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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

【盲点だった】BRM312近畿200km秋葉原(表)走行記録・詳細01【電池切れ】 

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約二ヶ月振りの浦賀の渡し
4月1日から
横須賀市民以外は運賃値上げとなる

関連エントリ

昨年に引き続き、主催の墨田Pさんのお誘いもあってオダックス近畿主催の【秋葉原200】に参加して来ました。
今年は昨年と同じコースの他に内陸を抜ける、積算標高のエグいルートも追加されていましたが、丸二ヶ月のブランクを考えると無理のないコースにすべきと判断し、昨年と同じルートであるサブタイトル【(表)岬めぐり】にエントリー。因みに内陸を抜けるコースのサブタイトルは【(裏)湖畔めぐり】というもの。

ヘイシャは建前上ホワイトな就労環境の企業なので年度内有給休暇取得日数の下限をなにがなんでもクリアするようにとキツいお達しがあり、わたしはと言えば今年度内にあと二日の有給取得が必須であると毎月毎月複数名の名前の中に自身の名も記載された『年次有給休暇取得日数不足者リスト』を会社から送りつけられている立場。その状況を利用して開催前日の11日と開催翌々日の14日を有給休暇に充て、11日朝から北海道から東京への移動、BRM翌日はのんびりポタを楽しんで翌々日の月曜日に東京から北海道への移動というスケジューリング。

お昼過ぎに自宅に帰着し、あれこれ準備。
しばし悩んだ後今回は復路を輪行せずに走るつもりでいたのでバロンくん(FORCUS)で行くことにして用意を始めたもののどうにも前輪のアクスルシャフトの様子がおかしいのでショップに持ち込み確認してみたところすぐには直せそうにない不具合があったためパーツ取り寄せをお願いし、店内に展示してあったフレームのそれを使わせてもらうことになった。
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早い時間帯に帰宅して準備を始めて良かった

後顧の憂いを無くし(この時はそう信じて疑わなかった)夕方から色々あって気が付けば自宅コタツで寝落ちしていたという情けない状態で携帯のアラームに起こされたが二度寝をぶちかましてしまい自宅を出たのは予定より一時間遅い5時。
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専修寺関東別院前@22/03/12/05:00

昨年業務の都合で何度も秋葉原まで自転車で通勤していたのでロードバイクで走ればスタート地点まで45~50分程度で到着できることは認識できていたので(ブリーフィングに間に合わずともスタート自体には遅刻せず到着できるはず。)そんなことを考えつつクランクをくるくる回す。
この時、自身が二ヶ月のブランク明けだということをすっかり失念してしまっていたのは正常性バイアスゆえか。

【実走行ログ:22/03/12】
それでもルート自体はひたすら平坦なのでそこそこ良いペースで進むことができて(これならスタート時刻前に到着余裕♪)とやや安堵しつつ進んでいたところ、田町駅前を通過した辺りで右シフター(RDシフトアップ)の反応が無くなった。電池切れかと思って左シフター(RDシフトダウン)を操作すると普通に動作する。左右シフター同時操作(FDアップ/ダウン)は無反応。よもやのアウターロー縛りでトップスピードも巡航速度もがくんと落ちことごとく信号に引っ掛かってしまい思いっきりペースダウン。

心で半べそをかきながら高ケイデンスでくるくる回しながら進んでいくと銀座辺りからスタート直後の集団とスライドし始めた。まだ暗い中ライトを煌々と照らした自転車の集団と何度もすれ違いつつ(わざわざ北海道から戻って来たのにどうしてこんなことに。。。)『Youは何しに東京へ?状態』で進む。結局秋葉原駅前到着はスタート時刻の6時を10分ほど回った頃合い。
主催の墨田Pさんとサポートのようさん、そして墨田Pさんのお知り合いという両国にあるバイクショップの店長さんの3人以外誰もいない秋葉原駅前広場に到着。
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どうにかこうにかスタート地点には到着

開口一番「すみません、今回DNSです!」
墨田P「え、なんで?」
とり「右シフターが死にました。シフトアップ出来ないんですよ。」
よう「でも200なら走っちゃうでしょ?」
とり「2ヶ月全く乗っていなかったのにアウターロー縛りで200とか考えたくも無いです。輪行袋持って来ていないんでのんびり自走で帰りますよ。ところで宿って当日キャンセル利きます?」
墨田P「ん~~~。訊いてみるけど、、、今夜マヤさん来るよ?『とりさん来る。』って伝えちゃった。」
とりなんですと!?なら認定関係なしに直接宿に行きます!ショップにこいつを預けてからになるから自転車じゃ間に合わないから電車か、場合によったらレンタカーを借りてでも行きます!!」

しばし後。
店長「電池切れってことは無いですかね?」
とり「FDもRDも満充電なんですよ、入れ替えても症状一緒だし。」
店長「シフターの方は?」
とり「ああ、考えたことなかった。」
店長「(スマホで情報検索)早いと一年半くらいで切れるみたい。」
とり「二年くらい経つからそれかも。でも電池交換はトルクス必要なんだよなあ。」
よう「ホントにトルクスだね。このサイズのトルクスは無いなあ。とりさん持ってる?」
とり「家に帰ればあるんですけどねえ。」
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ブラケットカバーを捲ると現れるトルクスねじ頭

わたしとようさんが会話をしている間もスマホであれこれ調べてくださっていた店長さん「あ、ブラケットの下側に電池入れるところがあるみたいですよ、ボタン電池の2032。」
とり「え?あ。ホントだ!これならコインで開けられるし2032なら予備持っているから交換してみます!!」
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ブラケットの電池収納部分
トップチューブバッグからCR2032電池を取り出し交換してみたら、果たしてRDは無事復活。

今回得た知見。
AXSのシフターは1年半~2年ほどで電池切れを起こす。
※もちろん使用頻度による。

よう「まだ6時25分だから失格にならないよね?」
墨田P「余裕でOK♪」
よう「それにしても大の大人が三人して高級バイクによってたかって悩んだ挙句、結局電池切れが原因だったって結構笑えるね。」
店長「このまま原因わからずにショップに持ち込んだら判明した時落ち込んだろうねえ。」
確かに。
墨田P「でも『三人寄れば文殊の知恵』って言うじゃない?実際三人で何とかなったし。」

ということでDNSは取り下げ、どうにかこうにか二ヶ月振りの実走ブルべに挑めることになったのだけれど、スタート前に腹ごしらえ。DNSするつもりでいたので墨田Pさんに朝マックを購入してもらっていたのであった。
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ソーセージエッグマフィンのセット de 朝食

そんなこんなで約40分遅れて秋葉原駅前をスタート。
【実走行ログ:22/03/12】

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朝の銀座中央通り

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平和島交差点
未明に走った道を引き返す形で北品川まで、そこからは東海道旧道を走って鈴ヶ森で再びR15に合流し、しばらく進んで大森警察署の交差点から産業道路へ。

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大師橋を渡る

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架け替え工事中の首都高横羽線大師橋

大師橋を渡ってすぐ産業道路を離れて川崎大師方面へ。境内東側を北上し、京急川崎大師駅前から方向転換。若宮八幡宮(金山神社)前を通過するので最初の寄り道としてお詣り。
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金山神社と言えば

川崎市内、R15の東側の市街地を抜け鶴見川の東岸でR15に復帰し横浜市内を進む。横浜市卸売市場本場前を通過。昨年は竹家食堂に立ち寄ったけれど今年は時間が無いのでスルー。そもそもスタート時点で朝食を腹にしたためてしまっているし。
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今回はスルー

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横浜市開港記念会館

横浜市中心部を抜け、坂道を登って港の見える丘公園へ。
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ガンダムを眺めて移動

根岸に下って天神橋からR357へ。
ふと気になってキュウシートを確認してみたらPCまでの距離を鑑みるとグロスで20を超え25KPH近くで走らないと間に合わなさそうだということが発覚。
内心かなり焦りつつ、信号待ちで猛烈にイライラしつつ。こういう区間に限って2分近く待たされる信号があったりするものである。

自宅から秋葉原に向かう時同様結構な勢いで必死にクランクを回してようやく見えたPCとなるコンビニ。駐車場に滑り込んで建物外壁に自転車を立てかけ、ヘルメットを外してマスクを装着して時計を見たらほぼそのタイミングで時計の針が9:38を指した。(クローズまであと2分、これなら間に合う!!)店内に入りドリンクのペットボトルを一本掴んでレジに向かう。
ひとりの先客がいた。おそらく近所住まいであろうその男性客の店内かごは結構な勢いで満杯で、しかもまだひと品かふた品くらいしかバーコード読み取りが終わっていない。レジ対応中の店員はひとり。(終わった。。。)そう思った刹那、バックヤードからホットスナックの補充に現れたもう一人の店員さんが苛立ちを隠しきれずに並んでいるわたしの姿に気が付き、隣のレジを開けてくれた。「お待ちのお客様こちらへどうぞ!」貴女が天使か!!!
かくしてクローズタイム丁度の9:29⇒39(ヒラマツカントクによる校正@22/03/19/23:22)でタイムスタンプされたレシートを入手することができてどうにかこうにか認定外完走の憂き目を見ることは免れた。

PC1(53.4km)ローソン金沢福浦二丁目店
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09:39着(Close:09:39)

次のPCまでの距離は約100kmあるのでペース配分さえ間違わなければのんびり流しても間に合うはず、、、と、相変わらず自身のブランクを顧みずに皮算用をしてリスタート。

金沢柴町交差点で信号待ちをしていたら頭上で小鳥のさえずりが聞こえたのでそちらに目をやるときれいに咲いた河津桜に数羽のメジロが止まって花をついばんでいた。
桜の枝に隠れてしまってなかなかはっきりとは写らなかったものの青空を背景に河津桜とメジロの色が目に鮮やかだった。
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もうちょっと倍率高いレンズが欲しいところ
とはいえブルべで持ち歩くには今のサイズが無理のないところではある。

少々悩んだけれど今回ブレーメンはスルー。
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愛して止まぬ追浜のトンネル群を抜ける

R16に合流したところで結構な渋滞に出くわした。(今日って横須賀で何かイベントあったかな?)そんなことを考えながら走っていたところ、しばらく進んだトンネルの先でその理由が判明。
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乗用車が一台ひっくり返っていた

事故現場通過後はすんなり。
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三笠公園に立ち寄りお約束の記念撮影をば

ふと思い立ち、コースアウトして中井パン店にも寄り道。
ここ何度か横須賀を通りかかってもお店の定休日である日曜日のことが多かったので結構長い間立ち寄れていなかったし。
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お久し振りの中井パン店

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ポテチパン、ちくわパン、ごぼうサラダ、チキンカツ
今回は荷物を携行するための簡易バッグを携行していたのでそちらに収納してリスタート。まん防やらなんやらの都合で場合によったら昼食で飲食店に立ち寄れない可能性もあったので緊急補給食の意味合いが強い。

Photo Chk.01(71.8km)破崎園地
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11:04頃着
残念ながら二か月前同様富士山は拝めず。

観音崎で寄り道二箇所。
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灯台下の素掘りトンネル

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S:1/10のゴジラの足跡

これまた二ヶ月振りの浦賀の渡し。
昨年参加の際は他の参加者もそこそこいて賑やかだったけれど今年はブルべ参加者が他におらず、寂しい反面これはこれで雰囲気ひとり占めな感じが嬉しい。
というか昨年と比較すると今回は皆さん結構ペース速い感じ。
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丁度対岸にいた渡し船を待ち構える

BRM312近畿200km秋葉原(表)走行記録・詳細02 へ




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2023May23Tue

【2021年の】支笏湖探訪【クリスマス】 

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20年振りくらいの山線鉄橋
相変わらず味わい深い佇まい


2021/12/25
まだまだ心身ともに余裕があった北海道に移動したての頃、昨年末の週末の記録。エルフィンロードを踏破した前日の出来事。

土日休めるので何かしようと思っていて、チコリンさんと遣り取りしていたら先方には土曜日先約があって自由になる時刻がいまひとつ読めないということだったのでお会いするのは日曜日に決定。という訳で土曜日が空くのでどうしたものかと軽く考え、支笏湖までドライブしてみることに。

当時は契約の都合で宿舎として利用していたアパート駐車場が利用出ず、北広島駅前のコインパーキングにレンタカーを駐車していたのでまずは駅に向かってエルフィンロードをてくてく。
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土曜の午前中はひと気が少なくて気持ち良い

R36を南下して千歳市経由で支笏湖方面に向かう。
出発が遅めだったので千歳市内通過がお昼時。どこかで昼食を、、、と思っていたところ、目に付いた一軒のおそば屋さん。三角屋根に大きく『幌加内そば』と書かれているお店にお邪魔。
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翡翠館 てんぐの蔵

青葉公園の北側、千歳川の三日月湖沿いの林東公園に隣接したお店なので公園の雪景色を眺められる窓際のカウンター席に座り、お店おススメの鴨せいろそばをいただく。
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雪景色を愛でつつそばをたぐる
美味しゅうございました。

食後に軽く散策を、と思ったものの生憎工事中で立ち入り禁止となっていた。
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残念ながら立ち入り禁止

支笏湖に向けてリスタート。
この時期はまだ雪が少なく、交通量が少なく走りやすかった道道を支笏湖に向かってのんびり走る。
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交通量が少なく快適
このくらいなら自転車でもどうにか走れそうな気がした。
※但し日中に限る。

そんなこんなで支笏湖温泉郷に到着。駐車場に車を入れ湖畔まで歩く。
実に約20年振りとなる支笏湖畔。
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支笏湖越しのホロホロ山

風がやや強めながらも非常に気持ちの良い青空が広がった日だったものの特にイベントがある訳でも無かったのでほとんどひと気が無く気分良く散策できた。
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相変わらず味わい深い佇まいの山線鉄橋

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観光遊覧船船着き場桟橋付近

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桟橋には飛沫氷

山線鉄橋の北側広場で散水しながら氷柱の製作をしていた。
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『氷柱』と軽くツイートしていたけれど、ひと月半後に再び訪れたらとんでもなくバカでかいものに育っていた。
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-氷涛2022-(2022/02/11訪問)

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千歳市のマンホール

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山線湖畔驛(山線資料館)

ひと通り散策を済ませ、折角車で来ているので対岸の丸駒温泉でのんびり湯に浸かって帰ることに。
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こちらも20年振りの丸駒温泉
水位によって湖水が流れ込む湖畔の露天風呂でしばしまったり。やたらと騒々しいがきんちょがいらして若干興ざめ気味になる時間帯はあったけれど、そいつらが居なくなってからは静謐な空気とぬるめの湯をじっくり堪能できた。

風呂上がりに旅館の湖畔側庭園を軽く散策。庭園散策と言っても庭自体は雪に覆われてしまっていて歩道部分のみ踏みつけ道があるだけ。
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風不死岳

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夏場は対岸の遊覧船乗り場からここまでボートでの送迎がある
20年前はバスで訪れたので送迎ボートを利用した。

日が傾いて来たので帰路に。
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ポロピナイ園地入り口付近から

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支笏湖越しに庭岳方面
遊覧船乗り場と丸駒温泉の中間地点付近。

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日没

徐々に薄暗くなって来た道を千歳に向かって引き返す。
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帰り道で見かけたエゾシカ

20年振りの支笏湖の冬景色をのんびり堪能できたいち日。



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