【ある意味伝説の】BRM525神奈川300直江津(試走)-01【片道300BRM】
2019.05.17 Fri 18:30 -edit-
明け方近くの旧秩父橋
この時間帯にここを通過することもなかなかない。
東京から新潟まで本州を突っ切る片道300kmのBRM、一部の方には「あの伝説の直江津300が復活!」というと非常に感慨深いものがあるのではないかと。わたし個人的には「世界のけーこ」の逸話が残るブルべとして記憶しています。
諸事情から当時とは若干スタート/ゴール地点やコースそのものも変わっていたりしますが、そんな直江津300を走ってまいりました。
<実走行ログ:2019/05/12/00:00Start>
BRM511たまがわ400石廊崎のシークレットチェックポイント担当業務を終えて二子玉川癒しふれあい館に帰着後主/副担当のみいさん、ぜっとさんと一緒にゴール受付を設営。30分ほどで作業を終わらせ、自転車で帰宅していそいそと準備の後さっさと布団を被って仮眠…のつもりでいたものの案の定あれやこれやで手間取ってしまい、正味一時間ほどの仮眠の後22時半頃移動を開始。

専修寺関東別院前
多摩サイから多摩川右岸、多摩沿線道路に遷移して多摩川沿いをひたすら遡行。
南多摩駅近くのコンビニで軽く補給を済ませてから大丸公園へ。
0時を回って日が改まったところで試走スタート。
本番は5月25日の4時に設定されているため、途中PCのOpen/Closeは四時間前倒しで考えなければならないので要注意。
スタート地点:大丸公園
@2019/05/12/00:00
まずは連光寺坂を登って下って関戸橋で多摩川左岸に渡る。
しばらくはAJたまがわでもおなじみの川沿いルートを進み、通称「多摩サイ国立折り返し」から甲州街道へのアプローチはちょっと違うやり方をする。
甲州街道から新奥多摩街道、睦橋通りと続いて武蔵五日市駅前を右折。
武蔵五日市駅
さすがに交通量が少ない秋川街道をえっちらおっちら。
勾配は緩いけれどしっかり登り。今回の試走に先立ち、5月1日に自動車で下見としてコースをトレースしてスタートからゴールまで走ったけれど、道の駅うえのまでの区間は自分では運転せず後部座席で呆けていたのでイマイチ印象が薄い。まっすぐ進めば二ツ塚峠を経由して青梅に抜けるが途中で左に折れて吉野街道方面へ抜ける梅ケ谷峠を通過。登っている最中に何かを踏んだのか、妙に甲高い音が響いて一瞬イヤな予感がしたもののその後は特に支障もなく。
吉野街道へのダウンヒルを堪能し、いよいよ個人的には最初の山場と考えていた軍畑駅入り口の急坂へ。ここは下見の際”しょっぱなからこんな坂あるんか…。”と、うんざりしたところ。
名のないピークを越えて松ノ木通りに入り、松ノ木トンネル(峠)を抜けたら成木。
さらにそこから名栗に抜ける小沢トンネル(峠)に向かう。
小沢トンネル(峠)
坂のとっかかりから先のトンネル入り口まで見通せるこの直登、ホントきらい。
しばしのダウンヒルの後お馴染み名栗地区へ。
直近では春定峰の際に通った道を淡々と進む。
星宮神社
今回天気予報が非常に良好なコンディションを示していたのでGR3を携行したけれど、やはり暗い中でもしっかり撮れるレンズって素晴らしいとしみじみ。
いつものように新井不動で給水してから山伏峠へアプローチ。
新井不動
登り始めてすぐのところ、民家がまだまだあるところで四、五頭の鹿の群れと遭遇。薄暗い木立の中でこちらのライトを反射して瞳がキラキラ光る。道端の林の中からじっとこちらを見ているので撮影できるかと思ってカメラを構えようとしたらその動作を嫌ってか木立の奥に消えて行った。
山伏峠
以前SR600Fuji挑戦の際、真夜中に通過したらダウンヒルで鹿に遭遇して少々肝を冷やしたので、今回登りで既に遭遇していたからやや気を遣って下ったものの、今回は遭遇することもなく。
R299に合流し、気持ちの良いダウンヒルを堪能した先が最初のPC。
AJたまがわでは使わないコンビニなのでなかなか新鮮。
PC1(74.5km)04:15着close05:00
ファミリーマート秩父上野町店
本番開催時はここのクローズ時刻が9時丁度。エントリー数が80名ほど(物好きがそんなにいる!)いると聞いていたのでDNS二割として出走65名前後がそこそこ固まった集団として入店するため、車で移動する人たちが朝食を調達する時間帯と丁度被ってお店が混乱したりする可能性も十分に考えられるのでご挨拶。
わたし:あの~。二週間後、5月25日の土曜日なんですが、朝7時から9時くらいの間で晴れたら6、70人くらいの自転車乗りが断続的にお邪魔することになりそうなのですが…。
と、ブルべ開催のことを説明しようとし始めたら
店員さん:(やや食い気味に)あ、ブルべですか?わかりました!
わたし:(若干たじろぎつつ)朝食の時間帯と被りそうなのでご迷惑おかけするかも知れません…。
店員さん:あ、大丈夫ですよ、問題ないです!ご利用ありがとうございます。
わたし:お願いします。
自分はブルべ中に利用したことの無い店舗だったけれど、これだけ認知されていて嫌な顔ひとつされないというのはよその開催での利用状況が良いのだろうなという風に思える。やはりこういうのは地道な積み重ねが肝要ですね。
徐々に白み始めた空の下リスタート。
ブルべで小鹿野に抜けるのは、たまがわ開催では西上州やニッチツがあるのでお馴染みだけれど曲がり角がちょっと違うだけでなかなか新鮮な気分を味わえる。
新旧秩父橋
小鹿野町に入った辺りで背中に太陽の輻射熱を感じた。
日の出
道端のビニールハウス(?)の周りをなぜかウサギが飛び跳ねていた。
よく見るとハウスの中にはニワトリが数羽と外にいるのと同じ種類のウサギの姿が。半放し飼いみたいな状態で飼われているのだろうか?それとも穴でも掘って逃げ出した?
ウサギが何羽かぴょんぴょん
すっかり辺りが明るくなったところで志賀坂峠の緩やかな登りが始まる。
東京電力 新秩父開閉所
赤平川の流れ
まだまだ交通量が少なく走りやすい、新緑が目に優しい峠道を淡々と進む。
志賀坂峠をえっちらおっちら
そして志賀坂峠ピーク、志賀坂トンネル前に到着。
志賀坂トンネル前でのお約束
もう、ここまでですっかり坂道お腹一杯状態だったけれど、この先メインのぶどう峠、副将格の菅平高原、そしてしんがりには涌井峠が待ち構えているのだと思うと走り始めてしまったことを若干後悔し始めた。
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