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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

【ある意味】きたひろくんと-10(BRM730走行記録)01【聖地巡礼】 

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『たまがわ』の聖地w

今年北海道で参加する三つ目のBRMはR札幌主催の【BRM730札幌400km積丹】にした。日程の折り合いが丁度良かったし、何より今年はまだ400のBRMを走れていない。今年完走したBRMは逗子200(神奈川)、秋葉原200(近畿)、きのこの山300(札幌)、野辺山600(たまがわ)、トトロ300(北海道)なのでこの400を完走できれば今年のSR認定か確定。先だって一時帰宅した際、Okhotsk1300、空知GF用に自宅からエースくん(700Cのグラベルロード)を持って来てはいるものの即走れる状態でも無かったので今回もきたひろくんで。

R札幌のコース紹介ページにあったRWGPSデータによれば400kmで8,000m弱の積算標高がある。経験上、RWGPSの表示はトンネル補正を考えればその7~8割くらいが実勢になるのが通常なので概ね6,000mくらいと判断。そのくらいのアップダウンがあるコースならミニベロでもロードでもキツさはそれほど変わらないのではないかと考えた。21インチ車で700Cと同じ速度を出そうと思ったら単純計算でクランクを1.3倍回転させなければならないので平地はしんどいけれど登りがキツいのは21inでも700Cでもそう変わらないし、下り坂ではトップスピードが頭打ちになりがちだけれどそれほど気になるものでもない。

スタートは札幌市大通公園10丁目ブロックで時刻は7時。チコリンさんにおススメいただいた立体駐車場は宿舎から車で40分ほど、当初は6時くらいに現着するつもりでいたけれど気が付けば二度寝をかましてしまっていたので40分ほど遅れて出発、現着。
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Start 大通公園10丁目ブロック
チコリンさんに差し上げる約束だったアルミスコップを渡して出走サインを済ませ、ブルべカードを受け取り定刻の少し前にスタート。いざ12回目のSRへ。

<実走行ログ:2022/07/30-31>

スタートしてしばらく、真駒内手前までは3~4台のパックの後ろに付かせていただいた。
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スタート直後10kmくらいはこのパックの後ろ

10kmほど走ったところで、スタート前にボトルに給水しておく時間的余裕が無かったので補給の為に停車。以後はゴールまでずっと単独走行。
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朝陽を浴びた佛願寺大涅槃像

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逆光になったモアイ

単独走行になったのでのんびり進む。時折、幅が広く路面状況が車道よりも良好だった歩道走行を交えつつ。まだ8時になるかならないかの時間帯だったのに日差しがキツかったので、より日陰の多い歩道側の方が走りやすかったという面もあった。
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後続にパスされる

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交通量の少ない道をソロライド
以前走った事のある道を逆方向に辿って支笏湖へ。
途中パスして行ったロードバイク乗りに声を掛けられた。
「もしかしてブルべですか?」
「そうですよ~。」
「ミニベロでだなんて凄いですね!」
「いやあ、そうでもないですよ。」
『ミニベロでのブルべ参加は大層なことである。』わたし自身もミニベロに乗り始めるまではそんな感覚だったけれど、いざ走ってみるとそれほどキツいものでもないことがわかって来た。勿論長距離を快適により速くという条件ならロードバイクの方が遥かに上なのは言うまでもないところではあるけれど。だからと言ってミニベロで走れないかと言えばそんなこともない。とはいえ今乗っているきたひろくんのことしかわからんけど。

恵庭市域から千歳市域に入り、坂を下ったらそこは支笏湖。
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全体に霧がかかった支笏湖

湖畔を走っている時にパスして行った参加者が声を掛けて来た。
「東京から参加ですか?ジャージがたまがわだし」
「まあそうなんですけど今回来たわけじゃなくてしばらく北海道で仕事しているんですよ。」
「なるほど、お互い頑張りましょう!」
この参加者さんとは途中何度か遭遇したしゴールでも一緒になった。

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樽前山も霧に霞む

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道端で見かけた色鮮やかなミヤマカラスアゲハ

支笏湖東岸を南下して支笏湖温泉郷を通過し、西に転進して支笏湖南東端をかすめた後樽前山に向けて南に転進。
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交通量の少ない森の中の道を進む

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木漏れ日の雰囲気が好き

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直進すれば樽前山駐車場
既に満車で入り口が閉鎖され、出庫した車がある度にバリケードが開放され、待機車両が入場する。待ち車列は十数台ほど。

樽前山からの下りはそれまでの好天とは打って変わってどんより曇って肌寒さまで感じさせ、前方は霧でぼやけてしまっている。今回ウィンブレを持参したのに車の中に置き忘れてしまったので夜間の冷え込みが心配になるような肌寒さだった。
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樽前山からの下りはガスの中

やや肌寒いながらも快適なダウンヒルを堪能して海岸沿いに出る。この先オロフレ峠までは平坦な海沿いの道。
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白老町に突入

この区間はどちらの向きも自転車、車で何度も通行しているのでしっかりとした土地勘がある。しばし思案の後、早めの昼食はあんかけラーメンにすることに。
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白老牛ラーメン 元気屋

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元気屋特製(あんかけ)ラーメン
美味しゅうございました。

店から出たら自転車のハンドルに引っ掛けてあったヘルメットに小さな虫が糸でぶら下がっていたので息を吹きかけたら地面に落ちた。その後の様子をうかがってみたらシャクトリムシだった。
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白老川河口付近、白老川とウヨロ川の合流地点
いつ見てもこの雰囲気が好き。
北海道で複数個所見かけるけれど川が河口付近で流れの向きを変え、しばらく海と並行して流れてから流れ込むという地形。海沿いに岩盤でもあるのかね?
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ウヨロ川最下流部は海岸線に並行して流れる

今まで走った時はいつも強風に煽られた道だったけれどこの日は穏やかで非常に走りやすかった。
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敷生川河口付近の水鳥の群れ
敷生(しきう)川とはアイヌ語由来っぽくないなと思ったけれどしっかりアイヌ語由来の名前だった(アイヌ語のシキ・オ・イ(鬼芽・群生する・所)がその由来)

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相変わらず見つめ合っているまもる君ふたりw

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後から考えたらここに寄っても間に合ったんだよなと
PC1が虎杖浜だったので当初の計画ではPC1手前のここか、PC1の先にあるたっちゃん食堂のどちらかに立ち寄ろうと思っていたのだけれど、時間計算を少々勘違いして早めに、待ち時間の少ないお店で日和ってしまったことをやや後悔、いや、あんかけラーメンは旨かったんだけどさ。

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なんというか可愛らしさを通り越して腹立つ顔してるw

PC1(104.1km)セイコーマート白老虎杖浜店
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(close13:56)12:43着

R札幌代表タケダさんが待機していて先着していた一人の参加者とあれこれ遣り取りをしていた。軽くあれこれ会話。
「お疲れ様~。」
「思ったほどには暑くなかったけれど意外としんどいですね。」
「オロフレ峠さえ越えたら何とかなりますからね、オロフレ峠はこっちから登った事あります?」
「向こうからなら二回あるんですけど一回は車、二回目はこの間の【きのこの山】でこちらからは無いんです。」
「まあ、オロフレはどちらからでも厳しいからw でもPC2にさえ間に合えばあとは平坦だし。」
「(ブルべ関係者の【平坦】ほどアテにならんものはないからなあ。。。)ミニベロだと平坦がしんどいんでアップダウンあった方が気が楽ではありますけれどねえ。それにしても思ったほどには暑くないけれど(ボトルケージをひとつしか装着していないので)ワンボトル運用には無理がありますねえ、ドリンク調達しづらいし。」
「凍った麦茶のペットボトルを背ポケに入れて走ったら良いんじゃない?(反射ベストを指しつつ)ここにもポケットあるんだし。」
「やっぱりそうするのが良いですよね、買ってきます!」
「(スマホを操作しつつ)とりさんの安否を確認したからここはもう良いかな。」
「やっぱり最後尾ですか?」
「そうですね。」
店内に戻り凍った麦茶を購入して戻ったら既にタケダさんの姿は無かった。安定の最後尾。

登別からオロフレ方面に右折する際、【きのこの山300】の時にエイコさんにその存在を教えていただいた『おしゃれ広場 たまがわ』に立ち寄り。
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たまがわ聖地
聖地での記念撮影を済ませてリスタート。
いよいよ自転車では二度目の挑戦となるオロフレ峠へと向かう。




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