BRM602沼津600クラシックあらため興津600-1
2012.06.09 Sat 19:41 -edit-
【クラシック】という冠に惹かれてエントリーしたブルベ。
日本におけるブルベ草創期に開催されたコースをほぼ踏襲しているという意味で付いた冠で、実のところ”古いコースなら【激坂祭り】みたいなドSパートも無くて走りやすいんじゃなかろうか?”というスケベ心が根底にあったことを到底否定しかねるわたしがいる。
結論から言えばわたしにとっては【楽な600kmの存在なんか幻想】だったてこと。
600kmを自分の力で自転車を漕いで進む…普通に考えて色々無理あるもんなあ。
エントリー後にスタート地点が例年と異なる旨アナウンスがあったけれど、クラシックという名に惹かれたとはいえこだわりがあるわけではないのでそのままエントリー予定にしておいた。
深く考えないままこの前週に【鳥坂峠】をブッキングしたのはアレだったけれどwww
<全体ルート(GPSログ合成)>

【実施日】2012/06/02/06:00スタート
【走行距離】606.11km
【総所要時間(認定時間)】32時間56分
【乗車時間】25時間55分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)18.4km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)23.38km/h
【獲得標高】 5,579m
※各データはGarmin Connectに依拠。

今回の装備。
タイヤをSCHWALBE ULTREMO R1からVittoria RUBINO PRO IIに履き替え。
評価は分かれるもののそれなりに耐久性と速さと低コストのバランスが良いというレビューをネット上でいくつか見かけたのでこれに決定。
同じ色の店頭ストックが三本あったのがこれだったという理由もあったりするw
降水確率は下がる傾向にあったものの雨に降られることを想定して通勤用チャリに装着しているフロントフェンダー(ダウンチューブ取り付けタイプ)を装着。
リアはシートポストバッグがフェンダー代わりになる。
深夜0時過ぎに移動開始。
予定移動時間は2時間半ほどだったので到着予想時刻は概ね3時頃。
スタート地点が健康ランドだったのでスタート前に仮眠を取るつもりだったけれど、実際には興津に到着するまでに何度か睡魔に抗えなくなってちょこちょこ仮眠を取ったので予定よりも一時間近く余分な所要時間となった。
それでも一時間ほどは休憩室で仮眠を取り、5時過ぎに車から自転車を下ろして準備。
ところがデジカメとエネループ、GPS用と携帯電話用のUSB給電ケーブルが入ったトップチューブバッグを持ってくるのを忘れたことに気がつきガッツリ凹みつつ受付を済ませてのブリーフィング参加となった。
わたしにとっては今年初めてブリーフィングに参加できたブルベであるwww
それにしても不幸中の幸いは、念のために予備のエネループが一個シートポストバッグに入れてあったということ。
街中を走行するときにUSBケーブルを購入すれば取り敢えずどうにかなりそう。

健康ランドのフィットネスジムスペースを借用して行われたブリーフィングの様子。
スタート/ゴール受付もここ。
ブリーフィング参加人数は30~40人程度といったところ。
表に移動して車検の後三々五々スタート。
が、いきなりライトのレンズ部分が外れるという不具合が生じてもたついていたらほぼ最後尾スタートと相成った。
<Start⇒PC2>
【走行距離】152.03km
【総所要時間】6時間58分
【乗車時間】5時間38分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)21.8km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)27.0km/h
【獲得標高】 754m

以前にも書いた記憶があるけれど、清水の道は自転車が走りやすくて好き。
わざわざ金かけて走りにくい道を整備している東京都はこういうところを見習うべきなんだと思う。
途中、路面段差の衝撃で更にライトのレンズ部分が吹っ飛んでしまったりして本当に最後尾になってしまってからのリスタート。
海沿いのバイパスで集団に追いつく。

結構な人数のトレインだったけれど、イマイチペースが合わないので状況を見ながらパス。
誰か付いてくるかと思ったけれど単独で先行する。
さすがに600kmを走る序盤にアタックめいた走りをするモノ好きもそうそういないですわね。
集団から離れてしばらく単独で走行していたら前方に2,3人。

静岡市内を抜け、大崩海岸へ。

焼津から牧之原市に入り、真っ直ぐな海岸沿いを走っていたら前方に10人ほどのトレインを発見。
追いついたのでしばらく追走する。若干向かい風気味だったので結構楽。
追走しつつ、ここまでずっと単独もしくは誰かの後ろについていたのでそろそろ交代して自分が牽くべきなのでは無いかとか、こういった時に前に出るにはどういうタイミングが良いのだろうかとかあれこれ逡巡。
集団走行の経験がほぼ皆無なわたしとしては案外非常に悩ましい問題だったりする。
しばらく信号も無い、見通しの良い直線で意を決して前走車を追い越し、列車先頭の人に”代わります!”と声をかけて前に入り、概ね35~40km/h弱くらいのペースで巡航。
しばらくして信号に引っかかった際、後ろを見たら誰も付いて来ていなかった…えええ?さっきまでとほぼ変わらないペースだったはずなのに??
初めて自らの意思で列車を牽こうと思って意気込んで回していたというのに誰も付いて来なかったというのは結構凹む。不慣れなことはするもんじゃない。
これからは知人でもない限りわざわざ自分から牽こうとか交代しようとか考えずに、たまたま後ろに誰かが付いて結果的に牽くことになったらそれはそれで良しとすることにしようと心に誓う。
-PC1(69.9km):7-11御前崎港店 8:47着(クローズ10:40)-
マージンは二時間弱。
そんなこんなで再び単独走行になって到着したPC1には先行者は一人だけ。
参加人数と追い越した人数をざっと頭の中で計算してみれば、おそらくこの人が先頭なのでわたしは二番目に到着したことになる…と思ったけれど、わたしが買い物を済ませて軽く休憩している間、到着して買い物をしたら即再び走りだすような人が何人もいたのでひょっとするとまだ前に数人いたのかも知れない。
携帯でツィートしたりしながら軽く飲食を済ませてリスタート。

御前崎海鮮なぶら市場
穏やかな遠州灘を左手に眺めながら快調なペースで進む。
ほぼフラットなコースなので巡航速度は35km~40kmほど、ロウハイトリムのMOSTでもこれだけスピードが乗るのだからZIPPで走ったらいい感じで速度が上がってTT気分を味わえたことだろう。

遠州灘
海岸沿いの道を途中で右折し、掛川市内に向かう。
街中を走行中、Edge800の道案内がおかしな方向を指し示したお陰で二度ほど道を間違う。
今回のブルベ直前にEdge800のファームウェアを2.4にVer.UPしたのだけれど、その途端に道案内がおかしくなったのはなんでなんだぜ?
今回のブルベ中、しょっちゅうおかしなナビを連発してくださったぞ。
後ろに付いてきた人を道連れにしてしまったが、すぐに二人共ミスに気付いたので幸い大きなロスはなし。
R1の交差点近くに100円ショップがあったので立ち寄り、MiniUSBケーブルと絶縁テープを購入。
ステム部分にエネループを固定し、Edge800へ給電できるよう配置。

これで最大の心配事はひとまず解消された。
デジカメを忘れてしまって携帯でしか撮影できないのは非常に残念だけれど、さすがにデジカメを新たに購入するほど懐具合に余裕が有るわけでもないし。
廉価で中途半端な性能のモノを購入してお茶を濁すなら携帯のカメラで充分だし。
浜松市に入り、天竜川を渡る。
今までコースとして利用していた原田橋が損傷のため通行止めとなり、急遽設定された迂回路なので迷いやすい箇所だとブリーフィングでも説明されていた区間だったけれど、丁度よい具合にチームジャージを着たグループに紛れ込めたのですんなりとPC2まで。
この区間は内陸なのでさすがにコースに起伏が生じ始めるけれど、まだまだ可愛いものである。
-PC2(150.5km):7-11引佐井伊谷店 12:46着(クローズ16:04)-
マージンは3時間20分ほど、フラットだったこともありなかなか順調な滑り出し。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

にほんブログ村
日本におけるブルベ草創期に開催されたコースをほぼ踏襲しているという意味で付いた冠で、実のところ”古いコースなら【激坂祭り】みたいなドSパートも無くて走りやすいんじゃなかろうか?”というスケベ心が根底にあったことを到底否定しかねるわたしがいる。
結論から言えばわたしにとっては【楽な600kmの存在なんか幻想】だったてこと。
600kmを自分の力で自転車を漕いで進む…普通に考えて色々無理あるもんなあ。
エントリー後にスタート地点が例年と異なる旨アナウンスがあったけれど、クラシックという名に惹かれたとはいえこだわりがあるわけではないのでそのままエントリー予定にしておいた。
深く考えないままこの前週に【鳥坂峠】をブッキングしたのはアレだったけれどwww
<全体ルート(GPSログ合成)>
【実施日】2012/06/02/06:00スタート
【走行距離】606.11km
【総所要時間(認定時間)】32時間56分
【乗車時間】25時間55分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)18.4km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)23.38km/h
【獲得標高】 5,579m
※各データはGarmin Connectに依拠。


今回の装備。
タイヤをSCHWALBE ULTREMO R1からVittoria RUBINO PRO IIに履き替え。
評価は分かれるもののそれなりに耐久性と速さと低コストのバランスが良いというレビューをネット上でいくつか見かけたのでこれに決定。
同じ色の店頭ストックが三本あったのがこれだったという理由もあったりするw
降水確率は下がる傾向にあったものの雨に降られることを想定して通勤用チャリに装着しているフロントフェンダー(ダウンチューブ取り付けタイプ)を装着。
リアはシートポストバッグがフェンダー代わりになる。
深夜0時過ぎに移動開始。
予定移動時間は2時間半ほどだったので到着予想時刻は概ね3時頃。
スタート地点が健康ランドだったのでスタート前に仮眠を取るつもりだったけれど、実際には興津に到着するまでに何度か睡魔に抗えなくなってちょこちょこ仮眠を取ったので予定よりも一時間近く余分な所要時間となった。
それでも一時間ほどは休憩室で仮眠を取り、5時過ぎに車から自転車を下ろして準備。
ところがデジカメとエネループ、GPS用と携帯電話用のUSB給電ケーブルが入ったトップチューブバッグを持ってくるのを忘れたことに気がつきガッツリ凹みつつ受付を済ませてのブリーフィング参加となった。
わたしにとっては今年初めてブリーフィングに参加できたブルベであるwww
それにしても不幸中の幸いは、念のために予備のエネループが一個シートポストバッグに入れてあったということ。
街中を走行するときにUSBケーブルを購入すれば取り敢えずどうにかなりそう。

健康ランドのフィットネスジムスペースを借用して行われたブリーフィングの様子。
スタート/ゴール受付もここ。
ブリーフィング参加人数は30~40人程度といったところ。
表に移動して車検の後三々五々スタート。
が、いきなりライトのレンズ部分が外れるという不具合が生じてもたついていたらほぼ最後尾スタートと相成った。
<Start⇒PC2>
【走行距離】152.03km
【総所要時間】6時間58分
【乗車時間】5時間38分
【平均時速】(走行距離/総所要時間)21.8km/h
【Av】 (走行距離/乗車時間、サイコンのAv)27.0km/h
【獲得標高】 754m

以前にも書いた記憶があるけれど、清水の道は自転車が走りやすくて好き。
わざわざ金かけて走りにくい道を整備している東京都はこういうところを見習うべきなんだと思う。
途中、路面段差の衝撃で更にライトのレンズ部分が吹っ飛んでしまったりして本当に最後尾になってしまってからのリスタート。
海沿いのバイパスで集団に追いつく。

結構な人数のトレインだったけれど、イマイチペースが合わないので状況を見ながらパス。
誰か付いてくるかと思ったけれど単独で先行する。
さすがに600kmを走る序盤にアタックめいた走りをするモノ好きもそうそういないですわね。
集団から離れてしばらく単独で走行していたら前方に2,3人。


静岡市内を抜け、大崩海岸へ。



焼津から牧之原市に入り、真っ直ぐな海岸沿いを走っていたら前方に10人ほどのトレインを発見。
追いついたのでしばらく追走する。若干向かい風気味だったので結構楽。
追走しつつ、ここまでずっと単独もしくは誰かの後ろについていたのでそろそろ交代して自分が牽くべきなのでは無いかとか、こういった時に前に出るにはどういうタイミングが良いのだろうかとかあれこれ逡巡。
集団走行の経験がほぼ皆無なわたしとしては案外非常に悩ましい問題だったりする。
しばらく信号も無い、見通しの良い直線で意を決して前走車を追い越し、列車先頭の人に”代わります!”と声をかけて前に入り、概ね35~40km/h弱くらいのペースで巡航。
しばらくして信号に引っかかった際、後ろを見たら誰も付いて来ていなかった…えええ?さっきまでとほぼ変わらないペースだったはずなのに??
初めて自らの意思で列車を牽こうと思って意気込んで回していたというのに誰も付いて来なかったというのは結構凹む。不慣れなことはするもんじゃない。
これからは知人でもない限りわざわざ自分から牽こうとか交代しようとか考えずに、たまたま後ろに誰かが付いて結果的に牽くことになったらそれはそれで良しとすることにしようと心に誓う。
-PC1(69.9km):7-11御前崎港店 8:47着(クローズ10:40)-
マージンは二時間弱。
そんなこんなで再び単独走行になって到着したPC1には先行者は一人だけ。
参加人数と追い越した人数をざっと頭の中で計算してみれば、おそらくこの人が先頭なのでわたしは二番目に到着したことになる…と思ったけれど、わたしが買い物を済ませて軽く休憩している間、到着して買い物をしたら即再び走りだすような人が何人もいたのでひょっとするとまだ前に数人いたのかも知れない。
携帯でツィートしたりしながら軽く飲食を済ませてリスタート。

御前崎海鮮なぶら市場
穏やかな遠州灘を左手に眺めながら快調なペースで進む。
ほぼフラットなコースなので巡航速度は35km~40kmほど、ロウハイトリムのMOSTでもこれだけスピードが乗るのだからZIPPで走ったらいい感じで速度が上がってTT気分を味わえたことだろう。

遠州灘
海岸沿いの道を途中で右折し、掛川市内に向かう。
街中を走行中、Edge800の道案内がおかしな方向を指し示したお陰で二度ほど道を間違う。
今回のブルベ直前にEdge800のファームウェアを2.4にVer.UPしたのだけれど、その途端に道案内がおかしくなったのはなんでなんだぜ?
今回のブルベ中、しょっちゅうおかしなナビを連発してくださったぞ。
後ろに付いてきた人を道連れにしてしまったが、すぐに二人共ミスに気付いたので幸い大きなロスはなし。
R1の交差点近くに100円ショップがあったので立ち寄り、MiniUSBケーブルと絶縁テープを購入。
ステム部分にエネループを固定し、Edge800へ給電できるよう配置。

これで最大の心配事はひとまず解消された。
デジカメを忘れてしまって携帯でしか撮影できないのは非常に残念だけれど、さすがにデジカメを新たに購入するほど懐具合に余裕が有るわけでもないし。
廉価で中途半端な性能のモノを購入してお茶を濁すなら携帯のカメラで充分だし。
浜松市に入り、天竜川を渡る。
今までコースとして利用していた原田橋が損傷のため通行止めとなり、急遽設定された迂回路なので迷いやすい箇所だとブリーフィングでも説明されていた区間だったけれど、丁度よい具合にチームジャージを着たグループに紛れ込めたのですんなりとPC2まで。
この区間は内陸なのでさすがにコースに起伏が生じ始めるけれど、まだまだ可愛いものである。
-PC2(150.5km):7-11引佐井伊谷店 12:46着(クローズ16:04)-
マージンは3時間20分ほど、フラットだったこともありなかなか順調な滑り出し。
- 関連記事
-
-
みやじま完走 2012/06/17
-
リトライ前日 2012/06/16
-
はつかいちみやじまパワートライアスロン大会前々日 2012/06/15
-
BRM602沼津600クラシックあらため興津600-3 2012/06/12
-
BRM602沼津600クラシックあらため興津600-2 2012/06/10
-
BRM602沼津600クラシックあらため興津600-1 2012/06/09
-
BRM526青葉600km鳥坂峠(後半) 2012/05/29
-
BRM526青葉600km鳥坂峠(前半) 2012/05/28
-
2012佐渡ロングライド210_後半 2012/05/23
-
2012佐渡ロングライド210_前半 2012/05/22
-
2012佐渡ロングライド210_出走前 2012/05/21
-
にほんブログ村