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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

【第四回 甲州フルーツマラソン(大菩薩コース)】完走記録 

<走行ログ>

Garmin Forerunner910XTのログによる
【実施日時】 : 2013年10月20日9:30スタート
【走行距離】 : 21.95km(公称23km)
【獲得標高】 : 1,745m
【所要時間】 : 2:52:04(公式記録2:52:09=117位/227人)
【平均ペース】: 7m50s/km



第四回甲州フルーツマラソン大会に参加して参りました。
エントリー種目は『大菩薩コース』スタート地点からゴールの上日川峠までの標高差が1,200mあるなかなかの修行ステージ。
事前の天気予報では何日も前から降雨とされていて、しかも諸々の条件が重なって今月に入ってからはまともに走れていなかったのでテンションダダ下がりな状態、真剣にDNS(出走キャンセル)も考えたのですがさすがに思い留まって出走することに。
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新宿発6:30の臨時列車に乗り込み『勝沼ぶどう郷』まで。
出発時刻を6時丁度と勘違いしていて、いつまで経っても列車が入線して来ないので内心焦ったのは内緒ですw
駅からメイン会場までは無料シャトルバスが運行されているので乗り込んで移動。

13102003.jpg
メイン会場
激しくぬかるんだグラウンド。
四回目にして初めての雨降りなのだとか。

13102004.jpg
人影まばらな開会式の様子。
みんな選手休憩所(近傍の体育館)に引き篭もって出て来やしない、まあ当たり前。

某SNSコミュメンバーも数人エントリーしているはずだったので周囲を見回してみたものの雨降りでみんな傘差したりレインウエアのフードを被ったりしているので誰が誰だかわかりゃしない。
それでもかろうじてキク氏とは選手休憩所でスタート前に出くわし、軽く会話。
みんな10kmコースにエントリーしていて終了後に休憩所で軽く宴会を楽しむのだそうだ。
”何で大菩薩コースなんかエントリーしちゃったんですか?アスリートしすぎですよ!!”とはキク氏の弁ではあったが今年のUTMBを完走しちゃったような人に言われたかないわいwww

そのほかのメンバーには会えずじまいで集合時間になってしまったので移動。
ゴールしてから知ったのだけれど、選手休憩所は二箇所あってどちらも体育館を使用していたので”(休憩所の)体育館にいる!”と、連絡があったものの別々の体育館にいたのであった。

大菩薩コーススタート地点に移動。
コースのせいかはたまた天候のせいなのか、意外と(?)選手が少ない。
※完走証には参加人数が227人と記載してある。
小降りではあったもののまだまだ雨がぱらついていたのでコース脇の民家の軒先で雨宿りしつつ時間を潰し、いよいよスタート。人数が少ないので号砲からスタートラインを通過するまでほんの10秒掛かるかどうかといったところ。
20131021195708603.jpg
スタート直後。
※今回はさすがにデジカメではなく携帯での撮影。

先導車のテールランプが見えるのでわかるとは思うけれどスタート直後、のっけから結構な登り坂。
スタート直後は自転車用レインウェアを着込んでいたものの、登り坂を走るうちにすぐに暑くなってしまい、10分ほど走ったところで脱ぎ、今回も小金井トラチームジャージ着用で臨んだので丸めてバックポケットへ。バイクジャージはこういう時に重宝する。
その坂道、勝沼小の脇を抜けて1kmほど登るとフルーツライン(東山東部広域農道)に入る。
大体において水田地帯以外の広域農道なんてものはまずたいていはやたらとアップダウンがある道なのだということは三年間のブルベ経験で身に染みているw
事前にコース図のチェックもしていたので概ね予想通りの光景が眼前に広がった。

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登れば下り、下れば登り返し…なフルーツライン。

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晴れていれば気持ちの良い眺めが広がっていたであろう甲府盆地。
中央道で走っていても笹子トンネルを抜けてからの甲府盆地の眺めは気持ちいいからなあ。
そんなこんなのフルーツラインを走り、”どうせ登るんだからそんなに長く下らなくても良いのに。”と心の中で愚痴った牛奥トンネル前後の長く緩い下り坂を抜け、フルーツラインから離れて県道201号線へ。
牛奥トンネル手前の5km地点あたりでまた雨脚が強くなってきたのでレインウェアを背後から引っ張り出して再び着てみたが、やはり自転車用だけあって腕周りが窮屈だったりしてランニングにはイマイチ向いていない。
※『○○用』なウェアはそれ用に特化しているんだから当たり前っちゃあ当たり前。
再び登り返しが始まったところで再度レインウェアを脱いでバックポケットへ。この先の登りっぱなしになるこのコースを考えると心拍は間違いなく上がるので、よほど気温が下がるか歩かなければこのウェアが必要になることは無いだろうとの判断。

フルーツラインではそこそこ雨が小降りになってきていたのでそのまま止んでしまうかと楽観してみたものの県道201号に入ってから先、中間地点を過ぎる頃には雨脚が徐々に強くなり、柳沢峠との分岐を過ぎて裂石の慈雲寺脇を抜ける頃にはすっかり本降りの土砂降り。
雨に打たれ雨水であちこちが川のようになった山道をひたすら登る。
思った通り坂道を走り続ける分には上着は要らないが、ちょっとでも歩いてしまったら一気に身体が冷えそうなので速度はともかく足を止めないことだけを第一に。ただ体幹はどうにかなるとして末端、特に手指の先がどうにも冷えてしまうので気休め程度に手袋を着用。
ここまで来ると8~9割が歩いていて、走っている参加者はちらほらいるくらい。
途中、残り5kmから残り3kmとなる部分で妙に距離が少なかったりしたけれど、本降りの雨の中ゴールの上日川峠に到着。タイムは手元の時計で2時間52分、想像以上に時間がかかり過ぎだったものの今月に入ってまともに走っていなかったことを鑑みればまあ頑張った方なのかも知れない。
とはいえ今月走っていなかったのは自分の勝手なので甘い自己評価と言ってしまえばそれまでではあるけれど、どうにかこうにか『歩かずに走って登り切る』という目標だけは達成できたのだし良しとする。
順位は117位/227人だったので上位半分には入れず。
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ゴールの上日川峠

ゴールでホッとしたのも束の間のこと。
真の修行ステージは実はここから先に待ち構えていたのであった。
この大菩薩コースは登りっぱなしの片道行きっぱなしコースなのでゴール後に選手はバスで搬送してもらえるのだが、上日川峠自体は道幅も狭く普通乗用車のすれ違いがやっとという感じの道なので搬送バスはずっと下に下りた異常気象時閉鎖ゲート手前の広い待避場(?)で待機しているのでランナーはゴール後にそこまで下りて行かなければならない。
係員の誘導で舗道を離れ登山道に入ってバス乗り場を目指すがあっちもこっちも雨でぬかるんだ急斜面を、登り坂で売り切れた脚、冷え始めて動きが硬くなってきた身体で500mほども歩くのはなかなか至難の業で、あちこちから参加者の悲鳴が上がる有様。
20131021195713652.jpg
どうにかこうにかバス乗り場まで下りて来たらテントでワインの試飲をやっていたので多少でも身体が温まればと思っていっぱいいただいたがそんなものでどうにかなるほどやわな身体ではなかったし、そもそも冷え込みが厳しくてちょっとやそっとのアルコールでは温まらなかった。
※帰宅してから地図を確認してみたら登山道を使わずに舗道を歩いても三倍くらいの距離を歩けば普通にバス乗り場に辿り着けたのだった。
ようやくバスに乗り込みシートに腰掛けたらどっと押し寄せた疲労と倦怠感。
乗り込む前に手渡された弁当をつまみながらバスに揺られ、メイン会場近くに辿り着いて着替えのために選手休憩所に移動しようとしたら朝は逢えなかった110氏夫妻と出会い、軽く立ち話。
ここで体育館が二箇所あったことに初めて気付いた。
雨が降っていると色々状況確認ができないものだ。

朝とは違う方の体育館に行ってみたらキク氏が知り合いと車座になって酒盛り中、というか既に佳境を過ぎた『まったりモード』だった。
軽く会話を交わしておいとまし、メイン会場で軽くワインの試飲をした後早々に引き上げ。
雨さえ降っていなければのんびりワインを試飲して回ってあれこれ食べて…とやりたかったけれど、何せメイン会場の足元がぬかるんでしまっていて歩きづらいので心が折れてしまって諦めた。
来年こそは10kmにエントリーしてゴール後にあれこれ堪能したいと思いつつも大菩薩コースもなかなか捨てがたく、今から一年先のエントリーについて軽く逡巡していたり。

13102005.jpg
帰宅してからいただいた、参加賞のスパークリングワイン(赤)

<おまけ:ラップ記録>
13102000.jpg
いやはやなんとも。
各ラップとも1分/kmくらい詰めたいところだよねえ。
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タグ: マラソン 
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