【SR600】 SR600Fuji に思ったこと
2013.08.20 Tue 23:04 -edit-
今回、色々な方からTwitterで、Facebookで、mixiで、応援や激励、心配、情報提供のコメントを多数頂き、それらがものすごく励みになりました。特にスタートからPC1までの間でGPSが変調を来たしていた時、更に元々は自分自身の甘すぎた見通しに起因する疲労やそれらがもたらす焦燥感や諦念と相まって無理せずそれ以上走らずに仕切り直しをするためにDNFにしてしまおうかとも思ったりしましたが、最終的にはそうすることなく思いとどまれたのは皆さんのコメントがあったからだと思います。
現時点で日本国内に三つあるSR600のコースのひとつを走ってみて思ったことは『SR600を完走するために必要なことは段取り七分』ということでしょうか。(言うまでもなくもちろん私見です。)因みに残りの三分は天候、走力、運で一分ずつだろうかなと。走力に関しては通常の600kmのブルベを走破できるだけのものがあれば時間内の完走は充分可能だと思います。何よりそのために制限時間が10時間+アルファ加算されているのでしょうし。
ロードバイクに乗るようになって三年、ブルベに出るようになって二年半の経験で現在進行形で試行錯誤が続くわたしがあれこれ語るのも少々おこがましい気がしなくも無いですが、通常のブルベ自体コースチェックや天候予測に伴う装備品や消耗品の取捨選択等の事前準備が大きなウェイトを占めます。よりハードなコースで所要時間が長くなるSR600では体調管理を含む事前準備のウェイトが非常に大きくなるのは必然ですね。
とは言え実際には運に左右されてしまう部分が結構大きく、例えばスタート日時は参加者自ら決定することが出来ますがエントリー申請は一ヶ月以上前でなければならないし、日程を変更する場合も一週間以上前でなければ受け付けてもらえません。一週間先の天候が猛暑/極寒なのか晴天なのか曇天なのか雨天なのかはたまた荒天なのか、天気予報を元にある程度の予測は可能なものの、足の早い移動性の高/低気圧の動きは一週間前でははっきりわからないこともままあります。加えて近年良く目にするようになったゲリラ豪雨なんてのもある。
二、三日前になっていち日前倒し、或いは後ろにずらすとか当日になって半日スタートを遅らせてみたりとかはその逆に前倒しにしたりとか、持ち時間を削るのであれば前倒しは無理でも後ろにずらすことは理屈の上では可能ですがそれでも限度があります。
そういった意味では諸々をかなり甘く考えていたわたしがどうにか完走できたのはやはり相当な幸運に恵まれたという側面が大きいです。スタート前こそ集中豪雨に見舞われましたがスタートして以降、多少のぱらつきこそあったものの特に雨らしい雨に見舞われず、風が強かったわけでもなく、三日目の正午頃こそ甲府盆地で相当な暑さに見舞われましたがそれ以外は酷暑となるほどには気温が上がらずでこの時期としては申し分ないコンディションでした。
600km、制限時間50時間+アルファという長丁場は必ず途中で夜間走行が入ってしまうので道中の風景をくまなく堪能するには朝スタート、昼スタート、夜スタートの3パターンくらい走ってみる必要があるのかも知れないし、季節ごと或いは通過時間帯によって見える景色が全然違う場合もあるでしょうから組み合わせはもっとたくさんあるだろうとか思ってもみたり。『パーマネントコース』は日程を参加者自身が決められるので参加者次第でいくらでも楽しみ方を膨らませられそうなのも持ち味ですしね。
とは言え次回のチャレンジを年内に行うのか来年以降にするのか、コースはどこを選ぶのか、ひとつ走り終えたばかりでまだ何も考えてはいませんが、おいおい考えて行くことになるでしょう。今回のように運頼りではなく人事を尽くした上で幸運が舞い込んで来るように次からは『七分の段取り』をしっかりやらんけりゃいかんなあ、と。
改めて今回のチャレンジ中さまざまなメッセージを下さった皆様、このコースを設定してくださったオダックス埼玉関係者の皆様、そして担当者様に感謝いたします。
ありがとうございました、これからもよろしくお願いいたします。
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現時点で日本国内に三つあるSR600のコースのひとつを走ってみて思ったことは『SR600を完走するために必要なことは段取り七分』ということでしょうか。(言うまでもなくもちろん私見です。)因みに残りの三分は天候、走力、運で一分ずつだろうかなと。走力に関しては通常の600kmのブルベを走破できるだけのものがあれば時間内の完走は充分可能だと思います。何よりそのために制限時間が10時間+アルファ加算されているのでしょうし。
ロードバイクに乗るようになって三年、ブルベに出るようになって二年半の経験で現在進行形で試行錯誤が続くわたしがあれこれ語るのも少々おこがましい気がしなくも無いですが、通常のブルベ自体コースチェックや天候予測に伴う装備品や消耗品の取捨選択等の事前準備が大きなウェイトを占めます。よりハードなコースで所要時間が長くなるSR600では体調管理を含む事前準備のウェイトが非常に大きくなるのは必然ですね。
とは言え実際には運に左右されてしまう部分が結構大きく、例えばスタート日時は参加者自ら決定することが出来ますがエントリー申請は一ヶ月以上前でなければならないし、日程を変更する場合も一週間以上前でなければ受け付けてもらえません。一週間先の天候が猛暑/極寒なのか晴天なのか曇天なのか雨天なのかはたまた荒天なのか、天気予報を元にある程度の予測は可能なものの、足の早い移動性の高/低気圧の動きは一週間前でははっきりわからないこともままあります。加えて近年良く目にするようになったゲリラ豪雨なんてのもある。
二、三日前になっていち日前倒し、或いは後ろにずらすとか当日になって半日スタートを遅らせてみたりとかはその逆に前倒しにしたりとか、持ち時間を削るのであれば前倒しは無理でも後ろにずらすことは理屈の上では可能ですがそれでも限度があります。
そういった意味では諸々をかなり甘く考えていたわたしがどうにか完走できたのはやはり相当な幸運に恵まれたという側面が大きいです。スタート前こそ集中豪雨に見舞われましたがスタートして以降、多少のぱらつきこそあったものの特に雨らしい雨に見舞われず、風が強かったわけでもなく、三日目の正午頃こそ甲府盆地で相当な暑さに見舞われましたがそれ以外は酷暑となるほどには気温が上がらずでこの時期としては申し分ないコンディションでした。
600km、制限時間50時間+アルファという長丁場は必ず途中で夜間走行が入ってしまうので道中の風景をくまなく堪能するには朝スタート、昼スタート、夜スタートの3パターンくらい走ってみる必要があるのかも知れないし、季節ごと或いは通過時間帯によって見える景色が全然違う場合もあるでしょうから組み合わせはもっとたくさんあるだろうとか思ってもみたり。『パーマネントコース』は日程を参加者自身が決められるので参加者次第でいくらでも楽しみ方を膨らませられそうなのも持ち味ですしね。
とは言え次回のチャレンジを年内に行うのか来年以降にするのか、コースはどこを選ぶのか、ひとつ走り終えたばかりでまだ何も考えてはいませんが、おいおい考えて行くことになるでしょう。今回のように運頼りではなく人事を尽くした上で幸運が舞い込んで来るように次からは『七分の段取り』をしっかりやらんけりゃいかんなあ、と。
改めて今回のチャレンジ中さまざまなメッセージを下さった皆様、このコースを設定してくださったオダックス埼玉関係者の皆様、そして担当者様に感謝いたします。
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