約束をしていたので一緒にスタートしようと思ったら”最後尾は嫌だから貴様が後ろからスタートして追い付いてこい!”と、アッコさん虫さん、クロさんと一緒に三人で我々より20分早いW1でスタートしていってしまった。
19100604.jpg
いわゆる「スパイスタイル」
※たまちゃんジャージの上にVCR横浜あおばのスタッフ専用ジレ(赤)を着込んでいる。

19100622.jpg
今回頒布を始めた反射バンドを手首に
足首にはR札幌のAH2400/CH1200反射バンドを装着していたので半分ネタで手首に巻いたのだけれど、案外目立っていい感じなのであった。
夜間走行中だけかと思ったら日中でもハンドサインが結構目立つ。
EGR0tjhUcAAHJP6.jpg
撮影:虫さん

丁度良い具合にりゅーさいさんがなかなかのハイペースで前を牽いてくれるので向かい風の中快適に進み、新奥多摩街道走行中に三人に追い付いて以後はのんびりまったり。
途中までなぜかのんびりしたペースで走っていたようなので我々がパスした「暴君」ことくまライダーさんが猛烈な勢いで抜き返して行ったけれどさすがに追う気力も脚も無いので心の中でお見送りのエール。
19100605.jpg
定点撮影@福生
あんまり面白みは無いけれど。

PC1:ファミリーマート海田岩蔵街道店
19100606.jpg
2018/10/06/09:22着(44.6km)
ここでハチヤマさんが追い付いてきて、最終的にゴールまで六人パックで走ることに。

PC1をリスタートしてすぐの坂道も「笹仁田峠」という、名前の付いた立派な(?)峠であるという小ネタをわたしがアッコさんに披露したりしながらわいわいと進む。

虫:(岩蔵温泉交差点で信号待ちをしつつ)へぇ~この辺温泉あるんだ、全然見たことないけど。
とり:つい今しがた、温泉宿が左右に建ち並んでいるところを通過して来ましたですやん。
虫:今まで全然気づかなかった!
とり:マジですか!?(笑)

そして山王峠に向かう手前の「成木一丁目交差点」
虫:あ"~~~!この信号、いつも赤に引っ掛かるいやらしい登り!!
とり:わかる、この坂道発進イヤだよねえ。

坂道に呪詛の言葉を吐き続ける虫さん
虫:こっからずっと登り!山伏峠越えるまでずっと登り!!
とり:いやいや、山王峠から一旦気持ちよく下るから、ダウンヒルあるから!
りゅーせい:え?登ってる?平坦じゃない?
虫:ヒドイあおばの煽り運転だ~~~!!
とり:まあ、でも山王峠はそんなにキツくないからさ。
虫:ウソだ~~~!あたし覚えてるもん!10%って標識あるもん!!
りゅーせい・とり:そんなんあったっけ?
・・・あったわ(笑)
ピークに向かう直登のとっかかりに確かに勾配を表示した標識があった。
19100691.jpg
山王峠登坂中(撮影:ハチヤマさん)

19100607.jpg
どうにか山王峠をクリア

19100608.jpg
名栗川沿いを西へ

19100609.jpg
定点撮影@名栗川橋

19100610.jpg
この辺はりゅーせいさんが先頭

19100611.jpg
定点撮影@星宮神社

山郷の公衆トイレに立ち寄った後山伏峠にアプローチ。
19100612.jpg
ヒガンバナが差し色的に

19100613.jpg
いつか立ち寄りたい
とはいえここから本格的に登りになるからなあ。
「峠練習」で何本か登って下りて、締めくくりに立ち寄って帰るような感じなら良いかも知れないけれど。

19100614.jpg
山伏峠

ここから先は秩父に向けて一気に下る。
19100615.jpg19100616.jpg
気持ちの良いダウンヒル
※りゅーせいさんはこういうシチュでは大抵先行している(笑)

PC2:7-11秩父上宮地店
19100617.jpg
2019/10/06/12:06(88.1km)
みんなでお昼。
19100692.jpg
今回もPBPのプレ-トは付けたまま(撮影:ハチヤマさん)

ハチヤマさんは丸亀製麺に、わたしは雅紀屋に、それぞれ行こうかとも考えたけれど最終的には別行動せずにゴールまで一緒。

19100618.jpg19100619.jpg
定峰川沿い

相変わらず呪詛の言葉を吐き散らす虫さん
虫:あ"~~~!クソ坂、いつまでも終わらない!!
とり:ほら、ピークまであと3.2kmって表示ありますよ!すぐですよすぐ!!
虫:長すぎる~~~!クソ~~~!!200メートルで良いのにっっっ!!なんでピークがこっちに来ないの!?
まあ普通は来てくれませんね。

とり:アッコさん静かに淡々と回しているじゃないですか、凄い!
※褒めるという約束である。
アッコ:坂道キツイとか文句は言いたいんだけどね、虫ちゃんがあたしの代わりに全部言ってくれてるから良いの♪
さようでございますか。

真言宗寂照院(明王院?)入り口前を通過の際
とり:ここは四国八十八か所霊場を模しているからここの境内を回ればお遍路と同じなんですよ。
虫:え、ここ四国?ここ走ったら実質SR600四国完走なの!?
とり:(走れればな、坂道超キツイで…。)

19100620.jpg
定峰峠ピーク到着

19100621.jpg
定峰からの下り後半は道幅広くて快適

通過チェックポイント到着。
19100623.jpg
手前の川沿いにいた白鷺
土手沿いにヒガンバナ

19100624.jpg
このバス待合所の雰囲気が好き

通過Chk.:道の駅 和紙の里東秩父
19100625.jpg19100626.jpg
2019/10/06/14:16(115.4km)

通過チェックのためのレシートをゲットした品は東秩父村の「村人ステッカー」と金平糖。金平糖は丁度三種あったのでアッコさん、虫さん、クロさんに補給食として差し入れ。
19100627.jpg
なに(どこ)に貼ろうか

到着時点でW1組の想定クローズから30分のマージン。
ここから先は松郷峠と八高線沿いのアップダウンがあるものの基本的に下り基調なのでよほどのアクシデントが無い限りグロス15KPHを下回ることが無いからのんびりゆるゆる。
19100628.jpg19100629.jpg19100630.jpg
帝松に立ち寄って大吟醸ソフトアイスをば

19100631.jpg
地に堕ちる
あらかた食べ終わった時、溶けたアイスが指に垂れて来たので横から舐め取ろうとしたらポロっと逝った。(やるんじゃないか?)と思うときには大抵やらかす。

お約束的に虫さんの呪詛の言葉をを聞きながら松郷峠クリア。
DY2FG704.jpgDY2FG705.jpg19100693.jpg
虫さんもアッコさんも頑張った(撮影:ハチヤマさん)
(なんかよくわからんけどオレが一番やられたっぽい顔をしているのはなんでなんだぜ?)
と問いたくなるような三枚であった。
エフェクトかけてあるからわからんけど。

19100632.jpg
松郷峠からの下りにて
通過チェックから先、松郷峠を越えて越生に至る辺りまでは左右あちこちにヒガンバナの群生が目に付く。

19100633.jpg19100635.jpg
PC3までの基本的な並び
<進行方向>←りゅーせいさん←虫さん←クロさん←アッコさん←ハチヤマさん←わたし
途中りゅーせいさんがひとりで先走ってしまったときにわたしが「チーム横幅筆頭」として風よけのために前を牽く程度で基本は変わらず。

19100634.jpg
頂き物のフロントバッグ越しに元の持ち主を

PC3 :7-11青梅日立店
19100641.jpg
2019/10/06/16:54(159.2km)
W1組マージンは50分ほど。

ここから先、ゴールまではハチヤマさんが先頭に。
<進行方向>←ハチヤマさん←虫さん←わたし←アッコさん←クロ(りゅーせい)さん←りゅーせい(クロ)さん
19100637.jpg
JR五日市線
※流し撮りに失敗した(笑)
奥多摩街道から新奥多摩街道に入るところで「ハチヤマトレインのインターバルトレーニング」開講。
概ねトップスピード30KPHちょいのペースだとこの区間はことごとく信号に引っ掛かるのでインターバルトレーニング的に走って停まってを繰り返すことになる。
過去何度か試してみたけれど概ね37、8KPHより速いペースでもがくと日野橋までの区間で数回引っ掛かる程度でクリアできる。

虫:ハチヤマさんの漕ぎ出しが速いから超キツいインターバルトレ風なんだけど!
ハチヤマ:いかんな~もっとゆっくりのペースにしようか
アッコ:信号引っ掛かってばっかりよねえ
とり:37、8キロくらいで踏むと引っ掛かりが少ないですけれどやりますか?
アッコ:やめてよ~やるわけないでしょ~~~!

それでも交通量が少なかったこともあって順調に進んで多摩川沿い。
虫:(ゴールまで)あと何キロ~?
クロ:12キロくらい!
アッコ:ふ~~~ん、じゃああと20分くらいね~。
とり:は??いまなんとおっしゃいました??20分ですと!?
ハチヤマさ~ん!アッコさんがグロス36以上で牽けってリクエストしてますけど!
ハチヤマ:無理!
アッコ:そんなこと言ってないわよ~!
とり:だって12キロ20分って…。
アッコ:早起きだったし疲れて眠いから計算できないのよ!(逆切れ)
(いや、わたしも貴女とほぼ変わらず三時起きでしたよ…。)

因みにゴール後
りゅーせい:なんだ~~~、そう言ってくれたら牽いたのに。
そうでしょうとも。

そんなこんなでわいわい賑やかにゴールまで向かう。
とり:アッコさん凄い!まだまだ脚回っているじゃないですか!とても半年振りとは思えませんよ!!
クロ:褒めてる褒めてるwww
どういう経緯だったか記憶があやふやではあるけれど、今回わたしは「褒めながらアテンドして走る」という約束をアッコさんと交わしていたのであった。

ゴール:癒しふれあい館
19100638.jpg
2019/10/06/19:28(202.2km)
W1組の所要時間は12時間18分、一時間以上の余裕を持ってのゴール帰着。
(※W3組の三人は11時間58分。)

そしてゴール受付にはスタッフK内さんが差し入れてくださったお手製ビリヤニがお待ちかねなのであった。
19100639.jpg
K内さん特製ビリヤニ
開催数日前に立会川の鳥勝で飲み食いしていた際、ゴール地点に特製スープカレーを差し入れてくださることを申し出ていただいていたのだけれど、朝のスタート時点で諸事情から汁物を持参するのが困難になったためビリヤニに変更すると伺っていた。

19100640.jpg
スパイスにもこだわった本格派
しっかり辛くて非常に美味しかった。
改めてごちそうさまでした、ありがとうございます。

前日スタートのVCR横浜あおば主催の【天城越え400】に参加していたmomさんぜっとさんも顔出しして皆でわいわい雑談に興じ、大きな事故もケガもなく全員の消息が確認できてつつがなく終了。それでも翌日の仕事に差し支えるのであまり長居はせずに撤収したのでありました。

参加の皆様お疲れ様でした。
特に「今回初ブルべ」という方や女性参加者も多めでしたが皆さん楽しめましたでしょうかね。
スタート前後こそ少々降られた感じがありましたが最終的にはどうにか天候も崩れず踏みとどまってくれたので気温が上がりすぎることも下がりすぎることもなくそれなりに走りやすいコンディションではなかっただろうかと思います。

スタッフ及び関係者の皆様ありがとうございました。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ブルベ  AJたまがわ  定峰  ロングライド 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023Jun18Sun

【こまけぇこたぁ】19e PARIS-BREST-PARIS Randonneur-06【良いんだよ!】 

PBP2019_014.jpg
前回参加者の評判を聞く限り
散々な味わいだったというパスタ
カロリー摂取の為と割り切って注文してみたけれど
どこのPCでも思いのほかちゃんとした味わいのものが供された
やっぱり前回あちこちから不評噴出だったのでしょうかねえ。
01・◆02・◆03・◆04・◆05・◆06
07・◆08・◆09・◆10・◆11・◆Ex

<実走行ログ-4/8>

暗くなった道を単独で進む。
単独とはいえ周囲には各国の参加者がそこそこの集団で走っているので適宜自分の脚に合うトレインを見つけては付かせてもらいながらだったのでかなり快調なペースで進めていた。
ログを確認してみたらケディヤックからルデアックまでの59kmを約三時間で走っている計算になるのでそれなりのペース。
PBP2019_013.jpg
ルデアックのControl

タンテニアックまでは田中会長を相手にぐちぐち言っていたけれど、単独になってしまってやり場のない感情が昂っていて(笑)こんな感じに”コースに飽きた!”を連呼している。
PBP参加経験が無く、次回以降の参加を思い描きつつ日本でTLを追いかけている人たちもいるんだからいい加減にしとけ、オレ。
フォロー的に付け加えると最終的に完走したから言えることだけれど、PBPの楽しさというのは復路にこそあるような気がする。タイミングの問題だったのかも知れないけれど、私設エイドの数も盛り上がりも圧倒的に復路の方が往路を上回っていたし。

ブルべカードにスタンプとサインを貰いレストランへ。
食後に仮眠のつもりだったのであまり量は食べずにパスタとスープ、チキンで軽め(?)に。
PBP2019_014.jpgPBP2019_015.jpg
仮眠前の軽い夕食
どこのPCでも共通することだったけれど、パスタは事前に伝え聞いていたほど味がない訳でもなく、日本から持参したアジシオはもっぱらミネラル補給のために使う感じだった。
要するに普通に食べる分には問題ない味わいだったけれど敢えてアジシオを振って味を濃くしていただいた、と。

食後、シャワーを浴びるかどうか若干逡巡の後結局身体はアルコールシートで拭いて対応することにして仮眠所へ。気温が高めだったけれど終始向かい風だったおかげで(汗まみれで気持ち悪い。。。)という感覚にならなかったのが幸い。雨にも降られなかったし。

仮眠所受付で料金を支払い、何時に起きたいかをスタッフに伝えると寝床まで案内してもらえて予定時刻にスタッフに起こしてもらえるというシステム。
中学校の体育館の中に簡易ベッドがずらり並べてある仮眠所なので、そこそこざわついていたけれどアイマスクと耳栓のお陰で三時間半ほどぐっすり眠れた。
お願いした通りの時刻にスタッフに肩をゆすられ目覚め。目が合ったらスタッフさんが声を出さずににっこり笑みを浮かべてサムアップしてくれたのでこちらも静かに挨拶を返す。

駐輪場に移動したらドロップバッグ集積場の辺りにみいさんがいたので声をかけた。
他にもこのPCではけーこ隊長イーチョねーさんの姿を見かけた。

まだ真っ暗な中リスタート。
仮眠明けでまだ若干呆けているのか、時折間欠的に眠気が訪れたのでフロントバッグから補給食のサンドイッチを取り出し、固めのパンを咀嚼していたらかなり眠気が散った。
ジャンボンサンドは補給にも眠気覚ましにも非常に有効だった。

リスタートしてしばらくは地元ルデアックの名が書かれたジャージを着た集団に引っ張られるようにして若干山間部っぽい雰囲気のアップダウンを進む。単独だったらヘタレてペースが落ちてしまうところだったので非常にありがたい。
更にしばらく進んでコースは丁字路を左に、というところで集団の先頭を牽いていたルデアックジャージの5、6人が手を振り声をかけながら右折。どうやら残った3人ほどが地元からの正規参加者で、右折して行く彼らは非正規の同行者だったらしい。

(日本だったら「モグリ行為」で大騒ぎだな…。)
そんなことを思いつつ。(そういえばコース沿いに停まっているキャンピングカーで身内と思しき人からサポートを受けているような光景を時折目にしていたなあ。)とも思ってみたり。
その後一緒になったけーこ隊長曰く
”PBPはお祭りだから何でもありなのよ、わたしはその辺気にしないことにしてる。気にし始めたら私設エイドだってPC外サポートなんだから使えなくなちゃうでしょ?”
ごもっともです。

ルデアックからの40kmちょいを二時間半くらい、途中ぶり返した眠気もあってあまりペースが上がらないまま通過チェックであるサン=二コラ=デュ=ペルムに到着。
キューシートには「通過チェック」と記載されていたけれど、コース脇で誘導していたスタッフが”Secret Control,Here!!”と案内していた。
PBP2019_017.jpg
通過チェック改めSecret Control

駐輪場に自転車を置き、プルべカードにチェックを貰う。
細い通路の奥にレストラン、手前が若干吹き曝しなカフェテリアっぽくなっていた。奥に移動するのが面倒なので手前のカフェの待ち列に並んでいたら既にブレストから折り返してきていたオモテ先生ずっちゃ氏の姿が。やっぱり速いわ。
オモテ:いやあ、楽しいですね、エターナル尾根幹ですよ、この感じ。
とり:エターナル尾根幹に時々「浅間サンライン」が混ざる。。。(-_-;)
ずっちゃ:すげー寒い、ホント寒いわ。鼻水出まくり!!

気温はこの時点のGarmin読みで10℃を下回っていたはず。
ここではスープとジュースだけであまり長居せずにリスタート。気温が下がって来たのであまり長居してしまうとリスタートしづらくなりそうだったし。
この辺でアームカバーを装着。足先も脚もまだそれほど寒さを感じていなかったので生脚のまま、というか今回レインウェアは持ってきていたけれど、下はシューズカバーしか携行していなかったし。

先ほどの休憩所で奥のレストランで休憩していたというけーこ隊長と一緒になったので以後しばらくあれこれおしゃべりしながら先に進む。


挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ:   ロードバイク  ブルベ  ピナレロ  ロングライド  観光  PBP  2019 
2023Jun18Sun

【ロングライドは】19e PARIS-BREST-PARIS Randonneur-05【胃腸で走る】 

PBP2019_002.jpg
PC2:フジェールでの昼食
ここに映っているスープが非常に気に入り
この後のPCでもしょっちゅうこれを頼んでいた。
01・◆02・◆03・◆04・◆05・◆06
07・◆08・◆09・◆10・◆11・◆Ex

<実走行ログ-3/8>

ゴロンのレストランをリスタート。
ひたすら続くアップダウン、繰り返される「農地(牧場)→町とその中心の丘の上の教会→牧場(農地)」というひたすらワンパターンな風景。

とり:いやあ、おんなじ景色ばっかりでいい加減飽きました。
会長:ホントに変わらないよね。
とり:事前に色々、特にゆりかさん辺りから聞かされていましたけれどホントにワンパターンな景色ですよね。
PBP経験者のゆりかさんと彼女が毎週水曜日に末広町で出店している「名前はまだない珈琲店(通称(?)「純喫茶マダナイ」)」で雑談していた際、時々話題になっていた。
会長:これは確かに飽きるわ。
とり:お祭り気分な雰囲気は凄く楽しいんでそれはそれとして、コースそのものを評価したらクソつまらんですよね。
会長:つまんないコースだよね~。
個人的にはあんまりリピートしたくはないかな。
とり:これを二回も三回も走れるべいさんやひらまつカントクってしみじみホント凄い。
会長:まあべいさんは仕方ないけれどねえ。
とり:そうですよねえ(苦笑)
改めて、べいさんはともかく(笑)ひらまつカントクはホントすげえ!って話になった(笑)

そんなこんなで次のControlがあるフジェールに到着。
PBP2019_011.jpg
Control入り口

ブルべカードにスタンプとサインをもらい、レストランで昼食。
あれこれ物色しているわたしと対照的に色々逡巡しつつものを選んでいる会長
テーブルに移動して食べながら
会長:実は胃の調子が思わしくなくてあんまり食べられないんだよね。胃に入れられないから仕方なく食べかけで寝ちゃう。もしかしたらこのままDNFするかも。
とり:食えないのはきついですよねえ(パクパク)
本当に、ほんっとぉに頑丈な胃腸ってありがたい。
PBP2019_002.jpg
フジェールでのお昼ごはん
この「謎スープ」が非常に気に入り、以後大抵のレストランでこれをいただいた。

レストランの外に出て草地で昼寝。
Controlのある建物とレストランの間の草地にも結構な人数の参加者が転がっていたけれど、そちらはなかなか騒々しかったのでイマイチだと思っていたら、レストランを挟んで反対側(敷地南端に近い)はかなりひっそりした感じの穴場になっていた。
のんびり日差しを浴びながら昼寝。
PBP2019_012.jpg
お花に囲まれつつ寝転がる会長

一時間ほど寝た後駐輪場に向かって移動していたところでアライ母娘と遭遇、彼女たちは暑さに少々ヤラレ気味な雰囲気であった。少々立ち話の後リスタート。
もう少し休んでいくという会長とは別行動となり単独走行となった。
次のポイントであるタンテニアックまでは60km弱。
そこそこ順調に走れたので3時間ほどで到着。

PBP2019_006.jpgPBP2019_007.jpg
チェックを受けて軽く補給
フジェールでしっかり食べたので軽めに。
リスタートしようと表に出て自転車を押し歩き始めたら丁度田中会長が到着してきたところ。
”ダメだわ、胃が全然働かないから今回はここでDNFすることにするよ。”
とのこと。
寒暖差にかなりやられてしまった日本人は多かったようで、最終的な日本人参加者の完走率は六割を切ってしまったらしい。

タンテニアックをリスタートして一時間ちょっと経ったところでPC外の補給ポイントであるケディヤックに到着。
ケディヤック駅脇の踏切を通過したのでスナップを数枚撮ったが手元にデータは無い(T_T)

コーラとジャンボンサンドを購入し、コーラはその場で飲み、サンドイッチはナイフで四分割してペーパーナプキンに包んでフロントバッグに入れ、緊急用補給食としたが、これは大正解なのであった。

心配していた落車ダメージに関しては、背中と腕に鈍い痛みがあるほか右膝が相変わらず歩行中妙な痛みを感じるもののペダリング中はほとんど違和感が無いので非常に心が軽かった。

挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ:   ロードバイク  ブルベ  ピナレロ  ロングライド  観光  PBP  2019 
2023May24Wed

【那須600の】日本酒巡りとポタリングな週末-2【ゴール受付賑やかし】 

19092907.jpg
大福生寺(大井聖天)境内のヒガンバナ
蒸し暑い日が続いていても雲の形や草花が
いつの間にかしっかり秋めいているのだなあと。

「愉快なオトナの日帰り遠足」だった諏訪五蔵めぐりから帰宅したのは日が改まった0時半頃の事。さすがに呑み直しをするほど飲み足りなさを感じる訳もなくというかむしろ呑み過ぎを感じていたので軽くシャワーだけ浴びてさっさと就寝。
結構深く眠れたようで目覚めは四時過ぎ。
目覚ましセット時刻より早く起きられたのは雨音がうるさかったから。
前日確認した天気予報では午前中雨、午後もぐずつき気味というものだったので(ああ、やっぱりな。。。)という程度の思いと共に二度寝。

前日の痛飲(笑)のダメージを感じつつ、もそもそと起き出ししばし呆ける。
若干空腹を感じ始めたので適当に何か食べるものを用意しようと思ったけれど適当なものが思いつかず、取り敢えず結構な量の買い置きがあるサバの水煮缶で何かやろうとしばし逡巡。
結局パスタソースをサバ缶で作ることにしてスパゲティを茹で、みじん切りの玉ねぎを鍋で炒めてそこにサバ缶を開け、水と白ワインを足して軽く塩コショウで味を調えゆで上がったスパゲティにかけてパセリを散らしてそれっぽいものを作って食した。
19092901.jpg
サバ缶パスタ
サバ缶の汎用性の高さは本当に助かる。

しばらく呆けていたけれど、妙に表が明るいのでレーダー画面をチェックしてみたら雨雲どこよ!?状態で、予報を確認しても昼以降晴れ間すら覗きそうな勢いで、いったいぜんたい昨日までの予報は何だったのか状態。
前日一緒に歩き回ったみいさんと遣り取りしつつこんなことも。
船橋まで行くかどうかは別として、とりあえず適当にぽたぽた回ろうと考え自宅を出て移動を開始したのが正午過ぎ。最終的にはこの案を採用して船橋までポタリングすることになった。
<実走行ログ:2019/09/29>
 
船橋まで行くかどうか逡巡しつつもまずは所用があったので11月に納車となる自転車を注文したショップに立ち寄りそのまま東海道/京浜東北線沿いを北上。
19092902.jpg
タイヤ公園は相変わらずの賑わい

蒲田から東邦医大通りを北上し、そのまま見晴らし通りへ。
いつも勤務先から徒歩で鳥勝に向かう際、目の前を通過する大福生寺に立ち寄り。
御朱印帳を携行していなかったのが非常に悔やまれる。
ポタなんだから持ち歩こうや。。。

天台宗 三宝山神護院 大福生寺(大井聖天)
※境内に掲示されている縁起には「海賞山地蔵院」との山号・院号が書かれているものの「天台宗東京教区」のサイトには「三宝山神護院」とある。
19092903.jpg
天台宗なので山王鳥居
山王鳥居の特徴は明神鳥居の上部に三角形の破風(屋根)が乗った形をしていて、仏教の胎臓界・金剛界と神道の合一を表しているとされます。山王信仰の象徴であるため、山王鳥居と呼ばれています。 山王信仰とは、最澄が比叡山に天台宗を開いた折、唐の天台山の守護神「山王元弼真君(さんのうげんひつしんくん)」にちなみ、既に比叡山の守護神としてご鎮座されていた日吉大神を「山王権現」と称する、神仏習合の信仰です。 独特の鳥居である事から、分霊社の中にはこの鳥居を模して建立する例も少なくありません。 (例)東京赤坂鎮座 日枝神社など
山王総本宮 日吉大社公式サイトより引用⇒山王鳥居・山王信仰とはなんですか?

19092904.jpg19092905.jpg19092906.jpg
境内には本堂、寺務所のほか護摩堂と稲荷神社

19092907.jpg
本堂前にヒガンバナ

見晴らし通りから大井町駅、品川区役所を通過し三ツ木通りへ。
小腹が空いたので軽くパン活。
19092908.jpg
picnics*

19092909.jpg19092910.jpg
看板ネコのユメちゃん
売り場のテーブル下にクッションが置いてあるのでそこで丸くなっていたり店内を見回りしたり。非常に人馴れしていておとなしい。

19092911.jpg19092912.jpg19092913.jpg
ソーセージドッグとピザ、日替わりスープとコーヒー

のんびり気分でリスタート。
翌日以降の平日は出勤で通る辺りを通過しながら品川アートビレッジ西側の庭師のおじさんにご挨拶。
19092914b.jpg19092914.jpg
グローイング・ガーデナー(成長する庭師)

19092915.jpg19092916.jpg
日野学園の角で出汁を購入
今回は焼きあご、昆布入りの方。

ここまで来て折り返して帰宅しても良かったのだけれど、あまりにもいいお天気なのでやはりもったいないと船橋まで足を延ばすことに。
高輪から三田、銀座に抜けて新大橋通へ。
19092917.jpg
新大橋

新大橋を過ぎてしばらく東進し、菊川駅の交差点で信号待ちをしていた時にふと、年明けの【チバラキ600】のゴール受付に平野屋の甘納豆を差し入れたら評判が良かったことを思い出し、今回も購入すべく左折して平野屋へ。
19092918.jpg19092919.jpg
お好み盛り合わせを購入
差し入れ用に300g、自分用に200g

少々遠回りになったけれど市川橋から千葉県入りして船橋へ向かう。
19092921.jpg
市川橋

19092922.jpg
秋らしい巻雲
※「絹雲」と表示しようとして「けんうん」と入力したらこの字しか表示されなかった。不思議に思って調べてみたらこの形状の雲の公称は「巻雲」→「絹雲」→「巻雲」という変遷があり、現在では「巻雲」が正しいのだそうである。
因みに「巻雲」→「絹雲」への名称変更は1965年頃、「絹雲」→「巻雲」は1988年なのでわたしが知らないのもむべなるかなといったところ(という自己弁護をしてみる)である。

船橋市中心部に入り、まずはスタート地点の船橋港親水公園に立ち寄り。
19092924.jpg
日暮れ時の親水公園

ふと目をやると「いつもの」スタート/ゴール受付地点に何人かのグループが集まっているのが視界に入った。(あれ?この時間帯の受付は浜町公民館ではなかったか?)近寄ってみたら外国人グループがテーブルにドリンクを置いたりお菓子を置いたりして談笑していた。
19092923.jpg
遠目で見たら普通にゴール受付

そのまま21時までのゴール受付である浜町公民館へ移動。
19092925.jpg
ゴール受付場所
受付として借りてある二階の会議室に赴きスタッフさんに差し入れを渡して以後はまったり。
知人のゴールを見届けたいと、わたしの後から合流してきたアッコさんと他愛のない雑談を交わしながら時々ゴールした参加者に声をかけたりスタッフ同士で雑談なんぞを。
そんなこんなで21時。
ひとまず公民館会議室は21時30分で撤収完了しなければならないので、ゴール受付に来ていた参加者二名がいる中、せわしなくて申し訳ないけれどテーブルや椅子を収納したり、飲料やお菓子類を取りまとめて親水公園に移動したり。
19092926.jpg
親水公園に受付移動
21時半過ぎにはアッコさんが待ち受けていたというお知り合いも帰着し、そのくらいのタイミングでばんばんさんが顔出し。
自走帰宅で二時間ちょっとかかってしまうので22時には引き上げようと思っていたら、22時ちょっと前くらいに顔見知りのマツモトさんが帰着したので声掛けだけして帰路に。
19092927.jpg
親水公園をお散歩中だったにゃんこ

帰りは「いつものコース」で概ね最短距離になるよう移動。
これまたいつも通りの行動である吉そば銀座店で春菊天そばをいただき帰宅。
19092928.jpg19092929.jpg
「ザギンでそばを食べて帰宅」というと何やら優雅

<実走行ログ:2019/09/29>
 

近所のスーパーでビールを買い込んでから帰宅したのは0時半頃。
シャワーを浴びてビールをひっかけて、いい気分になったところで寝落ちして長くて楽しかった週末二日間が幕を閉じたのでありました。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ポタリング  AJたまがわ